2020 5.6

膝伸展位で体幹を前屈して物を持ち上げる動作:物体の重量により生じる力と上半身の重量によって生じる力が加わり、椎間板内圧は上昇

座位で体幹前屈:腰椎でのトルク増加と腰筋の活動により椎間板内圧は上昇

緊張性迷路反射:背臥位では伸筋優位となり四肢の伸展が起こる

緊張性迷路反射 腹臥位:四肢が弛緩した状態

股関節屈曲位で立位をとると体幹の前傾に伴い、重心は前方偏位する。重心を後方へ戻すために,腰椎前彎で股関節伸展の代償をする

立位姿勢で腰椎前彎が強い場合:股関節の屈曲拘縮も考えられる。

椅子からの立ち上がり動作初期:重心の前方移動の為に股関節を屈曲しながら膝を伸展

成人の骨盤は約30度前傾

腰椎前彎は立位可能になってから徐々に増強。小児よりも成人で腰椎前彎が強い。

f:id:gazo-u2:20200506053246p:plain3は長趾伸筋 外返し 背屈

バーセルインデックス:平地歩行、車椅子とベッド間の移乗は自立15点

Wee-FIMは小児のADLを評価

FIM4点となるのは,介助者あり・最小介助(患者自身で75%以上)の場合。

『監視下で車椅子から便座に移乗』は監視下で5点

『口頭指示を受けて50m以上杖歩行をしている』は介助者なしの杖歩行で6点

『患側下肢を持ち上げてもらい階段昇降』『車椅子走行で角を曲がる時に押してもらう』は中等度介助で3点

バーセル・インデックス:10項目から成る

バーセル・インデックス:各項目2~3段階であり, 満点は1OO点である

項靱帯:外後頭隆起から第7頸椎棘突起の間

前縦靱帯は椎体前面を走行。よって脊柱の屈曲を制限しない。

指は中手指節間関節で内外転させられる。中手指節間関節90度屈曲位では指の内外転が制限される。これは側副靭帯の働き

前縦靱帯は椎間円板とは緩く結合。

後縦靱帯:椎間円板との結合は強固。

膝十字靱帯は関節内靱帯

関節包靱帯は関節包の線維と密に交錯

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黄色靭帯:多量の弾性線維を含み黄色を呈し、脊柱の屈伸の際に椎弓間の距離が変わっても緊張状態を保つ。

膝前十字靱帯は脛骨前顆間区に付着。

肩鎖関節の動きを制動する靱帯は肩鎖靱帯と烏口鎖骨靱帯(菱形靱帯と円錐靱帯)

末梢神経繊維を切断すると末梢側にワーラー(Waller)変性を生じる

神経線維は疲労しにくい。

弾性繊維の主要成分:靭帯のほか、血管や内臓などにも広く分布。

エラスチン:コラーゲンと同居することが多く、コラーゲンが強靭性、エラスチンが弾力性を与える。

神経線維の一部を刺激すると興奮は両方向に伝導する。

大腿筋膜張筋:上殿神経支配 L2~S1

手関節の掌屈 背屈の基本軸は橈骨 移動軸は第2中手骨

手関節の掌背屈の移動軸は,第2中手骨である

車いす採点5点:15m〜49m範囲内であれば車椅子で自立して移動。解説:車椅子移動は自立しているものの50m以内のため

車椅子採点4点:車椅子で50m以上の移動をしているが、敷居を越える時のみ介助が必要。解説:50m以上の移動を3/4以上自分で自立して可能であるため

車椅子採点2点:車椅子で15m〜49mを自分で移動できるが直進しかできず、方向転換と敷居を越える時に介助が必要。解説:15mの車椅子移動に1/2以上自分でできるため

股関節の屈曲拘縮があると。骨盤の前傾が強くなり、脊柱前彎を生じ、膝関節は屈曲位をとりやすくなる。

体の重心線は股関節軸後方,大転子を通る。

大殿筋が弱いと骨盤の後傾が強くなる

頭部の重心線は環椎後頭関節の前方を通る。

正常直立姿勢:上肢の重さを支えているのは主として棘上筋と僧帽筋上部線維

人が直立したとき,腸骨大腿靱帯は緊張

神経筋接合部には神経伝達物質としてアセチルコリンが含まれる。

興奮が起こる時のインパルスの大きさは刺激量と無関係に一定(全か無の法則)

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末梢線維を切断すると末梢側にワーラー(Waller)変性を生じる

末梢神経線維の温度が高いほど伝導速度は速い。

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ROM-EX注意点:軟部組織の微細損傷を防ぎながら防御的収縮と筋緊張亢進が起こらないように愛護的に動かす。

関節モビリゼーション:関節包内運動を評価し,凹凸の法則や治療面と治療方向を考慮する

円回内筋の伸張は、前腕回外、肘関節伸展位で行う。

両脚支持期は一歩行周期に2回ある。

歩行中、踵接地時の膝関節は完全伸展位である

歩行が速くなると:走行にならない限り、立脚相は遊脚相より長い

骨盤傾斜によって立脚側股関節は相対的に内転し遊脚側は外転する

歩行率は,一般に男性より女性で高い

左右方向で重心移動が最大となるのは立脚中期

歩行中、股関節内旋が最も強くなるのは同側立脚相の初期

足関節の背屈角度は立脚相後半に最大となる

単位時間内の歩数を歩行率,あるいはケイデンスという

重複歩:片側の踵が接地して、つぎに同側の踵がふたたび接地するまでの動作を 重複歩(stride)

脳圧亢進症状とは,頭痛 嘔吐 うっ血乳頭が3徴候

硬膜下血腫は,慢性の場合先行外傷が軽微な例が多い。受傷3週間~数か月経過後に頭痛などの頭蓋内圧亢進症状が生じる。中高年男性に多い

髄膜腫は成人に好発し,脳膜の細胞から発生すると考えられている良性腫瘍

神経鞘とは神経の近くに発生する良性の腫瘍。 比較的によく見られる。聴神経に多い

昇華防衛機制。実現不可能な目標や満たす事が出来ない欲求から、別の高度で社会に認められる目標に目を向け、その実現により自己実現を図ろうとする。

末梢神経の神経線維は伝導速度によってA,B,C線維と分類。A線維は速度の速い順にalpha,beta,gamma, deltaと分類

1℃の温度低下につき、1.5ないし2m/s程度の伝導速度の低下認める。ランビエ絞輪のナトリウムチャネルの開口時間が延長する結果、伝導時間が長くなるため

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↑手根中手関節は平面関節

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後縦靭帯は椎体の後面、脊柱管の前方に位置。

バーセル・インデックスは100点満点

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FIM6点の3例(国試より、3番4番は誤りであるという問い)

FIM4点:排泄の後始末で身体を軽く支えてもらう。

FIMは介助者の有無や介助量でレベル分けをする。4点となるのは,介助者あり・最小介助(患者自身で75%以上)の場合。

パーキンソン病の自律神経症:発汗異常 起立性低血圧 脂漏性皮膚 排尿障害

パーキンソン ヤール:5は寝たきり,ADL全介助

FIMの評価項目:セルフケア(6項目) 排泄コントロール(2項目) 移乗(3項目) 移動(2項目) コミュニケーション(2項目) 社会的認知(3項目)の合計18項目

FIM(Functional Indepen-dence Measure)は 能力低下評価法として開発された.

FIM監視とは:監視を要する場合、5点

FIM:順序尺度

健側の筋を強く動かすと、その影響が反対側に及ぶことを連合反応。連合反応にも同側性と対側性のものがあり、下肢の外転内転で起きる対側性連合反応をレイミステ反応(現象)と呼ぶ。

基本共同運動が十分に出現するブルンストロームステージⅢの状態に対しては,共同運動から分離した運動を促す。立位では最初にレイミステ現象で外転筋の収縮を促す。

片麻痺患者のポジショニング:股関節外転/外旋は防止。膝関節は過伸展を防ぐために、軽度屈曲位。

起き上がりポイント(片麻痺:1.股関節屈曲させ、下肢を下垂(カウンターウェイトの活性化)

2. on elbowへ移行する際、肩関節軽度外転位になるようにする

3.体幹機能が低下している場合、on elbowからon handへ移行する際は注視

インスリン薬売上:2017年の売り上げでSU剤81億円、速効型インスリン分泌促進薬103億円、対してDPP-4阻害薬1,873億円、SGLT2阻害薬493億円。

インスリン薬 流行:すい臓に直接作用する薬より、膵臓外作用で血糖値を下げる薬が主流。SU剤は起こしにくくなったとはいえ長期服用で効果がなくなる二次無効もある。

外側脊髄視床は、痛覚と温度覚に関与する伝導路である。

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T字杖介護保険における貸与の対象とはならない。

股関節伸展の参考可動域は15°、屈曲は125°。

股関節屈曲/伸展の基本軸体幹と平行線、移動軸は大腿骨。

ポリオ(急性灰白髄炎:脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生。

小児麻痺:子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こす。主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じる。

脊髄視床:脊髄から発している感覚伝導路。痛覚、温度覚、触覚、圧覚といった情報を視床に伝達。

脊髄視床路には、前脊髄視床路と外側脊髄視床路の2つがある。

前脊髄視床路は、触覚と圧覚に関与する伝導路。

痛覚経路:胸髄レベルでは脊髄腹側を走行する。

粗大感覚は痛覚と同じく脊髄視床路を通る。

筋力の経路皮質脊髄路。胸髄レベルでは腹側を通る。

起立性低血圧:起立によって静脈還流が減少し、低血圧を呈する。自律神経疾患、心疾患、血管障害などでみられる。

足浴効能:睡眠促進

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↑徐皮質硬直:大脳皮質と白質が障害されたときに生ずる硬直姿勢。上肢は肘、手首で屈曲、下肢は伸展し、足首は底屈した体位。

被殻出血:高血圧性脳出血の中で60%以上を占め、一番頻度の高いもの。

脳出血脳梗塞との違い脳出血は頭痛、嘔吐が先行することが多い。頭痛があり、崩れるように倒れ、手と足が動かない場合は脳出血の可能性が高くなる。

デローテーション膝装具ACL損傷に適応となる。

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超音波療法について

Fletcher-Hugh-Jones分類:I度;同年齢の健常者とほとんど同様の労作ができ,歩行,階段昇降も健常者なみにできる。II度;同年齢の健常者とほとんど同様の労作ができるが,坂,階段の昇降は健常者なみにはできない。III度;平地でさえ健常者なみには歩けないが,自分のペースでなら1マイル(1.6km)以上歩ける。IV度;休みながらでなければ50ヤード(約46m)も歩けない。V度;会話,衣服の着脱にも息切れを自覚する。息切れのため外出できない。

食事介助FIM:食物を集めたり、口に運ぶ・咀嚼や嚥下を手伝うならば、4点~1点になります。スプーンにのせる・嚥下時、口を閉じるなど

FIM:きざみ食や嚥下食など、食事形態の工夫をしている場合は、配膳する以前の事なので配慮なので6点。

血液中のリンが過剰になると、リンがカルシウムと結合して血管の壁に 沈着する「血管石灰化」が徐々に進む。石灰化により、血管は狭くなったり、硬くなる。血液の流れが悪くなるためシャントにも影響。

深部感覚障碍者のリハビリ:正常運動、動作を通じて感覚をフィードバックしていく。

深部感覚障碍者へのフィードバック:視覚を用いる。

深部感覚障碍者の上肢の運動(麻痺側):身体中枢、四肢近位部の安定性獲得を得る。

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意識されない深部感覚伝導路:受容器は筋紡錘 腱紡錘・・・これらからのⅠa線維が脊髄内に入ったあと、一部はα運動ニューロンに進み、単シナプス反射弓と結合する。

O(objective)とは客観的情報。<例> O)バイタルサイン(血圧:126/84・脈拍:78 回/分・呼吸数:16 回/分など),胸式呼吸,呼吸補助筋の活動亢進,6 分間歩行試験:240m, MRC 息切れスケール:Grade 3, F-H-J 分類:Ⅲ度 ,等

小脳性運動失調では、障害側に倒れやすい。よって、障害側の右側に突進現象が起こる。

左右失認は右と左の識別が出来ない障害であり、左頭頂葉の病変で生じる。

上腕部では足部と比べて収縮期血圧が低くなる

座位での測定はマンシェットを心臓の高さに合わせる

MS,NMOの患者は,長時間の入浴や炎天下の外出など,感冒や運動など体温上昇が起こる状態で,視力低下や筋力低下,疲労感,しびれなどの症状が発現/増悪することがあり,これがUhthoff(ウートフ)徴候

ウートフ徴候について:病態を一言で表すと脱髄による神経伝導速度の低下。健常者であっても体温が高くても低くても神経伝導速度は低下する。脱髄のある人は体温が上がるときの方が神経伝導速度が著明に低下するようだ。

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↑心房性期外収縮:心電図の特徴は、本来出るべき洞結節からのP波(洞調律P波)の位置よりも早く出現するP波があり、洞調律P波とは形が異なる。

QRS波が正常であることから、心室に刺激を伝導するプルキンエ線維に

異常がないことが読み取れる。

P-R間が延長しており、QRS波が脱落していることから、房室結節に異常があることが読み取れる。

FIM質問ーバルンカテーテルを使用している場合の排泄コントロールは? 答えー排尿管理の項目で点数を付け、バルーンカテーテルの管理の介助量で点数を付けます。自分で全部管理できれば6点、挿入は月に4回ほど介助してもらうが、蓄尿袋は自分で交換するは5点、すべて介助してもらっていれば1点。

FIM質問ー社会的交流の点数の付け方で7点になる方とはどんな方ですか?また、寝たきりの方はどうなりますか?:答え スタッフや他患、家族と適切に関わっている方が6点か7点。また、寝たきりの方で交流も行っていない場合、自ら社会的交流をしていなければ1点。

FIM質問ー昨日までは行えていたのに、本日だけ筋疲労でできなかった場合には、いつの時点を評価すべき? 答えー経過観察し、日常生活において日差による変動がみられるなら、低いほうの点数をつける。感冒などによりその日だけ問題であった場合には、その日のデータが重要でないのであれば無視。

質問

各項目に6点の基準となる「安全性配慮」とあるが、具体的にどういった事柄?5点の「準備」との違い

答え

例えば・・・転倒して怪我をする危険がある患者さんの場合
○危険があるため、監視(見守り)を受ける場合・・・5点(準備・見守り)
○危険はあるが、何らかの理由で介助者がついていない、本人自身が壁を利用したり、安全に行うための方法などを選んでいるような場合・・・「安全性の配慮」で6点
※5点では介助者がそばについて危険に配慮するが、6点では患者本人が危険に配慮する。

足関節底屈MMT:腹臥位で完全な底屈運動が出来るが抵抗に耐えられなければ段階2。 腹臥位で可動範囲の一部だけ動かすことが出来れば段階2−。

HbA1cは、おおよそ1ヶ月前の数値を表すといわれているため、日々の指標として適していない。

糖尿病のリハビリ運動強度:ボルグ指数11~13

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)HbA1cとは・・・ ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働き。

ロフストランド杖は手関節や手指への負担が大きい。

良性発作性頭位眩暈症リハ:めまいは頭位変換により、耳石が移動することで生じる。頸部回旋によって耳石を移動させるエプリー法で改善を図る他、めまいを誘発させて慣れさせるなど。

立脚後期には足関節と足趾の底屈運動により安定性を向上させる必要がある。装具の中足指節関節部から遠位を切除することで底屈運動が可能となり、安定性向上。

ジャンパー膝:障害部位辺りに超音波照射する。ジャンパー膝は膝蓋骨下端に疼痛を示し、膝蓋靱帯炎や大腿四頭筋腱炎を呈する。超音波は膝蓋骨下端に照射する。

極超短波:ペースメーカーやプレート等、金属挿入部位への極超短波は、金属を温めてしまうため、禁忌。

突発性側彎症:非対称的運動は側弯凹側の筋の伸張が目的。

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足根管症候群:足関節内果後方の足根管で脛骨神経が絞扼される。足底・足趾の放散痛や感覚障害を呈する。

舌下神経は運動神経成分のみを含み、舌の運動に関与

口唇閉鎖に関わるのは、顔面神経

下顎の運動を行うのは、三叉神経

CPM:Continuous Passive Motion 持続的他動運動装置

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モノフィラメント:細い棒の先端に硬めの糸が垂らされているもので、触覚検査の際に糸を皮膚に触れるよう垂らして用いる。

後方重心のリハビリ一例:低い台に片脚をのせるステップ練習では、支持脚の股関節伸展を促し、重心位置を改善させる。

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失行:左半球(優位半球)の障害でみられる。

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PTB免荷装具。下腿および足部の免荷を目的に、下腿や足部の骨折で用いられる。

位置覚の経路は脊髄の後索を通り、延髄を交差して視床に至る。

背側の血管に異常があれば位置覚に障害を生じる。

腹側の血管に閉塞が認められる場合、位置覚は障害されない。

痛覚の経路:胸髄レベルでは脊髄腹側を走行する

超音波療法の禁忌:発育期の骨端線周囲への照射

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後十字靱帯は脛骨の後方への滑りを防ぐ作用

上前腸骨棘と坐骨結節を結ぶ線(ローザー・ネラトン線)

左右の腸骨稜を結んだ線は第4・第5腰椎間に一致

女性の仙骨は幅広く短い。

大転子は股関節45°屈曲位でローザーネラトン線上に触れる。

スカルパ三角は鼠径靱帯 縫工筋 長内転筋外縁 からなる。

速効型インスリン分泌促進薬グルファスト、スターシス 等

ボルタレン:炎症や痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンの量を減らす

症候性神経痛は、神経痛の中でも原因がはっきりしているのが大きな特徴。

症候性神経痛の原因:外傷や圧迫、炎症や感染、中毒などによって起こる。

日常的に言われている神経痛は、この神経痛である場合がほとんど。

上腕二頭筋働きやすい姿勢:前腕が回外しているときに肘関節の屈曲の主働筋。肘関節が屈曲している時は前腕の回外動作で力を発揮。

上腕二頭筋が働きにくい時:前腕が回内すると橈骨が回転し停止部がずれるので、屈曲力は弱まる。

上腕二頭筋はローテーターカフと共に上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に適合させ、肩の前方の安定性にも貢献。

関節リウマチにおいて,炎症性サイトカインの重要性は明らか。リウマチにおける単球・マクロファージの役割は,これらサイトカイン産生や,破骨細胞への分化細胞の意義が強い。

マクロファージは白血球の1種。生体内をアメーバ様運動する食細胞。

マクロファージの働き:死んだ細胞や、体内に生じた変性物質や侵入した細菌を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。

マクロファージが活発なのは:外傷や炎症の際に活発

心房細動は、心臓の心拍数やリズムが一定でない不整脈の状態。心房細動中は血液がスムーズに流れず、血栓ができやすい状態。

遂行機能前頭葉、特に前頭前野背外側部(前頭連合野)が中心的な役割を果たす。

遂行機能:目標設定 計画立案 計画実行 効率的に行う

知的とは:一見凡庸であるが理性的に物事を捉えることができ、その中に優しさがある。大人の厳しさとやさしさ。

感音難聴は、音を感じるための機能が落ちている。内耳(内耳にある聴神経)から脳に至るまでの問題。

脳性麻痺 多い:アテトーゼ型 痙直型

脳性麻痺はアテトーゼ型、痙直型、固縮型、失調型、混合型に分類

側臥位褥瘡好発部位:耳介 肩峰突起部 肋骨部 腸骨稜部 大転子部 膝関節顆部 踵骨部 内果部 外果部 

感音難聴は、内耳に原因があることがわかっている。

内耳と聴神経はつながっていて、一緒に機能するため、内耳の問題と聴神経の問題を合わせて、ひとつの問題として考えられる。

脳性麻痺アテトーゼ型:大脳の運動神経系、錐体外路大脳基底核が損傷されたケースで不随意運動を特徴とする。

脳性麻痺アテトーゼ型特徴1:不随意運動がある。姿勢保持や運動コントロールが困難。

特徴2 - 純粋のタイプでは 腱反射の亢進やバビンスキー反射など錐体路系の障害による病的反射は出現しない。原始反射・姿勢反射の消失異常あり。

特徴3 - 一般的に関節拘縮は起こらない。筋緊張亢進から痙直型と同じような拘縮が起る場合も。

特徴4 - 顔面不随意運動による言語障害著明。発語、発声の運動障害・筋緊張の動揺による運動の不安定性・協調性の困難さあり。

特徴5:咀嚼、嚥下障害及び流涎(りゅうぜん/よだれをながす)が出現する。

特徴6 - アテトーゼ型は痙直型に比べ、知的発達の遅れは少ない。  

特徴7 - 感音性難聴を合併することもある。

記憶:情報を受け取った海馬は、前頭葉にその情報について調べてもらう。前頭葉はその情報が側頭葉に記録されているかを調査し、その情報が記録されていないとなると、側頭葉に対して情報を保存しておく指示を出す。

海馬:海馬自体でも情報を保持できるが、短時間しかとどめておくことができない。

海馬と前頭葉の連携によって海馬よりも長く大容量の情報を保存できる側頭葉に情報の記録を移す。

  • 一部上場条件:株主数2200人以上。流通株式数2万単位以上。時価総額250億円以上。最近2年間の利益の額の総額が5億円以上。最近2年間の有価証券報告書等に「虚偽記載」ないなどの経営上の虚偽がないこと。
  • 二部上場:株主数800人以上。流通株式数4000単位以上。時価総額20億円以上。3年以上継続的に事業を継続していること。

アドソンテストは橈骨動脈を触診しながら首の動きでの前斜角筋と中斜角筋の緊張が鎖骨下動脈や腕神経叢を圧迫するかをみるテスト。

アドソンテスト留意点:橈骨動脈の脈拍の左右差に注意する。確か、大動脈弓からの分岐が右鎖骨下動脈の方が心臓から早い(近い)ために右鎖骨下動脈の方がホンのわずかに脈圧が強く、左鎖骨下動脈が極わずかに弱いと習った。右鎖骨下動脈←腕頭動脈←【大動脈弓】→左鎖骨下動脈(少し弱い)

「歩幅」歩幅の目安は、身長-100cm。身長175cmの人であれば、75cmが正しい歩幅

「歩隔」左右の足の間隔。8cm~10cmが正しい歩隔。

「歩行角度(足向角)」平均値は8度。

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抗血小板薬血栓の生成を防止する。血液をサラサラにする。血流の速い環境下では、血小板が活性化しやすい(血小板血栓)という有名な現象が知られる。動脈硬化を発症し、血管が傷つくと、血小板血栓ができる。血液凝固を抑える薬。

コアグラ:凝固血塊

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↑痙性対麻痺歩行

スワッシュ(S.W.A.S.H)装具は、脳性麻痺に生じる筋緊張(股関節内転等)による歩行障害、座位バランス維持困難等に対して、可変する外転角が子供たちの動作を妨げることなく、補助を行う股関節装具。鋏み足歩行軽度に適応。

介護保険で訪問リハビリテーションを利用する場合は、主治医に訪問リハビリテーションを利用したい旨を伝え、訪問リハビリテーションの指示書を3ヵ月に1回、主治医より発行してもらう。

医療保険で訪問リハビリを利用する場合には、1ヵ月に1回の発行が必要。その際、ケアマネジャーに相談し、ケアマネジャーから主治医に依頼してもらう方法もある。次に、理学療法士等がリハビリテーション実施計画書を作成し、このリハビリテーション実施計画書に基づき理学療法士等からリハビリテーションを受けます。

訪問リハビリテーションの対象者は、要介護1以上の方で、主治医が以下のような場合で訪問リハビリテーションの必要性を認めた場合

要支援の方は、「介護予防訪問リハビリテーションのサービスが受けられる。

最大心拍数:最大心拍数=220-年齢、という推定式がある。 30歳なら190、50歳なら170、60歳なら160と最大心拍数は推定。 また1年に1拍ずつ最大心拍数は低下するということも示す。 最大心拍数=208-0.7×年齢、という推定式もある。

ヒトは不安と向き合うと成長する。

皮膚がピリピリ、チクチク痛みを感じる場合、帯状疱疹の可能性がある。帯状疱疹は、子どもの頃にかかることも多い水ぼうそうの原因となるヘルペスウイルス」によって起こる。一般的には、「抗ウイルス薬」による治療が行われるが、市販されていない。

刺激伝導系:洞房結節(洞結節)、房室結節、ヒス束、左右の脚、プルキンエ繊維があり、この順で刺激伝導系をなす。

心臓の拍動を司る興奮の電気の流れ道を心臓の刺激伝導系と呼ぶ。

心臓のリズムを作り出すところ、これが洞結節といわれる部分。興奮刺激伝導系を電線に例えると、洞結節はそのもとにあるスイッチといえる。

洞結節は、1分間60~80回の電気的興奮を繰り返す。

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伸展、回旋パターンの特徴は、頸部、体幹を伸展しながら、骨盤帯の回旋から始まり、上部体幹から頸部へ回旋運動が伝わります。お腹を前方へ突き出す様に寝返りを行う。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。とくに伸張反射は、抗重力筋に著明で、動物の姿勢保持に重要な役割を演じている。

屈曲反射:もうひとつの有名な脊髄反射の例は、痛みの刺激から手や足を引っ込める屈曲反射である。この反射は、刺激の種類から見れば痛み刺激反射であり、効果から見れば逃避反射である。引き起こされる身体反応は、刺激を受けた手足にとどまらず、逆の手や足など広範囲に及び、全体として合理的な反応になっている。反応の及ぶ範囲は、痛み刺激が強いほど広い。

Ia線維とα運動ニューロンからなる伸張反射弓。脊髄後根から入ったIa線維は、脊髄前角のα運動ニューロンに興奮性のシナプス結合をする。Ia抑制ニューロンとレンショー細胞はともに抑制性ニューロンであり、伸張反射を修飾する働きをもつ。

筋紡錘による伸張反射と、中枢:脳と脊髄が中枢神経。筋紡錘の機能というのは脊髄反射なので、脳の判断を待たずに発動。脳地図は無関係と考えて良い。

股関節が伸展位という事は、IC時は教科書でいうと大殿筋が働くとなっている。大殿筋を働かせるという事は、IC時に床反力が股関節の前方を通れば働くという事。

高圧の方が、酸素の溶解度は圧力に比例して高くなる。高気圧のほうが酸素を多く取り込める。ヘンリーの法則

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高い気圧環境の中で酸素を吸入すると、通常の大気圧下での呼吸で得られる酸素量に対して、10~20倍にまで酸素を体内に取り込む事ができます。

肩関節の関節可動域訓練により麻痺側肩の疼痛は減弱した(Ⅰbエビデンス有)。

肩手症候群の予防として受動的関節可動域訓練は効果がある2)(Ⅱaエビデンス有)。CPMを用いた検討では肩関節安定化に対して効果があったとの報告がある(Ⅰbエビデンス有)。

NSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)の内服は、麻痺側肩の疼痛を減弱させるので、勧められる(グレードBエビデンス)。

馬尾:これは脊髄が脊椎の末端である尾椎まで伸びずに、それよりずっと高い位置(第2腰椎)で終わっているためである。このため下位の腰髄や仙髄から出ている神経は、脊柱管の中で馬の尾のように長く伸びている。 このため、この部分は、ラテン語の「馬の尾」という意味の cauda equina (馬尾神経)と呼ばれる。

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解離性大動脈瘤(大動脈解離):内膜に亀裂ができ、内膜と中膜との間に血液が入り込み、2枚の膜の間が剥がされ、剥がされた部分に血液が入り込み、どんどん解離(裂け目)が広がっていくタイプ。血管が裂けるため、発症時にかなり強い痛みがある。

前脛骨筋は足関節の背屈、内反、足底のアーチ維持を行う。起始:骨間膜および下腿筋膜から起こる 停止:内側楔状骨と第1中足骨の足底面で停止する。深腓骨神経支配。

帯状疱疹水ぼうそうのウィルスと同じ、水痘・帯状疱疹ウィルスが再び活性化することにより起こる。通常は生涯に一度しかかからず、日本では6~7人に1人がかかるものと推定。初めての感染で水ぼうそうを発症した後、帯状疱疹ウィルスは知覚神経に沿って、顔面の三叉神経や、脊髄の神経、坐骨神経などの神経細胞に残る。

帯状疱疹好発部位:肋間神経領域 三叉神経領域

帯状疱疹が生じるきっかけ:体の免疫能の低下をきっかけにして、潜伏していた帯状疱疹ウィルスが活性化する。きっかけとしては、加齢、疲労、ストレス、悪性腫瘍、重症な感染症放射線や紫外線への曝露、免疫抑制剤抗がん剤を使用した場合などがあげられる。活性化した帯状疱疹ウィルスは神経を伝わって皮膚へ出てきて、皮膚でウィルス粒子が増殖し、水疱を発生。

グー筋トレ:手をグーにして、鍛えたい場所に触れる。グーは少し強めに握る。等尺性収縮のような感じでジワジワと効いてくる。低負荷の筋トレ。

メマリー:細胞内への過剰なカルシウムイオンの流入を抑制し、神経細胞傷害や記憶・学習障害を抑制。通常、中等度および高度アルツハイマー認知症における認知症症状の進行抑制に用いる。腎機能障害がある患者への使用は慎重に行う。

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー。あわせて股関節内転筋訓練を行えば、骨盤底筋群を通して腹横筋をさらに鍛える事が出来る。

北原照久北原照久氏は叶えたい夢をすべて叶えている。本人がそれを皆にうまく伝えたくて考えた結果、でた答えが「自分は運がいいと心から思っていた事」。

鋭的剥離:メスやハサミで組織を切って剥離するのを鋭的剥離。

鈍的剥離:指にガーゼを巻いて分けていったり、ハサミの刃の方を使わず、ハサミを閉じたまま隙間に差し込んで、広げることによって剥離すること。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋

手関節背屈 貢献:総指伸筋 長橈側手根伸筋 短橈側手根伸筋 尺側手根伸筋

ブロードマンの脳地図3、1、2:中心後回または一次体性感覚野 (この三つの領域は慣習的に 3, 1, 2 の順で一まとめで呼ばれる。理由は三つが近いこと、そして前方からこの順番で並んでいるため)

一次体性感覚野:体性感覚(皮膚感覚 深部感覚 内臓感覚)の入力を受け取る部位

視索前野や前視床下部視索前野の局所を冷却すると熱産生が惹起。加温すると皮膚血管の拡張(熱放散の促進)が起こる。体温調節中枢である。

片麻痺の端座位では,殿筋や下部体幹の低筋緊が背景にあり,骨盤後傾位で非対称性の姿勢を呈しやすい。この構えから体幹前傾してもらうと骨盤後傾が残存し,下肢は支持機能へ移行し難くい。これでは活動時(立ち上がり等)にアライメントが崩れ運動連鎖障害を引き起こす。筋緊張を整えるためには,活動を通して低緊張を改善させ機能できるようする。↓低緊張を原因として骨盤後傾位。体幹前傾しても圧中心点は足底に移っていない。立ち上がろうとすれば、後方重心+健側頼りとなる。後方へ尻もちをつくか、健側で支えきれずに健側方向へ倒れるだろう。↓

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アリピプラゾールによる遅発性ジストニア:現在、統合失調症双極性障害薬物療法錐体外路症状の発現の少ない第二世代の抗精神病薬が主流となっている。本症例では、双極Ⅱ型障害患者に対してAripiprazole(APZ)を投与したこところ遅発性ジストニアを認めた。遅発性ジスキネジアという。向精神薬の服用によって起こることが知られていたが、安定剤や入眠導入剤の長期服用でも起こる。症状は不随意運動で、顔を含む体のどこにでも起こる。自分の意思とは関係なく顔をくしゃくしゃにしたり、舌を突き出したり、四肢を動かす。

股関節外旋筋強い順:大腿方形筋 内閉鎖筋 梨状筋 外閉鎖筋

アルブミン:タンパク質には、水をひきつける力がある。

膠質:タンパク質のこと

膠質浸透圧:タンパク質によって生じた浸透圧

実際の膠質浸透圧を生じさせているのは:血清アルブミン

肩手症候群:肩と手の疼痛性運動制限と手の腫脹(発赤を伴う)・痛み を主徴とする反射性交感神経性ジストロフィーの一種。原因の明らかでない特発性もあるが、臨床的にみられる本症候群の多くは、片麻庫、心疾患、頚部脊椎症、上肢の外傷などに続発。

馬尾型  脊柱管の中心部分が圧迫される場合。両側の下肢のしびれ感、痛み、冷感などの異常感覚、排尿障害(膀胱直腸障害)が起こる。

神経根型 馬尾神経から分岐した後の神経根が圧迫される場合。臀部から下肢にかけての痛みが起きる。多くは片側に症状が起きる。

すべり症について:脊柱管狭窄症の原因には、靭帯厚肥や骨棘形成など様々。すべり症もそのうちの一つ。

すべり症による脊柱管狭窄症は馬尾型と神経根型の混合タイプが多く 重篤化する傾向。

寝返りー起き上がり:体軸内回旋 上部体幹(前鋸筋) 下部体幹(腹斜筋 対側股関節内転筋) 頸部屈筋 腹筋 足底を全足底接地させ、支持基底面を広くして端坐位姿勢を安定させる。

起き上がり、端坐位姿勢のときに足底が浮いていると:支持面は坐骨と大腿後面となり、体幹は前後に揺れやすくなる。背筋、股関節伸筋の筋緊張が高まる。カウンターアクティビティでバランスをとろうとする。

骨盤底筋と腹横筋はインナーユニットを形成する筋。股関節内転筋群の収縮を促通することにより骨盤底筋を介して腹横筋の活動も高まると考えられる。

大腿骨転子部骨折の分類は,Evans分類のほかにEvans分類を改変したJensen分類や,さらにこれを改変した分類も作成されている。また,AO分類が用いられることもある。しかし,いずれの分類を用いても,検者間での分類判定の一致率は低い。安定型と不安定型に分ける場合,検者間の判定の一致率は比較的高くなる。

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局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こる。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。

ジストニア原因ジストニア線条体(特に被殻)に連動する基底核回路・・・また、それらを含めた運動ループの機能的異常によって生じる神経ネットワーク病と考えられているが、その病態生理については未解明な部分が多い。

RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)RSDとは、神経因性疼痛(神経系の障害等)の代表的なもの。この病気は他質的所見に乏しいため、周囲に理解されにくく、また、医師にも誤診されやすい。しかし、RSDは認定されれば第7級、第9級、第12級の後遺障害等級に該当する可能性がある。

反射性交感神経性ジストロフィーの症状:激しく焼けるような痛み。患部の腫れ。軽い接触にでも過敏な反応。皮膚の変化(蒼白や乾燥など)。骨の萎縮。発汗の異常。

全人工股関節置換術(Total Hip Arthroplasty:THA) 変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死、骨折などにより変形した関節を、金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工股関節に入れ替えること。

全人工股関節置換術:疾患により短縮した下肢を1-2cm程度長くすることが可能。

腹横筋は、深部(中心部)に位置し脊椎分節を安定させるローカル筋システムに分類される。

腹横筋後方では胸腰筋膜に、前方では腹部筋膜に停止し、その筋膜を介して腰椎骨盤の安定性に寄与。

胸腰筋膜の中層の線維は腰椎横突起に収束し、椎骨の動きは筋膜の長さの変化に関係し、筋・筋膜移行部を外側方向に引く(緊張増加)ことで前額面上の運動をコントロールする。

胸腰筋膜の緊張には腹横筋の収縮が関与する。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー

背側抗重力筋僧帽筋 頭板状筋 半棘筋 頸長筋 脊柱起立筋 大殿筋 ハムストリングス 下腿三頭筋 後脛骨筋

腹側抗重力:胸鎖乳突筋 腹横筋 腸腰筋 大腿四頭筋 前脛骨筋

肩関節水平伸展(水平外転)貢献:広背筋 三角筋後部 大円筋

肩関節伸展 貢献度:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋長頭

立脚中期=ミッドスタンス この時期の片脚立位時に中殿筋が働き、骨盤を水平に保つ。中殿筋が疲労すると、左右方向の動揺が大きくなる。ミッドスタンスは、対側爪先離地~対側下腿下垂位。

腰椎椎弓切除術:昔は椎弓という脊髄神経の後方の骨を全部取っていたが、近年は部分椎弓切除術という椎弓の一部を削る手術が主流。

病院により手術用顕微鏡を用いることで片側の椎弓を削るのみの手術(片側部分椎弓切除術)で神経の圧迫を取り除く手術を中心に行っており、手術後の痛みや骨の変形などを考慮する手術を行っている。

以下椎弓切除術手術の方法。1. 手術は全身麻酔あるいは腰椎麻酔。2. 麻酔導入後、うつ伏せになる。3. 背中に約3~4cmほどの皮膚切開を加える。4. 骨についている筋肉を剥がし、腰椎の背面(椎弓)を露出。5. 椎弓の一部を手術用ドリルで削る。6. 神経の後面にある靱帯(黄色靱帯)を切開し、神経を確認。7. 神経を圧迫している靱帯、骨を摘出。8. 神経への圧迫がとれたのを確認して、皮膚を閉じ手術を終了。

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↑外側側副靭帯に対するテーピング

COPD患者:息が吐き出しにくくなっている。1秒量(FEV1)を努力肺活量(FVC)で割った1秒率(FEV1%)の値が70%未満のとき、COPDと診断される。

COPD肺気腫 慢性気管支炎 びまん性汎細気管支炎の3つの病気をまとめて慢性(Chronic)閉塞性(Obstructive)肺(Pulm onary)疾患(Disease)と呼び、その英語の頭文字がCOPD

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腹横筋の筋収縮の高まりが背中と腰を覆っている胸腰筋膜の張力を高め、腰椎の安定性を高める。

胸水とは、肺を包む2層の胸膜の間に液体が過剰に貯まった状態。正常でも少量の液体があり、胸膜の動きをなめらかにして、呼吸運動を助ける。大量に胸水が貯まると、肺が広がったりしぼんだりしにくくなり、息苦しさなどを起こす。症状をやわらげるため、胸水を抜きとる処置が行われることもある。

体軸内回旋:寝返りを始め、歩行や立ち上がり等、スパイラル(螺旋)な動きに重要な要素。体軸内回旋については、元来生得的なもの。体軸内回旋においては、一般的に胸郭と骨盤帯で分けて考えることが多い。少し掘り下げれば「胸郭」も上下に分けた方が良い。ポイントは前鋸筋(肋骨と肩甲骨を結ぶ)や腹斜筋(下位肋骨と骨盤を結ぶ)。腹斜筋は体幹の回旋筋であるが、付着は下部の肋骨と骨盤を結ぶ。腹斜筋は上部の肋骨に付着はない。従って腹斜筋だけで体軸内回旋を行うのは無理。上部体幹を回旋させる筋といえば前鋸筋。前鋸筋は肩甲骨と肋骨を結ぶ筋。従って体軸内回旋を上手く行う条件としては肩甲骨のコントロールが必要。上肢帯にまで幅を広げてもよい。

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前腕回外上腕二頭筋 回外筋 長母指外転筋 長母指伸筋

長趾屈筋:第2~5趾DIP関節の屈曲。 脛骨後面から起始し、第2~5趾の末節骨で停止する。脛骨神経支配。

アブストラル:癌疼痛薬 舌下錠がある 麻薬

イクスタンジ前立腺癌 薬

AO分類:大腿骨頸部骨折 転子部骨折の両方に使われる。

人工股関節置換術:前方侵入の場合、股関節伸展・内転・外旋が脱臼肢位となる。

大腿骨頭と臼蓋の部分を置換する全人工股関節置換術

臼蓋はそのままで大腿骨頭の方を置換する人工骨頭置換術

レビー小体型認知症の中核症状としてパーキンソニズムがあり、筋強剛が認められることがある。初期段階では中脳の黒質にレボドパ(L-ドパ)が効果がある。L-ドパは動物、植物の体内で生成される化学物質。

ブロードマンの脳地図:第4野は中心前回、一時運動野

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胸半棘筋は、半棘筋のうち、頭半棘筋と頸半棘筋、胸半棘筋の3部に分けられたものの一方。第7~12胸椎横突起を起始とし、斜側上方に向かって走り、第6頸椎~第4胸椎棘突起に付着。頭部および脊柱の伸展、同側側屈、反対側への回旋を行う。

頸部屈筋 貢献:斜角筋群 舌骨下筋群 椎前筋群

頸部伸筋 貢献:板状筋群 半棘筋 脊柱起立筋 後頭下筋群

錐体外路症状錐体外路症状は運動過少と運動過多の2種類に大別される。

錐体外路症状の運動過少とは、筋強剛、無動など。

錐体外路症状の運動過多とは、振戦、舞踏運動、片側バリズム、アテトーゼ、ジストニアなど。不随意運動として扱われる。

背側抗重力筋僧帽筋 頭板状筋 頸長筋 半棘筋 脊柱起立筋 大殿筋 ハムストリングス 下腿三頭筋 後脛骨筋

腹側抗重力筋:胸鎖乳突筋 腹横筋 腸腰筋 大腿四頭筋 前脛骨筋

大脳基底核線条体 淡蒼球 視床下核 黒質

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ワーキングメモリ:短期記憶を用いた情報処理能力。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋 の3つ

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

本態性振戦について、本態性とは原因不明ということを意味する。小脳、視床、脳幹などの脳の特定エリア間の伝達異常によって生じる。遺伝で生じるケースもある。振戦の家族歴がない人が発症することもある。40歳以上の年齢層では、16人に1人くらいの人がかかる。

偽関節とは骨折部の骨癒合プロセスが完全に停止したもの。骨折の重篤な後遺症のひとつ。 骨折部不安定、血行不良、骨癒合の始めに形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患により発生。 偽関節では骨折端の間が結合組織で埋められ、異常可動性を認める。

ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、仙骨および尾骨と呼ばれる。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー

ミッドスタンス:対側爪先離地から対側下腿下垂位まで。

ターミナルスタンス:対側下腿下垂位から対側イニシャルコンタクトまで。

クエチアピン:脳内の種々の受容体(ドパミンセロトニンなど)に作用し、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善。通常、統合失調症の治療に用いられる。

ローディングレスポンスでは、床反力が膝関節の後方を通る。そうなると、膝関節へ屈曲方向の力が働く。膝関節が勢いよく屈曲し過ぎないように、大腿四頭筋(中間広筋>外側広筋>内側広筋>大腿直筋)が遠心性収縮する。ローディングレスポンスでは、膝関節に加え 距腿関節と距骨下関節(回内する事で衝撃吸収)の衝撃吸収メカニズムが必要。

距腿関節:距骨(距骨滑車)と脛骨、腓骨(天蓋)との間にできる滑膜性関節。蝶番関節に分類され、主に背屈と底屈の運動を行う。

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局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こる。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。

就職氷河期に該当する世代は一般的に1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年)や1984年(昭和59年)までに生まれた1990年代半ばから00年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える世代のことだとされる。

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肩甲下筋:肩関節内旋/水平屈曲に働く。因みに水平屈曲に強く働くのは、三角筋前部 大胸筋 上腕二頭筋

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振戦とは反復性のあるリズミカルな運動であり、身体の全体またはその一部がある平面をめぐって描く不随意な規則的なリズムの運動と定義されている。臨床所見による分類であり原因や機序に関しては問われていない。律動性の不随意運動として振戦とミオクローヌスは区別が難しいこともあるが運動の方向が一定していれば振戦、一定していなければミオクローヌスである。

「筋緊張の状態」による3つの分類

【痙直型】手足が硬直し、突っ張った状態 や、筋肉に力が入りすぎて動か しにくい状態。

【アテトーゼ型】 運動はできるが動きが不随意的 (自分でコントロールができな い)で、止めることができない。

【その他】 強剛型,失調型,混合型,低緊 張型,振戦型,

寝返り動作のパターンは、ある普遍的特性が存在する。それは、「身体をひねること」それを専門用語で「体軸内回旋」と表現。1つの例として、まず肩甲帯(けんこうたい)の回旋運動が起こり、その後、骨盤帯の回旋運動が起こり、寝返りが完成。皆さんも、寝返るときにきっと体軸内回旋を行っている。

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ファンクショナルリーチテスト:カットオフ値として、 1)41〜69歳=33〜40cm、70〜87歳=25〜33cm 2)25cm未満では歩行非自立群が多い。15cm未満で転倒の可能性が増大 ④ 後方歩行 後方歩行の能力は高齢者で著しく低下。高齢転倒者は歩行速度が0.6m/秒以下。

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床に横になった体勢から体をおこして、左にねじったときの筋肉の収縮を見る。まずは腹直筋が収縮して上体を屈曲させる。続いて右の外腹斜筋と左の内腹斜筋が収縮。このとき、パートナーに足を押さえてもらうと、力が集中するのは左足になるはず。これは、右の外腹斜筋が左足の内転筋と同時に作用していることを示す。

右足で片足立ちをしたとき、右側の股関節を安定させるために大殿筋と内転筋が同時に収縮。このとき大殿筋とともに、左側の広背筋が働いてバランスを取る。

腹横筋:側腹筋は外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋に分けられ、それらの腱膜は1つの機能単位を構成して体幹の運動に関与している。特にインナーユニットの一つである腹横筋は体幹の安定性に重要といわれている。

 

腹横筋の収縮を促すために,Abdminal Drawing-in(腹部引き込み運動)やPelvic tilt(骨盤後傾運動)などの運動療法が実施されることが多い。しかし,これら運動療法で収縮を促すことが難しい症例に対して,仰臥位での股関節内転運動を実施すると体幹の安定性が向上した。

 

股関節の内転運動に関する先行研究では,股関節の運動(内転・外転・外旋)が骨盤底筋の収縮を活発にするという報告(小林ら2008) がある。また解剖学的な連結として,大内転筋が坐骨結節や内閉鎖筋を介して骨盤底筋と連結される(Thomas W. Myers 2009)。骨盤底筋と腹横筋はインナーユニットを形成する筋であり,内転筋群の収縮を促通することにより骨盤底筋を介して腹横筋の活動も高まると考えられる。

 

CHS侵襲組織:大腿筋膜張筋(切開)外側広筋(剥離)股関節内転制限/膝関節屈曲制限が生じやすい。

γ-Nail侵襲組織:大腿筋膜張筋(切開)外側広筋(切開)中殿筋/小殿筋(剥離)

フォアフットロッカー膝関節伸展位での足底屈:フォアフットロッカーは、中足指節関節(MP関節)を回転軸として重心を前下方へ移動させる。この機能で、前方への推進力が生まれる。このとき、重要な筋は下腿三頭筋で、遠心性収縮を行い最大筋力の80%働く。加速を生み出すために、下腿三頭筋の収縮により、地面を蹴る!とイメージされている方もいるが、実はそうではなく「膝関節の伸展したまま底屈を保持」することで、重心の前下方へ緩やかに移動し、前方への加速が生まれる。

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脊椎の骨(椎骨)は、椎間板と2つの椎間関節3点で連結している。

椎間板は前方荷重を支える

椎間関節は後方荷重を支える

椎骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成され、隣接する上下の椎骨の左右の連結部すべてに椎間関節がある。椎間関節は緩く靭帯で繋がっていて、脊椎の動きをスムーズにしている。

肩関節屈曲三角筋前部 大胸筋上部 上腕二頭筋 前鋸筋

肩水平屈曲:大胸筋 三角筋前部 上腕二頭筋

肩内転:広背筋 大胸筋下部 大円筋 上腕三頭筋長頭

足趾屈曲 貢献筋:長母趾屈筋 長趾屈筋 短母趾屈筋 短趾屈筋

アンクルロッカー:踵接地から足底接地にかけては膝関節は屈曲位となっているが、前方への推進力を生み出すためには膝関節が伸展していく必要がある。この時の膝関節伸展は、股関節と足関節の協調した働きによって起こる。

Ankle Rocker の初期:下腿三頭筋など底屈筋群の遠心性収縮により脛骨の前方回転にブレーキがかかる。

アンクルロッカーの中期~終わり:同時に股関節では大殿筋や大内転筋により大腿骨が伸展方向に回転。 その結果、回転速度の落ちた脛骨の上に大腿骨が乗り上げるような形で、膝関節が伸展して前方への推進力形成につながる。

肩関節外旋:棘下筋 小円筋 三角筋後部

肩関節内旋:肩甲下筋 大胸筋 広背筋 大円筋

手指伸展:総指伸筋 示指伸筋 小指伸筋

心臓洞機能:洞結節で心筋収縮を命令する刺激を発生している。その結果、心臓の拍動を調節し、血液循環を支配。

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横突棘筋:半棘筋 多裂筋 回旋筋

良い姿勢を保つには・・・:横突棘筋 大殿筋 腹横筋が重要。

骨盤の回旋について:昔は重心移動の低下に貢献しエネルギー消費量を節約していると考えられていた。近年、歩幅増大に寄与していると述べられる。

歩行速度増大=重心上下動増大=骨盤回旋増大=歩幅歩隔増大

重心上下動揺の抑制効果の ほとんどの寄与(約 60%)は踵上昇によるものであ り,下肢軸(股関節と足関節を結ぶ軸)の傾斜(重心 降下)がこれに次いで 20%程度寄与

心臓の洞結節が正常に機能して心臓が60~80回のポンプ活動を規則的に行っている状態を「正常洞調律」

この正常洞調律の範囲を超えて脈が遅くなる(1分間に50回以下)タイプの不整脈「徐脈性不整脈」。

徐脈性不整脈はさらに以下のように分けられる。

規則的で遅い脈となる「洞性徐脈」

一時的に洞結節から電気信号が発生しなくなる「洞停止」

洞結節で正常に電気信号が発生しているのに心房に伝わらない「洞房ブロック」

洞結節からの電気信号が心房までは伝わるが心室まで伝わらない「房室ブロック」

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距骨下関節が回内位=ショパール関節も回内位(中足部の柔軟性アップ

距骨下関節が回外位=ショパール関節も回外位(中足部の剛性アップ

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股関節伸筋の大腿二頭筋。 膝屈筋の半膜様筋半腱様筋

筋紡錘の構造:筋肉の大部分は、α運動ニューロンに支配される骨格筋線維からなる。この骨格筋線維の間に、並列に並ぶようにして紡錘状の筋紡錘が散在。筋紡錘の全長は6~8mmで、ひとつの筋に数十個程度存在。筋紡錘はカプセル状になっており、中はリンパ液で満たされる。カプセルの一端は腱に、他端は錐外筋の筋腹に結合している。

錘外筋線維=ふつうの骨格筋線維

肩関節水平伸展(水平外転)貢献:広背筋 三角筋後部 大円筋

肩関節伸展 貢献度:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋長頭

後索ー内側毛帯路:(意識できる)深部感覚。振動覚や位置覚。筋・関節・皮下組織などの受容器から伝えられる感覚。位置覚では関節の曲がり具合から、位置や動きを察知。

脊髄小脳路:意識できない深部感覚。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋長や筋緊張度合い。小脳障害で機能低下すると、姿勢保持や歩行調節が出来なくなり、酩酊歩行状態になる。

立脚中期=ミッドスタンス この時期の片脚立位時に中殿筋が働き、骨盤を水平に保つ。中殿筋が疲労すると、左右方向の動揺が大きくなる。

歩行中の前後方向重心動揺と脊柱起立筋群は相関がある。https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/26/5/26_5_679/_pdf/-char/ja

疲労と固有感覚:筋疲労に関する研究は多く,筋疲労により固有感覚の感覚入力の変化は姿勢制御の損失を招く。

固有感覚(運動感覚):体に対する意識(筋、腱内の受容器による筋、腱、間接部の緊張の変化)の知覚。 ヒトが大きく依存する感覚であり、意識されない感覚。 固有感覚とは、体の様々な部位の位置する場所を感じているという"無意識"。

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プロダクトアウト:企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論や計画を優先させる方法。 買い手(顧客)のニーズよりも、「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方。

紅梅/白梅:暖かい地域では1月の下旬頃から咲く。沖縄では例年、1月の中旬までには開花。紅梅と白梅で開花の時期が異なるということはない。

オルタナティブの意味: 「二者択一 ・ 代案 ・ 既存のものに取ってかわる新しいもの」という意味。 「二者択一」は、2つのうちの一つを選ぶという意味。 日本語では、 「代案」や「もう一つの新しいスタイル」というような意味で使われることが多い。

ヘパリンは抗凝固薬の一つであり、血栓塞栓症や播種性血管内凝固症候群 (DIC) の治療、人工透析、体外循環での凝固防止などに用いられる。毎回透析の度に使う。血液が回路内で固まるのを防ぐ為。術後など出血傾向がある時にはローヘパリンを使う

浸透圧とは:濃度の異なった2種類の液体を隣り合わせに置くと、お互いに同じ濃度になろうとする。この同じ濃度になろうとする力を浸透圧という。

狭心症は心臓に酸素、栄養を送る冠動脈が狭くなり、一時的に心臓に血液が行き届かなくなる病気で、胸痛や圧迫感などの症状が起こる。冠動脈が狭くなる原因によって、労作性狭心症冠攣縮性狭心症の二つに大別される。冠攣縮性狭心症の特効薬としてカルシウム拮抗薬がある。

掌屈すると握力が低下:外力を加えて無理やり掌屈すると握っている指が開く。

狭心症とは、心筋に供給される酸素が不足するために胸部に痛みや圧迫感が起きる病気。狭心症の人では、胸骨の後ろに不快感や圧迫感がみられる。狭心症は運動時に発生し、安静にしていると回復。狭心症の診断は、症状と心電図検査および画像検査の結果に基づいて下される。多くの場合、冠動脈の動脈硬化によって生じた冠動脈の狭窄が血流を障害することが原因。たいした動脈硬化がないにもかかわらず、冠動脈が痙攣性に収縮を起こして縮んでしまう(攣縮)するタイプもある。

手関節掌屈 貢献度:浅指屈筋 深指屈筋 尺側手根屈筋

γ運動ニューロンの働き:脊髄前根を切断するとIa群線維の発火頻度が著しく減少する。筋紡錘の感度はγ運動ニューロンにより遠心性の調節を受けているためである。γ運動ニューロンの活動により、錘内筋線維が収縮すると筋紡錘の両端のみが収縮するので、感覚神経終末が分布する領域は伸張させられる。その結果、Ia線維の発火頻度が増加する。この機構が存在する理由は、α運動ニューロンの活動により筋肉が収縮した時に筋紡錘は弛緩した状態になり(脱負荷)、発火頻度が減少してしまう(発火の一過性の消失)事を防ぐことにある。言い換えると、筋肉収縮時にも筋紡錘が正しく筋肉長の変化を検出するために、筋紡錘の感度を上げることが必要となり、そのためにγ運動ニューロンが活動し、錘内筋が収縮させる、ということである。

筋紡錘は筋内にあり、筋の伸展度をとらえる受容器で筋が引き伸ばされたことを中枢に伝える。筋紡錘の中には錘内筋線維(核鎖、核袋線維)がある。これらの線維の中央部には収縮要素がなく核が詰まっている。

肩関節外転貢献三角筋(中部線維)棘上筋 前鋸筋 僧帽筋

肩関節内転貢献:広背筋 大胸筋下部 大円筋 上腕三頭筋長頭

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距骨下関節は距骨上面と踵骨下面により構成される関節。主に足部の回内・回外運動に関与し、参考可動域は回内5°、回外20°  回内=背屈+外転+外がえし

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口蓋垂口蓋垂は、口の奥(軟口蓋)の後部にある口蓋帆から垂れた部位。通称喉彦(のどびこ、のどひこ)・上舌(うわじた)・のどちんこ。内部は迷走神経の支配を受ける口蓋垂筋。

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【洞房ブロックの症状】洞房ブロックは、心臓の洞機能が低下することによって、不整脈の症状が出る。この状態が長い間続くと徐脈になるケースが多く、それによって、アダムスストークス発作を起こす可能性もある。ペースメーカーの埋め込み手術が必要になる。

【洞房ブロックの原因】洞房ブロックの原因は、不整脈の一種であるため、心房の結合部や洞結節などの伝達障害などであるといわれる。ほとんどの場合が高齢者、虚血性心疾患患者などに起こり、進行してしまうと長時間の心臓停止をするため失神や突然死を伴う場合がある。脈拍が150以上ある時や脈拍がバラバラで場合によっては速い、ところどころ違和感を感じたら早めに医師に相談。

圧中心点と立ち上がり:立ち上がるためには、圧中心点を足部に乗せる必要がある。最初に膝を曲げ、あるいはお尻を前にずらして、足部を座位姿勢の圧中心点に近づける。その後、おじぎをしながら重心を前方に移動させ、支持基底面上に圧中心点を乗せる。支持基底面内に、圧中心点をとどめた状態でお尻を浮かせる。おじぎをした際に、重心が前方に移動し過ぎて圧中心点が支持基底面からでないようにコントロールする必要がある。お尻を浮かせ、バランスがとれた状態で上体を起こしながら、足の力を利用して重心を上方に移動させる。

変性すべり症は、腰椎が前後にずれてしまう疾患で、中年以降の女性に好発し、第4番目と5番目の腰椎の間によく認める。原因は明らかではないが、多くは加齢とともに腰椎の椎間板や関節・靭帯がゆるみ、すべった腰椎が不安定性をともなって脊柱管が狭窄し神経を圧迫して、腰痛や下肢痛、しびれが生じる。

変性すべり症 経過:病期の進行とともに症状は変化し、初期は椎間板や椎間関節由来の腰痛が主体だが、進行すると脊柱管狭窄症を生じ、間欠跛行(長い距離を歩くと痛み・しびれが強くなり、しゃがみこむと症状が緩和)を認めたり、末期になると安静時にも下肢痛が出現する。

変性すべり症 治療:治療は保存療法が原則。症状が強い場合は、コルセットを装用し日常生活で腰に負担のかかる動作を避け安静にする。消炎鎮痛剤などを内服し、痛みが軽減してきたら腰部のストレッチングや筋力訓練を行う。疼痛が強い場合は、神経ブロック療法などを試みるが、これらの保存療法で改善の得られない症例では除圧術や脊椎固定術などの手術が必要となることがある。治療後の経過は比較的良好。

すべり症の方向は殆どが前方。腰椎の4〜5が前湾カーブを描いているから。ただ、後方すべりもゼロではありません。

歩行時の左右の足の間隔(歩隔)は広いと体が安定する反面、体が左右へ大きくぶれる。歩隔は素足の場合が最も狭く、これは足で地面をしっかりとらえることができるためと考えらえれる。 足袋型シューズも素足感覚で地面をしっかりとらえることができるため、一般的なウォーキングシューズに比べて間隔が狭い。

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筋紡錘:核袋線維(かくたいせんい) と 核鎖線維 からなる

核袋線維(かくたいせんい):筋の伸長速度を検出

核鎖線維(かくさせんい):筋の長さを検出

α、γ運動神経線維:脊髄から骨格筋に至る運動神経線維には、直径の太いアルファ(α)線維と細いガンマ(γ)線維がある(γ運動ニューロンはα運動ニューロンと混在)。

α線は筋線維(錘外筋線維)を支配して実際の筋収縮に関与し、γ線維は筋紡錘の錘内筋線維にシナプスを持ち筋紡錘を支配し、筋紡錘自体の筋線維(錘内筋線維)を調節している。

坐骨神経痛大腿二頭筋:円背の人は、大腿二頭筋で坐骨神経を圧迫してしまうという。股関節屈曲、膝伸展で股関節内旋方向へストレッチすることで大腿二頭筋をストレッチする。

大腿二頭筋:起始部が長頭と短頭に分かれる。長頭は坐骨結節で半腱様筋と総頭をつくってから起こり、短頭は粗線の外側唇の中1/3と外側筋間中隔から起こる。両頭は合して二頭筋となって、腓骨頭に停止。

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長期記憶:陳述記憶(エピソード記憶/意味記憶)、非陳述記憶(手続き記憶等)にわかれる。

意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶。例えば、「ミカン」が意味するもの(大きさ、色、形、味や、果物の一種であるという知識)に関する記憶が相当。意味記憶は、同じような経験の繰り返しにより形成され、その情報をいつ・どこで獲得したかのような付随情報の記憶は消失し、内容のみが記憶されたもの。

フィードバック(負帰還ふきかん)フィードバック制御とは、入力と出力を持つシステムにおいて出力結果を入力側に帰還し、入力と出力を比較することによって所望の出力となるように制御する手法です。

γループ:上位中枢からのインパルスによりγ運動ニューロンが興奮すると,錘内筋線維が収縮する。そのため筋紡錘の中央部が伸展され,ここにある求心性神経線維(Ⅰa)が興奮する。この興奮が後根を経由して,前角のα運動ニューロンを興奮させる。このγ線維→筋紡錘→Ⅰa線維→α運動ニューロンの経路をγループという。γループは筋の緊張を高める働きを持つ。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。この収縮は、筋肉の伸展によって、筋肉の中にある筋紡錘が感受しておこる。とくに伸張反射は、重力に対抗して身体を支える筋(抗重力筋)に著明。つまり、姿勢調節のための筋の長さを一定に保つ負帰還回路の作用としての機能。

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ターミナルスタンス:対象側の踵が床面から離れた瞬間⇒反対側のイニシャルコンタクト。

伸張反射:錘内筋線維内部の固有感覚受容器である筋紡錘が筋の伸展を感知すると、Ia群線維からのインパルスが脊髄に伝えられ、同名筋を支配するα運動ニューロンの興奮が伝わって、筋収縮が起こる。

肢節運動失行(神経支配性失行/皮質性失行):洋服のボタンを掛ける時や手袋を着用する等の単純な動作、歩き出しが拙劣となる症状で、運動拙劣症とも呼ばれる。大脳皮質の中心前回と後回を結ぶ線維の障害が原因とされる。検査は机の上に置いたペンをつかむ、紐を結ぶ等の動作を確認。治療としては、作業療法を中心に巧緻運動訓練。

ブラジキニン:発痛物質。血圧低下作用。炎症に関与。

眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせるこの調節にかかわっているのが「毛様体筋」。水晶体を引っ張ったり緩める。遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせる。近くを見るときは、毛様体筋が緊張(収縮)して水晶体を膨らませてピントを合わせる。

立位時、両足で囲まれた支持基底面の中に圧中心点がある。したがって、立ち上がるためには、圧中心点を足部に乗せる必要がある。できるだけ楽に行うため、最初に膝を曲げ、あるいはお尻を前にずらして、足部を座位姿勢の圧中心点に近づける。その後、おじぎをしながら重心を前方に移動させ、支持基底面上に圧中心点を乗せる。 支持基底面内に、圧中心点をとどめたままお尻を浮かす。おじぎをした際に、重心が前方に移動し過ぎて圧中心点が支持基底面からでないようにコントロールする。お尻を浮かせ、バランスがとれた状態で上体を起こしながら、重心を上方に移動。

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ハムストリングスは、初期接地前に膝関節の伸展を減速し、荷重応答期に股関節の伸展を補助する。

肢節運動失行とは、神経支配性失行皮質性失行とも言う。手指、顔、体幹、足などが柔軟な動きを取れず、なれていた動作が出来なくなってしまう。不随意運動や意識状態、知能が正常にも関わらず、ある種の運動が出来なくなる事を運動失行という。

Ⅰa線維と伸長反射:伸長された筋の筋紡錘に由来するⅠa群線維の活動がα運動細胞を興奮させ、その筋自身の収縮を起こす反射

洞房結節(洞結節)は、心臓の右心房付近にあるペースメーカーの役目。発見者名からキース・フラック結節とも呼ばれる。70回/分のリズムを作る刺激伝導系の初端であり、生理的な心臓の収縮を指令。その後刺激は房室結節へと伝わる。

自由神経終末とは、感覚の受容器の一つ。痛覚や温冷覚を受容。 皮膚感覚の痛覚、深部感覚の痛覚、内臓感覚の痛覚の全ては自由神経終末が受容。

ヒールロッカー⇒アンクルロッカー:距骨下関節の回内により、衝撃緩和。その時、内返しに働く筋肉(後脛骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋)が遠心性収縮する。

注意障害:全般性注意障害 方向性注意障害

全般性注意障害:持続性 選択性 配分性 転換性

前駆物質:L-DOPAはドパミンの前駆物質。脳でドパミンが必要なときは、L-DOPAが投与される。ドパミンは水溶性が高いので脳に分布し辛い。一方、直接投与してもいいものはアドレナリン。アドレナリンの作用部位は心臓なので、静脈注射で直接投与される。また、アナフィラキシーの場合は筋注。このように、「脳に分布したいのに水溶性が高い物質」の場合は、「脂溶性の高い前駆体」が投与される。脳ではない末梢組織に分布したい場合はその物質が投与される。

運動器(整形外科)疼痛治療のプライマリーケアの現場では、リリカトラムセットの出現により薬物治療が大きく変わった。リリカ、トラムセットは強力な痛み止め。

髄膜:脳および脊髄の保護のための膜の総称。外側から硬膜・クモ膜・軟膜という3層から成る。

カテコールアミンチロシン→L-DOPA→ドーパミンノルアドレナリン→アドレナリンと生合成されます。チロシンアミノ酸で、タンパク質を分解すれば生じる。

ショパール関節は距骨、舟状骨、立方骨、踵骨によって形成。距舟関節は前方凸。踵立方関節は後方凸。可動性と安定性の両立された関節

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筋紡錘の働き:Ia群線維は筋肉長の変化に応じて発火頻度が変化する。具体的には、筋の伸張により発火頻度が増加する。筋紡錘は筋の長さの変化を検知するセンサーである。

Ia群線維の働き:単シナプス脊髄反射である伸張反射などにより、筋肉長を一定に保つ。上位中枢に情報を送り、関節の動きや角度の認知および運動の調節を行う。

洞房結節は、心臓の右心房付近にあるペースメーカーの役目をする部分。

ペースメーカー:心臓に対して電気刺激を与え鼓動を促す医療機器。

Ⅰa線維:筋紡錘の中央部が伸展されると興奮。伸びた大きさと速さを感知。

血液をサラサラにする薬アスピリンなどの抗血小板薬やワルファリンなどの抗凝固薬などをまとめて抗血栓薬という。

新造語とジャーゴン:新造語とジャーゴンは別。新造語→単語レベル。ジャーゴン→短文レベル以上。

新造語:「たまご」を「ららぶぎ」などまったくかすりもしない言葉で出てくれば新造語。

意味性ジャーゴン:「明日から学校へ行く」を「ラジオまで特急ありません」と意味ある単語は出てくるが文脈がないものを意味性ジャルゴン。

新造語ジャーゴン:「ららぶぎ が おいちり なり」など日本語として聞き取れるが新造語が多い場合を新造語ジャルゴン。

未分化ジャーゴン:「くぁwせdrftgyふじこlp」など日本語としても聞き取れない場合を未分化ジャルゴン。

遠視:ピントを合わせる能力の低下。近くにあるものがみえにくい。

老眼:ピントの調節力が落ちる。遠くも近くも急にピントの調節ができなくなる。

腱反射の消失:脊髄髄節の障害、もしくは求心路となるIa線維か、遠心路となるα運動線維の障害があった場合に腱反射は出現しにくくなる。筋自体の障害でも同様。糖尿病など全身性の末梢神経障害であれば、長い神経ほど大きな障害を受けやすいのでアキレス腱など遠位の腱で両側性の低下あるいは消失する。ギラン・バレー症候群では、全身の深部腱反射消失が重要な所見。

深部腱反射感覚器:感覚器に相当するのは骨格筋に含まれる筋紡錘。筋の長さの変化のセンサーであり、その感度はγ(ガンマ)運動線維と呼ばれる神経によってコントロールされている。 求心路として働くのは主にIa線維と呼ばれる神経。

求心路として働くⅠa線維:太く、伝達速度の速い神経。外力からの防御を素早く行うのに適している。 中枢は脊髄。

深部腱反射と、α-γ関連:筋収縮中には上位中枢からの入力によりγ神経細胞の興奮も、錘外筋を支配するα神経細胞と同様に高まり筋紡錘の感度(Ⅰa線維の感度)も増加する。そのため、筋収縮中は筋紡錘からのIa出力も増加し単シナプス性にα神経細胞への興奮性入力が増加する。これをα-γ連関( coactivation)。筋収縮の円滑な維持に役立っている。

深部腱反射と単シナプス反射:深部腱反射はシナプス接続の一回しかない単シナプス反射。

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房室ブロック種類と房室結節:房室結節あるいはヒス束の上部(右脚と左脚に分岐する前)が機能不全となっている状態はこう呼ばれる。その機能不全の程度により、単に房室間の伝導速度が遅れるだけのI度房室ブロック、洞房結節の興奮が心室に伝わらない状態が間欠的に起こるII度房室ブロック、心房と心室が完全に別個に収縮するIII度(完全)房室ブロックに分類される。II度房室ブロックは、Wenckebach型とMobitzII型に分類される。Wenckebach型では、心房の興奮に対する心室の興奮の遅れ(心電図のPQ間隔)が徐々に大きくなっていき、ついには心室の収縮が1拍欠失する。その次の収縮では房室間の伝導時間は元に戻っており、再び心室の興奮の遅れが大きくなっていく。MobitzII型では、突然心室の収縮が欠失する。 MobitzII型の高度のもの、III度房室ブロックはペースメーカー埋め込みの適応である。

房室ブロック:心房から心室への興奮伝導が部分的または完全に途絶する状態(P波ーQ波までの距離が長い)。 最も一般的な原因は,伝導系に生じる特発性の線維化および硬化。 治療が必要な場合は通常,ペーシングが行われる。

真性大動脈:血管の壁は大きく分けると、内膜、中膜、外膜の3層に分けられる。真性大動脈瘤は、この血管の壁の3層構造が保たれたまま瘤状の膨らみができるタイプ。

仮性大動脈瘤:大動脈の壁の一部が内膜、中膜、外膜の3層とも欠け、そこから漏れた血液が周りの組織を圧迫して“こぶ”になっている。壁が欠けているから、血圧が高くなると破裂しやすくなる。

解離性大動脈瘤(大動脈解離):内膜の亀裂ができ、内膜と中膜との間に血液が入り込み、2枚の膜の間が剥がされ、血圧によって、剥がされた部分に血液が入り込み、どんどん解離(裂け目)が広がっていくタイプ。血管が裂けるため、発症時に強い痛みがある。

レンビマカプセル:切除不能肝細胞癌に処方

変形性腰椎症と脊柱管狭窄症:椎間板が傷み、厚みが減り、椎間板に接した椎体が骨硬化し、前後に骨棘ができる。後方にある左右の椎間関節も傷む。変形性腰椎症が高じて、脊柱管が狭くなった状態が、腰部脊柱管狭窄症。椎間板だけが傷んで、そこから痛みがでる場合は腰椎椎間板症。傷んだ椎間板が膨らんだり飛び出したりして神経を圧迫して脚の痛みがでる状態を椎間板ヘルニア

ドーパミン神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体。「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連」といった機能を担う脳内ホルモン。パーキンソン病ドーパミンの不足によって起こる。

ドーパミンとパーキンソン:1960年、パーキンソン病の患者では大脳基底核の中の「線条体」のドーパミンが少ないことを確認。1961年にはドーパミンの前躯体であるL-ドーパを患者に静注し、注射後数分以内に動くことのできなかった患者が立ち上がって歩きだしたことを報告。

発痛物質ブラジキニンセロトニンヒスタミンアセチルコリンなどがあるが、その中で最強とされるのはブラジキニン。炎症メディエーターの中で、ブラジキニンが最も強力にポリモーダル受容器を感作することが、最強の発痛物質といわれる理由。

胸腰筋膜体幹部の安定性に大きく関与する。椎骨の棘突起・横突起といった骨や、腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋、大臀筋、広背筋、僧帽筋下部、脊柱起立筋、多裂筋など多くの筋が付着する。固有受容器も多く存在。胸腰筋膜は姿勢や動作安定性に寄与する。

足関節底屈筋貢献:ヒラメ筋 腓腹筋 長腓骨筋

足関節背屈筋貢献:前脛骨筋 長趾伸筋 長母趾伸筋

足関節外返し貢献:長腓骨筋 短腓骨筋 第三腓骨筋

足関節内返し貢献:後脛骨筋 長母趾屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋

姿勢反射:位置覚に関連する全身の知覚により、反射的に全身の筋が適度に緊張し、体の位置、姿勢、運動における平衡を保つことを姿勢反射。

(個人考察・・・位置覚により、筋緊張が高まったり、低くなり姿勢を制御する。カウンターアクティビティと姿勢反射の関係性は深い)

グーフィス:慢性便秘に用いる。胆汁酸トランスポーター阻害薬という新しい作用の便秘症治療薬。この部類として世界初の薬剤。消化管内で直接作用し、体内への吸収はわずか。このため、安全性が高く、全身性の重い副作用は報告されていない。

虚血:動脈血量の減少による局所の貧血。阻血に同義。乏血あるいは全身性の貧血(一般的に貧血と呼ばれる現象)と区別して局所性貧血と呼ばれることもある。虚血はその原因により、閉塞性虚血、圧迫性虚血、痙攣性虚血、代償性虚血に大別される。虚血が持続すると細胞の変性、萎縮、線維化が生じる。

筋の痛み:筋は過剰負荷や使いすぎによる疲労により筋力低下や弛緩時間の延長、伸展性の低下が起こる。その状態が長期間継続すると、筋緊張亢進を引き起こすと考えられる。過剰負荷や疲労による病態としては「肩こり」「腰痛」などがあり、多くは筋緊張の亢進から虚血、エネルギー産生不足、弛緩不全から緊張亢進の悪循環を引き起こす。これらの原因は姿勢・動作によるものが多い。

セレコックス:消炎/鎮痛作用。関節リウマチ、膝OA、肩関節周囲炎等に使用。

変形性腰椎症:椎間板が加齢によってつぶれてきて、それに伴い腰の痛みが生じる。椎間板は背骨の間にあるクッション状のもので、背骨全体の可動性を担ったり、衝撃を吸収する働きがある。

抗リウマチ薬とは、関節リウマチ(RA)の免疫異常を改善させることにより、RAの炎症を抑え、寛解導入を目的とする薬剤の総称。RAの進行を阻止する可能性があることから疾患修飾性抗リウマチ薬と呼ばれ、また効果発現までに時間を要することから遅効性抗リウマチ薬とも呼ばれる。

RAに使用される薬物:1.抗リウマチ薬、免疫抑制薬、2.非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、3.副腎皮質ステロイド、4.生物学的製剤がある。

リウマチ治療:現在、発症3か月以内の早期から抗リウマチ薬を使用するようになっている。さらに現在の抗リウマチ薬はメトトレキサート(商品名リウマトレックス、メトレート)を第一選択にすることが一般的になってきました。

レパミヒドは胃薬だが、効能としては保護の役目。胃酸を抑える効能があるタケキャプネキシウムは効いていると感じる。

ステロイド:副腎(両方の腎臓の上端にある)から作られる副腎皮質ホルモンの1つ。 ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用がある。副作用が多い。

慢性硬膜下血腫:軽微な頭部外傷後およそ2週間から3カ月程経って、頭蓋骨の内側にある硬膜といわれる厚い膜と脳を包むクモ膜の間(硬膜下腔)に血液が貯留する病気。男性高齢者に比較的多くみられる。

1秒率:肺機能を調べる指標の一つ。深く息を吸って一気に吐き出した空気量(努力性肺活量)に対し、最初の1秒間で吐き出した量(1秒量)の割合を示したもの。70%以上が正常。1秒率が低下している場合は閉塞性換気障害(気管支が狭くなっているために起こる呼吸機能障害)が疑われる。

ドーパミン:学習・記憶、注意、実行機能などの認知機能を調節することが示されており、特に作業記憶に対する寄与に関して多くの知見が存在。サルを用いた研究によって作業記憶課題中に前頭前野ドーパミンレベルが上昇。前頭前野のみならず線条体ドーパミン系も作業記憶に関与する。パーキンソン病患者では作業記憶等の認知機能の障害が見られる。

オルタナティブ代替案、二者択一のこと。

クラウドソーシング:不特定多数(crowd)に業務委託(sourcing)する業務形態のこと。

「ナラティブ」「語ること」を意味するが、ストーリーテリングのように出来上がった物語を語るのではなく、より自由に一人ひとりが主体となって語るイメージ。

視床下部:間脳に位置。内分泌や自律機能の調節を行う中枢。ヒトの場合は脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織であるが、多くの神経核から構成されており、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒などの機能を協調して管理。

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寝返り(小児 背臥位⇒腹臥位):生後4~6か月で可能に。

論理的思考とは、因果関係を整理し順序立てて考えること、あるいはわかりやすく説明する。ロジカルシンキングとも呼ぶ。

レバミピド:胃の炎症を抑え、胃粘膜修復をする

膝クローヌス:仰臥位、膝関節伸展位で、膝蓋骨の上縁を強く下方に押し下げたとき、大腿四頭筋が収縮し膝蓋骨が複数回上下する場合、深部腱反射の著明な亢進があることを示す。両側行う。

リウマチ性多発筋痛症 : リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、通常50歳以上の中高年者に発症し、発熱や頸部、肩、腰、大腿など四肢近位部(近位筋)の疼痛を主訴とする原因不明の炎症性疾患。多くは両側性で、手関節、膝関節などに多い。 手指関節が侵されることは稀であり、関節リウマチとの鑑別点。副腎皮質ステロイドが劇的に奏功する疾患で、血管炎(巨細胞性動脈炎を含む)の合併がなければ2年くらいで完治する(ただし日本では再燃率が高い)ため、治療の主体は副腎皮質ステロイドによる薬物療法で、リハビテーションは直接の治療効果がないため積極的には行われていない。

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失行(apraxia):「運動可能であるにもかかわらず合目的な運動ができない状態」と定義した高次機能障害のひとつ。 指示された運動を間違って行うか、渡された物品を誤って用いる患者のうち、その他の障害が除外された場合に失行と診断。

股関節内旋筋の主な動筋:小殿筋前部線維 中殿筋前部線維 大腿筋膜張筋

KAPANDJIらによると:梨状筋は 股関節屈曲60度以下では外旋筋として働く。

股関節屈曲60度以上では内旋筋として働くと報告。

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ホッピング反応:片足立ちで外乱が加わった時に、片足立ちのまま飛び着地する。けんけんする。跳躍反応、跳び直り反射と同義。

内側縦アーチ関連筋:前脛骨筋 後脛骨筋 長腓骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 短母指屈筋 母趾外転筋 足底方形筋

母趾外転筋:母趾の外転を行う。 起始は踵骨隆起の内側突起、屈筋支帯。 停止は母趾基節骨底。

距骨下関節:横足根関節( ショパール関節) は足部柔軟性と固定性に関与し、距骨下関節の回内、回外の肢位に影響を受ける。 距骨下関節が回内すると、距舟関節と踵立方関節の運動軸は平行になり、足部の柔軟性を高める距骨下関節が 回外するとこの2つの運動軸は交差して、関節の動きを制限するために足部の固定性を高める働きがある。

寛骨は腸骨、坐骨、恥骨の三つの骨で構成。

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黄色靭帯にたるみがでると脊髄や馬尾神経を圧迫。椎間関節に加齢性の骨増殖が起こると髄や馬尾神経を圧迫。後縦靭帯が骨化肥厚すると脊髄を圧迫。高齢者に多い脊柱管狭窄症はこれらが原因。

大内転筋と股関節伸展:大内転筋や大殿筋,大腿二頭筋長頭が発揮する伸展トルクは半膜様筋や半腱様筋よりも大きい。大内転筋は,前額面や水平面の股関節肢位に関わらず,中腰姿勢を伴う動作に対して抗重力筋の役割を有すると推察。

外側縦アーチ関連筋肉:長腓骨筋、短腓骨筋、短趾屈筋、短小趾屈筋、小趾外転筋、小趾対立筋

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横アーチ(以下3つのレベル)

中足骨レベル:第1~5中足骨頭

楔状骨レベル:3つの楔状骨 立方骨

後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

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大腿骨頭靭帯動脈:大腿骨頭への動脈血管は大腿骨頭靭帯(円靭帯)の内部にもある。しかし、この血管は機能血管であり、栄養血管としての働きはほとんどない。回旋動脈の1/5程度の栄養しか供給できないと言われている。

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↑ウィンドラス機構

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関節包:結合組織性の滑膜組織関節包と関節の間には滑液が存在し、滑液は骨同士の摩擦を軽減したり、関節を滑らかに動かすのに役立つ。関節包内の空間を関節腔という。関節包は、外側の線維膜と内側の滑膜で構成。線維膜は骨膜の続きで丈夫で神経に富み、関節の安定化と脱臼防止に働く。滑膜は滑液を分泌。

腰方形筋.起始/停止:起始・・・腸骨稜  停止・・・第12肋骨、1~4腰椎肋骨突起

腰方形筋の作用:両側・・・・腰椎の伸展、努力呼気時に12肋骨を固定する。  片側・・・・体幹を同側に側屈させる。

足関節の背屈時:脛腓間の離開が1~2mm程度生じる。腓骨が上方へ1mm以上移動。腓骨が約4.6°外旋。また底屈時に腓骨は内旋するとされている。

不全麻痺 完全麻痺:運動しようとしても、四肢などに十分な力の入らない・四肢の感覚が鈍く感じる状態(不全麻痺)。まったく動かすことができない・感覚がまったく感じられない状態(完全麻痺)。

腰部脊柱管狭窄症あるいは変形性腰椎症は,加齢とともに椎間関節あるいは黄色靭帯が厚くなって神経を圧迫する病気。

椎間関節や黄色靭帯が肥厚する原因は,変形性頸椎症と同じく,椎間板の水分の減少により椎間板腔が不安定になり,それを補強するために発生。

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スカルパ三角:縫工筋(内側縁)長内転筋(外側縁)鼠径靭帯(上前腸骨棘⇒恥骨結合)

スカルパ三角内: 内側から 大腿静脈⇒大腿動脈⇒大腿神経 一番外側にあるのが大腿神経。

モネテクノロジーソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とトヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)は、MONET Technologies株式会社(モネ・テクノロジーズ、以下「MONET」)

“hip hiking”(ヒップハイカー): 装具を着用した歩行をした時や脳卒中の方が遊脚期に代償動作などで起こる現象。これは足が床に引っかからないように代償で腰方形筋を片側収縮させて遊脚期に骨盤を挙上させて歩行を行う。

weight bearing:体重負荷

免荷(non weight bearing;NWB)、 部分荷重(partial weight bearing;PWB)、全荷重(full weight bearing;FWB)で歩行できるように進めていく。

後索-内側毛帯路:意識できる深部感覚を伝える。振動覚や位置覚。

脊髄小脳路:意識できない深部感覚を伝える。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋の長さや緊張度合いのこと。小脳が障害されてこの機能が損なわれると、姿勢の保持や歩行の調節などができなくなり、酩酊歩行と呼ばれる状態になる。

運動失調:小脳性 脊髄性 前庭迷路性 大脳性 がある

脊髄性運動失調:後索-内側毛帯路 系の不全による深部感覚障害によって生じる。

ニュープロパッチ:脳のドパミン受容体を刺激することにより、パーキンソン病症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢が保持できない)を改善。

緻密質:骨が密な骨組織だけでできていると、われわれの身体は非常に重くなってしまう。大きな骨では外層だけが緻密質で出来ている。

視交叉上核:は外界の光情報に応答し、全身の体内時計を統合する。

大内転筋が発揮する伸展トルク:スクワットのような左右対称性の抗重力動作では,大内転筋の伸展トルクは大殿筋, 大腿二頭筋長頭と同様に,半膜様筋や半腱様筋よりも大 きい。

血清中のたんぱく質アルブミングロブリンの2種類に分けられる。アルブミンは主に肝臓で作られるたんぱく質。一方、グロブリンは肝臓以外にも骨髄などでも作られる。

アルブミン正常値アルブミンの数値が低い場合は肝臓に何らかの異常が起きているか、アルブミンが腎臓や腸管から漏れ出していることを示す。アルブミンの値はg/dl(グラム・パー・デシリットル)という単位で計測。基準範囲(正常値)は4.0以上とされ、これ以下の数値が出た場合、特に3.5以下の場合は何らかの病気や栄養障害が疑われる。

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↑後頭下筋群

 

頚部側屈に働く主要な筋:胸鎖乳突筋 斜角筋群 脊柱起立筋 板状筋

頚部回旋に働く主要な筋:胸鎖乳突筋 板状筋 脊柱起立筋 回旋筋

頚部伸展に働く主要な筋:板状筋群 半棘筋 脊柱起立筋 後頭下筋群

 

股関節内旋 に強く働く:中殿筋(前部)小殿筋 大内転筋 恥骨筋

皮質脊髄路の障害(すなわち上位運動ニューロンの障害)は錐体路徴候と呼ばれる独特の症候を示す。錐体路障害は脳卒中後遺症などでごく一般的に見られる障害

三角靱帯は足関節内側にある靱帯。内側靱帯とも呼ばれる。 4つの部分に分かれ、前脛距部、脛舟部、脛踵部、後脛距部と呼ばれる。

三角靱帯は外側靱帯(前距腓靱帯、踵腓靱帯、後距腓靱帯)よりも強い。内返し捻挫の割合が多いことの一因。

中殿筋:前部繊維は股関節内旋   後部繊維は股関節外旋

股関節外旋貢献:大殿筋 大腿方形筋 内閉鎖筋 中殿筋(後部繊維)

骨盤前傾に必要な下肢筋:大腰筋 小腰筋 腸骨筋 脊柱起立筋群 短背筋群

頸部屈筋で強力なもの:斜角筋群 舌骨下筋群 椎前筋群

体性感覚:皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚を指す(内臓感覚を除外する場合もある)。

体性感覚:皮膚・筋肉・腱・関節・内臓の壁そのものに含まれる。体性感覚は視床で処理される。深部感覚は小脳でも処理される。

肩甲骨上方回旋筋僧帽筋 前鋸筋

肩甲骨下方回旋筋:大菱形筋 小菱形筋 小胸筋 肩甲挙筋

チェーンストークス呼吸:小さい呼吸から一回換気量が漸増し大きな呼吸となった後,一回換気量が漸減し呼吸停止(10‐20秒程度の無呼吸)がおこり,その後再び同様の周期を繰り返す呼吸。周期性呼吸の代表例。1周期は30秒から2分くらいのことが多い。中枢神経系が障害され,呼吸中枢の感受性が低下した場合や脳の低酸素状態の際に見られる。

頭板状筋:起始はC4からT3棘突起、項靭帯   停止は側頭部の乳様突起、後頭骨の上項線の外側部 。 C1C2の後結節には頚板状筋があるので、乳様突起下で頭板状筋を触る。 乳様突起には胸鎖乳突筋もついているので触り分けは、顎を引きながら胸鎖乳突筋を抑制しながら頸部を伸展同側回旋させて触れる。

固有覚は前後脊髄小脳路を通り、小脳に伝えられる。小脳における運動コントロールに寄与している。脊髄小脳路はⅠa線維が上行。前脊髄小脳路は対側。後脊髄小脳路は同側上行。

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エピソード記憶:陳述記憶の一つで、「個人が経験した出来事に関する記憶」。出来事の内容 (「何」を経験したか)に加えて、出来事を経験したときの付随情報(周囲の環境すなわち時間・空間的文脈、あるいはそのときの自己の身体的・心理的状態など)と共に記憶されている 。

一次体性感覚野:大脳皮質頭頂葉の前部の前頭葉に接する位置に存在。内側は大脳半球内側面に、外側はシルヴィウス裂に達する。一般的には前方からブロードマン脳地図の3a、3b、1、2野の領域から構成されるとされている。

胆汁:1日に約600ml分泌される。胆汁酸と胆汁色素を含み、前者は界面活性剤として食物中の脂肪を乳化して、リパーゼと反応しやすくすることで脂肪の消化吸収に重要な役割を果たすが、消化酵素は含まれない。

「Hopping reaction(跳び直り反応)」: 片脚で立っている状態で、重心点がずれるように側方に動かすと 新しい重心点まで1歩跳ぶ反応。 中枢は大脳皮質レベル。

脊柱管の後方にある黄色靭帯は、老化やホルモンのバランスの崩れが原因でもろくなり、厚みを増す。椎間関節の骨は長い年月、負担がかかることで、変形し、肥厚。椎間板は正常な構造が老化により破綻すると、前後に膨隆。

交叉性伸展反射:脊髄レベル

陽性支持反射:脊髄レベル。新生児の腋下を支えて抱き上げて足底を床につけると 下肢,体幹が伸展し,起立する反応。これに対し新生児を同姿勢で空中に抱き上げると下肢を逆に屈曲する反応を陰性支持反射という。胎児期後期から,生後 3 ~ 8 ヵ月まで。

モーレイテスト :右が患側ならば、右鎖骨のくぼみを左手の人差し指、中指、薬指の3本で押さえ腕に痛みやしびれが誘発されれば陽性。

僧帽筋下部線維:4~12胸椎棘突起⇒肩甲棘三角  作用は下制/内転/上方回旋 

椎間関節 肩鎖関節:平面関節 - 関節面が平面をなすもの

錐体路障害=上位運動ニューロン障害:折りたたみナイフ現象。四肢を動かすと強い抵抗が見られるが、その後抵抗が弱くなる。

脊髄の前角は、脊髄の灰白質のうち、前方の部分。前柱と呼ぶこともある。灰白質とは、中枢神経系の神経組織。

錐体路障害:主に上位の運動ニューロン障害のこと。 運動神経線維(ニューロン)の遠心性経路で延髄の錐体を通る経路のこと。随意運動の指令を伝える。前角細胞までを上位運動ニューロンという。前角細胞以下を下位運動ニューロンという。

運動ニューロンの経路:大脳中心前回 → 内包後脚 → 中脳大脳脚 → 延髄錐体交差 → 脊髄側索または前索 → 脊髄前角細胞 → 末梢神経 → 筋肉

鉛管様強剛:一般的に足関節から症状が現れる事が多く、次いで膝関節、股関節などの四肢の近位部または頚部に出現。別名、鉛管現象。

網様体脊髄路:「錐体外路系」を構成する主要な下行路。橋や延髄の網様体は大脳皮質、大脳辺縁系大脳基底核、小脳からの入力を受け、これらの情報を統合し、網様体脊髄路系を介して脊髄のほぼすべての髄節に情報を伝達する.

網様体脊髄路は、生命維持活動に関与するほか、姿勢や筋緊張の制御に関わっている.

外腹斜筋:5~12肋骨⇒腸骨稜 鼠径靭帯   片側作用:同側側屈 反対側回旋   両側作用:体幹屈曲

鼠径靭帯:恥骨結節と上前腸骨棘を結ぶ帯。

虫様筋は第2〜5指MP関節の屈曲、DIP関節、PIP関節の伸展を行う。

手指の屈曲に関与:浅指屈筋 深指屈筋 虫様筋 の順番

横隔膜は、呼吸に関する筋肉。哺乳類にのみ存在。横隔神経は、主にC4から起こり、C3、C5の頸神経からの補助枝からなる、横隔膜を支配する神経。横隔神経は、運動神経、感覚神経、交感神経の繊維を含む。横隔膜は、この神経のみで運動と感覚を支配される。

板状筋:起止・・・頸椎および胸椎の棘突起   停止・・・側頭骨乳様突起、後頭骨および頸椎に付着する。

板状筋作用・・・片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側が作用すると顔が上に向く。  

板状筋支配神経・・・頸神経   

板状筋:緊張型頭痛に関連する筋肉の一つ。

Thと肩甲骨:テーハー 胸椎  第二胸椎~第七胸椎の位置に肩甲骨が位置。肩甲骨上角Th2 肩甲骨下角Th7

肩甲骨内側縁棘突起 距離:7~8cm

腕尺関節は蝶番(ちょうつがい)関節。腕橈関節は球関節。上橈尺関節は車軸関節。

一般に低血糖を起こしやすい薬は、スルホニル尿素薬とインスリン

スルホニル尿素薬:略 SU(エス・ユー)薬は、すい臓からのインスリンの分泌を増やし血糖を下げる飲み薬。

努力肺活量(FVC):息を思いきり吸ったあとに強く吐き出した息の最大量

1秒量(FEV1):最初の1秒間に吐き出せる量

1秒率:1秒量を努力肺活量で割った「1秒率(FEV1%)」が70%未満であると、COPDと診断。

浮腫の原因

心不全(心臓が血液をうまく巡回させられない)

・腎不全(腎臓がうまく水分を尿として排泄できない)

下肢静脈瘤(下肢の静脈に水分が貯まりやすくなる)

深部静脈血栓症(静脈の中に血栓ができる)や子宮筋腫(腹腔内の腫瘍)で、血栓や腫瘍により血管が圧迫されたとき等。

アルブミン(水分90% タンパク質8%)の働きは、主に①水分を保持し、血液を正常に循環させるための浸透圧の維持と、②体内のいろいろな物と結合し、これを目的地に運ぶ運搬作用。血中アルブミン値の低下→血漿膠質浸透圧低下→血漿中の水が組織間へ移る→浮腫。血漿浸透圧は電解質で維持。膠質浸透圧はアルブミンによって維持。

閉塞性肺疾患:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、びまん性汎細気管支炎が含まれる。また最近では慢性気管支炎と肺気腫の2つを合わせて慢性閉塞性肺疾患COPD)という呼び方もされる。慢性閉塞性肺疾患に対する根治的治療法は現時点ではない。主な発生起因は喫煙といわれており、COPD患者の90%は喫煙者。

むくみは血管内の水分が多くなりすぎたとき、もしくは静脈がどこかでせき止められ、静脈血圧が上昇し、血管からしみ出す水分量が増えることで起こる。

矢状面重心が通る位置:耳垂 肩峰 大転子(股関節やや後方) 膝関節やや前方(膝蓋骨後方) 外果前方(2cm位前方) 

前額面重心が通る位置喉頭隆起 椎骨棘突起 臀裂 両膝関節内側の中心 両内果間の中心

喉頭隆起は、俗にのどぼとけとも言い、喉の中間にある甲状軟骨の隆起したところ。

頚髄の神経髄節は8つあり(C1からC8と呼ぶ)、それぞれから1対の脊髄神経が出ている。頸椎は7個。C7は肘を伸ばす事ができる筋肉支配。C8は指を曲げる事ができる筋肉支配。

棘上筋:肩甲骨の棘上窩、肩峰の下を外方へ走り⇒上腕骨大結節の上部へ停止。作用は、肩関節外転。肩甲上神経C5・C6。

棘上筋の肩外転活動三角筋中部線維より先行。棘下筋、肩甲下筋の筋活動は、棘上筋の筋活動を追随するように外転角度の増加に伴い漸増していく。

棘下筋:肩甲骨の棘下窩から起始し、上腕骨大結節の中部に停止。作用 肩関節の外旋・上部は外転・下部は内転。肩甲上神経支配。

小趾外転筋は小趾の外転、屈曲を行う。 起止:踵骨隆起の外側突起 / 第5中足骨粗面  停止:小趾基節骨  外側足底神経支配   重心の側方動揺制御には,小趾外転筋の活動が有効だと考えられている。

末梢神経障害=ニューロパチー  例:糖尿病性ニューロパチー

乳酸濃度:血液ガス測定器で血液ガスと一緒にわかる。

「乳酸は疲労物質」とされていたが、現在では否定されている。疲労した筋肉は乳酸濃度が高くなり、筋肉のパフォーマンス低下がみられるが、乳酸がパフォーマンスの低下をもたらすのではない。最新研究では、高負荷の運動時に、乳酸がエネルギー源として再利用されるとされる。運動中の脳内でも神経細胞のエネルギー源として乳酸が働く。

大動脈解離:上行大動脈が解離しているA型の場合、緊急性が高く、緊急手術が必要。手術の方法は基本的には人工血管置換術。人工血管置換術は上行大動脈置換術と弓部大動脈置換術の2種類。

恥骨筋(Pectineus muscle)は股関節の屈曲や内転を行う。腸恥隆起から恥骨結節までの間の恥骨櫛に沿って起こり(恥骨稜とする文献も)、下方へ斜走し、小転子のすぐ後ろを走り、大腿骨上部の恥骨筋線と粗線の近位部で終わる。支配神経:大腿神経と閉鎖神経支配。

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腹圧形成:横隔膜 骨盤底筋 腹直筋 多裂筋

横隔膜の上には両側の肺および縦隔が乗っている。右側の下には肝臓。左側の下には胃が接着。縦隔は左右の肺に挟まれた腔なので、肺は含みまない。 心臓、胸腺は縦隔内に存在する。

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拘束性換気障害:肺活量が80%未満のものをいう。肺実質、胸郭、胸郭の病変、神経等の問題により肺の拡張が制限された状態を言う。 気道抵抗は減少しない。安静時の呼吸に関与する筋肉は外肋間筋 横隔膜。

腹直筋:(起始) 第5~第7肋軟骨、剣状突起、肋剣靭帯らに付着。 (停止) 恥骨の恥骨稜、恥骨結合 【腹直筋の主な働き】 胸郭全壁を引き下げる。骨盤の前部を引き上げる。体幹を屈曲する。腹腔内圧をあげる。 【腹直筋の神経支配】 肋間神経(T5~T12)

糖尿病は高血糖そのものによる症状を起こすこともあるほか、長期にわたると血中の高濃度のグルコースが糖化反応を起こし、体中の微小血管が徐々に破壊されていき、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症などに繋がる。 糖尿病患者の90%は2型である。2型糖尿病の予防や軽減には、健康的な食事、適度な運動、適切な体重管理、禁煙が有効

片脚立位時間が15秒以上では全例が独歩自立していたのに対して,15秒を下回る場合,片脚立位時間の減少にしたがって独歩自立例の割合は減少した。

視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を調節している。

赤血球は血液循環によって体中を回り、肺から得た酸素を取り込み、、二酸化炭素の排出も行う。

多発性神経炎:慢性・進行性・左右対称性にしびれが上行(糖尿病・代 謝疾患・内分泌疾患・栄養障害・中毒等)。悪性腫瘍に伴うものに も注意。

強直性脊椎炎:仙腸関節痛、殿部痛(坐骨神経痛)や胸部痛(肋間神経痛)が起こる。痛む場所は移動することが多く、安静にしているより体を動かした方が軽くなるのが特徴。仙腸関節と大転子部は特に痛みやすい。

大腿骨頚部や骨頭部は回旋動脈という細い動脈で栄養されている。

頚部骨折をおこした時に回旋動脈が損傷を受けると血が流れなくなるので,骨頭の部分が壊死をおこして(骨頭壊死),最悪の場合には骨頭がつぶれてくることがある.これを遅発性骨頭陥没という。この状態になると痛くて歩行できなくなる。

大腿骨頚部骨折は骨癒合しにくいので偽関節となったり,骨頭部が壊死になりつぶれて遅発性骨頭陥没になったりする。

大腿骨転子部は,周囲を血行のよい筋肉組織などに囲まれているので,転子部骨折は骨癒合しやすく偽関節になってしまう危険性は少なく,また,骨頭壊死にもなりにくい。

セロトニンノルアドレナリンドーパミンは、モノアミンと総称されている。うつ病は、モノアミンが減ることで引き起こされるとされている。

リハビリにおける Needs:客観的にみて必要なもの(歩くためには、下肢を前方へ振りだす必要がある。そのために背筋/股関節伸筋を使えるようにする。片脚立位能力を向上し、重心移動を円滑化して下枝の振り出しを円滑化する。安定性限界の拡大。)

Demand:患者の要望。患者の言葉をそのまま書く。

Desire:患者の言葉の裏に潜む願望を書く。

アリセプトの副作用:緩慢な動作、口、舌、手足の不随意運動、筋肉の異常な収縮、手足のふるえ[錐体外路障害]

非定型型抗精神病薬の特徴:副作用として錐体外路症状(パーキンソン症状)が出にくい 。従って、これを抑えるための抗パーキンソン薬の併用を減らせる。抗パ薬は一般に抗コリン薬であり、その副作用として認知機能低下がある。統合失調症陰性症状に対する効果が従来型よりも期待できる。現在、統合失調症の第一選択薬は非定型抗精神病薬

脊髄後索障害:深部感覚障害(振動覚・位置覚障害)後索には、振動覚 位置覚 識別型触覚の伝導路がある。

小脳性運動失調(小脳失調)のある患者は,開眼した状態でも平衡を保つことができる場合と不可能である場合がある。開眼した状態でも平衡を保つことが不可能である場合は、単純にロンベルグ徴候陽性と記載するべきではない。詳細を記載すべきである。

朝鮮戦争(1950-1953)によって、日本経済は1000億円から1500億円といわれる影響を受けた。輸出は戦争の2-3ヶ月前から増加して、繊維品、鉄鋼、機械製品が中心。朝鮮特需といわれる。機械製品では、トラックや通信機器。トップは繊維製品で、土嚢用麻袋が圧倒的に多かった。

抗精神病薬には大きく分けて従来型抗精神病薬と、非定型抗精神病薬といわれる2種類がある。従来型抗精神病薬ドーパミンのみを抑制する作用をもち、第一世代抗精神病薬と呼ばれている。従来型抗精神病薬ドーパミンの働きを強力に抑制するため、中脳辺縁系という部分に作用することで陽性症状の顕著な改善が得られる。一方、ドーパミンの機能が低下している中脳皮質系という部分にも作用することからさらにドーパミンの機能を低下させ、陰性症状を強めたり認知機能の障害を引き起こしたりするなどの副作用が生じる。

膝窩筋:起止 大腿骨外側上顆⇒停止 脛骨後面  作用:膝屈曲 下腿内旋  脛骨神経支配

中心性チアノーゼ:温かい 動脈血酸素飽和度低下

末梢性チアノーゼ:冷たい 循環不全が原因

視床下部は、間脳(視床の前下方で、第三脳室下側壁)に位置し、自律機能の調節を行う総合中枢。視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節。視床下部外側野は摂食行動を促進するので摂食中枢。視床下部腹内側野は摂食行動を抑制するので満腹中枢。

カウンターウェイトとは、つり合いを取るための重りである。

胸椎とは:脊柱のうち、頸椎と腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨が左右一対ずつ付着し、胸郭の後壁をなす。

静的立位時の身体は足関節を回転中心とした1セグメントの倒立振子として近似される (Winter et al. 1998)。身体重心は、足関節よりも前方に位置するため、振子には常に重力による前傾トルクが負荷されており、姿勢の保持には足底屈トルク(底屈筋による、後方へのモーメントで前傾トルクを打ち消す)の発揮が要求される。 (Loram and Lakie 2002)。

静止立位中に後方に外力が加わった場合、足関節の背屈が起こる。これを背屈反射、背屈反応、足関節戦略といろいろな呼称がある。足関節背屈は前方へのモーメントをつくりだす。

強直とは関節部の骨および軟骨の変形や癒着が原因でおこる関節可動域制限のこと。骨性強直 :関節面が骨性に癒合して関節可動域が完全に失われたもの。特に脊椎や関節が硬くなる。強直性脊椎炎、関節リウマチで見られる。

三菱財閥は、俗に三井、住友とともに三大財閥であるが、三井、住友が三百年以上の史を持つ旧家なのに対して、三菱は明治期の動乱に政商として、巨万の利益を得てその礎を築いた。三菱財閥の創業者は岩崎弥太郎

what  when  why  who  where  how

戦後の固定相場制の時日本はアメリカに何を輸出していたか。日本→アメリカの最大の輸出品は車(トヨタ、日産)。日本車が安すぎてアメリカの自動車会社が倒産していた。また衣料品も輸出していた。 その当時、ドイツもアメリカへ輸出を行った。ドイツからは機械類、医療品がアメリカへ輸出された。

大動脈は内膜、中膜、外膜の3層に分かれている。なんらかの原因で内側にある内膜に裂け目ができ、中膜の中に血液が入り込んで長軸方向に大動脈が裂けることを大動脈解離という。何の前触れもなく、突然、胸や背中の激痛とともに起こる。また、起こったばかりの時は、血管が裂けているために血管の壁が薄くなり、きわめて破裂しやすい状態。特に上行大動脈に解離が及ぶA型では、1時間に1%ずつ死亡率が上昇すると言われる。つまり、48時間以内におよそ半分の患者さんが亡くなることになる。

Stanfordスタンフォード分類A型(上行大動脈に解離があるもの)、B型(下行大動脈のみに解離があるもの)に分けられる。

我癡とはどのような煩悩?我執(がしつ)の心であり、今現在の自分の枠から外れることを恐れている。人間は五蘊(ごうん)が仮に和合した「現象」にすぎませんが、それを「実在」とし愛執するこころ。愛執するがゆえにそこから離れること。五蘊:人間を成り立たせている五つの要素。色(しき)(=肉体)・受(=感覚)・想(=想像)・行(ぎょう)(=心の作用)・識(=意識)。

ラテラルラインを利用した運動療法:側臥位にて骨盤を固定し、胸郭・肋骨の回旋を促したり、側臥位のまま上の上肢をバンザイして側腹部の伸張。

歩行につなげる場合は、壁に対して横向きとなり(患側が壁側)、患側上肢を挙上して壁につく。それにより、患側立脚期での体幹の抗重力伸展がつくれるので、この肢位でのstep練習などで、中殿筋が働きやすい姿勢をつくる。

ラテラルライン(LL)はアナトミートレインの筋膜ラインの一つ。Lateral Lineと英語では表記。頭部の後外側の筋から頸部前外側を通って、体幹外側、大腿外側、下腿外側の筋までの筋膜の連結。左右両側に存在し、体幹の側方や回旋の動きを制動することが大きな役割。小趾外転筋ー長腓骨筋の協調⇒⇒ラテラルラインでつながり⇒中臀筋、腹斜筋群への働き

頭板状筋、頸板状筋、胸鎖乳突筋⇒外肋間筋、内肋間筋⇒外腹斜筋⇒大殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋 ⇒腸脛靭帯 ⇒腓骨筋

前脛骨筋,小趾外転筋-長腓骨筋が協調して働くことで背屈・外反の運動が出現します. そうすることで,PSwからのクリアランス改善にも役立ちます。

足関節は脛骨と腓骨・距骨・踵骨か ら構成される距腿・距骨下・遠位脛腓関節の複合関節である.

距腿関節:脛骨 腓骨 距骨で構成。螺旋関節。

距骨下関節:距骨 踵骨で構成。顆状関節。

脛腓関節:半関節

深層外旋六筋の中で最も強力なのは大腿方形筋(仙骨神経叢)。内閉鎖筋(仙骨神経叢)も並んで強力。 深層外旋六筋の付着部を上から並べると、梨状筋 上双子筋 内閉鎖筋 下双子筋 外閉鎖筋(閉鎖神経) 大腿方形筋 となる。

深部感覚は ”位置覚"  "運動覚"  "抵抗覚"  "重量覚"  。 深部知覚、深部覚、固有受容性感覚 proprioceptive sense、固有覚ともいわれる。PTの世界では、抵抗覚、重量覚よりも振動覚 複合感覚(二点識別感覚)を検査する。

平衡反応は迷路の刺激によって生じる代償的で自律的な動きであり.その統合中枢は大脳皮質および小脳皮質に存在する(新保2000:209)。

外返し:回内 外転 背屈 の複合運動

内返し:回外 内転 底屈 の複合運動

短母指屈筋:母指MP関節屈曲 正中/尺骨神経支配

前遊脚期:遊脚初期に入る前。足尖離地の前。立脚側へ重心移動している時期。

マカの元気には、亜鉛 アルギニン シトルリンが含有される。アルギニンが酸素と結合し一酸化窒素となる。

一酸化窒素には動脈を拡張させて血流量を増やす効果がある。

ニトログリセリンは血管拡張作用があるので狭心症の薬になる。体内で加水分解されて生じる硝酸が、さらに還元されて一酸化窒素 (NO) になり、それがグアニル酸シクラーゼを活性化し cGMP の産生を増やす結果、細胞内のカルシウム濃度が低下するため血管平滑筋が弛緩し、血管拡張を起こさせることが判明している。

手根管症候群とは横手根靭帯(屈筋支帯)によって正中神経が圧迫されて、てのひらが痺れる疾患。屈筋支帯と手根骨のあいだを通過するのは・・・浅/深指屈筋腱  長母指屈筋腱  橈側手根屈筋腱  正中神経。手根管症候群のリハビリでは、一般的には装具などでの固定がよいとされている。しかし、日常生活ではしびれを気にせず、積極的に使うことが大切。また、手根管内を腱が通るので、その筋肉の柔軟性向上や運動が有効。その他、内服やステロイド注射を併用する場合もある。

広背筋は、第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨を起始とし、下部から上外側方、上部から水平に外側方に向かって走り、上腕骨の上部小結節稜に付着する。広背筋は平行筋である。胸背神経支配(C6-C8)。作用:目の前にあるものをつかんで引き寄せる時に使う 肩関節伸展 内転 内旋

山手線・・・田町駅 (JY27) - 高輪(たかなわ)ゲートウェイ駅 (JY26) - 品川駅 (JY25)

小臀筋は、臀筋のうちの1つ。中臀筋と同じく上臀神経による支配を受けており、中臀筋と同じく股関節の外転を行う他、股関節の内旋にもわずかに関わる。腸骨翼の殿筋面から起こり、大転子で終わる。

 

数の暗唱や計算では、両側半球の前頭前野、運動前野、側頭葉のウェルニッケ野後頭葉が活性化されている実験データがある。前頭前皮質前頭皮質前頭前野(複雑な認知行動の計画、人格の発現、適切な社会的行動の調節に関わる)

 

ルノーRenault S.A.)は、フランスのパリに本社を置く自動車製造会社。グループの日産自動車やダチア、ルノーサムスン自動車などを含めると世界最大の自動車会社である。主要株主はフランス政府。

大脳基底核を構成するのは、線条体 淡蒼球 視床下核 黒質

底背屈運動はほとんどが距腿関節で起こり,背屈に伴ってわずかな外反・外旋運動も生じていた.背屈時に足部は外反,底屈時に足部は内反を伴う。

距骨下関節の運動は内・外反,内・外旋であるとされている。距骨下関節は、距骨と踵骨から成る。

距腿関節は脛骨 腓骨 距骨から成る。

足関節を背屈させると,脛骨と腓骨の間は広くなり,逆に底屈させると間隔は狭くなる.

足関節の背屈運動時に外果が上方,外側に移動することは諸家の報告で統一しているが,回旋に関しては内旋する,外旋する,回旋しないとのさまざまな報告がある。

景気のいい国は内需が活発なので貿易収支が赤字になる(輸入する為)。景気の悪い国は内需が不純なので輸出が増え貿易収支が黒字になる。

ショパール関節=横足根関節 ◇「踵立方関節」+「距舟関節」

リスフラン関節(足根中足関節)。内側・中間・外側楔状骨、立方骨と中足骨の間の関節。

2018年11月 東芝は米国テキサス州液化天然ガスLNG)プロジェクト「フリーポート」について、中国の民間ガス大手ENNグループに売却することで合意した。 

増え続ける物流コスト・・・ヤマトが値上げと総量規制を行ったことによりあふれた荷物を受けているのが日本郵便だ。アマゾンの荷物を届けるには、値上げをするしかないとされている。

肺胞が行うガス交換とは・・・血液から二酸化炭素を排出し、酸素を取り込む。

遠くを見るとき:毛様体筋が弛緩する→チン小帯が引っ張られる→水晶体がチン小帯に引っ張られて薄くなるので,遠くにピントが合う.

近くを見るとき:毛様体筋が収縮する→チン小帯がゆるむ→水晶体が,自らの弾力性で膨らみが大きくなり厚くなるので,近くにピントが合う.

足部外側靭帯: 前距腓靭帯(内反で損傷しやすい) 後距腓靭帯 踵腓靭帯

足部三角靭帯: 前脛距靭帯 後脛距靭帯 脛踵靭帯 脛舟靭帯

足関節の外側を支える靭帯のうち、内反捻挫で最も捻挫する靭帯は前距腓靭帯。これは外くるぶしの前部分の関節を支える靭帯。内反捻挫では、この前距腓靭帯部分に損傷が起こるため、外くるぶしの前部分が腫れ、痛みが生じる。損傷がひどい場合は足関節の外側や前部分、全体が大きく腫れてしまう。

腎機能低下によるアシドーシスは、代謝性アシドーシス。低いpHはアシドーシス、高いpHはアルカローシスに関連づけられる。pHの基準範囲(成人)例:7.35~7.45 (動脈血)代謝性アシドーシスとは、pH7.35以下(正常値7.35~7.45)で、HCO3-(正常値22~28mEq/L)が低下した病態と定義されている。進行すると意識障害や血圧低下を認める。

トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。 トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。

アメリカのベトナム戦争介入目的は、東南アジアの要衝であり、共産化を防ぐため。「南ベトナムが共産化したらインドシナ全体が軒並み共産化してしまう」というドミノ理論。そしてインドシナの北にある中国をけん制する必要もあった。ドミノ理論とは、「ある一国が共産主義化すれば動きはドミノ倒しのように隣接国に及ぶ」という、冷戦時代のアメリカ合衆国における外交政策上の理論。実際に起こった現象についてはドミノ現象と呼ぶ。

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。空間認識能力は、視覚・聴覚など複数の感覚器の協力で成立し、右脳によってコントロールされる。

セミファーラー位・・・15度~30度  上半身を起こした状態 ファーラー位(半坐位)・・・上半身を40度起こした状態  座位・・・上半身を90度起こした状態

捻挫とは関節を「捻り挫く」事をいい、骨と骨を繋ぐ可動部関節周辺部位の損傷、関節包や靭帯及び軟部組織(内臓・骨以外の総称)を損傷した状態を指す。

日本など11カ国が参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が2018年12月30日発効した。世界の経済成長をけん引するアジア太平洋地域に域内人口5億人超の巨大な自由貿易圏が誕生する。加盟国産の農畜産物の関税が撤廃または引き下げられるため、消費者には小売価格の低下を通じて、より安価に食料品が手に入ることになる。

鵞足・・・縫工筋 薄筋 半腱様筋 鵞足炎は、スポ―ツなどにより引き起こされる、膝ひざの慢性的な炎症です。鵞足滑液包炎と呼称される場合もあります。

鵞足炎や鵞足滑液包炎を起こすと、痛みを感じます。鵞足炎では鵞足に小さな損傷が生じることで、鵞足滑液包炎では鵞足の下にある「滑液包」に炎症が起こることで痛みを感じます。

縫工筋起止:上前腸骨棘   薄筋起止:恥骨下枝  半腱様筋起止:坐骨結節

鵞足は脛骨粗面内側に停止する。

薄筋作用:股関節屈曲/内転  膝関節屈曲/内旋

テンタクル活動とテンタクルアクティビティーは同じ意味です。物体が2つあるとして、1つをA,もう1つをBとし両者がつながっているとする。このとき、Aが安定していることを前提に、Bが自由に空間で動けることを、テンタクル活動といいます。たとえば、背臥位で下肢を挙上するなら、体幹が安定していなければならないといった感じ。

朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なりーーー「論語」里仁(りじん)から》朝に人としての大切な道を聞いて悟ることができれば、その晩に死んでも心残りはないという意。

「三叉神経(第Ⅴ脳神経)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経。体性運動性と知覚性の混合神経。三叉神経の知覚性繊維は、3つの主要な枝すべてに含まれる。眼神経、上顎神経、下顎神経の3つ。

間脳は自律神経の中枢である視床下部、種々のホルモンを分泌する脳下垂体。体性感覚などの大半の感覚を司る視床などに区分される。wikiによると、間脳を構成するのは 視床 視床下部 脳下垂体 松果体 乳頭体

松果体は、脳に存在する小さな内分泌器である。脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置し、間脳の一部である2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれている。概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌することで知られる。松果体は、赤灰色でグリーンピース(8 mm)ほどの大きさ。上丘の上、視床髄条の下に位置し、左右の視床に挟まれている。松果体視床後部の一部を構成する。松果体は脳の中央線上に位置しており、頭蓋骨をX線で撮影すると石灰化したものが写ることがある。松果体の石灰化が起こっていた場合、X線撮影で脳の中央にあるべきものが、例えば脳腫瘍などが原因で左右に変位していないかを簡単に判断することが可能。

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椎間板にスポーツによるストレスが加わることにより、椎間板が破れて中から髄核が後方に突出する。多くは第4/5腰椎椎間板の繊維輪が変性したり、一部破れて中の髄核が腰椎後方に突出して第4腰神経(L4)、第5腰神経(L5)、第1仙神経(神経根)(S1)等を圧迫したりします。左右の神経根のうち、片側の神経のみが圧迫されることが多いため、下肢の症状は片側性が多いのです。ヘルニアとは正常の位置(椎間板)から逸脱(髄核が飛び出す)した状態をいい、腰では腰椎椎間板ヘルニアのことを示します。

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。空間認識能力は、視覚・聴覚など複数の感覚器の協力で成立し、右脳によってコントロールされる。

セミファーラー位・・・15度~30度 上半身を起こした状態 ファーラー位(半坐位)・・・上半身を40度起こした状態 座位・・・上半身を90度起こした状態

昔は固定相場制で、1ドル=360円のレートが固定されていた。これが1971年のドルショック(ニクソンショック)をきっかけとして、変動相場制に移行し、それ以来円高が進行、今日のレートになる。ニクソンショック以前のドルは兌換紙幣だったので金と交換できた。それがニクソンショック以降、金と交換できない不換紙幣になった。兌換は一旦何かに置き換えることで等しく(入れ替えが可能に)なること。紙幣において金兌換のように使う以外あまり用例が見られない。金兌換の1円札は1円分の金と置き換えることで1円の価値を持つ。互換は何かに置き換えることなしに、そのまま入れ替えが可能であること。戦後の固定相場制の時日本はアメリカに何を輸出していたか。それは車。今も昔も変わらず、日本→アメリカの最大の輸出品は車。日本車が安すぎてアメリカの自動車会社が倒産していた。また衣料品も輸出していた。その当時、ドイツもアメリカへ輸出を行った。ドイツからは機械類、医療品がアメリカへ輸出された。

クレアチニン(Creatinine:Cr)は、筋肉で作られる老廃物の一つで、そのほとんどが腎臓の糸球体から排泄されます。 そのため、血液中のクレアチニンの増加は、糸球体の濾過機能が低下していることを意味します。 ただし、筋肉が多い人は高めに、筋肉が少ない人は低めになるために、これだけでは正確性に乏しい。

第三腓骨筋は人間の下肢の筋肉で足関節の背屈、外反を行う。起止:腓骨下部前面⇒停止:第5中足骨底背面

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良い睡眠に関わる、メラトニン松果体から分泌)とセロトニン(縫線核で合成)。脳内セロトニンを生成する縫線核群は、大脳皮質、大脳辺縁系視床下部、脳幹、脊髄など広汎な脳領域に投射している。

内臓感覚(visceral sensation) 内臓の感覚。満腹感、空腹感、渇き、尿意、息苦しさ、内臓の痛みなど。

【用語の確認】COPを英語でいうとcenter of pressureと言います。この英語の頭文字をとってCOPと言います。日本語では床反力作用点あるいは圧力中心、圧中心、作用力中心などと呼ばれます。

【COPとは】足が床に接地すると、接触した部分には反力が生じます。下の図は足を接地した時に生じる反力を図で表したものになります。各部分の反力の大きさや方向がまちまちであることがわかります。

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【COPと支持基底面】静止立位時は、重心は支持基底面の上にあります。このことをCOPと一緒に考えてみたいと思います。支持基底面とは、COPを移動できる範囲と考えることができます。静止立位の場合、COPは両足の合成床反力の作用点が両足で作られた支持基底面内にあります。杖などの補助具を使うと、支持基底面が広がり、補助具から返ってくる反力も含めた合成床反力の作用点がCOPということになります。

韓国のサムスン電子サムスングループの中核企業)は、みずほ銀行など日系銀行から融資を受ける場合が多い。理由は韓国の通貨が弱いというより、韓国に大銀行がないから。

亜鉛は成人の体内に約2g含まれます。成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素の構成要素。亜鉛は数百におよぶ酵素たんぱく質の構成要素として、さまざまな生体内の反応に関与しています。アミノ酸からのたんぱく質の再合成、DNAの合成にも必要なので、胎児や乳児の発育や生命維持に非常に重要な役割を果たしているほか、骨の成長や肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラル。

【A型インフルエンザ】A型インフルエンザウイルスは、他と比べ症状が激しい型。

【C型インフルエンザ】 C型インフルエンザは、いったん免疫を獲得すると、終生その免疫が持続すると考えられている。再びかかったとしてもインフルエンザだとは気づかず、ふつうの風邪と思ってしまうかもしれない。ほとんどの大人が免疫を持っているため感染しにくい 。かかるのは4歳以下の幼児が多い。

棘上筋は肩関節の外転動作時、最初の30度くらいのところまでよく働く。30度からは三角筋が強く働く。棘上筋のトレーニングとして従来からよく行われている"エンプティー缶"と呼ばれるトレーニング方法では、三角筋が働いてしまい棘上筋が鍛えられない。円運動では、最初のスタート時点から30度程度までは運動の方向と重力(負荷)の方向が違うので、軽い負荷だけでは棘上筋にはほとんど負荷がかからない。側臥位になり、肩関節外転(30°まで)を行う事で棘上筋が働く。棘上窩⇒上腕骨大結節 支配神経:肩甲上神経(C5 C6)

腹横筋は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。内腹斜筋の深層に存在し、下位肋骨(7~12肋骨)、鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、水平に外側に向かって走り、腱膜に移行して腹直筋鞘に付着する。いわゆるインナーマッスルの1つ。下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。

ロンベルグ試験:ロンベルグ試験で被験者に体の揺れが見られること(これをロンベルグ徴候が陽性であるという、後述)は、失調症状が感覚性であること、すなわち位置覚の消失によることを示唆する。ロンベルグ徴候が陽性であるとは、次の2点をどちらも満たすことをいう。  1.被験者は開眼していれば立てる。  2.被験者が閉眼すると倒れる。   次のような場合は陽性とはいえない。  1.閉眼した際に多少ふらつくが倒れない。

じっと直立した姿勢を保っていられるのは、感覚神経路、感覚運動統合中枢、運動神経路がいずれも正常である場合に限る。 この際に必要な感覚入力は 関節の位置覚(固有覚)、これは脊髄後索を伝わる 視覚 である。 重要なことだが、脳は固有覚と視覚のどちらかが正常ならば、平衡を保つために充分な入力が得られる。

正中神経 尺骨神経の二重神経支配筋:短母指屈筋 深指屈筋 虫様筋

白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気。白内障の原因で主なものは加齢で、水晶体の成分であるたんぱく質活性酸素によって変化して、白く濁る。白内障の濁りは、薬で取ることはできない。そのため、最終的には白内障手術を受けることになる。

アイスランドは地熱などの再生可能エネルギーから電力を賄う。人口が少ないわりに観光客が多い。産業のほとんどが天然の自然を売りにしていて、投資効率が非常に高い。地熱発電は、地熱によって生成された水蒸気により発電機に連結された蒸気タービンを回すことによって電力を発生させる。アイスランドはプレートの境目なので火山活動が活発。従ってマグマが地表近く存在する。そのマグマが地下水を温め蒸発させ、その水蒸気でタービンを回すことによって電気を起こすことができる。

 表在感覚の種類:触覚 圧覚 温痛覚  

表在感覚は皮膚感覚とも言われる。

アルコールにより、犯される感覚系:感覚系では、特に下肢優位に対称性にみられる表在感覚障害(38.5%)および深部感覚障害(31.1%)が多い。

滑液包とは、通常関節の周囲にある袋で、内側の膜は関節滑膜に似て、中には少量の滑膜を含んでいる。 関節の動きを滑らかにする役割を持つ。度重なる圧迫や過剰な摩擦、打撲やねんざなどの外傷によって外傷性炎症を生じて、大きくなることが多い。リウマチの合併症や細菌感染によっても大きくなる。

テンタクル活動=テンタクルアクティビティー(同意味)物体が2つあるとして、1つをA,もう1つをBとし両者がつながっているとする。このとき、Aが安定していることを前提に、Bが自由に空間で動けることを、テンタクル活動。たとえば、背臥位で下肢を挙上するなら、体幹が安定していなければならないといった感じ。

椎間板にスポーツによるストレスが加わることにより、椎間板が破れて中から髄核が後方に突出する。多くは第4/5腰椎椎間板の繊維輪が変性したり、一部破れて中の髄核が腰椎後方に突出して第4腰神経(L4)、第5腰神経(L5)、第1仙神経(神経根)(S1)等を圧迫。左右の神経根のうち、片側の神経のみが圧迫されることが多いため、下肢の症状は片側性が多い。ヘルニアとは正常の位置(椎間板)から逸脱(髄核が飛び出す)した状態をいい、腰では腰椎椎間板ヘルニアのことを示す。

「三叉神経(第Ⅴ脳神経)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経。体性運動性と知覚性の混合神経。三叉神経の知覚性繊維は、3つの主要な枝すべてに含まれる。眼神経、上顎神経、下顎神経の3つ。

ヒトの松果体は、赤灰色でグリーンピース(8 mm)ほどの大きさである。上丘の上、視床髄条の下に位置し、左右の視床に挟まれている。松果体視床後部の一部を構成する。松果体は、脳に存在する小さな内分泌器である。松果腺 (pineal gland) 、上生体 (epiphysis) とも呼ばれる。脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置し、間脳の一部である2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれている。概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌することで知られる。

長趾屈筋 作用:底屈 内反  タオルギャザーで鍛えられる。 脛骨後面⇒2~5趾骨末節骨底

距腿関節は底屈位で遊びが大きく、背屈位で遊びが小さい。

第三腓骨筋は人間の下肢の筋肉で足関節の背屈、外反を行う。起止:腓骨下部前面⇒停止:第5中足骨底背面

転子部骨折では以前はEvans分類が用いられていたが、近年はJenssen分類(ヤンセン)や中野3D-CT分類が用いられている。転子部骨折の不安定型ではマイクロムーブメントが起こりやすく、荷重時痛も強くなりがち。

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酸素欠乏症(Anoxia、通称:酸欠)は、人体が酸素の濃度18%未満である環境におかれた場合に生ずる。一般の空気中の酸素濃度は約21%であり、発症は個人差有。酸素の不足に対して、最も敏感に反応を示すのは、脳の大脳皮質であり、機能低下からはじまり、機能喪失、脳の細胞の破壊につながる。脳の酸素消費量は、全身の約25%に及ぶ。

血中のpHの調節は主に肺と腎臓で行っているのですか?肺はCO₂、腎臓はHCO₃-の調整機能を持っているので、それを用いてpHを調節することが可能となっている。二酸化炭素(英: carbon dioxide)は、化学式が {\displaystyle {\ce {CO2}}} {\displaystyle {\ce {CO2}}} と表される無機化合物である。二酸化炭素濃度が 3~4 % を超えると頭痛・めまい・吐き気などを催し、7 % を超えると炭酸ガスナルコーシスのため数分で意識を失う。この状態が継続すると麻酔作用による呼吸中枢の抑制のため呼吸が停止し死に至る(二酸化炭素中毒)。二酸化炭素が上昇すると、pHは低下する。

結節間溝:大結節と小結節の間にある溝を結節間溝という。

結節間溝を通るのが上腕二頭筋長頭。結節間溝を覆うのが上腕横靭帯。

アキネジア:無動。自発的に運動しようとするときに、始めるまでに時間がかかり、始めても、のろのろとして緩慢にしか動作できない状態。パーキンソン病の主要な4運動徴候の1つであり、その最も重要な症状である。

姿勢反射障害 アキネジア(無動/寡動) 筋強剛(筋固縮) 安静時振戦(resting tremor)

FRT測定は3回実施し、最後の2回の平均値を計算。

毛様体筋とは、内眼筋に含まれる水晶体を調節してピントを合わせる筋肉である。筋自体は毛様体の中にある。動眼神経に支配される。 光を得た水晶体の厚みを変える。近くを見るときは緊張して水晶体が厚く膨らみ、遠くを見るときは緩んで水晶体は薄くなる。

大腿筋膜張筋:上前腸骨棘と大腿筋膜の内面から起始し、大転子の前方を経て腸脛靱帯に移り、この靱帯は大腿の外側を下行し、脛骨外側顆に停止する。運動動作においては主に股関節の屈曲・外転・内旋膝関節の伸展下腿の外旋といった動きに関与する。上臀神経支配(L4  L5  S1)。CHS、γ-nailでは切開する筋肉。

EBM:Evidence-based medicine 科学的根拠に基づく医療のこと.入手可能な範囲で最も信頼できる根拠を把握した上で,個々の患者に特有の臨床状況と患者の価値観を考慮した医療を行うための一連の行動指針。医療行為を医師が受けた教育,研究,臨床経験に依存した裁量権に単純にゆだねるのではなく,医療方針の決定に当たって臨床研究の成果を良心的に思慮深く適用することを求める考え方である.実際には、(1)患者の問題の定式化、(2)効率的で質の高い情報収集、(3)情報の批判的検証評価、(4) 情報の患者への適用、(5) 研究課題の抽出、の手順で行われている。EBMは情報技術の発展を背景とし,インフォームドコンセントの時代に沿った医療手法である.「同義語=エビデンスに基づいた医療」(2005.10.25 掲載) (2009.1.16 改訂)

平衡反応:全身のバランスが崩れようとしたときに直ちに反応し 平衡を維持しようとする機能。 上肢:パラシュート反応、下肢:ホッピング、ステッピング反応、傾斜反応など。 一定の姿勢を保持していて重心が動いた場合に、 重心を保持し転倒しないようにコントロールしようとする自動的反応。 6ヶ月頃から現れ生涯続く。 平衡反応は、脳皮質、基底核、小脳の間の相関作用によってコントロールされるもので、急激な体重心の変化、あるいは体幹に対する四肢の位置変化に対応して、 自動的に身体全体を正しい姿勢に保持しようとする反応である。 まず傾斜反応が出現し傾斜による重心の移動を防ぎ、 体軸の平衡を保持するために体全体に運動が生じる。 この傾斜反応の域を超えて身体が倒れ、その平衡が失われようとするときに 身体を保護するために上肢・下肢に保護伸展反応が出現する(傾斜反応→保護伸展反応)。 ・平衡反応のなかで特に、より協調された歩行の獲得に大きく関与しているのが ホップ反応、ステップ反応、背屈反応である。

アドソンテストは胸郭出口症候群の判別のために用いられる検査方法。胸郭出口症候群の中でも特に斜角筋症候群の判定を行うのに適している。 アドソンテストの検査は

①姿勢良く座った状態で手首の脈拍を確認する。

②あごを挙げ、頭をしびれ等の症状のある側にできるだけ強く向ける。

③痛みのない範囲で上を向き、大きく息を吸い込んでから止める。

の手順で行う。 この時に脈拍が弱まったり停止した場合、手のしびれや冷感が強まった場合には陽性と診断することができます。最初のテストで陽性の反応が出なかったとしても、反対側からの検査で脈が弱まる時には陽性(擬陽性)と判断されることもありますので両側で検査を行った方が無難でしょう。

プッシャー症候群:半側空間無視(USN)を伴う事が多い。左片麻痺であれば、健側を用いて左側へ向かって、健側で押す現象。

プッシャー症候群:ベッドサイドでは患側骨盤をギャッジアップなどで挙上することで押す力と拮抗し安定化を図る。上肢はオーバーテーブルなどで体幹前方で支持させる。チルトテーブルに腰掛け、足底を離し、患側骨盤を挙上させることから始める。 徐々に足底を接地し健側挙上での保持訓練へと進める。(初期:健側へ体重支持、後期:患側へ体重支持) これに加えて、重心移動練習などの動的な課題も有効とされる。

 ラセーグ徴候徴候を調べるときに挙上していない側の坐骨神経領域に疼痛が誘発される場合がある。これを逆ラセーグ徴候といい、これは坐骨神経領域の痛みが誘発された下枝側の腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経への圧迫を示唆する。

 神経系ー中枢神経系ー脳 脊髄

神経系ー末梢神経系ー体性神経系 自律神経系

自律神経系ー交感神経 副交感神経

ライトテスト:胸郭出口症候群の誘発テストの一つ。交通事故のため、むち打ちとなると、首から腕にかけて、痛みやしびれが生じることがあるが、その原因の一つとして、胸郭出口症候群が考えられる。胸郭出口症候群は、腕神経叢や鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が圧迫または牽引されることにより症状が引き起こされると考えられている。ライトテストが陽性の場合には、小胸筋のけいれんなどが原因として考えられる。

ライトテストの方法

両肩関節を外転90° 外旋90° 両肘関節90°屈曲位で 橈骨動脈の脈拍をはかる。脈拍が減弱したり消失した場合はライトテスト陽性。

胸郭出口症候群:鎖骨周辺で神経や血管を圧迫する原因がいくつかあり、これらをまとめて胸郭出口症候群と呼ぶ。前斜角筋と中斜角筋という首の筋肉の間で圧迫されると斜角筋症候群。鎖骨と第1肋骨の間で圧迫されると肋鎖症候群。小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群。頸椎にある余分な肋骨で圧迫されると頸肋症候群という。

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前方へ頭部が突出することにより、上部胸郭と下部頚椎は屈曲、上部頚椎と頭蓋頚椎部は伸展。この姿勢は舌骨上筋群の下方・後方への牽引力を作り出し胸骨舌骨筋・肩甲舌骨筋のような舌骨下筋を伸張しまいます。その結果、下顎は後退と下制の方向へ引かれ、下顎に対して緊張を加えます。また、下顎の安静肢位が変わったことにより、下顎骨の顆頭の位置も理論的には後方に偏位。それによって間接円板の繊細な後円板層は圧迫され、炎症やダメージを負いやすくなる。この頭部が前方に行く姿勢によってストレートネックも発生しやすくなる。

胸郭出口症候群:頸肋症候群 肋鎖症候群 斜角筋症候群 小胸筋症候群 第一肋骨症候群

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 クレアチニン(Creatinine:Cr)は、筋肉で作られる老廃物の一つで、そのほとんどが腎臓の糸球体から排泄されます。 そのため、血液中のクレアチニンの増加は、糸球体の濾過機能が低下していることを意味します。 ただし、筋肉が多い人は高めに、筋肉が少ない人は低めになるために、これだけでは正確性に乏しい。

 

前庭神経炎:強い回転性めまいを生じる。吐き気、嘔吐もある。安静にしてもおさまらない。動くと悪化する。前庭、半規管、前庭神経、脳幹、小脳のいずれかが障害されると起こる。

 

懸垂頭位:頭部をベッド端から突出させて頸部伸展位のような状態にする。

 

良性突発性頭位めまい症:エプリー法・・・座位⇒右を向いたまま倒れて懸垂頭位で右向30秒⇒懸垂頭位で左を向く30秒⇒左側臥位30秒⇒起き上がる

 

ヒップストラテジー:前方不安定・・・腹筋群 大腿四頭筋

後方不安定・・・脊柱起立筋群 ハムストリングス

 骨密度検査:デキサDXA法・・・エネルギーの低いX線を使い測定。腰椎、大腿骨の骨密度を測定する。 超音波法・・・骨粗しょう症の検査に用いられる事が多い。

MD法・・・X線を使って、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比べることによって測定します。

足底を全接地して体幹を回旋させるのと、足底を浮かせて体幹を回旋させて比べる。すると、足底を浮かせて体幹回旋させたほうが行いにくい。これは筋緊張が高まっているために動作を妨げているためである。

アルツハイマー病:脳の萎縮は海馬に発生。初期はエピソード記憶(近時記憶障害と見当識障害)がみられる。特に記銘の障害が顕著。中期には、即時記憶障害もみられる。

矢状面重心:耳垂 肩峰 大転子 膝蓋骨後面 外果前方(2~3㎝)

前額面重心:後頭隆起 椎骨棘突起 臀裂 両膝関節内側中心 両内果間中心

多裂筋:起始 第4~7頸椎関節突起 全胸椎横突起 停止 各起始部から2~4上の椎骨棘突起  両側作用 体幹伸展   片側作用 体幹同側側屈

エピソード記憶とは、宣言的記憶の一部であり、イベント(事象)の記憶である。エピソード記憶には、時間や場所、そのときの感情が含まれる(感情は記憶の質に影響する)。自伝的記憶はエピソード記憶の一部である。エピソード記憶意味記憶(事実と概念に関する記憶)と相互に関連している。エピソード記憶は物語にたとえることができる(Tulving, 1972)。長期記憶の中でも、思い出と呼ばれる部分。

2013年最も読まれた本  ケニーマクゴニガル スタンフォードの自分を変える教室  

2014年経営者に最も読まれた本  稲森和夫(京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者。) 生き方  

この2冊が共通して言っている事は実践力。実践力とは「決めた事」と「やっていること」を一致させる力。思い通りの人生になっていない人は、「決めた事を」「やっていない」。決めた事を達成していたら、思い通りの人生になるのが当たり前。

成功=失敗の積み重ね+継続

実践力=決めた事とやっている事を一致させる力

行動力=好奇心+実践力

人間には元に戻ろうとする恒常性が備わっている。目的を達成する為に根拠のない思い込みを言いふらす事により、元に戻る恒常性を発生させないようにする。根拠のない思い込みを言いふらすと、必ずプレゼント(否定)が返ってくる。それに負けない事が勝つということ。違和感をよろこぶこと。

海馬の場所辺縁系という用語は、人間の脳で情動の表出、意欲、そして記憶や自律神経活動に関与している複数の構造物の総称であるため、機能的な分類を表す用語であり、場所を表す用語ではない。海馬が辺縁系に属す構造であることは、Wikipedia日本版にも明記されている。海馬の位置は、脳の深い所にあるので、なかなか表現し難い。「内側側頭葉の深部に位置している」という表現が適当。海馬(英: hippocampus)は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部。特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。

 

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 何をするかイメージして、どう動くか考えると動きが最適化しやすい。モルツ博士の著書『サイコサイバネティクス』によると、脳は「実際の経験」と「頭の中で鮮明に描いた想像上の経験」を区別するのが苦手。想像上の経験でも、実際の経験でも脳は同じ領域を使い情報処理を行う。脳をだまして成功体験を生み、それによってパフォーマンスが向上する。野球で三冠王を三回取った落合博満はイメージトレーニングを取り入れた打者。例えば、ランニングをしている最中に 自分にとっていいなって思う動きが出たら、パッと止まって「どうやったらこの動きができるんだろうか」という様に観察してたという。すべての現象を意識的にとらえて、良い現象をとりいれる練習をイメージトレーニングでしていた。

私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が土台づくりをしていることにある。仕事は全部失敗の連続である。(本田宗一郎)

理解レベル

不理解、誤解

理解(把握)

納得

共感、共鳴

利己的に許すということ・・・「人を許す」というと、「人のことを考え、利他的になる」ということのように思う人もいるかもしれません。「許容し可能にする術」というのは、その逆のこと。情けは人の為ならず - 人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。

体性感覚の検査:Ⅰ.表在感覚 1.触覚 2.痛覚 3.温度覚

Ⅱ.深部感覚  運動覚   位置覚  振動覚

Ⅲ.複合感覚  2点識別覚

心筋梗塞は、虚血性心疾患の一つ。心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまった状態。通常は急性に起こる「急性心筋梗塞(AMI)」のことを指す。心臓麻痺・心臓発作(英: heart attack)とも呼ばれる。 心筋が虚血状態に陥っても壊死にまで至らない前段階を狭心症といい、狭心症から急性心筋梗塞までの一連の病態を総称して急性冠症候群(acute coronary syndrome, ACS)という概念が提唱されている。

温覚(暖かいという感覚):自由神経終末、ルフィニ小体

冷覚(冷たいという感覚):自由神経終末

痛覚(痛いという感覚):自由神経終末

体性感覚は、生理学や医学の用語で、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚を指す(内臓感覚を除外する立場もある)。感覚器が外からははっきり見えず、皮膚・筋肉・腱・関節・内臓の壁そのものに含まれる。体性感覚は視床で処理され、対側の大脳半球に送られる他、自律神経系や賦活系にも影響を及ぼす。また、深部感覚は小脳でも処理される。

Perry 2)は,ヒトの歩行において,下肢と骨盤をロコモーター, 体幹,頭部,上肢をパッセンジャーと呼び,歩行における 体幹の主要な機能的役割は,骨盤の上で自らの姿勢を保持 することであると述べている.2) Perry,J.:Gait Analysis,9‐28,New York Slack,(1992).

ロコモーターユニット :下半身や動作を行う上での骨盤、両下肢のこと、歩行で直接的に関係があるもののことを指す。言葉を直訳すると「loco moter=歩行運動(loco=機関車 moter=エンジン)」。

パッセンジャーユニット:上半身や動作を行う上での体幹、両上肢のこと、歩行で間接的に関係があるもののことを指す。 言葉を直訳すると「passenger=荷物」。

ロコモーターユニットと、パッセンジャーユニットの2つが相互に影響しあうことで歩行は成り立っている。 相互のバランスが重要であり、上方にあるパッセンジャーがバランスが取れてないと下方のロコモーターは過剰に働くため、下肢の筋力を過剰に働かせてしまう。 反対に、バランスがとれていればロコモーターは最小限の力で働くので、歩行しながら上肢を使って作業することも可能になる。例を挙げると、歩き始めてままならない子供の歩幅は狭い。体幹の筋力やバランス能力が少ないと下肢の筋力を働かせて歩く。これは高齢者でよく見られる円背姿勢の方でも同じ。渋谷や新宿を歩く若者は歩くのが早く、歩幅も大きい。体幹の機能があり、最低限の力で歩くことができるためできること。 歩幅を大きくするためにはパッセンジャー機能=上半身の機能が大切。参考文献:人間の運動学 - ヒューマン・キネシオロジー 著者宮本 省三,八坂 一彦,平谷 尚大,田渕 充勇,園田 義顕

 末梢神経系⇒自律神経系、体性神経系⇒交感神経副交感神経、皮膚感覚深部感覚内臓感覚⇒触覚痛覚温冷覚(皮膚感覚) 位置覚 運動覚 振動覚 複合感覚 抵抗覚 重量覚(深部感覚)

副甲状腺から分泌されるホルモン:骨や腎臓に作用して、甲状腺から分泌されるカルシトニンというホルモンやビタミンDとともに、血中や体液中のカルシウム濃度を一定に保っている。副甲状腺ホルモンは、血中のカルシウム濃度が低下すると分泌が高まり、骨に含まれているカルシウムを血中に取り出す。また、腎臓に作用してリンの再吸収を抑制し、カルシウムの再吸収を促して尿中への排泄を減らします。

リン:生体エネルギー代謝に欠かせない ATP、細胞膜の主要な構成要素であるリン脂質など、重要な働きを担う化合物中に存在。また、脊椎動物ではリン酸カルシウムが骨格の主要構成要素。このため、あらゆる生物にとっての必須元素であり、地球上におけるリンの存在量が、地球生態系のバイオマスの限界量を決定すると言われている。農業においてはリン酸が、カリウム・窒素などとともに肥料の主要成分である。

 戦後、ブレトンウッズ体制によって、通貨は固定相場制であった。日本の場合1ドル=360円。勤勉な日本人は日本製品アメリカへ大量に輸出した。ドイツも同じ。アメリカでは福祉予算の拡大とジョンソン大統領が始めたベトナム戦争で軍事費が拡大し、ドル紙幣増刷で、アメリカはインフレになり、アメリカ製品は値上がりし、益々、安い日本製品やドイツ製品は売れまくった。日本やドイツの貿易代金のドルがアメリカの銀行にどんどん大量に貯まりました。もし、そのドルを「金に交換してくれ」と言われても、もはや、アメリカはドルと金の交換が出来なくなった。金の流出を阻止する為、1971年8月15日、「金とドルの交換を停止する。」とニクソン大統領が発表。

視床は嗅覚を除く全感覚の中継にあたる。視覚と関係があると考えられていたのでこの名称がついている。

 下垂体前葉から分泌される エンドルフィン エンケファリン は快感と鎮痛をもたらす。成長ホルモン(恒常性維持 骨、筋肉の成長に関わる)も脳下垂体前葉から分泌される。

甲状腺ホルモン (サイロイドホルモン、Thyroid hormone) とは、甲状腺から分泌され、一般に全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをもつ。

間脳の視床下部の弓状核にあるドーパミン作動性ニューロンには、その軸索を正中隆起に投射するものがある。このドーパミン作動性ニューロンから放出されるドーパミンドーパミンはやる気、記憶に関わる。新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる。

パーキンソン病では黒質線条体ドーパミン神経が減少し筋固縮(筋強剛)、振戦(安静時振戦)、無動(アキネジア)などの運動症状が起こる。また抗精神病薬などドーパミン遮断薬の副作用としてパーキンソン症候群が起こることがある。

一酸化炭素:赤血球のヘモグロビン(Hb)と強力に結びついて一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)を形成し、血液の酸素運搬機能を妨げる。血液中の一酸化炭素濃度と呼気中の一酸化炭素濃度はよく相関する。呼気中の一酸化炭素濃度(ppm)は、非喫煙者では1桁台ですが、喫煙者では数十ppmになる。

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Perry 2)はヒトの歩行において,下肢と骨盤をロコモーター体幹,頭部,上肢をパッセンジャーと呼んだ。歩行における 体幹の主要な機能的役割は,骨盤の上で自らの姿勢を保持 することであると述べている.2) Perry,J.:Gait Analysis,9‐28,New York Slack,(1992).
 

FRT(ファンクショナルリーチテスト)は、バランス検査として日本理学療法士協会の診療ガイドラインから「推奨グレードA」として指定されており、信頼性・妥当性も高く評価。ファンクショナルリーチテストの測定値の目安としては、20cm未満だと非常にバランスを崩しやすく危険な状態、20〜25cmで転倒リスクあり、測定値の平均値としては25〜30cm、30cm以上リーチできていると転倒リスクが低いという値が目安となります。

⑴虚弱高齢者の場合は、「18.5cm未満」は転倒リスクが高い (参考論文:Thomas et al., Arch Phys Med Rehabil. 2005)

脳卒中片麻痺患者の場合は、「15cm未満」で転倒リスクが高い (参考論文:Acar & Karats, Gait Posture 2010)

パーキンソン病患者の場合は、「31.75cm未満」で転倒リスクが高い (参考論文:Dibble & Lange, J Neurol Phys There 2006)

『即時記憶』即時記憶は情報の記銘後すぐに想起させるもので、想起までに干渉を挟まない。臨床場面では数字系列の復唱などで評価をおこなう。

『近時記憶』近時記憶は即時記憶より保持時間の長い記憶であるが、保持時間の長さについて明確な定義はない(数分~数日)。情報の記銘と想起の間に干渉が介在されるため、保持情報が一旦意識から消えることを特徴とする。臨床場面では前夜の食事内容を尋ねる、単語の遅延再生などで評価する。心理学における分類との違いは、短期記憶と長期記憶が保持時間のみで区分されるのに対し、即時記憶と近時記憶が記銘から想起までの干渉の有無によって規定されるという点である。

『遠隔記憶』遠隔記憶は近時記憶よりもさらに保持時間の長い記憶である(~数十年)。臨床場面では個人の生活史(冠婚葬祭や旅行など)を尋ねることが多い。

ウェアリングオフ現象:パーキンソン病が進行すると、ドーパミン神経が減少して保存しにくくなり、ドパミンを使い切ってしまう状態になりやすくなる。 そのため、パーキンソン病の進行に伴い、L-ドパの効果が短くなり、次の薬を飲む前にパーキンソン症状があらわれてしまう。 このような現象をウェアリング・オフ現象という。

オン・オフ現象:突然薬効が切れる。

ワーキングメモリとは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念。作業記憶、作動記憶とも呼ばれる。一般には、前頭皮質、頭頂皮質、前帯状皮質、および大脳基底核の一部がワーキングメモリに関与すると考えられている。

関節拘縮:関節の可動域が制限され、屈曲・伸展が困難になる状態。病理学的には、関節包、靭帯、筋肉、筋膜、皮下組織、皮膚などが線維化することを原因とする。長期間の固定により、筋や皮膚などに原因がある場合は短縮。

強直:関節包内の骨・軟骨に原因があって関節機能がない場合は強直とよぶ。

がんの治療法は、「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の3つで、これらを総称して「がんの3大療法(標準治療)」

がんの部位や種類によってもステージの基準は異なるが、固形がんの場合、ステージ0~1期は病巣の広がりが限定されていて、手術や内視鏡治療などでがんを取りきれることが多い。進行がんは早期がんを超えて広がったがん。ステージ4はリンパ節や離れた臓器への転移(遠隔転移)を基準とするものが多い。

脳は固有覚と視覚のどちらかが正常ならば、平衡を保つために充分な入力が得られる。一方感覚系と運動系の統合は小脳で行われる。また運動神経路は皮質脊髄路錐体路)である。

根性(こんせい)坐骨神経痛・腰椎性坐骨神経痛:坐骨神経の付け根が圧迫されて、痛みがおこるタイプの神経痛。椎間板ヘルニアが原因となっているケースが多い。

梨状筋性坐骨神経痛:梨状筋による神経圧迫によって起こるもの。

症候性坐骨神経痛:神経の圧迫が原因ではないため、まだ原因が詳しく解明されておらず、治療が困難。

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 パーキンソン病:壁に手をつき、体幹伸展運動効果的。腹臥位も良い。歩行訓練の際のラインは30cm間隔が良い。歩き方のコツは歩幅を大きくとる。手の振りを大きくする。

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 CPGはcentral pattern generatorの略語。頸・腰髄膨大部に存在する歩行、呼吸、咀嚼運動などのリズミックなパターン運動を惹起する神経回路網のことで、脳や感覚入力から独立してパターン運動を誘発するジェネレーター。20世紀初頭、除脳ネコの実験から屈筋と伸筋の興奮を交互に引き起こすhalf-centerが脊髄内に存在するという仮説を発表。神経や上位中枢からの入力を遮断した状態でも歩行様運動が誘発されることが明らかに。Grillner1)は、上位ニューロンからの単なる神経ネットワークやhalf-center modelとはやや異なり、脊髄内の複数のburst generatorの相互作用によりリズミックな屈筋・伸筋の筋活動が誘発されるというコンセプトを提唱。その後、リズム運動を誘発する脊髄内のイオン機構や神経ネットワークの解明がすすみ、これらにまつわる神経機構のことがCPGと称されるように。CPGがヒトに存在するか否かはしばらく議論の的でしたが、1998年にDimitrijevicら2)は完全対麻痺患者の腰髄膨大部付近を一定の周波数で硬膜外電気刺激を行い、リズミックな歩行様運動を誘発することに成功。この事実は、ヒトの脊髄内の神経群が脳から独立してリズミックな運動を惹起しうるという証拠を示したことになる。Yangら3)は、ハーネスで支持された乳児がゆっくり動くトレッドミル上で歩行様の下肢の交互運動を行ったと報告。足底や股関節からの感覚入力刺激がCPGを賦活化させたと考えられる。リズミックな運動がリハビリテーションに応用されている。

①脳からの下行性入力がCPGのニューロン1を興奮させ、その興奮は伸筋の運動ニューロンにつ伝わり、伸筋が収縮する。 ②伸筋が収縮すると、筋紡錘や腱、皮膚や圧受容器からのフィードバックがCPG、伸筋の運動ニューロンに入力され、CPGの促通や抑制が行われる。 このように感覚入力がCPGや運動ニューロンにフィードバックされることでリズミカルな歩行様運動は洗練され、より安定性の高い運動になるのである。 

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ラテラルライン(LTL): 静止時は、テントのワイヤーのような役割を持ち、身体の左右のバランスを保つ。 体幹の屈曲や伸展は人間の基本的な動きであり、その際に両側から身体の制御を図っている。動きの中での調整可能なブレーキや、また止まっている時の姿勢の安定をつかさどるライン。

ラテラルラインを構成する筋肉:頭部板状筋 頸部板状筋 胸鎖乳突筋 外肋間筋 内肋間筋 外腹斜筋 大殿筋 中殿筋 大腿筋膜張筋 腸脛靭帯 腓骨筋

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声帯は気管の入り口にある喉頭に位置する。

 外肋間筋は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。肋骨外面を起始とし、肋間隙を後上方から前下方に走りながら、次位の肋骨に停止する。 肋骨を引き上げる作用がある。肋間神経支配。

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何よりそのことを考えている時間が好きである“すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれをみつけていないのなら、探すのをやめてはいけない”(スティージョブズ

知る事は好きに及ばず。好きは楽しむに及ばず。(孔子

エフィカシー(自己効力感)を高める為に・・・  自分を承認する(アファメーション 肯定的断言)   他者を承認する(二人称を褒める、認める、話を聴く)  褒めてもらう

カルシウムの蓄積と痛み:体は骨に必要なカルシウム量を維持するために、 腸からの吸収と尿からの排泄でバランスをとっている。しかし、尿から排泄しきれなかったカルシウムは、 加齢と共に体内(血管内膜や関節内の腱、靭帯)に蓄積する。蓄積してしまっただけでは何も起きないが、些細なことをきっかけに異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)が発生すると、 自己防衛機能でカルシウムを攻撃し、関節内で炎症による激痛が発生する。自己防衛力は若いほど強いため、炎症が激しい(=激痛)が、 その分、鎮静化しやすい。高齢になると防衛力が弱いため、炎症は激しくが、鎮静化までに時間がかかる。

立脚相に股関節では大殿筋と大内転筋が伸展位を保持し, 中殿筋, 大殿筋上部, 大腿筋膜張筋が左右側方向の支持性を確保する. 膝関節は屈曲位で踵接地して床からの衝撃を吸収し, 体重を支える.

息を吸うとき、すなわち吸気には外肋間筋と横隔膜が同時に収縮し、胸郭を拡げて、胸腔内を陰圧にして肺を膨らませる。息を吐く時は、こ れらの筋肉が収縮を止めて、弛緩する。肺はゴム風船のように自分で収縮する性質を持っています。従って、胸郭を拡げる筋肉が弛緩すると、肺は自らの縮む力で収縮して、息を吐き出します。安静時呼吸では呼気時に働く筋肉はありません。

キリスト:艱難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。急いで得た富は減る。少しずつたくわえる者はそれを増すことができる。あすのことを誇るな。見てもらおうとして、人の前で善行しないように注意しなさい。自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない。

長腓骨筋:起止腓骨頭  停止内側楔状骨、第一中足骨  作用底屈、外反  外果の後方を通過して、内側楔状骨・第一中足骨に停止。 浅腓骨神経支配

識別性触覚:触れている部位や、物体の性状がわかるような精密な触覚。「人差し指でコインを触っている」など。

後索-内側毛帯路:識別性触覚や深部感覚を伝える

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 ブラウン・セカール症候群:障害側にみられるもの・・・随意運動麻痺、深部感覚麻痺、血管運動の障害。 反対側にみられるもの・・・温度覚麻痺、痛覚麻痺。 両側にみられるもの・・・触覚障害

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腹圧 : 横隔膜や骨盤底筋、腹横筋など胴体を囲む筋肉の収縮によって生じる腹腔内の圧力。多裂筋も含む。

 小脳を栄養する動脈:前下小脳動脈 後下小脳動脈 上小脳動脈

椎骨動脈から分岐:前下小脳動脈 後下小脳動脈

脳底動脈から分岐:上小脳動脈

棘上筋:回旋筋腱版のひとつ。肩関節外転(初期外転)に作用する。肩甲上神経支配。肩甲骨棘上窩⇒上腕骨大結節上部 

第三腓骨筋:腓骨下部⇒第五中足骨基底部  深腓骨神経支配  作用は背屈/外反

後脛骨筋:作用は底屈/内反  脛骨神経支配  骨間膜⇒舟状骨、全楔状骨 

ワセリン<プロペト<サンホワイト という順番でより純度の高いワセリン。サンホワイト自身は、香料・着色料・保存料などの添加物が配合されておらず、ほぼ完全に純粋な炭化水素の塊。

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 PNF(ピーエヌエフ、Proprioceptive Neuromuscular Facilitation、固有受容性神経筋促通法)は1940年代にアメリカで誕生した促通手技の一つの方法である。

努力呼吸時:吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が使われる。

呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋といった呼吸補助筋が補助的に用いられる。

脊髄を上行する伝導路の後索路は、脊髄で左右交叉しない。したがって後索路を通る深部感覚、2点識別型触覚の麻痺は障害側に現れる。

脊髄視床路は脊髄で左右交叉するため、これを通る温度覚、痛覚、原始的触覚麻痺は反対側に現れる。

斜角筋:頚部脊柱の横突起から平行に走る細長い筋肉。前斜角筋と中斜角筋、後斜角筋、最小斜角筋の4部に分けられる。 頭部を側方へ傾けるが、呼吸補助筋としても機能する。前/中/後斜角筋は頸神経叢/腕神経叢 支配。最小斜角筋は腕神経叢支配。

安静呼吸:吸気は主に横隔膜の収縮によって行われ、外肋間筋も使用される。

呼気は筋肉を用いず、伸展された肺の受動的反跳(ふくらんだ肺が自然にもとに戻ろうとする力)によって行われる。

努力呼吸時:吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が用いられる。

努力呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋といった呼吸補助筋が用いられる。

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 血糖値:正常値は空腹時で110mg/dl以下です。 随時に採血した血糖が200mg/dl以上なら糖尿病型とよばれ、別の日にもまた200mg/dl以上なら糖尿病と診断。

 

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 板状筋:緊張型頭痛に関連する筋肉の一つである。緊張型頭痛

緊張型頭痛が発症する原因としては、精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っていると考えられている。

身体拘束 例外3原則:切迫性 非代替性 一時性

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アズハイム体操3つの原則 朝の生活リズム 運動習慣 社会参加

アズハイムリハビリ4本の矢 個別機能訓練 生活リハビリ 集団体操 体力測定

薄筋は股関節の内転・屈曲・伸展や膝関節の屈曲・内旋を行う。恥骨下枝⇒脛骨粗面内側部。停止部は半腱様筋、縫工筋とともに鵞足を構成している。

顆状関節 - 関節頭は楕円形で関節窩が浅い。運動は靭帯により一方向か二方向に制限される。

球関節 - 関節頭が球状で関節窩が浅く運動は多方向性・・・肩関節。腕橈関節。肩甲上腕関節 等

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膝関節は、膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨から成る関節。機能的には蝶番関節に近く、構造的には顆状関節に分類。関節半月は線維軟骨で構成。脛骨大腿関節、膝蓋大腿関節で構成。

腓腹筋(Gastrocnemius muscle)は足関節(距腿関節 脛骨/腓骨/距骨からなる関節 螺旋関節)の底屈、膝関節の屈曲を行う。該当部位をふくらはぎ(英: calf、カーフ)という。 腓腹筋は内側の筋肉を内側腓腹筋といい、外側の筋肉を外側腓腹筋という。大腿骨内側顆の上方で内側頭をつくり、外側顆の上方では外側頭をつくって起こり、ヒラメ筋の腱と合流して、ともに踵骨隆起で停止する。脛骨神経支配。足関節の底屈は距腿関節(螺旋関節)で行われる。

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肘関節(蝶番関節)は腕橈/腕尺/上橈尺関節から成る。

肋間神経支配の筋肉:腹直筋(T5-T12) 外肋間筋 内肋間筋 外腹斜筋 内腹斜筋 後鋸筋 等

大腿二頭筋(biceps femoris )。 起始部が長頭と短頭に分かれている。長頭は坐骨結節で半腱様筋と総頭をつくってから起こる。短頭は粗線の外側唇の中1/3と外側筋間中隔から起こる。両頭は合して、腓骨頭に停止。支配神経は長頭は脛骨神経(L5~S2)、短頭は総腓骨神経(S1とS2)。

ロンベルグ徴候陽性となる病態はどれか。 解答: 脊髄性運動失調 【解説】 ロンベルグ徴候 開眼した状態で両足をそろえつま先を閉じて立たせ、身体が安定しているかどうかを観察する。次に閉眼させて同じように身体の安定をみるテスト。 閉眼時に身体の動揺が大きく倒れてしまうようなときをロンベルグ徴候陽性。(深部感覚障害) 脊髄の後根・後索をおかす疾患で陽性となる。(脊髄癆など) ※小脳失調ではロンベルグ徴候陰性となる。

ドネペジル は、アルツハイマー認知症レビー小体型認知症進行抑制剤として利用される。エーザイの杉本八郎らにより開発された。機能性胃腸症に使用されるアコチアミド(アコファイド)に機序が似ているため、併用すると効果が強く現れる場合がある。 ドネペジル塩酸塩 は、アリセプトという商品名でエーザイから発売され、かつては海外市場おいてはファイザーとの提携により、同名(Aricept)で販売されている。アリセプトは日本国外市場でも市場占有率8割以上を誇る。

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 スルホニル尿素(SU剤)は「弱った膵臓に 鞭うってむりやりインスリンを出させる」 薬なので今はあまり使われない。現在の主流は速効型インスリン分泌促進薬やインクレチン関連薬。

ふくらはぎの筋肉は収縮・弛緩を繰り返しており、これが下半身に重力である静脈血を心臓に打ち上げる原動力になる。血液は下半身に70%あるため、ふくらはぎの筋肉が弱い人は心臓に強い負担がかかり、心臓が早く老化して心臓病になりやすい。ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が正常に動作しているかどうかは、血管超音波検査で確認出来る

バリスム動画・・・minor hemiballismus episode - YouTube

不随意運動のひとつ、バリスム(ballism)について、片側性のもの(ヘミバリスム)は、対側の視床下核が責任病巣とされることが多い。運動は急速かつ粗大で持続的、体幹の近い部分で強く起こる。上下肢全体を投げだす、または振り回すような大きい不随意運動。視床下核脳梗塞脳出血で反対側に起こることが多い。

COPD慢性閉塞性肺疾患は、気管支や肺に障害が起きて、呼吸がしにくくなる肺の「生活習慣病」で、喫煙と深い関わりがある。

平衡反応 傾斜反応:身体の軸を崩すほどに支持面が傾くと、傾きとは逆の方向に身体が立ち直る反応。自動車に乗っていてカーブするときに起こる体幹の捻れと傾きはこの反応。

平衡反応では、まず傾斜反応が出現し傾斜による重心の移動を防ぎ、 体軸の平衡を保持するために体全体に運動が生じる。

上肢:パラシュート反応  下肢:ホッピング反応 ステッピング反応 傾斜反応 等。

大内転筋:恥骨下枝 坐骨結節⇒大腿骨粗線内側唇  

大内転筋作用:股関節内転 伸展 外旋  支配神経:閉鎖神経 脛骨神経

AO分類:大腿骨頸部骨折 転子部骨折の両方に使われる。

人工股関節置換術:前方侵入の場合、股関節伸展・内転・外旋が脱臼肢位となる。

大腿骨頭と臼蓋の部分を置換する全人工股関節置換術。

臼蓋はそのままで大腿骨頭の方を置換する人工骨頭置換術。

内肋間筋は、肋骨を内側を繋いでおり、収縮すると肋骨が引き下げられて(斜め下方向に向くイメージです)胸郭が縮む方向で動く。そうして、空気が外に吐き出される。つまり内肋間筋は息を吐くための呼息筋。外肋間筋と内肋間筋の交互の収縮によって呼吸が行われる。その時の動きが、バケツの取っ手を上げ下げするような動きに似ているため「バケット・ハンドル・ムーブメント」と呼称される。

大腿筋膜張筋:股関節屈曲、外転、内旋  膝関節外旋  上殿神経支配  上前腸骨棘⇒腸脛靭帯を経て脛骨外側顆  

前斜角筋:肋骨を上方に引く作用を持つ。 第三~第六頚堆の横突起⇒第一、第二肋骨。また、前斜角筋と中斜角筋で斜角筋隙をつくっている。

鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行。それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性がある。

アドソンテスト:被検査者が、痛みやしびれが生じている腕の方向に頭を回転させる。 その後、顎をあげて深呼吸を行わせ、検者が、被検査者の橈骨動脈の脈(拍動)をはかる。 脈拍が弱くなったり、消失したりした場合には、陽性(+)。

ライトテスト:座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせると、橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなり、手の血行がなくなり白くなるとライト テスト陽性。

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 環椎(かんつい、Atlas)は椎骨のうち一番頭側にある骨、第一頚椎のこと。第一頸椎には棘突起がない。

軸椎(じくつい、アクシス

第七頸椎(隆椎)棘突起が大きい

痙縮(spasticity):受動運動の最初のみ強い抵抗があるがすぐに抵抗が減じるのを痙縮。折りたたみナイフ現象ともいう。上位ニューロン徴候のひとつである。痙縮が非常に高度になると抵抗が最初だけではなく持続しrigospasticityと呼ばれる状態になる。下肢の大腿内転筋の痙縮が強いと両下肢が交差してしまい、はさみ脚となる。

固縮(rigidity): 受動運動で最初から最後まで持続的な抵抗が認められることである。筋強剛や筋硬直といわれることもある。抵抗が一定のときは鉛管様固縮、屈筋と伸筋の緊張が交互に亢進してがくがくとした抵抗になる場合は歯車様固縮と表現される。

固縮がある場合は受動運動中急に支持を取り去っても元の位置にとどまる傾向がある。パーキンソン症候群の中核症状である。

固縮、安静時振戦、無動(瞬目減少、仮面様顔貌、運動量の減少、動作緩慢)、姿勢反射障害が4大症状であり、このうち2つが認められるとパーキンソン症候群という。

神経学的診断では膝蓋間代、足間代(足クローヌス)を検査することが多い。

特に足クローヌスは錐体路障害がある場合に観察しやすい。

アキレス腱が縮んだ状態(足関節底屈位)から急に足底を上に押し上げる(アキレス腱が伸びた状態にする)と、下腿三頭筋のクローヌスが起こって足部が上がったり下がったりする運動を繰り返す。

足クローヌス出現は、アキレス腱の深部腱反射が亢進していることと同じ意義。錐体路障害があることを示す。

浸透圧とは:血管内に水分を保つ力。血液内の栄養が少なくなると、浸透圧は低下する。

ケイデンス:平気は120歩/分

歩幅:20代平均75㎝前後  70代平均55㎝前後

歩隔:平均5~13㎝

足の長軸の外旋約7°が平均。

背臥位褥瘡好発部位:後頭部 肩甲骨部 肘頭部 仙骨部 踵部

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バビンスキー反射(バビンスキー徴候):患者の足を左手で固定して、爪楊枝の頭部で足底の外側を踵から上にゆっくりと第5趾のつけね付近までこする。第1趾の背屈がみられた場合を陽性とする。必ず両側を検査する。

膝クローヌス :仰臥位、下肢を伸展させ、患者の膝蓋のやや近位側を母指と示指でつまみ、これを下方へ強く押し下げ、そのまま力を加え続けた時、連続して膝蓋が上下に動けば陽性とする。本検査は必須ではない。

足クローヌス:検者の片手を膝の下にいれ、膝関節を屈曲した状態で他方の手を足底において急激に背屈させた時、連続して足が背屈底屈を繰り返せば陽性とする。

リウマチ 骨性強直:骨に虫食いのように見える骨びらんを認める⇒骨びらんが増加し、関節裂隙狭小化⇒関節軟骨が薄くなっていく⇒一部の関節裂隙が消失し、骨と骨がくっついてしまった(骨性強直)ように。

ツロブテロールテープ:皮膚から吸収されて気管支平滑筋のβ2受容体を刺激することで、気管支を拡張。対象疾患:気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難。

上位運動ニューロン:大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞

パーキンソン病患者:健常者に比べ,有意に重心位置が後方に偏奇している。足圧中心軌跡の動揺振幅が有意に大きい。

閉塞性肺疾患所見:呼気延長、1秒率の低下、喘鳴、残気量の増加、%肺活量には変化がないこと

閉塞性肺疾患種類:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、びまん性汎細気管支炎

冠動脈:心筋に酸素や栄養素を供給する

冠動脈は左冠動脈、右冠動脈にわかれる。

全失語:左大脳半球のシルビウス裂周囲の広範に渡る損傷により「聞く」「話す」「読む」「書く」全ての言語機能が重篤に障害される失語。特定の言葉の自動的発話(残語、再帰性発話)がみられることもある。

 左大脳半球の上側頭回後部(ウェルニッケ領野)周辺の損傷に関連深いことから「ウェルニッケ失語」とも呼ばれる。発話は流暢、一般になめらかな発話の割りに内容には乏しく、言葉の聴覚的理解面が著しく障害されるのが特徴。発話では言い間違い(錯語)が多く出現し、意味不明な新造語(ジャーゴン)もみられる。

論文の構成:1何をしたか 何をしたいか  2結果 何をしたか 詳細  3実験結果  4他との違い  実験方法

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 1秒率(FEV1.0%):肺活量測定するとき、最初の1秒間に全体の何%を呼出するかの値。肺の弾力性や気道の閉塞の程度を示す。弾力性がよく、閉塞がないと値は大きい。

肝硬変、アルブミン:肝硬変ではアルブミンが肝臓内で作られにくくなり、低アルブミン血症となる。

アルブミン血症:血管内の水分が血管外に移動してしまう。結果、腹に水が溜まったり(腹水)、 胸に水が溜まったり(胸水)してしまう。

血清アルブミン:血液中のタンパク質の一種。総たんぱくの約6割を占める。栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの 働きを行う。アルブミン値 3.5g/dl以下(基準値 3.8g~5.3g/dl)を栄養不良とみなす。

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ティネル徴候/ファレンテストでわかるのは、手根管症候群(正中神経が圧されているかどうか)の有無。

バソプレッシン:ヒトでは視床下部で合成され、脳下垂体後葉から分泌。血圧上昇効果有。抗利尿効果。

折り畳みナイフ現象:運動の速度で抵抗が変わり、速く動かすと抵抗も大きくなる。侵される筋は屈筋か伸筋かのいずれか。 上下肢を動かして受ける抵抗は一方向のみにとくに大きい。痙直は錐体路障害によって出現するので、他の錐体路障害を伴う。

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手根管を通る筋腱・・・橈側手根屈筋腱  長母指屈筋腱  正中神経  浅指屈筋腱  深指屈筋腱

股関節伸展可動域:参考可動域15°  腹臥位、膝関節伸展位で股関節を伸展させる。

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三叉神経は、12対ある脳神経の一つであり、第V脳神経。三叉とはこの神経が眼神経(V1)、上顎神経(V2)、下顎神経(V3)に分かれることに由来。体性運動性と知覚性の混合神経であり、脳神経の中で最大の神経。

 ファンクショナルリーチテスト:転倒予測基準値は15㎝。15㎝では転倒リスク大。25~30cmで平均。30cm以上で、転倒しにくい。

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↑薄筋の画像

 

動脈血酸素飽和度は100%,静脈血酸素飽和度は70%,毛細血管内血液酸素飽和度はその間の85%で,ヘモグロビン濃度が15 g/dlとすると,毛細血管内血液の還元ヘモグロビン濃度は2.25 g/dlである.

還元ヘモグロビン濃度が5 g/dl以上になるのは,毛細血管血酸素飽和度は67%以下になった時となる.

動脈血酸素飽和度が低下して生じる中枢性チアノーゼの場合:動脈血酸素飽和度が82%より低下した場合に毛細血管血酸素飽和度が67%を下回りチアノーゼが生じる.

座位の時の支持基底面:足底 大腿後面 坐骨

座位姿勢時の重心の位置:第9胸椎の前方

重心(座位時 第9胸椎前方)から下ろした垂線が支持基底面と交わる点、すなわち圧中心点が収まっている。安定して座るためには、支持基底面を広くして(手をついたり、道具を使用して)、支持基底面中心付近に圧中心点がくるように配慮する。

 基本的座位姿勢を矢状面から観察した時、上半身の重心は第9胸椎の前方に位置する。

寝返りには屈曲回旋パターン 伸展回旋パターンがある。頚部 上肢 骨盤 下枝 からの開始するパターンがある。

支持基底面(base of support:BOS)とは,体重や重力により圧を感じることができる身体表面(支持面)とその間にできる底面のことをいう。

浮腫とは体液量増加による間質の腫脹 と定義される。

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 血漿蛋白質による浸透圧(水を血管内に保とうとする力)を膠質浸透圧という。

 右心房:上・下大静脈からの静脈血を受け、三尖弁を経て右心室へ送る。

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8個の頸髄神経髄節の内、第一頸髄神経は頭骨と第一脊椎骨の間から出る。第二頸髄神経は第一脊椎骨の下部からでる。第八頸髄神経は第七脊椎骨の下部から出る。

末梢性チアノーゼ:動脈血の酸素飽和度が正常にも関わらず、末梢循環不全に伴い組織における酸素の過抽出が生じ毛細血管内の還元ヘモグロビンが増加するために生じる。

やる気がない時の思考方法:作業が終わったり、完遂したあとの楽しみを考える。誰が喜んでくれるのか考える。終わったら楽になるということを思い出す(筋トレ等)。

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 筋緊張コントロール:運動野(Brodmannの第4.6領野)   基底核   中脳(網様体)   前庭   脊髄

姿勢反射:位置覚に関連する全身の知覚により、反射的に全身の筋が適度に緊張し、体の位置、姿勢、運動における平衡を保つことを姿勢反射。

立ち上がり層ごとの筋活動:体幹前傾 大腿直筋 縫工筋 前脛骨筋   次 内側/外側広筋   上方へ行く層 ハムストリングス 大殿筋 脊柱起立筋 腓腹筋

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ウェルニッケ失語(感覚性失語,受容性失語):理解力の障害がひどく,なめらかに話すことができても,意味不明な話になりやすい。ウェルニッケ失語における病態失認というのもある。

大腰筋:起止=第12胸椎 1~4腰椎側面  停止=小転子  作用=股屈曲 脊柱屈曲   腰神経叢支配

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 脳下垂体後葉から分泌:バソプレッシン(血圧上昇/抗利尿) オキシトシン(中枢神経での伝達物質)

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平衡反応は大きく2つにわけられる: 重心を支持基底面内に収める反応    新しい支持基底面を作る反応  の2つ。

カウンターウェイト・カウンターアクティビティ、カウンタームーブメントの3つは「重心を支持基底面内に収める反応」に入る。

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体幹左側屈、左肩関節外転もはいっている。

 

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本田圭佑「僕は新しいことに挑戦することが好きなんです。日本は僕にとって快適すぎます。日本にいることで、自分自身が挑戦しなくなってしまうかもしれないのが怖いんです」と、Jリーグに戻らない理由を説明した。

 大手町乗換線:千代田線 丸の内線 都営三田線 半蔵門線 新幹線 東西線

アドソンテスト:胸郭出口症候群の中で、斜角筋症候群の検査方法。腕神経叢と鎖骨下動静脈は、前斜角筋と中斜角筋との間を通っている。

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 腸骨大腿靭帯 付着:下前腸骨棘⇒転子間線

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リウマチは関節が脹れて痛くなるだけでなく、肺、腎臓、眼など全身に広がる自己免疫疾患。

リウマチの病態の主な場所は関節の滑膜という赤い膜であり、リウマチではこの滑膜が正常より余計に増えてしまい骨や関節を侵食していく。

リウマチで滑膜がなぜ増える?顕微鏡で滑膜を見てみると、正常と違う点はマクロファージの増殖そのもの。

股関節外転/外旋位では、骨盤を後方回旋させる方へモーメントが働き後方重心となりがち。

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炎症の5徴:腫脹 疼痛 熱感 発赤 機能障害

 固有覚:は,「固有受容感覚」,「深部感覚」などとも呼ばれる。

固有覚:「身体内部の目」のような働きを している。《前庭感覚》に大きく関係しており,体の様々な部分 の位置や動き,関節の曲がり具合,筋肉への力の入れ具合などを感知する。

身体の平衡は視覚、前庭覚、固有覚(深部感覚の位置覚等)からの情報が. 脳幹を中心とした中枢神経で統合されて保たれる。

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 体幹屈伸: 屈曲45° 伸展30°  基本軸・・・仙骨後面  移動軸・・・第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線。

フォン・レストルフ効果: 「大多数の中で異なった特徴を持っている一人が記憶に残りやすい心理」 のこと

大腿骨体の背面には粗線が走っている。

表面を3つに分けている。粗線の上部である殿筋粗面には、大殿筋が着く。

粗線の下部には大腿二頭筋が着く。

粗線の遠位端には、内側顆と外側顆の2つの隆起があり、脛骨とともに膝関節を形成する。内側顆と外側顆の間の隙間は顆間窩と呼ばれる。内側顆と外側顆の上部には内側上顆と外側上顆があり、内側上顆の上には内転筋結節がある。

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前斜角筋:起止・・・第3~6頸椎横突起  停止・・・第1肋骨  支配神経・・・頸/腕神経叢   両側作用・・・第1第2肋骨挙上    片側作用・・・頸同側側屈

痛風:関節に激烈な痛みが起こり、発赤や発熱を伴う。尿酸の結晶は比重が高く重力に引かれて足部に沈着しやすいため、痛風発作(痛風性関節炎)は足趾(特に母趾MP関節)に好発する。初発症状は足部であることが多いが、足関節、膝関節から発症することもある。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。また、耳介などに痛風結節と呼ばれる皮下結節を作ることがあり、骨破壊像が見える。

痛風:偽痛風ではピロリン酸カルシウムの結晶により関節炎が誘発。最も多く見られるのは膝関節。痛風に比べて手、足、肩などの大きな関節に多い。片側のこともあれば、両側の関節に発症する。

股関節屈曲 貢献順:大腰筋 腸骨筋 大腿直筋 大腿筋膜張筋

股関節伸展 貢献順:大殿筋 大腿二頭筋 大内転筋 半膜様筋

股関節外転 貢献順:中殿筋 大殿筋(上部) 大腿筋膜張筋 小殿筋

股関節内転 貢献順:大内転筋 大殿筋(下部) 長内転筋 短内転筋

前庭感覚:揺れや重力を感じ取ることのできる感覚。電車をのっているときに重力を感じて身体の傾きを感じて身体を垂直に保つことができる。これは前庭感覚がしっかり働いてくれているおかげ。地球の重力に対しても身体を垂直に保てるのもこの感覚のおかげ。受容器は耳の奥(内耳)にある耳石器と三半規管。

末梢神経⇒体性神経系 自律神経系 

性神経系⇒感覚神経系 運動神経系

自律神経系⇒交感神経 副交感神経

体性感覚⇒皮膚感覚 深部感覚 内臓感覚

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 Ⅰa線維:伸張反射(脊髄反射)の反射弓を構成する神経線維のひとつ。 脊髄反射の最も基本的な神経回路は、Ia線維とα運動ニューロンからなる伸張反射弓である。脊髄後根から入ったIa線維は、脊髄前角のα運動ニューロンに興奮性のシナプス結合をする。

筋繊維の中にある「筋紡錘が 「筋の長さが変わった事を感知する」という 反応を起こす。筋紡錘は筋繊維が急に伸ばされたために その長さが変わった信号をⅠa線維という 神経で刺激を伝える。

筋緊張は網様体脊髄線維により通常は制御され、これは錐体路と併走し、脊髄の伸張反射を抑制する。

脊髄伸張反射に対する上位中枢からの抑制が開放されると、動的γ運動ニューロンの活動性が高まり、その状態の持続により、α運動ニューロンの活動も亢進し、痙性と呼ばれる状態を呈する。

筋が他動的に伸張されるときに抵抗を示し、とりわけ初期に著しく、伸張への力が加え続けられると突然、抵抗が減弱し伸張される。これを「折りたたみナイフ現象」と呼ぶ。

基底核黒質など、いわゆる錘体外路の障害では、γニューロンよりαニューロンの活動性がより優位で、動的γ運動ニューロンの場合とは異なる機序で、静的状態での活動性が高まる。筋の他動的伸張時の抵抗が一様な「鉛管様固縮」間欠的断続的抵抗を示す「歯車様固縮」がある。

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 痙縮(spasticity) 受動運動の最初のみ強い抵抗があるがすぐに抵抗が減じるのを痙縮(折りたたみナイフ現象とも)。上位ニューロン徴候のひとつ。痙縮が非常に高度になると抵抗が最初だけではなく持続し rigospasticity と呼ばれる状態になる。下肢の大腿内転筋の痙縮が強いと両下肢が交差してしまい、はさみ脚となる。

抵抗症(gegenhalten) あたかも検査者の受動運動にさからうかのごとく筋が緊張してしまう現象でパラトニアともいう。意識障害認知症など広汎な脳障害で認められる。

狭心症:心臓の筋肉(心筋)に供給される酸素が不足するために胸部に一時的な痛みや圧迫感が起きる病気。 狭心症の人では、胸骨の後ろの部分に不快感や圧迫感がみられる。 典型的には狭心症は運動時に発生し、安静にしていると回復。狭心症の診断は、症状と心電図検査および画像検査で行う。

心臓は1日に約10万回ポンプとして血液を送り出している。心筋に血液を送っている冠動脈が細くなったり、詰まりかかったりすると、心臓への血液の供給が減る。このように血のめぐりが悪くなることを狭心症という。

肋骨は呼吸時に2つの主要な動きをとる。バケットハンドルムーブメント、ポンプハンドルムーブメントといわれる。

バケットハンドルムーブメントでは肋骨と肋軟骨アーチが挙上する事で、胸郭の横径が増す。下位胸椎において、バケットハンドルムーブメントは大きくなる。

静かな呼吸:胸郭の動きは最小

 著しい痙性:屈伸ともに筋緊張が亢進。痙固縮 固縮痙性等と呼ばれる。Rigospasticity

シューホン型:足関節を背屈位に保持する。軽量で装着が簡単であり、主に下垂足に使用。

オルトップ型:シューホン型装具を短くしたもので、主に軽度の下垂足に使用。

短下肢装具を英語でankle foot orthosis (AFO)

 上位運動ニューロンupper motor neuron:は大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞

反張膝の誘発原因:下腿三頭筋の高緊張による尖足にて下腿後方倒れを引き起こし、反張膝へと移行する高緊張型(尖足性)反張膝。

もう一つは、下肢全体の低緊張にて立脚期の膝折れやスナッピング膝の歩行不安定、その恐怖感を解消するためロッキング歩行を意図的に行い反張膝に移行する低緊張型反張膝。

一般的反張膝の予防・解決法:短下肢装具による背屈位矯正で立脚期の下腿前倒しを行い、膝関節の屈曲モーメントを発生させる手段が多用される。

前脛骨筋:骨間膜⇒内側楔状骨、第一中足骨の足底。 背屈/内反、アーチ維持に働く。

 内側縦アーチ:踵骨 距骨 舟状骨 内側楔状骨 第一中足骨

外側縦アーチ:踵骨 立方骨 第五中足骨

心電図とは:心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査。電流の流れ具合に異常がないかがわかる。1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定される。

正常心電図波形は主に、P 波、QRS 波、T 波から成る。

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房室伝導をチェックする場合、まずP波の後にQRS波があるかどうか確認。

P波の後にQRS波がなければ:心房の興奮が心室に伝わっていないということ。

PQ間隔をチェックしましょう。 P波の始まりからQRS波の始まりまでの間隔で、心房興奮の開始から心室興奮の開始までの時間を意味。

浮腫(むくみ)とは、皮膚の下にある皮下組織の部分に余分な水分がたまっている状態のこと。

リンパ管という排水管が何らかの原因で詰まってしまったのがリンパ浮腫。排水管が詰まってしまったためにリンパ管に入れなかった蛋白は、血管外の皮下組織(組織間隙)によどんでしまうことになる。

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片足立ちをすると膝関節にはおよそ体重の3倍ほどの力がかかる。

歩行や階段昇降ではさらに多くの力がかかり、体重の3〜5倍ほどになる。

内反膝が高度のほど、力を受ける面は膝関節内側部のみとなり単位面積あたりの荷重量は増大する。膝OAの悪化を助長する。

外側縦アーチが安定することで ・歩行の蹴り返し時に母趾へ体重をスムーズ移動させることが出来る¹⁾。 ・踵骨棘、足底腱膜炎が生じにくい²⁾1)Thomas C.Michaud 著 加倉井 周一 訳:臨床足装具学 生体工学的アプローチ医歯薬出版2018

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↑大腰筋の話

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体性感覚性神経系 触覚・固有覚(位置覚と振動覚)を伝える後索・内側毛帯路

温痛覚を伝える脊髄視床

WAIS-Ⅲ:言語性IQ(VIQ)、動作性IQ(PIQ)、全検査IQ(FIQ)の3つのIQに加え、「言語理解(VC)」、「知覚統合(PO)」、「作動記憶(WM)」、「処理速度(PS)」の4つの群指数も測定

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長趾屈筋 長母指屈筋等は内果の下を通る。長趾屈筋は2~5趾の末節骨に停止。

距骨下関節(別名:距踵関節)・・・

距骨下関節の回内は踵接地の瞬間に始まる。この時、距骨下関節は“緩みの位置”にある。踵接地時の衝撃吸収を行っている。

また、足趾離地において距骨下関節は“締りの位置”にある。これにより、下肢で生じた力が効率的に地面に伝達される。

距骨下関節は“緩む”ことで踵接地時の衝撃吸収を行い、“締る”ことで足趾離地時の安定性に貢献する。

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スタンスフェーズにおいて、距骨下関節には回内、脛骨には内旋が生じる。従って、距骨下関節が回内することにより、脛骨に生じる内旋の衝撃吸収を行っている。

スィングフェーズでは、脛骨には外旋方向への運動が生じる。この時、距骨下関節は回外することにより、関節にかかる負荷の衝撃吸収を行っている。

また、距骨下関節が回内位の時、同側下肢は短下肢になっていて、踵接地時に衝撃吸収が行われている。この時、反対側に比べ最大1cmの短下肢になっている。さらに、距骨下関節に十分な回内が生じることで、脛骨に大腿骨よりも早い段階で回内が発生し、可動域も大きくなる。これにより、膝関節のロックが解除され、膝には屈曲が生じます(膝屈曲位では同側下肢が短下肢となるため、衝撃吸収が起こる)。

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線条体 (被穀+尾状核):  意思決定を司る部位 。運動機能への関与が最もよく知られる。意思決定(依存や快楽)などその他の神経過程にも関わる。 線条体機能低下により対人恐怖症、社会恐怖症に成るケースが多い。

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食欲/性欲などの人間の欲求や、好きか、嫌いかという感情も大脳辺縁系が司さどる。大脳辺緑系の中にあるアーモンド状の形の扁桃体が、この情動に関して最も重要。

脛腓関節: 足関節を背屈させると,脛骨と腓骨の間は広 くなり,逆に底屈させると間隔は狭くなる.

足関節の背屈運動時に外果が上方,外側に移動することは諸家の報告で統一している。

回旋に 関しては内旋する,外旋する,回旋しないとの さまざまな報告がある.

距腿関節の底背 屈運動に伴う脛腓関節の運動について,当教室 における研究の結果,運動は脛骨に対する腓骨 の動きで表され,内旋および外旋のパターンが ほぼ同率で存在することが明らかとなった.

炎症が起きている関節は天気の影響を受けやすい。代表的なのが膝痛。「変形性膝関節症や、免疫異常で関節に炎症が起きるリウマチを持つ人は、雨が降る前に痛みを訴える人が多い」普段は痛くないのに悪天候でひざが痛む人は、隠れリウマチの可能性もある。関節の天気痛は、気圧の変化に湿度や気温の変化が加わることでも悪化しやすい。

関節リウマチ:関節がこわばる、痛いといった症状は、関節を包む滑膜の炎症が原因。炎症は手足の小さな関節で起こりやすく、長い経過を通してみると左右対称にあらわれる。

上位運動ニューロンは大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞。目標器官である筋を直接刺激する下位運動ニューロンに対する概念。

上位運動ニューロン 四肢随意的運動:皮質脊髄路

上位運動ニューロン 錐体外路系 不随意運動調節:網様体脊髄路

上位運動ニューロン 平衡感覚の情報に伴う不随意的な四肢の姿勢維持。:赤核脊髄路

横突棘筋:インナーマッスルの1つ。横突棘筋のうち、上側の筋群を半棘筋、中間の筋群を多裂筋、下側の筋群を回旋筋とよぶ。腰椎横突起から頚椎棘突起までをつないでいる。

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足のアーチがクッションのような弾力性を有するために、“足底腱膜”と言う強靭な縦走線維束が足裏の踵骨から足趾に向かい扇状に張っている。

 アーチの破綻した足は、クッションやバネの役割が失われているため、疲れ易く、歩きにくいといった症状を伴う。足底に胼胝(たこ)が出来ている人の多くもこのアーチ構造の破綻が原因。

 エデンテスト:被検査者が胸をはる。 その後、被検査者の両腕を後ろ下に引っ張る。 この際、橈骨動脈の脈拍が減弱ないし消失した場合には、陽性。 鎖骨と第一肋骨との間には、腕神経叢と鎖骨下動脈が通る。エデンテストが陽性の場合には、肋鎖症候群が疑われる。

アルブミン血症では膠質浸透圧が低下するため、循環血漿量が維持できずに間質に流出してしまい、全身性浮腫や血管内脱水の原因となる。

横アーチ 中足骨レベル:1~5中足骨頭

横アーチ 楔状骨レベル:3つの楔状骨 立方骨

横アーチ 後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

下位運動ニューロンとはその細胞体と樹状突起が中枢神経系内に存在し、軸索は末梢神経となって伸び、錐外筋線維とシナプスするニューロン

運動ニューロンとは骨格筋を支配する神経細胞。細胞体は主に大脳皮質の運動野と脊髄前角にある。脊髄前角細胞までを上位運動ニューロンといい、脊髄前角細胞以下を下位運動ニューロンという。

介護業界2018年3月決算:ニチイ SOMPO ベネッセ ツクイ ユニマット・リタイアメント

黒質の役割:線条体ドーパミンを送り興奮を抑制。視床へ抑制の出力。

基準値:総たんぱく:6.7~8.3 g/dL  アルブミン:3.8~5.3 g/dL

運動神経とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので、遠心性神経とも呼ばれる。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。 この収縮は筋肉の伸展を、その筋肉の中にある筋紡錘が感受しておこる。とくに伸張反射は、重力に対抗して身体を支える筋(抗重力筋)に著明。

腱に存在する受容器をゴルジ腱器官。

スタティックストレッチでは、伸張反射を誘発させずにⅠb抑制により筋を弛緩させるか。

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 ゴルジ腱器官の反射:筋腱に持続的な伸張が加わるとその筋の収縮を抑制する反射。Ib抑制や自原反射とも呼ばれる。筋腱が伸長されると筋腱移行部にある受容器(ゴルジ腱器官)が活動して,求心性の感覚ニューロン(Ⅰb感覚ニューロン),脊髄の抑制性介在ニューロンの順に興奮が伝わる。次に抑制性介在ニューロンが遠心性の運動ニューロン(α運動ニューロン)を抑制し,その筋の活動を妨げる。その一方で拮抗筋には運動ニューロンを興奮させるような反射が起こり,筋活動が促通。

後脛骨筋: 起止・・下腿骨間膜  内果の後方を通り  停止・・舟状骨 3つの楔状骨   作用・・内返し 底屈

補足運動野:自発的な運動の開始、異なる複数の運動を特定の順序に従って実行する、両手の協調動作など)を果たしていることが明らかにされている。

当初補足運動野は6野内側部全体を占めていると考えられていたが、現在では補足運動野は6野内側部後方を占める一方、6野内側部前方部は前補足運動野として区別される。

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体幹屈曲 貢献度:腹直筋 外腹斜筋 内腹斜筋

体幹伸展 貢献度:脊柱起立筋 腰方形筋 半棘筋 多裂筋

脊柱起立筋:内側 棘筋(頭頚部、胸部)  中間 最長筋(頭頚部、胸部)  外側 腸肋筋(頚部、胸腰部)

固有覚の情報:大脳皮質だけでなく小脳へも伝えられ、その経路は3つある。第二腰髄以下の固有覚情報は、感覚受容器(ゴルジ腱器官や筋紡錘)から腹側脊髄小脳路または前脊髄小脳路と呼ばれる経路を通って脊髄に入る。

頭痛: 咬筋がこわばってくると、一緒になって頭と首のほかの筋肉も緊張する。 例えば、「後頭下筋群」(頭の後ろの底部にある筋肉グループ)や、「前斜角筋」と「中斜角筋」(首の筋肉)など。「その力があまりにも大きいと、緊張性頭痛が起きます」(リーヴィー)

腰椎:文献では屈曲40~50°とも言われているが、骨盤を固定して屈曲させると15°前後しか屈曲しない。回旋角度は5°程度である。つまり腰椎は動かないもので、股関節や肩甲帯によって体幹は動いている。股関節や肩甲帯の動きが悪いと腰椎に負担がかかり腰痛の原因になる。

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腸骨大腿靱帯:関節包の前面を補強する強靱な靱帯であり、寛骨臼の上縁から起こり転子間に付着する.靱帯の上部は伸展・内転・外旋で緊張し,下部は伸展・外転・内転・外旋で緊張する.

大腿骨頭靱帯:靭帯の中を閉鎖動脈の寛骨臼枝が通り,小児では大腿骨頭の栄養血管として作用するが,成人では血管は退化し閉鎖する.

関節包は強靱で前方でとくに厚い.

骨頭と臼蓋の関節面の曲率はほぼ一致し,接触面が広く適合性がよい.

寛骨臼の周辺に付く関節唇は,関節窩をさらに深くし骨頭との適合性を高める.

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 股関節には3つの関節包靭帯がある。腸骨大腿靱帯、恥骨大腿靱帯、そして坐骨大腿靱帯。これらは、それぞれの靭帯の名前が示す部分から起こり、全て転子間線に停止を持つ。

大腿骨頚の95%は関節包によって覆われている。関節包に覆われていない部分は、大腿骨頚後部にある。 これら3つの関節包靭帯は、中立位において捻れた状態で走行しているため、股関節伸展位において緊張(伸張)し、屈曲位において弛緩する。したがって股関節は最大伸展位において最も安定している。一方、屈曲に内転を加えたポジションが最も不安定になる(関節の遊びが大きい)。

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外側半月はほぼ環状を呈する。その付着部はたがいに近接しており、半月の幅はだいたい同じである。外側半月は内側半月よりも可動性が大きい。

パーキンソン病では黒質線条体ドーパミン神経が減少し筋固縮、振戦、無動などの運動症状が起こる。また抗精神病薬などドーパミン遮断薬の副作用としてパーキンソン症候群が起こることがある。 中脳皮質系ドーパミン神経は、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われている。新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる

脊髄前角は前角細胞 (運動神経細胞)がある。錐体路ニューロンが接続し、骨格筋を支配する。

内側毛帯は識別性触圧覚並びに深部感覚の伝導路である後索-内側毛帯路の二次ニューロンが通過する。

痛覚は外側脊髄視床路により伝えられる。

 

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痛覚と温度覚は、脊髄神経節細胞の末梢突起が形成する自由神経終末で受容され、中枢突起をへて脊髄の後角に入る。ここで二次ニューロンに後退し、二次ニューロンから出た神経線維は交差して反対側の側索にある外側脊髄視床路を上行して視床に至る。視床で三次ニューロンに乗り換え、その神経線維は内包を通り、大脳皮質の中心後回にある体性感覚野に入る。

前脊髄小脳路:交叉性

後脊髄小脳r路:非交叉性

温痛覚:受容器からのAδ 、C、Ⅲ、Ⅳ群神経線維が脊髄後角に入り、そこで次のニューロンシナプスを作る。 2次ニューロンは反対側の側索を上行し視床へ到達する。 視床で更にニューロンを変え、3次ニューロンは内包を通って大脳皮質中心後回へ到達する。・・・外側脊髄視床路を通る。

脊髄視床路:脊髄後根に入った後、脊髄内で交叉して側索もしくは前索を上行し、視床ニューロンを換え、視床から内包を通って大脳皮質感覚野に届く。 温覚・痛覚・触覚の一部(軽い触覚)を伝える。

脊髄延髄路(後索路):脊髄後根に入った後、後索を上行し延髄の薄束核・楔状束核でニューロンを換え、反対側に渡り内側毛帯を通って、視床でまたニューロンを換えた後、内包を通って大脳皮質感覚野に届く。 触覚の一部(粗大な触覚)と深部感覚を伝える。

脊髄小脳路(非意識型深部感覚を伝える): 側索を上行し延髄から下小脳脚を通って小脳虫部の皮質に終わるのが後脊髄小脳路(非交叉性)、上小脳脚を通って小脳虫部に至るのを前脊髄小脳路(交叉性)という。 これらは2個のニューロンからなり、大部分は交叉すること無く同側性に走る。 運動や姿勢維持などの調節に関与し反射経路の一部をなして筋や腱からの深部知覚を導く。

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僧帽筋上部線維作用:頸部伸展 肩甲骨挙上/内転/上方回旋

 

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頭部/頚部の棘筋は頭部の伸展/側屈の作用がある。

頭部/頚部の最長筋は頭部の伸展/側屈/回旋を行う。

頚部の腸肋筋は頭部の伸展/側屈を行う。

腸肋筋(脊柱起立筋のひとつ  外側に位置)=頸部、胸部、腰部がある。

血漿浸透圧電解質によって維持される。

膠質浸透圧アルブミンによって維持される。

中間広筋:主な作用は膝関節の伸展.内側広筋は膝関節を伸展させた時に全可動域を通して活動。 中間広筋の生理学断面積は,大腿四頭筋の約15〜40%を占める。また,大腿四頭筋の最大収縮時には伸展モーメントの40〜50%を担っているといわれている。

横アーチ 中足骨レベル:1~5中足骨頭

横アーチ 楔状骨レベル:内側/中間/外側 楔状骨 立方骨

横アーチ 後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

深部感覚受容器:筋(筋紡錘(錘内筋線維と感覚性・運動性神経))、腱(ゴルジ腱器官(筋と腱の接合部と腱の中にある線維束))、関節(関節受容器)にあり、伸縮により刺激され、3a野に投射される。身体の運動や位置の変化についての情報を伝える。筋への振動刺激は、運動錯覚を引き起こすことができる。

赤核脊髄路は,随意運動を行う錐体路の働きを助けて関節の屈曲を起こす屈筋に促進的に作用している。

赤核脊髄路前庭脊髄路および網様体脊髄路 それぞれ,中脳の赤核,橋および延髄の前庭神経核網様体から下行して,前角の運動細胞に直接的または間接的に接続する。これらは筋肉の張力や反射を調節している。

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腰方形筋は、腹部の筋肉のうち、腹腔後壁を形作る後腹筋。

腰椎の腸骨稜および腸腰靱帯を起始とし、上方に向かって走り、第12肋骨に付着する。 腰椎を同側側屈作用。両方作用で腰椎伸展。

 

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 γ-nail 術式:大腿筋膜張筋切開  外側広筋切開  中/小殿筋鈍的剥離

T波とは:心臓が収縮して血液を送り出したあと、ゆったりと緩んでいる時の電気的状態。

1つの前角細胞と軸索に支配される筋線維群をすべてまとめて運動単位(motor unit)と呼び、この運動単位は筋収縮を考える際の最小機能単位となる。

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1つの筋は複数の運動単位により支配されることとなり、たとえば外眼筋ではおよそ2000個、腓腹筋では580個の 運動単位を持つ。 1つの運動単位が支配する筋線維数を神経支配 比と呼び、外眼筋ではおよそ13。腓腹筋ではおよそ1720 と報告されておりスキルを必要とする筋では神経支配比 が小さく運動単位数が多くなる。腓腹筋など大きな力を発揮する筋では、運動単位数が少なくなり、神経支配比が大きい。

前頭葉 関連動脈:前大脳動脈 中大脳動脈

小脳性運動失調に対する運動療法:PNF、弾性包帯緊縛法、そして重錘負荷法が柱。そのうち重錘負荷法は、上肢では企図振戦の改善、下肢では歩行時の振り出し、接地位置の安定化、体幹では動揺の改善などが挙げられる。

小脳の栄養動脈:前下小脳動脈  後下小脳動脈  上小脳動脈

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 人工骨頭置換術切開筋など:大腿筋膜張筋切開 中殿筋大殿筋のあいだを拡大 短外旋筋切開 

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腰方形筋:起止 腸骨稜   停止 12肋骨 1~4腰椎肋骨突起

腰方形筋作用:両側で腰椎伸展 努力呼気時に12肋骨固定

腰方形筋片側作用:体幹同側側屈

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 膝蓋下脂肪体は衝撃緩衝作用と潤滑作用がある。

足関節底屈筋:ヒラメ筋 腓腹筋 長腓骨筋

足関節背屈筋:前脛骨筋 長趾伸筋 長母趾伸筋

足関節外返し:長腓骨筋 短腓骨筋 第三腓骨筋

足関節内返し:後脛骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋

片脚立位における前後方向の重心動揺制御:母趾外転筋強化の有効性が報告されている

片脚立位における側方方向の動揺:重心の側方動揺制御には,小趾外転筋の活動が有効だと考えられている

日本で一番長い川は、信濃川。長さ367キロメートル、長野県東部から新潟県に入り、新潟平野を貫流新潟市日本海に注ぐ、日本最長の川

脳卒中発症後に二次的に生じる痛み:麻痺した手足の筋肉の痛み、肩手症候群など。まず筋肉の痛みは、関節を 動かそうとすると痛みがでることが特徴。筋肉が過緊張の状 態にある場合に無理に急激に伸ばされことによって生じる。次に肩手症候群だが 、肩の亜脱臼を伴い、麻痺した側の肩や手の強い痛み、手の甲の腫れ・熱感、動かした時だけでなくじっと していても痛みがあることが特徴。

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黄疸とは、体内のビリルビンが過剰になることによって、白目や皮膚が黄色くなった状態のこと。

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僧帽筋上部線維   運動動作においては主に頚部の伸展動作及び肩甲帯を拳上、内転、上方回旋させる作用がある。

Q 白癬について質問。爪に生じる場合は?  A 爪白癬は白くというより黄色っぽくなって分厚くなる。巻き爪は関係ない。

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 胸半棘筋:胸椎伸展 同側側屈 反対側回旋の作用。 速筋55% 遅筋45%

肩関節屈曲に強く働く筋:三角筋前部 大胸筋 上腕二頭筋 前鋸筋

 手指屈曲に強く働く筋:浅指屈筋 深指屈筋 虫様筋

中殿筋:前部線維は股関節内旋  後部線維は股関節外旋 に強く働く

 

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胸鎖関節=球関節

肩甲上腕関節=球関節

錘内筋線維内部の固有感覚受容器である筋紡錘が筋の伸展を感知すると、Ia群線維からのインパルスが脊髄に伝えられ、同名筋を支配するα運動ニューロンの興奮が伝わって、筋収縮が起こる。 伸展した筋自身を収縮させる反射であるので,一種のフィードバック反射ともいえる。 拮抗筋は相反性抑制により、弛緩する。

訓練を行わない方が良い:安静時脈拍120以上

訓練を中止:脈拍140以上

訓練を一時中止、回復をまつ:脈拍が運動前の30%増加、2分間の休憩で10%以下に戻らない場合は中止。もしくは極めて軽い運動にする。

僧帽筋は3つの線維からなり,各々で作用が異なる。中部線維はそれ単独で肩甲骨の安定性に関与していて,上部線維と下部線維は同時に拮抗して働くことで,肩甲骨が安定した状態での上部回旋を可能にする。

肋間神経痛は5~9番目の肋間神経に生じることが多く、通常は左右のうち一側に起こる。

特に病的な異常がない原発性肋間神経痛と、何らかの病気に起因する続発性肋間神経痛に分けられる。

原発性肋間神経痛=姿勢や筋肉

続発性肋間神経痛=病気や外傷、解剖学的な異常によって生じるもの。肺炎や骨折。

肝臓に取り込まれる前のビリルビンが増加する病態で、赤血球の破壊が亢進してビリルビンの産生が過剰となることが主な原因です。

血液中のビリルビンが増加すると眼や皮膚が黄色くなり、黄疸と呼ばれる。黄疸では総ビリルビンだけでなく、間接・直接ビリルビンのいずれが増加しているかも病態解析の重要な指標

痛風ピロリン酸カルシウムという結晶が関節炎を起こす。高齢者の膝関節や足首の関節に多くみられる。レントゲンをとると関節の中に石灰化が見られる。

スカルパ三角内に「大腿動脈」と「大腿骨頭」があることで、臨床的な指標として使用される。

スカルパ三角の中心部で大腿動脈の脈をとることができる。

大腿骨頭骨折や変形性股関節症などの股関節疾患では、スカルパ三角での圧痛が認められる。

先天性股関節脱臼の場合、スカルパ三角を強く圧迫した歳、骨頭が感じられない。(スカルパ三角の空虚)

大腿義足の四辺形ソケットで安定した坐骨支持を得るために、スカルパ三角の適度な圧迫が必要なため、指標として使用されている。

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上腕二頭筋/ローテーターカフは上腕骨頭を肩甲骨関節窩に適合させる働きを担う。

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握力は,簡便であり,一般的に用いられる評価。握力は,30 歳代まで増加し, 40 歳代から低下が加速し始める 。握力は,総合的な筋力の指標とされ,肘屈曲筋 力(r=0.64),膝伸展筋力(r=0.53),体幹伸展筋力(r=0.52),体幹屈曲筋力(r =0.44)との関連が報告されている。また,握力は 25 年後の歩行速度や立ち上がり 能力を予測する指標としても有用である。

 

片脚立位:60 歳を過ぎると開眼片足立ちは急激に減少し,5 秒以内の者は転倒ハイリスク者とさ れている。受傷と関係する重篤な転倒との関連も報告されている 。

 functional reach testは特別な機器を必要とせずに,フィールドでも活用できる バランス検査のひとつである。認知機能低下のない地域在住高齢者における再検査信 頼性が確認されており高齢者では 15.2 cm 以下で転倒の危険が高くなる 。

timed up & go test(TUG)は,高齢者における転倒ハイリスク者の選定に有用な評価 指標であり,13.5 秒がカットオフ値とされている 28)。TUG > 8.5 秒では約 20%の転倒経験者が含まれる。

股関節伸展は脚を後ろに振って体を前に進めるための「キック」であり、膝関節伸展は下腿部を前に振って体を後ろに戻す(止める)ための「キック」である。 そのため、ハムストリングスは体を前に進めるための筋肉であり、大腿四頭筋は前に進んでいた身体を止めるための筋肉である事が解る。

灰白質と白質が渾然となった領域も有り、網様体とよばれる。

網様体:脳幹部に存在。 脳では外側が灰白質、内側が白質。 脊髄では外側が白質、内側が灰白質。 どこかで灰白質と白質は混じり合う。 その部分が脳幹網様体

中心性チアノーゼ=動脈血酸素飽和度低下

末梢性チアノーゼ=動脈血酸素飽和度変化なし

末梢性チアノーゼは動脈硬化症や細血管の狭窄の結果で、酸素飽和度には問題ないのが普通。

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↑寝返り相ごと

 前鋸筋は、肋骨(第1~第9)腱弓を起始とし、肩甲骨と胸郭との間を後上方に走りながら、肩甲骨に停止する。 肩甲骨を前外方に引き、肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる作用がある。拮抗筋は菱形筋。

触覚・固有感覚の経路(後索・内側毛帯路):一次ニューロンは脊髄に入ると同側の後索を上行。 そして、第六胸髄以下のニューロンは後索の内側寄りにある薄束を通る。それより上のニューロンは後索の外側にある楔状束を通る。 一次ニューロンは延髄に入るとそれぞれ薄束核、楔状束核と呼ばれる神経核シナプスを形成しニューロンを交代する。二次ニューロンは延髄で交叉し、内側毛帯と呼ばれる束になってさらに上行して視床の後外側腹側核に入り、三次ニューロンシナプスを形成。 三次ニューロン視床から大脳の内包後脚を通り、頭頂葉の中心後回(ブロードマンの脳地図の3,1,2野)にある感覚野に至り、触覚や固有感覚を感じる

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ローディングレスポンス(以下LR):イニシャルコンタクト(以下IC)の直後から始まり反対側の足部が地面から離れるまでの場面を言う。LRとは踵が地面についた瞬間から足底の全面が地面に接地するまでの、衝撃を吸収する時期。

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気胸とはなんらかの原因で肺に穴が開いてしまい、そこから肺の外側の胸腔内に空気が漏れ、肺がしぼんだ状態をいう。発症の原因により、外傷性気胸自然気胸の2つに大きく分けられる。

 

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支持面が変化すれば、支持基底面も変化する。安定性限界も前後左右で差異が生じる。

ヒトの静止立位姿勢は,両足底が床面上に作り出す. 支持基底面(BOS: Base of support)内を重心線が通過することによって成立している。

イニシャルコンタクトとは:歩行の最初に踵が地面に接する場面。つまりICとは歩くために振り出した足が地面に「初期接地(イニシャルコンタクト)する瞬間」

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 3つの楔状骨と立方骨:遠位足根骨を構成

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↑ローディングレスポンスでは、床反力が膝関節の後方を通っていく。 そうなると、膝関節は屈曲方向の力が働く。

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 リクライニング車椅子:リクライニングの角度は椅子と同じように90度近くにすることが理想。患者の状態や希望に合わせて45~80度くらいに保つ。膝は90度に曲げ、足はステップにしっかりと乗せる。体が安定しないようであれば、背中や頭の後ろにクッションを入れる。

高次脳機能 注意機能について:持続性注意  選択性注意  分配性注意  転換性注意

肩関節伸展 強力:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋(長頭)

内腹斜筋:外腹斜筋の深層に存在。鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、第10~12肋骨下縁および腹直筋鞘、白線に付着する。脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。

脊柱管狭窄症リハビリ:お尻が後方へ突き出す歩行は、体幹前傾し腰椎前弯がつよかっている場合がある。すると、脊柱管がさらに狭まり神経を圧迫してしまう。腹筋を運動したり、ハムストリングスの運動をすることで骨盤後傾させることで、腰椎前弯増強を緩和させる。

脊柱管狭窄症では、疲労やしびれが確認されたら体幹を前傾させて休息すると、症状が緩和する。体幹伸展方向のモーメントは良くないともいえる。

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ローディングレスポンス:股関節20°屈曲位。イニシャルコンタクト(以下IC)の肢位の継続。 ICに引き続き股関節屈曲位を維持するために、大殿筋の収縮が重要。ハムストリングスも引き続き収縮し、仙腸関節を安定させる。 ICでは正中にあった重心が、立脚肢に移動してくるため、股関節内転筋・外転筋の収縮も起こる。

 

ローディングレスポンス 膝:強力な屈曲モーメントを制御するのが大腿四頭筋の遠心性収縮。この制御下での膝関節の15~20°屈曲は結果的に衝撃吸収の要となる。しかし、 ICでは完全伸展位(あるいは5°屈曲)で安定していた膝関節が、屈曲位となることで不安定となる。ここで重要となるのが大殿筋。大殿筋は股関節屈曲モーメントを制御し、結果的に股関節伸展力を生む。これが大腿骨遠位端を脛骨に押し付けて膝関節を安定化させる。

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プラスの感情はそのまま出す。マイナスの感情にどのように対処するのか考える。

マイナスの感情の時、プラスの言葉を出す事で感情をプラスにする事ができる。

神経修飾物質:神経細胞から放出される神経伝達物質のうち、脳全体に拡散的に投射され、持続的な効果を持つものの総称。ドーパミンセロトニンノルアドレナリンアセチルコリンなど。

 

肩関節内旋 肩甲下筋 大胸筋 広背筋 大円筋

膝関節完全進展位では膝は内旋 外旋しない
膝関節屈曲位では靭帯が緩むため外旋20° 内旋10°が可能

ショパール関節 横足根関節 距舟関節が主となって動く
底背屈 内外転 内返し 外返し が可能だが可動域は小さい

技能に関する長期記憶として、手続き記憶がある。
手続き記憶は忘れにくい。

大腿骨頭と、骨幹部は頚体角として120°~130°である。
大腿骨頭を上方から見ると、前方へ向いており、これを前捻角という。角度は10°~30°

肩関節伸展は:肩甲骨内転、下方回旋、前傾をともなう

肩甲骨の挙上:僧帽筋上部 肩甲挙筋 菱形筋

肩甲骨上方回旋:僧帽筋上部下部 前鋸筋

視床手:MP関節屈曲 PIP/DIP伸展 虫様筋のtoneが高いと出現。
パーキンソン症候群やリウマチ患者にみられる。

足の内がえし:後脛骨筋 長趾屈筋 
後脛骨筋は前脛骨筋よりも内がえしに強く関与する

すべての筋肉で強力な順番:大殿筋 大腿四頭筋 下腿三頭筋

下腿三頭筋は膝関節伸展位で最も底屈力が強い

大腿骨頭靭帯:股関節内転の時に緊張する。寛骨臼窩と大腿骨頭をつなぐ。
力学的機能はない。主として、大腿骨頭への血液供給を行う靭帯。

注意機能:持続 選択 配分 転換

 

筋収縮が強くなったように見える運動単位発射頻度 運動単位数増加 各運動単位の活動の同期化

骨盤を前傾させる背筋:脊柱起立筋群 短背筋群
短背筋群:半棘筋 多裂筋 回旋筋 棘間筋 横突間筋

 

関節包:外は線維関節包 内は滑膜
滑膜は滑液の分泌と吸収を担う

 

防御反応:直立で後方へ押されると足関節と足趾が背屈する。さらに上肢の前方挙上が生じる。

成長ホルモンにより骨端成長板の長径成長は促進される

体循環:左心室→大動脈→組織→大静脈→右心房
小循環:右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房

自律神経は遠心性神
交感神経は胸髄 腰髄から出る
副交感神経は脳 仙髄から出る

肩甲骨下方回旋:小胸筋 菱形筋 肩甲挙筋

凹足腓腹筋 ヒラメ筋の弱化により生じる。

支持基底面の中心に近いところに重心線が落ちれば安定した立位姿勢がとれる。

血漿浸透圧電解質によって維持される
膠質浸透圧アルブミンによって維持される

肺実質とは、酸素を体内に取り込んだり、二酸化炭素炭酸ガス)を体外へ排出するガス交換の場のこと。

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左イニシャルコンタクト時に左へ傾いている。右のミッドスタンスかターミナルスタンスに問題がある可能性。

大腿骨頭靭帯:股関節内転で緊張。寛骨臼窩と大腿骨頭をむすぶ。大腿骨頭への血液供給が主となる。

伸張反射:筋紡錘伸張→Ⅰa線維(動的な筋長変化を検知)→シナプスを介して脊髄前角細胞へおくられる(1個のシナプスを介する単シナプス反射)→脊髄前角細胞内のα運動ニューロンが興奮し、軸索を介して筋線維に伝達されて、筋収縮が生じる。

信濃川(しなのがわ)は、新潟県および長野県を流れる一級河川信濃川水系の本流。新潟市日本海に注ぐ。このうち信濃川と呼ばれているのは新潟県域で、長野県にさかのぼると千曲川(ちくまがわ)と呼称が変わる。

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 ショパール関節:距舟関節がメイン。距骨 舟状骨 踵骨 立方骨で構成。

 肩甲骨の上方回旋:前鋸筋。僧帽筋上部 / 下部線維の共同した活動により出現

 

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小腰筋は人間の胸椎~腰椎の筋肉で脊柱の屈曲の補助を行う。

高齢者の骨粗鬆症性圧迫骨折は通常、自然に骨癒合が得られることがほとんど。しかし、まれに骨がつかないような状態が起こる。この状態を偽関節という。腰痛が続き、中には下肢麻痺や膀胱機能障害が起こる患者も。

偽関節までの治療であれば、長期間、固いコルセット(硬性コルセット)で粘ることによって、偽関節の周囲に化骨ができて痛みが軽減することがある。

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↑前庭機能と、それにより視野にとらえていたものを網膜上に保持する機能。

前庭機能により、頸部 体幹 下肢の筋緊張が調節されて姿勢調整される。

筋膜が緊張して酸欠状態が続く ⇒ 痛覚神経が興奮

後索-内側毛帯路:(意識できる)深部感覚振動覚や位置覚。筋・関節・皮下組織などの受容器から伝えられる感覚で、位置覚では関節の曲がり具合などからその位置や動きを察知する。

識別性触覚:触れている部位や、物体の性状がわかるような精密な触覚。「人差し指でコインを触っている」など。

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緩みの肢位(LPP:loose packed position):関節に生じるストレスが最小となる肢位(関節角度)を指す。 関節包や靭帯が緩み、関節面が最も離開している。

締まりの肢位(CPP:close packed position):関節包や靭帯が緊張している肢位であり、関節面が密着して固定される。 そのため、最も関節が安定している肢位である。

糖質とは炭水化物から食物繊維を引いたもの

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外側/内側大腿回旋動脈は、骨頭と骨頸部を栄養する。

 

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 ジムロジャーズ:人と異なる考え方をすれば、ほかの人には見えないものが見えてくる。それが成功への第一歩だ。もし、周りから自分の考えをバカにされたり、笑われたりしたら、大チャンスだと考えればいい。人と同じことをして成功した人は、いままでいないのだから。

 

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ロンベルク徴候:開眼時にはふらつきがない。閉眼時にはふらつく。

閉眼時には視覚からの情報がなくなる。閉眼時には深部感覚(脊髄性深部感覚でロンベルク徴候陽性)のみでバランスをとるのでふらつく。

前庭迷路性運動失調でもロンベルク徴候陽性となる。

※脊髄性運動失調は、脊髄後索ー内側毛帯路系の障害であらわれる。

赤血球:血液中の血球成分のほとんどを占める。赤血球の増加は、血液中の血球成分の割合である、ヘマトクリットの上昇となって現れる。正常のヘマトクリットは45%前後。これを超えて上昇すると、血球が密にあるために固まりやすい状態になり、血栓症のリスクが高まる。「赤血球の値が高いこと」のデメリットとしては、「血栓症の危険が増す」。真性多血症などで、病的にヘマトクリットが上昇する場合、定期的に血液を抜く瀉血療法の適応であり、ヘマトクリット45%を目標に瀉血を行う。

脊柱圧迫骨折後:保存療法で対応することが多い。「保存療法」ってどうするかといえば、基本的にはギプスやコルセットを巻いて患部をしばらく固定する。骨癒合が完成するまで約3ヶ月コルセットを継続して使用する。

脊柱圧迫骨折後コルセット経過とともに硬性コルセットから軟性コルセットに移行する。

皮質脊髄路:神経繊維の約80%は延髄腹側の錐体で交叉し,錐体側索路として反対側の脊髄側索に移行して脊髄を下る。交叉しなかったものも錐体前索路として脊髄前索内側を下行しながら交叉し,反対側の脊髄前角の運動細胞に連絡する。

黄色靭帯:脊柱は一つ一つの背骨の椎骨が椎間板というクッションが支えになって積み重なる構造。高齢になると椎間板が脆くなって椎骨を支える力が弱くなり、これを補完する為に黄色靭帯が椎骨を支えようと頑張る為にぶ厚くなる。椎間板が脆くなると椎間板が薄くなって椎骨と椎骨の間隔が狭くなり、狭くなった分だけ黄色靭帯がたわんでしまう。このたわみが前述の状態に拍車をかける。

立位前方リーチ動作:前足部への荷重が増す。足趾の働きが重要になる。

筋緊張と痛み:緊張状態というのは収縮してるということ。筋肉が収縮しているということは、ずっと力を入れているということ、酸欠でもあるし、エネルギー不足になっている、つまり、疲労していて痛みが出ている。

アンソニーロビンズ:「自分が怖いと思っているところに、焦点を当ててはいけない。自分が行きたいところに焦点を当てるんだ。」「私たちの人生を決めるのは、何を所有しているかではない。世の中に対してどのように貢献するかで決まるのだ。」「大切なのは、時折するようなことではなく、私たちがいつもしていることなのだ。」

インフルエンザB型:特に多いのが、一度熱が下がった後に再び発熱する(二峰性発熱)B型のインフルエンザに感染すると、主に消化器系に症状が現れる。具体的には腹痛や下痢といった症状が代表的。また、熱はA型インフルエンザよりも低く、長期間続く傾向がある。

カウンターアクティビティについて:これは腕を前に出した時に重心が前方へ移動するのを背面筋群で制御する反応。どちらかというと静的な姿勢の制御となる。

オキシトシン:末梢組織で働くホルモンとしての作用、中枢神経での神経伝達物質としての作用がある。末梢組織では主に平滑筋の収縮に関与し、分娩時に子宮収縮させる。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用。

カウンターアクティビティー :やじろべえの様に重りでつり合いをとるカウンター ウェイトを利用した姿勢制御よりも高度で複雑な反応 である。

カウンターアクティビティーは筋活動で運動を制御することから強い筋力が必要であるとされる。

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メラトニン:光(明暗)の情報は視神経を介して視交叉上核に伝えられる。視交叉上核から発せられたリズムの信号は松果体へ伝えられ、松果体ではこの情報に応答してメラトニンが分泌される。

褥瘡予防と体位変換:時間間隔 基本的に2時間を超えない範囲で行います。 ただし褥瘡予防マット(体圧分散寝具)の種類や骨の突き出し具合によって個人差はある。 粘弾性フォームマットレスや上敷二層式エアマットレスなどを使用する場合、体位変換の間隔は4時間を超えない範囲で行ってもよい

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骨盤前傾:脊柱起立筋群(棘筋 最長筋 腸肋筋)大腰筋 小腰筋 腸骨筋 大腿直筋

慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、血腫が脳を圧迫して様々な症状がみられる。

慢性硬膜下血腫とは、軽微な頭部外傷などの後、1~2ヶ月かけて、脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血が貯まってくる病気。血腫が脳を圧迫した結果、頭痛、物忘れ、認知症症状などの精神症状、失禁、半身に力が入らない、歩行障害、などの症状を呈する。パーキンソン症候群を呈することもある。

前鋸筋は1~9番目の肋骨側面の中⇒肩甲骨の裏側に接合。前鋸筋を鍛えるプッシュアップをセレイタスプッシュアップという。腕立て伏せの姿勢で、肘を伸展させたまま、肩甲骨を内転⇒外転させる。左右の手の位置は近いほうがいい。

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体がどちらを向いているか、どれくらい傾いているか、動いているかどうかといった情報は運動能力のある生物においては重要。このような情報を受け取るのが平衡感覚。一般的に、体に働く加速度を受け取る形で得られ、それを受容する装置は平衡胞といわれる。ヒトの場合、内耳がその役割を持つ。

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黄色靭帯、椎間関節(椎弓同士による関節)により脊髄馬尾神経が圧せられる。

 

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歩幅:成人平均=身長×0.45  身長170cmならば76.5cmとなる。    片麻痺患者の麻痺側背屈制限があると、麻痺側下腿が前傾しない、麻痺側股関節が伸展しない・・・・結果、健側歩幅は減少。

歩行時股関節内外旋筋:股関節内旋筋及び外旋筋は、股関節を回旋させる以外の機能として歩行時に同時収縮による安定性の役割や遠心性収縮による制御としての役割がある。そのため両筋群の筋出力の優位性を把握する。股関節内外旋筋出力の優位性は、一般的に外旋筋出力の方が高いとされている。

ヘマトクリット:血液(ヘマト)中に占める赤血球の体積の割合を示す数値。貧血検査などに利用される。全ての血液100ml中の赤血球容積の割合を%で表現している。成人男性で40-50%(平均45%)、成人女性で35-45%(平均40%)程度が正常値。ヘマトクリット値が低いと貧血。

反張膝:反張膝が最もみられるのが、歩行時のローディングレスポンス(立脚相初期〜中期)。昔の文献では、反張膝の原因として大腿四頭筋の筋力低下と書かれている。立脚相初期〜中期では前脛骨筋・内側ハムストリングス大臀筋が活動。立脚相初期〜中期では股関節が伸展していく時期。股関節が伸展できないと安定化されないため、大腿四頭筋が過剰に働き、股関節と膝関節の安定化を得ようとする。この股関節伸展をするためには、前脛骨筋にてしっかりと脛骨を安定させた状態で、ハムストリングス大臀筋が重要。

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大腿四頭筋 の筋活動 パターンは若年者, 老年者 ともに各筋 の 活動は遊脚後期より始まり立脚初期に筋活動のピークがみられる。このピーク値 の平均をみると若年者は外側 広筋11%, 内側広筋8%, 大腿直筋6%, 中間広筋11% 。老年者では外側広 筋22%, 内側広筋27%, 大腿直筋21%と 若年者と比較して大きい値を示した。

◯ロコモーターユニット◯ 下半身や動作を行う上での骨盤、両下肢のことを指す。言葉を直訳すると「loco moter=歩行運動(loco=機関車 moter=エンジン)」。

パッセンジャーユニット◯ 上半身や動作を行う上での体幹、両上肢のことを指す。言葉を直訳すると「passenger=荷物」。

この2つがうまく相互に影響しあうことで歩行は成り立つ。バランスが重要であり、上方にあるパッセンジャーのバランスが取れてないとロコモーターは過剰に働くため、下肢の筋力を過剰に働かせてしまう。

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☝疾患と浮腫について。ミネラルバランス、アルブミン低下、肝臓疾患等でも浮腫は起こる。

ロッカー機能:①ヒールロッカー,②アンクル ロッカー,③フォアフットロッカーがある。ヒールロッカーは初期接地直後から荷重応答期に起こる 戦略.正常歩行では初期接地からわずか 0.02 秒 の後に身体重量の約 60%が接地脚に加重されるといわ れており 2) ,荷重応答期に行われるヒールロッカーの機能的意義は衝撃吸収の意味合いが強い。

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Ankle Rocker は足底接地から踵離地にかけての、足関節を中心とした回転運動のこと。 踵接地から足底接地にかけては膝関節は屈曲位となっているが、前方への推進力を生み出すためには膝関節が伸展していく必要がある。この時の膝関節伸展は、股関節と足関節の協調した働きによって起こる。 Ankle Rocker の初期に、下腿三頭筋など底屈筋群の遠心性収縮により脛骨の前方回転にブレーキがかかります。同時に股関節では大殿筋や大内転筋により大腿骨が伸展方向に回転。その結果、回転速度の落ちた脛骨の上に大腿骨が乗り上げるような形で、膝関節が伸展して前方への推進力形成につながる。

フットインザドアとは、段階的要請法と呼ばれており、まずは小さな頼みごとを承諾させてから、徐々に大きな頼みごとを承諾させていく手法。 ”フットインザドア”には、「一貫性の原理」が大きく関わる。 「一貫性の原理」とは、人間には一度決心した行動や発言、信念などを貫き通したいと思う心理的な作用。

 

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☝フォアフットロッカー。ロッカーファンクションのひとつ。

戒名(かいみょう):仏教において、戒を守ることを誓った(受戒した)者に与えられる名前。仏門に入った証であり、戒律を守る証。戒名の授与は、上座部仏教大乗仏教の両方で行われており、多くの場合、出家修道者に対して授戒の師僧によって与えられる。

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非対称性緊張性頸反射:大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる。

浅指屈筋は第2〜5指PIP関節の屈曲、手関節の掌屈 作用をもつ。 上腕尺骨頭(上腕骨内側上顆),橈骨頭から起こり、第2〜5指中節骨底で停止。

深指屈筋は第2〜5指DIP関節の屈曲、手関節の掌屈を行う。 尺骨前面、前腕骨間膜から起こり、第2〜5指末節骨底で停止する。

膝 伸筋 貢献度:中間広筋 外側広筋 内側広筋 大腿直筋

膝 屈筋 貢献度:半膜様筋 半腱様筋 大腿二頭筋 腓腹筋

脊髄側索障害性疾患錐体路障害

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大内転筋:股関節の内転、内旋、伸展を行う。起始・・恥骨下枝の前面および坐骨(下)枝の前面から坐骨結節までの間。筋腹は2つに分かれ、一部は筋のまま大腿骨粗線の内側唇に停止。他は腱となって大腿骨の内側上顆の内転筋結節で停止。

産業革命:18世紀半ばから19世紀にかけて起こった一連の産業の変革と、それに伴う社会構造の変革のこと。産業革命において特に重要な変革は、綿織物の生産過程における様々な技術革新、製鉄業の成長、そしてなによりも蒸気機関の開発による動力源の刷新が挙げられる。これによって工場制機械工業が成立し、また蒸気機関交通機関への応用によって蒸気船や鉄道が発明されたことにより交通革命が起こったことも重要である

リウマチ性多発筋痛症:欧米の診断基準

1ヶ月以上続く、首、肩、骨盤周囲のうちの2部位の両側性の痛み、こわばり

1時間以上の朝のこわばり(手)

プレドニゾロン20mg以下で劇的な改善

その他のリウマチ疾患が除外できること

50歳以上であること

血沈が40mm以上であること  

これらの全ての症状が揃ったものをPMRとする

プレドニゾロン:合成副腎皮質ホルモン剤ステロイド)で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫抑制等 働きがある。

エルサレム「新市街」と「旧市街」に分かれている。石造りの街が旧市街で、ユダヤ教キリスト教イスラムの聖地だという。

死海:西にイスラエル、東にヨルダンに接する。日本の海より、透き通っている。普通の海水の約4~6倍の塩分 (20~25%) が含まれる。ほとんどの生物が生息できない。そのため、水がきれい。海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は約30%の濃度。濃い塩分濃度のため、湖水の比重が大きくなり、結果、浮力も大きいので、人が死海に入って沈むことは困難。

脊髄小脳路 意識できない深部感覚を伝える。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋の長さや筋緊張のこと。小脳が障害されてこの機能が損なわれると、姿勢の保持や歩行の調節などができなくなり、酩酊歩行と呼ばれる状態になる。

仙腸関節:以下、仙腸関節を安定化させる機構

①後方を斜めに走る系 広背筋→胸腰筋膜→対側の大殿筋

②前方を斜めに走る系 腹斜筋群→前腹部筋膜→対側の内転筋

③深部を縦に走る系 脊柱起立筋→胸腰筋膜深層部→仙結節靱帯→大腿二頭筋

④外側を走る系中殿筋、小殿筋、対側の内転筋

視床下核大脳基底核を構成する核のひとつ。大脳皮質から興奮性入力を、淡蒼球外節から抑制性入力を受け、淡蒼球外節・内節、黒質網様部に興奮性投射を送る。視床下核が障害を受けるとヘミバリスムを来す。パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)のターゲットとして注目されている。

ミルキングアクション:全身の血液は、心臓のポンプ作用(血圧)によって循環。立った状態では、下半身の血液は重力に逆らいながら心臓へ戻される。心臓だけでは高負担となるため、下半身の筋肉が収縮・弛緩を繰り返し血液が心臓へ送られる。

小学校3年生頃でも非対称性緊張性頸反射(ATNR)が残存し、後方の保護伸展反応が出現していない症例。立ち直り反応や姿勢反射の異常を持つ児は、パーキンソン病の高齢者と同様に、脊椎の軸を中心とした回旋運動、すなわち寝返りなどの動作が苦手である。

幼児で非対称性緊張性頸反射(ATNR)が残存すると、四つ這い位で頭部を回旋する時、頭側の肘関節が屈曲し、顔側の肘関節は伸展する(図12)。

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半側空間無視の原因病巣は、側頭-頭頂接合部付近以外にも、いろいろ原因部がある。急性期の重度の半側空間無視患者は、しばしばベッド上で頭部、眼球を右方へ向ける。正面を向いている場合でも、左側から声をかけても気づかず右側を探す。食事では、左側の皿に手を付けない、茶碗の右半分だけを食べたりする。曲がり角では行先によらず右折しやすい。半側空間無視患者は、左側の見落としについての病識が欠如している。経過とともに、「左側を見落とすので注意しているようにしています」などと述べるようになる場合があるが、「自分ではきちんと見ているつもり」であり、真の病識は乏しい。

ボルタレン:炎症や痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンという生体内の物質ができる量を減らすことにより、炎症や腫れ、筋肉や関節の痛みを軽くし、発熱がある場合は熱を下げる。通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、手術後・抜歯後などの鎮痛・消炎や急性上気道炎の鎮痛、解熱に使用。

カロナールはセレコックスに比べると効きは穏やか。しかし、高齢者に投与するときは慎重さを要す。

痛みを抑える強さ=ボルタレン  持続性=セレコックス

 

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ゴルジ腱器官: 筋張力を検知する固有受容器。錘外筋線維と直列に分布。筋と腱の接合部分、あるいは靭帯や関節の中にある。閾値は高い。ゴルジ腱器官の機能は反射抑制。腱の伸長によりα運動ニューロンを抑制。筋に非常に高い張力が発生すると腱が伸長され、ゴルジ腱器官が活動して脊髄に信号をフィードバックし、錘外筋線維を支配するα運動ニューロンの活動を抑制して筋の張力を減少させる。防御機構の1つ。

ゴルジ腱器官と筋線維疲労したときに反射抑制が低下して筋力を維持するために別の運動単位を動員させるような機構も存在。ゴルジ腱器官は別々の筋線維の張力を等しくするという役割も持っている。

筋緊張亢進とブラジキニンについて:虚血による酸素供給低下⇒細胞の嫌気性代謝が生じて細胞内のpHが低下⇒ブラジキニン増加⇒痛みを感じる。狭心症による胸痛や運動後の筋痛の機序の一つ。

大腿脛骨角(FTA:前額面において大腿骨長軸と脛骨長軸とにより形成される角度。正常は175° FTAが減少すれば、外反膝。FTAが増せば、内反膝。

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半月板軟骨組織。膝関節の左右に半円形ずつ1対の三日月状の板が合わせて円環状に位置。「外側半月板」と「内側半月板」。2つの半月板の間を「前十字靱帯」と「後十字靱帯」が分断し、大腿骨と脛骨をつなぐ。半月板の上面は大腿骨の球状の面に沿っており、下面は脛骨の平らな形状に沿っている。

悩み:不安(未来) 後悔(過去) 恐れ(現在)不安は思っても解決しない。後悔は今をよりよく生きなければ解決しない。今を生きる事が解決の糸口。

随意運動とα―γ連関:一般に大脳皮質運動野から下行してきた運動指令はα運動ニューロンとγ運動ニューロンの両方に伝えられる。γ運動ニューロンの興奮は筋紡錘―Ia群線維を経てα運動ニューロンに伝わる。つまり、骨格筋の収縮は2種類の経路―α経路とγ経路―により行われる。実際、Ia群線維の活動は随意運動時に上昇する。これにより、筋肉収縮時に筋紡錘が脱負荷となる状態を避けていると考えられる.

 FRT: (1) 両足が触れない程度に足を広げ立つ。 (2) 壁側の腕を90度上げる。 (3) 手指は伸ばし、中指の位置を記録。 ※文献によっては軽く握って行うと説明。 (4) できるだけ前方に手を伸ばす。 (5) 最大限に手を伸ばした場所で、中指の位置を記録。測定は3回実施し、最後の2回の平均値を計算。

Ⅰa群線維は筋伸張の速度に敏感に反応。

Ⅱ群線維は静的な筋の長さの変化に応答する。

Ⅰa群線維、Ⅱ群線維は脊髄でα運動ニューロン or 介在ニューロンシナプス結合

錘内筋への遠心性線維はγ運動ニューロンが主体となり、伸展受容器としての感度を調節している。
動的γ線維は核袋線維を支配。静的γ線維は静的核袋および核鎖線維を支配。
筋が収縮すると錘内筋も緩んだ状態になるので筋紡錘の 感度 は低下する。そこでその感度を上げ、筋の長さや伸張速度を敏感に感知するためにγ運動ニューロンが錘内筋を収縮させる。

「後方を斜めに走る系(広背筋⇒胸腰筋膜⇒対側大殿筋)」は歩行においても重要。踵接地時の踵→下腿→ハムストリングスと大殿筋→仙結節靱帯→仙骨と対側の仙腸関節→胸腰筋膜→広背筋→僧帽筋下部から上部or上腕三頭筋に分岐→顎関節と頭蓋骨という力の伝達があるので、後方斜めを走る系は重要。

正常な筋膜の働き評価方法。①被検者は腹臥位に。②検者はハムストリングス大臀筋、両側の脊柱起立筋を触知。③被検者は触知されている側の下肢の、股関節を伸展(自動運動)。④股関節伸展側と対側or同側の、どちらの脊柱起立筋の収縮感が強いのかを評価。⑤股関節伸展側と対側の脊柱起立筋の方が、収縮感が強ければ正常。※同側の脊柱起立筋の方が収縮感が強い場合、同側の大殿筋と胸腰筋膜の滑走性低下や、同側の大腿筋膜張筋との滑走性低下の可能性が考えられる。リリースで滑走性改善を図り、再度評価。

環椎は椎骨のうち一番頭側にある骨、第一頚椎。Cervix(頚椎はVertebra cervicalisという)の一番目のため、C1と呼ばれる。第二頚椎である軸椎とともに頭蓋骨と脊椎をつなぐ関節を形成。

他の椎骨と異なり、環椎と軸椎は可動域が非常に大きい

環椎の特徴のひとつは、椎体を持たないこと。環椎の椎体は第二頚椎である軸椎のそれと癒合している。もうひとつの特徴として、棘突起を持たない。環椎はリング状で、前後のアーチ(弓)と外側塊と呼ばれる厚い部分から構成。

腰部の筋疲労では前後方向の重心動揺が増大する。

下腿部の筋疲労では片脚立位の前後方向の重心動揺が増大している

股関節周囲の筋疲労のほうが重心動揺に大きな影響を与えた。股関節外転筋の筋疲労においても同様に姿勢の安定に影響を及ぼす

ひな人形内裏雛(だいりびな)三人官女 五人囃子 随身 仕丁(しちょう)

三賢女清少納言 小野小町 紫式部 メーカーが制定  

肺機能検査:肺に入った酸素が血液中の赤血球に取り込まれる。同時に、体内で生じた二酸化炭素を運んできた血液は、それを肺に吐き出して吐く息とともに外部放出。肺で酸素と炭酸ガスを交換するこの働きを「換気機能」。この機能を調べる検査。

ドローイン(臍引き運動、腹部引き込み運動)について。
体幹運動の基本的なやり方。腰痛や椎体骨折の方などにも行ってもらう。
やり方としては
①仰向けに寝る
②息をゆっくりとはきながら、お腹をゆっくりとへこませる。
③ ②を数回行い、少し休んだ後に繰り返す

効果として
①腹部から背中にかけて包む腹横筋を鍛える
②腹横筋の筋収縮の高まりが、背中と腰を覆っている
 胸腰筋膜の張力を高め腰椎の安定性を高める
③腰痛が起こりにくくなる

行う時のポイント
①呼吸を止めない→止めると腹横筋の収縮が弱まる
②力を入れすぎない→内腹斜筋など他の筋肉が動いてしまう
仰向けになる

息をゆっくりとはきながら、お腹をゆっくりとへこませる。

赤丸のあたりにある骨の突起(上前腸骨棘)より3~5cm程度
内側、下方に指を置く。筋肉の収縮があればそれは内腹斜筋であり、力を入れすぎている

TUG:① 開始肢位は背もたれに軽くもたれかけ、手は大腿部の上に置いた姿勢。その際、両足が床に着くように配慮。② 椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って、再び椅子に座るまでの時間を測定。0m地点は椅子の前脚とし、3m地点はコーンの中心。③ 測定者の掛け声に従い、一連の動作を「通常の歩行速度」と「最大の歩行速度」 で 1 回ずつ(計2回)行う。 ④ E-SAS に用いるのは「最大の歩行速度」での値。 ⑤ 測定者は対象者の身体の一部が動き出すときからお尻が接地するまでの時間を 計測。厳密な規定ではなく、立ってから座るまでと理解 ⑥ コーンの回り方は対象者の自由とする。⑦ 2 回の測定後、小さい値(速い時間)の方を採用とし、秒数の小数点以下 1 桁 までを記入。(2 桁目は四捨五入) ⑧ 日常生活において歩行補助具を使用している場合には、使用。 ⑨ 椅子については、オリジナルは肘掛タイプだが、肘掛が無くても構わない。

 

寝返り体幹屈曲パターン:A群では、体幹伸展が寝返り早期にピークを迎えた後、体幹屈曲に切り替わり 徐々に体幹屈曲・右側屈角度が増大し、寝返り後半に体幹右側屈角度がピークを迎える動作パターンである。結果からA群を「体幹屈曲パターン」とする。

 

寝返り体幹伸展パターン:B群では体幹屈曲が寝返り中盤にピークを迎えた後,体幹伸展に切り替わり徐々に体幹伸展角度が増大し,寝返り終盤に体幹伸展角度がピークを迎える動作パターンである。結果から,B群を「体幹伸展パターン』とする。

 

寝返り体幹回旋パターン(骨盤先行)

局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こること。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。最終的に異常をきたす部位が抹消神経系で起こることが多い。大脳基底核や上部脳幹、小脳など中枢神経が集まる部位において何らかの電気信号が阻害や遮断によって起こると考えられているが原因は不明。

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ワーキングメモリ:短期記憶を用いた情報処理能力。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋 の3つ

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

本態性振戦について、本態性とは原因不明ということを意味する。小脳、視床、脳幹などの脳の特定エリア間の伝達異常によって生じる。遺伝で生じるケースもある。振戦の家族歴がない人が発症することもある。40歳以上の年齢層では、16人に1人くらいの人がかかる。

本態性振戦は動作時振戦、パーキンソン病の振戦は安静時振戦。何かさせようとすると震える、特に腕を少し持ち上げるなど、特定の肢位をとらせると震えるのが本態性振戦。

静止させると目立つのがパーキンソン病の振戦。動作時には止まる。

アテトーゼ型の脳性麻痺では、振戦と言うよりも、意思に反して変な姿勢、肢位になることが目立つ。

偽関節とは骨折部の骨癒合プロセスが完全に停止したもの。骨折の重篤な後遺症。 骨折部不安定、血行不良、骨癒合の始めに形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患により発生。 偽関節では骨折端の間が結合組織で埋められ、異常可動性を認める。

偽関節の可動性:本来は動かないはずの部分が壊れたままで,動いてしまうのが関節みたいに見える。くっついてもすぐ壊れてしまう場合も含む。関節と違って,偽関節付近をまたぐ筋肉があるわけじゃないので屈曲伸展という概念はない。

ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、仙骨および尾骨と呼ばれる。

スタンダード・プリコーション:標準予防策の10項目。1.手指衛生 2.個人防護具(PPE) 3.手袋、ガウン、マスク、ゴーグル、フェイスシールド 4.患者配置 5.患者ケア器材・器具・機器の取り扱い 6.環境の維持管理 7.リネンの取り扱い 8.労働者の安全(鋭利器材の取扱) 9.呼吸器衛生/咳エチケット 10.安全な注射手技 11.特別な腰椎穿刺手技のための感染制御策

インバウンド:外国人が訪れてくる旅行のこと。 日本へのインバウンドを訪日外国人旅行という。 これに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)または海外旅行という。

インバウンド消費とは、訪日外国人観光客による日本国内での消費活動を指す。

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右股関節伸筋の強化の必要あり。

FIM:歩行補助具の使用無しで50m歩ける場合は7点であるが、歩行時間は健常の3倍かかっているため、修正自立で6。

FIM:最小限の介助で50mの歩行が可能な場合3。

FIM:近位監視で50mの歩行可能な場合、5。

FIM:装具装着で15m以上50m以下の歩行が可能な場合、5。

15m以上50m以下の歩行が可能で声かけが必要な場合、2以下である。

 

chishikiokiba

FIMの評価項目:セルフケア(6項目) 排泄コントロール(2項目) 移乗(3項目) 移動(2項目) コミュニケーション(2項目) 社会的認知(3項目)の合計18項目

FIM(Functional Indepen-dence Measure)は 能力低下評価法として開発された.

FIM監視とは:監視を要する場合、5点

FIM:順序尺度

健側の筋を強く動かすと、その影響が反対側に及ぶことを連合反応。連合反応にも同側性と対側性のものがあり、下肢の外転内転で起きる対側性連合反応をレイミステ反応(現象)と呼ぶ。

基本共同運動が十分に出現するブルンストロームステージⅢの状態に対しては,共同運動から分離した運動を促す。立位では最初にレイミステ現象で外転筋の収縮を促す。

片麻痺患者のポジショニング:股関節外転/外旋は防止。膝関節は過伸展を防ぐために、軽度屈曲位。

起き上がりポイント(片麻痺:1.股関節屈曲させ、下肢を下垂(カウンターウェイトの活性化)

2. on elbowへ移行する際、肩関節軽度外転位になるようにする

3.体幹機能が低下している場合、on elbowからon handへ移行する際は注視

インスリン薬売上:2017年の売り上げでSU剤81億円、速効型インスリン分泌促進薬103億円、対してDPP-4阻害薬1,873億円、SGLT2阻害薬493億円。

インスリン薬 流行:すい臓に直接作用する薬より、膵臓外作用で血糖値を下げる薬が主流。SU剤は起こしにくくなったとはいえ長期服用で効果がなくなる二次無効もある。

外側脊髄視床は、痛覚と温度覚に関与する伝導路である。

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T字杖介護保険における貸与の対象とはならない。

股関節伸展の参考可動域は15°、屈曲は125°。

股関節屈曲/伸展の基本軸体幹と平行線、移動軸は大腿骨。

ポリオ(急性灰白髄炎:脊髄性小児麻痺とも呼ばれ、ポリオウイルスによって発生。

小児麻痺:子ども(特に5歳以下)がかかることが多く、麻痺などを起こす。主に感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉や呼吸する筋肉等に作用して麻痺を生じる。

脊髄視床:脊髄から発している感覚伝導路。痛覚、温度覚、触覚、圧覚といった情報を視床に伝達。

脊髄視床路には、前脊髄視床路と外側脊髄視床路の2つがある。

前脊髄視床路は、触覚と圧覚に関与する伝導路。

痛覚経路:胸髄レベルでは脊髄腹側を走行する。

粗大感覚は痛覚と同じく脊髄視床路を通る。

筋力の経路皮質脊髄路。胸髄レベルでは腹側を通る。

起立性低血圧:起立によって静脈還流が減少し、低血圧を呈する。自律神経疾患、心疾患、血管障害などでみられる。

足浴効能:睡眠促進

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↑徐皮質硬直:大脳皮質と白質が障害されたときに生ずる硬直姿勢。上肢は肘、手首で屈曲、下肢は伸展し、足首は底屈した体位。

被殻出血:高血圧性脳出血の中で60%以上を占め、一番頻度の高いもの。

脳出血脳梗塞との違い脳出血は頭痛、嘔吐が先行することが多い。頭痛があり、崩れるように倒れ、手と足が動かない場合は脳出血の可能性が高くなる。

デローテーション膝装具ACL損傷に適応となる。

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超音波療法について

Fletcher-Hugh-Jones分類:I度;同年齢の健常者とほとんど同様の労作ができ,歩行,階段昇降も健常者なみにできる。II度;同年齢の健常者とほとんど同様の労作ができるが,坂,階段の昇降は健常者なみにはできない。III度;平地でさえ健常者なみには歩けないが,自分のペースでなら1マイル(1.6km)以上歩ける。IV度;休みながらでなければ50ヤード(約46m)も歩けない。V度;会話,衣服の着脱にも息切れを自覚する。息切れのため外出できない。

食事介助FIM:食物を集めたり、口に運ぶ・咀嚼や嚥下を手伝うならば、4点~1点になります。スプーンにのせる・嚥下時、口を閉じるなど

FIM:きざみ食や嚥下食など、食事形態の工夫をしている場合は、配膳する以前の事なので配慮なので6点。

血液中のリンが過剰になると、リンがカルシウムと結合して血管の壁に 沈着する「血管石灰化」が徐々に進む。石灰化により、血管は狭くなったり、硬くなる。血液の流れが悪くなるためシャントにも影響。

深部感覚障碍者のリハビリ:正常運動、動作を通じて感覚をフィードバックしていく。

深部感覚障碍者へのフィードバック:視覚を用いる。

深部感覚障碍者の上肢の運動(麻痺側):身体中枢、四肢近位部の安定性獲得を得る。

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意識されない深部感覚伝導路:受容器は筋紡錘 腱紡錘・・・これらからのⅠa線維が脊髄内に入ったあと、一部はα運動ニューロンに進み、単シナプス反射弓と結合する。

O(objective)とは客観的情報。<例> O)バイタルサイン(血圧:126/84・脈拍:78 回/分・呼吸数:16 回/分など),胸式呼吸,呼吸補助筋の活動亢進,6 分間歩行試験:240m, MRC 息切れスケール:Grade 3, F-H-J 分類:Ⅲ度 ,等

小脳性運動失調では、障害側に倒れやすい。よって、障害側の右側に突進現象が起こる。

左右失認は右と左の識別が出来ない障害であり、左頭頂葉の病変で生じる。

上腕部では足部と比べて収縮期血圧が低くなる

座位での測定はマンシェットを心臓の高さに合わせる

MS,NMOの患者は,長時間の入浴や炎天下の外出など,感冒や運動など体温上昇が起こる状態で,視力低下や筋力低下,疲労感,しびれなどの症状が発現/増悪することがあり,これがUhthoff(ウートフ)徴候

ウートフ徴候について:病態を一言で表すと脱髄による神経伝導速度の低下。健常者であっても体温が高くても低くても神経伝導速度は低下する。脱髄のある人は体温が上がるときの方が神経伝導速度が著明に低下するようだ。

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↑心房性期外収縮:心電図の特徴は、本来出るべき洞結節からのP波(洞調律P波)の位置よりも早く出現するP波があり、洞調律P波とは形が異なる。

QRS波が正常であることから、心室に刺激を伝導するプルキンエ線維に

異常がないことが読み取れる。

P-R間が延長しており、QRS波が脱落していることから、房室結節に異常があることが読み取れる。

FIM質問ーバルンカテーテルを使用している場合の排泄コントロールは? 答えー排尿管理の項目で点数を付け、バルーンカテーテルの管理の介助量で点数を付けます。自分で全部管理できれば6点、挿入は月に4回ほど介助してもらうが、蓄尿袋は自分で交換するは5点、すべて介助してもらっていれば1点。

FIM質問ー社会的交流の点数の付け方で7点になる方とはどんな方ですか?また、寝たきりの方はどうなりますか?:答え スタッフや他患、家族と適切に関わっている方が6点か7点。また、寝たきりの方で交流も行っていない場合、自ら社会的交流をしていなければ1点。

FIM質問ー昨日までは行えていたのに、本日だけ筋疲労でできなかった場合には、いつの時点を評価すべき? 答えー経過観察し、日常生活において日差による変動がみられるなら、低いほうの点数をつける。感冒などによりその日だけ問題であった場合には、その日のデータが重要でないのであれば無視。

質問

各項目に6点の基準となる「安全性配慮」とあるが、具体的にどういった事柄?5点の「準備」との違い

答え

例えば・・・転倒して怪我をする危険がある患者さんの場合
○危険があるため、監視(見守り)を受ける場合・・・5点(準備・見守り)
○危険はあるが、何らかの理由で介助者がついていない、本人自身が壁を利用したり、安全に行うための方法などを選んでいるような場合・・・「安全性の配慮」で6点
※5点では介助者がそばについて危険に配慮するが、6点では患者本人が危険に配慮する。

足関節底屈MMT:腹臥位で完全な底屈運動が出来るが抵抗に耐えられなければ段階2。 腹臥位で可動範囲の一部だけ動かすことが出来れば段階2−。

HbA1cは、おおよそ1ヶ月前の数値を表すといわれているため、日々の指標として適していない。

糖尿病のリハビリ運動強度:ボルグ指数11~13

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)HbA1cとは・・・ ヘモグロビンは赤血球内のタンパク質の一種で、全身の細胞に酸素を送る働き。

ロフストランド杖は手関節や手指への負担が大きい。

良性発作性頭位眩暈症リハ:めまいは頭位変換により、耳石が移動することで生じる。頸部回旋によって耳石を移動させるエプリー法で改善を図る他、めまいを誘発させて慣れさせるなど。

立脚後期には足関節と足趾の底屈運動により安定性を向上させる必要がある。装具の中足指節関節部から遠位を切除することで底屈運動が可能となり、安定性向上。

ジャンパー膝:障害部位辺りに超音波照射する。ジャンパー膝は膝蓋骨下端に疼痛を示し、膝蓋靱帯炎や大腿四頭筋腱炎を呈する。超音波は膝蓋骨下端に照射する。

極超短波:ペースメーカーやプレート等、金属挿入部位への極超短波は、金属を温めてしまうため、禁忌。

突発性側彎症:非対称的運動は側弯凹側の筋の伸張が目的。

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足根管症候群:足関節内果後方の足根管で脛骨神経が絞扼される。足底・足趾の放散痛や感覚障害を呈する。

舌下神経は運動神経成分のみを含み、舌の運動に関与

口唇閉鎖に関わるのは、顔面神経

下顎の運動を行うのは、三叉神経

CPM:Continuous Passive Motion 持続的他動運動装置

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モノフィラメント:細い棒の先端に硬めの糸が垂らされているもので、触覚検査の際に糸を皮膚に触れるよう垂らして用いる。

後方重心のリハビリ一例:低い台に片脚をのせるステップ練習では、支持脚の股関節伸展を促し、重心位置を改善させる。

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失行:左半球(優位半球)の障害でみられる。

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PTB免荷装具。下腿および足部の免荷を目的に、下腿や足部の骨折で用いられる。

位置覚の経路は脊髄の後索を通り、延髄を交差して視床に至る。

背側の血管に異常があれば位置覚に障害を生じる。

腹側の血管に閉塞が認められる場合、位置覚は障害されない。

痛覚の経路:胸髄レベルでは脊髄腹側を走行する

超音波療法の禁忌:発育期の骨端線周囲への照射

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後十字靱帯は脛骨の後方への滑りを防ぐ作用

上前腸骨棘と坐骨結節を結ぶ線(ローザー・ネラトン線)

左右の腸骨稜を結んだ線は第4・第5腰椎間に一致

女性の仙骨は幅広く短い。

大転子は股関節45°屈曲位でローザーネラトン線上に触れる。

スカルパ三角は鼠径靱帯 縫工筋 長内転筋外縁 からなる。

速効型インスリン分泌促進薬グルファスト、スターシス 等

ボルタレン:炎症や痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンの量を減らす

症候性神経痛は、神経痛の中でも原因がはっきりしているのが大きな特徴。

症候性神経痛の原因:外傷や圧迫、炎症や感染、中毒などによって起こる。

日常的に言われている神経痛は、この神経痛である場合がほとんど。

上腕二頭筋働きやすい姿勢:前腕が回外しているときに肘関節の屈曲の主働筋。肘関節が屈曲している時は前腕の回外動作で力を発揮。

上腕二頭筋が働きにくい時:前腕が回内すると橈骨が回転し停止部がずれるので、屈曲力は弱まる。

上腕二頭筋はローテーターカフと共に上腕骨頭を肩甲骨の関節窩に適合させ、肩の前方の安定性にも貢献。

関節リウマチにおいて,炎症性サイトカインの重要性は明らか。リウマチにおける単球・マクロファージの役割は,これらサイトカイン産生や,破骨細胞への分化細胞の意義が強い。

マクロファージは白血球の1種。生体内をアメーバ様運動する食細胞。

マクロファージの働き:死んだ細胞や、体内に生じた変性物質や侵入した細菌を捕食して消化し、清掃屋の役割を果たす。

マクロファージが活発なのは:外傷や炎症の際に活発

心房細動は、心臓の心拍数やリズムが一定でない不整脈の状態。心房細動中は血液がスムーズに流れず、血栓ができやすい状態。

遂行機能前頭葉、特に前頭前野背外側部(前頭連合野)が中心的な役割を果たす。

遂行機能:目標設定 計画立案 計画実行 効率的に行う

知的とは:一見凡庸であるが理性的に物事を捉えることができ、その中に優しさがある。大人の厳しさとやさしさ。

感音難聴は、音を感じるための機能が落ちている。内耳(内耳にある聴神経)から脳に至るまでの問題。

脳性麻痺 多い:アテトーゼ型 痙直型

脳性麻痺はアテトーゼ型、痙直型、固縮型、失調型、混合型に分類

側臥位褥瘡好発部位:耳介 肩峰突起部 肋骨部 腸骨稜部 大転子部 膝関節顆部 踵骨部 内果部 外果部 

感音難聴は、内耳に原因があることがわかっている。

内耳と聴神経はつながっていて、一緒に機能するため、内耳の問題と聴神経の問題を合わせて、ひとつの問題として考えられる。

脳性麻痺アテトーゼ型:大脳の運動神経系、錐体外路大脳基底核が損傷されたケースで不随意運動を特徴とする。

脳性麻痺アテトーゼ型特徴1:不随意運動がある。姿勢保持や運動コントロールが困難。

特徴2 - 純粋のタイプでは 腱反射の亢進やバビンスキー反射など錐体路系の障害による病的反射は出現しない。原始反射・姿勢反射の消失異常あり。

特徴3 - 一般的に関節拘縮は起こらない。筋緊張亢進から痙直型と同じような拘縮が起る場合も。

特徴4 - 顔面不随意運動による言語障害著明。発語、発声の運動障害・筋緊張の動揺による運動の不安定性・協調性の困難さあり。

特徴5:咀嚼、嚥下障害及び流涎(りゅうぜん/よだれをながす)が出現する。

特徴6 - アテトーゼ型は痙直型に比べ、知的発達の遅れは少ない。  

特徴7 - 感音性難聴を合併することもある。

記憶:情報を受け取った海馬は、前頭葉にその情報について調べてもらう。前頭葉はその情報が側頭葉に記録されているかを調査し、その情報が記録されていないとなると、側頭葉に対して情報を保存しておく指示を出す。

海馬:海馬自体でも情報を保持できるが、短時間しかとどめておくことができない。

海馬と前頭葉の連携によって海馬よりも長く大容量の情報を保存できる側頭葉に情報の記録を移す。

  • 一部上場条件:株主数2200人以上。流通株式数2万単位以上。時価総額250億円以上。最近2年間の利益の額の総額が5億円以上。最近2年間の有価証券報告書等に「虚偽記載」ないなどの経営上の虚偽がないこと。
  • 二部上場:株主数800人以上。流通株式数4000単位以上。時価総額20億円以上。3年以上継続的に事業を継続していること。

アドソンテストは橈骨動脈を触診しながら首の動きでの前斜角筋と中斜角筋の緊張が鎖骨下動脈や腕神経叢を圧迫するかをみるテスト。

アドソンテスト留意点:橈骨動脈の脈拍の左右差に注意する。確か、大動脈弓からの分岐が右鎖骨下動脈の方が心臓から早い(近い)ために右鎖骨下動脈の方がホンのわずかに脈圧が強く、左鎖骨下動脈が極わずかに弱いと習った。右鎖骨下動脈←腕頭動脈←【大動脈弓】→左鎖骨下動脈(少し弱い)

「歩幅」歩幅の目安は、身長-100cm。身長175cmの人であれば、75cmが正しい歩幅

「歩隔」左右の足の間隔。8cm~10cmが正しい歩隔。

「歩行角度(足向角)」平均値は8度。

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抗血小板薬血栓の生成を防止する。血液をサラサラにする。血流の速い環境下では、血小板が活性化しやすい(血小板血栓)という有名な現象が知られる。動脈硬化を発症し、血管が傷つくと、血小板血栓ができる。血液凝固を抑える薬。

コアグラ:凝固血塊

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↑痙性対麻痺歩行

スワッシュ(S.W.A.S.H)装具は、脳性麻痺に生じる筋緊張(股関節内転等)による歩行障害、座位バランス維持困難等に対して、可変する外転角が子供たちの動作を妨げることなく、補助を行う股関節装具。鋏み足歩行軽度に適応。

介護保険で訪問リハビリテーションを利用する場合は、主治医に訪問リハビリテーションを利用したい旨を伝え、訪問リハビリテーションの指示書を3ヵ月に1回、主治医より発行してもらう。

医療保険で訪問リハビリを利用する場合には、1ヵ月に1回の発行が必要。その際、ケアマネジャーに相談し、ケアマネジャーから主治医に依頼してもらう方法もある。次に、理学療法士等がリハビリテーション実施計画書を作成し、このリハビリテーション実施計画書に基づき理学療法士等からリハビリテーションを受けます。

訪問リハビリテーションの対象者は、要介護1以上の方で、主治医が以下のような場合で訪問リハビリテーションの必要性を認めた場合

要支援の方は、「介護予防訪問リハビリテーションのサービスが受けられる。

最大心拍数:最大心拍数=220-年齢、という推定式がある。 30歳なら190、50歳なら170、60歳なら160と最大心拍数は推定。 また1年に1拍ずつ最大心拍数は低下するということも示す。 最大心拍数=208-0.7×年齢、という推定式もある。

ヒトは不安と向き合うと成長する。

皮膚がピリピリ、チクチク痛みを感じる場合、帯状疱疹の可能性がある。帯状疱疹は、子どもの頃にかかることも多い水ぼうそうの原因となるヘルペスウイルス」によって起こる。一般的には、「抗ウイルス薬」による治療が行われるが、市販されていない。

刺激伝導系:洞房結節(洞結節)、房室結節、ヒス束、左右の脚、プルキンエ繊維があり、この順で刺激伝導系をなす。

心臓の拍動を司る興奮の電気の流れ道を心臓の刺激伝導系と呼ぶ。

心臓のリズムを作り出すところ、これが洞結節といわれる部分。興奮刺激伝導系を電線に例えると、洞結節はそのもとにあるスイッチといえる。

洞結節は、1分間60~80回の電気的興奮を繰り返す。

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伸展、回旋パターンの特徴は、頸部、体幹を伸展しながら、骨盤帯の回旋から始まり、上部体幹から頸部へ回旋運動が伝わります。お腹を前方へ突き出す様に寝返りを行う。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。とくに伸張反射は、抗重力筋に著明で、動物の姿勢保持に重要な役割を演じている。

屈曲反射:もうひとつの有名な脊髄反射の例は、痛みの刺激から手や足を引っ込める屈曲反射である。この反射は、刺激の種類から見れば痛み刺激反射であり、効果から見れば逃避反射である。引き起こされる身体反応は、刺激を受けた手足にとどまらず、逆の手や足など広範囲に及び、全体として合理的な反応になっている。反応の及ぶ範囲は、痛み刺激が強いほど広い。

Ia線維とα運動ニューロンからなる伸張反射弓。脊髄後根から入ったIa線維は、脊髄前角のα運動ニューロンに興奮性のシナプス結合をする。Ia抑制ニューロンとレンショー細胞はともに抑制性ニューロンであり、伸張反射を修飾する働きをもつ。

筋紡錘による伸張反射と、中枢:脳と脊髄が中枢神経。筋紡錘の機能というのは脊髄反射なので、脳の判断を待たずに発動。脳地図は無関係と考えて良い。

股関節が伸展位という事は、IC時は教科書でいうと大殿筋が働くとなっている。大殿筋を働かせるという事は、IC時に床反力が股関節の前方を通れば働くという事。

高圧の方が、酸素の溶解度は圧力に比例して高くなる。高気圧のほうが酸素を多く取り込める。ヘンリーの法則

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高い気圧環境の中で酸素を吸入すると、通常の大気圧下での呼吸で得られる酸素量に対して、10~20倍にまで酸素を体内に取り込む事ができます。

肩関節の関節可動域訓練により麻痺側肩の疼痛は減弱した(Ⅰbエビデンス有)。

肩手症候群の予防として受動的関節可動域訓練は効果がある2)(Ⅱaエビデンス有)。CPMを用いた検討では肩関節安定化に対して効果があったとの報告がある(Ⅰbエビデンス有)。

NSAIDs(非ステロイド抗炎症薬)の内服は、麻痺側肩の疼痛を減弱させるので、勧められる(グレードBエビデンス)。

馬尾:これは脊髄が脊椎の末端である尾椎まで伸びずに、それよりずっと高い位置(第2腰椎)で終わっているためである。このため下位の腰髄や仙髄から出ている神経は、脊柱管の中で馬の尾のように長く伸びている。 このため、この部分は、ラテン語の「馬の尾」という意味の cauda equina (馬尾神経)と呼ばれる。

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解離性大動脈瘤(大動脈解離):内膜に亀裂ができ、内膜と中膜との間に血液が入り込み、2枚の膜の間が剥がされ、剥がされた部分に血液が入り込み、どんどん解離(裂け目)が広がっていくタイプ。血管が裂けるため、発症時にかなり強い痛みがある。

前脛骨筋は足関節の背屈、内反、足底のアーチ維持を行う。起始:骨間膜および下腿筋膜から起こる 停止:内側楔状骨と第1中足骨の足底面で停止する。深腓骨神経支配。

帯状疱疹水ぼうそうのウィルスと同じ、水痘・帯状疱疹ウィルスが再び活性化することにより起こる。通常は生涯に一度しかかからず、日本では6~7人に1人がかかるものと推定。初めての感染で水ぼうそうを発症した後、帯状疱疹ウィルスは知覚神経に沿って、顔面の三叉神経や、脊髄の神経、坐骨神経などの神経細胞に残る。

帯状疱疹好発部位:肋間神経領域 三叉神経領域

帯状疱疹が生じるきっかけ:体の免疫能の低下をきっかけにして、潜伏していた帯状疱疹ウィルスが活性化する。きっかけとしては、加齢、疲労、ストレス、悪性腫瘍、重症な感染症放射線や紫外線への曝露、免疫抑制剤抗がん剤を使用した場合などがあげられる。活性化した帯状疱疹ウィルスは神経を伝わって皮膚へ出てきて、皮膚でウィルス粒子が増殖し、水疱を発生。

グー筋トレ:手をグーにして、鍛えたい場所に触れる。グーは少し強めに握る。等尺性収縮のような感じでジワジワと効いてくる。低負荷の筋トレ。

メマリー:細胞内への過剰なカルシウムイオンの流入を抑制し、神経細胞傷害や記憶・学習障害を抑制。通常、中等度および高度アルツハイマー認知症における認知症症状の進行抑制に用いる。腎機能障害がある患者への使用は慎重に行う。

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー。あわせて股関節内転筋訓練を行えば、骨盤底筋群を通して腹横筋をさらに鍛える事が出来る。

北原照久北原照久氏は叶えたい夢をすべて叶えている。本人がそれを皆にうまく伝えたくて考えた結果、でた答えが「自分は運がいいと心から思っていた事」。

鋭的剥離:メスやハサミで組織を切って剥離するのを鋭的剥離。

鈍的剥離:指にガーゼを巻いて分けていったり、ハサミの刃の方を使わず、ハサミを閉じたまま隙間に差し込んで、広げることによって剥離すること。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋

手関節背屈 貢献:総指伸筋 長橈側手根伸筋 短橈側手根伸筋 尺側手根伸筋

ブロードマンの脳地図3、1、2:中心後回または一次体性感覚野 (この三つの領域は慣習的に 3, 1, 2 の順で一まとめで呼ばれる。理由は三つが近いこと、そして前方からこの順番で並んでいるため)

一次体性感覚野:体性感覚(皮膚感覚 深部感覚 内臓感覚)の入力を受け取る部位

視索前野や前視床下部視索前野の局所を冷却すると熱産生が惹起。加温すると皮膚血管の拡張(熱放散の促進)が起こる。体温調節中枢である。

片麻痺の端座位では,殿筋や下部体幹の低筋緊が背景にあり,骨盤後傾位で非対称性の姿勢を呈しやすい。この構えから体幹前傾してもらうと骨盤後傾が残存し,下肢は支持機能へ移行し難くい。これでは活動時(立ち上がり等)にアライメントが崩れ運動連鎖障害を引き起こす。筋緊張を整えるためには,活動を通して低緊張を改善させ機能できるようする。↓低緊張を原因として骨盤後傾位。体幹前傾しても圧中心点は足底に移っていない。立ち上がろうとすれば、後方重心+健側頼りとなる。後方へ尻もちをつくか、健側で支えきれずに健側方向へ倒れるだろう。↓

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アリピプラゾールによる遅発性ジストニア:現在、統合失調症双極性障害薬物療法錐体外路症状の発現の少ない第二世代の抗精神病薬が主流となっている。本症例では、双極Ⅱ型障害患者に対してAripiprazole(APZ)を投与したこところ遅発性ジストニアを認めた。遅発性ジスキネジアという。向精神薬の服用によって起こることが知られていたが、安定剤や入眠導入剤の長期服用でも起こる。症状は不随意運動で、顔を含む体のどこにでも起こる。自分の意思とは関係なく顔をくしゃくしゃにしたり、舌を突き出したり、四肢を動かす。

股関節外旋筋強い順:大腿方形筋 内閉鎖筋 梨状筋 外閉鎖筋

アルブミン:タンパク質には、水をひきつける力がある。

膠質:タンパク質のこと

膠質浸透圧:タンパク質によって生じた浸透圧

実際の膠質浸透圧を生じさせているのは:血清アルブミン

肩手症候群:肩と手の疼痛性運動制限と手の腫脹(発赤を伴う)・痛み を主徴とする反射性交感神経性ジストロフィーの一種。原因の明らかでない特発性もあるが、臨床的にみられる本症候群の多くは、片麻庫、心疾患、頚部脊椎症、上肢の外傷などに続発。

馬尾型  脊柱管の中心部分が圧迫される場合。両側の下肢のしびれ感、痛み、冷感などの異常感覚、排尿障害(膀胱直腸障害)が起こる。

神経根型 馬尾神経から分岐した後の神経根が圧迫される場合。臀部から下肢にかけての痛みが起きる。多くは片側に症状が起きる。

すべり症について:脊柱管狭窄症の原因には、靭帯厚肥や骨棘形成など様々。すべり症もそのうちの一つ。

すべり症による脊柱管狭窄症は馬尾型と神経根型の混合タイプが多く 重篤化する傾向。

寝返りー起き上がり:体軸内回旋 上部体幹(前鋸筋) 下部体幹(腹斜筋 対側股関節内転筋) 頸部屈筋 腹筋 足底を全足底接地させ、支持基底面を広くして端坐位姿勢を安定させる。

起き上がり、端坐位姿勢のときに足底が浮いていると:支持面は坐骨と大腿後面となり、体幹は前後に揺れやすくなる。背筋、股関節伸筋の筋緊張が高まる。カウンターアクティビティでバランスをとろうとする。

骨盤底筋と腹横筋はインナーユニットを形成する筋。股関節内転筋群の収縮を促通することにより骨盤底筋を介して腹横筋の活動も高まると考えられる。

大腿骨転子部骨折の分類は,Evans分類のほかにEvans分類を改変したJensen分類や,さらにこれを改変した分類も作成されている。また,AO分類が用いられることもある。しかし,いずれの分類を用いても,検者間での分類判定の一致率は低い。安定型と不安定型に分ける場合,検者間の判定の一致率は比較的高くなる。

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局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こる。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。

ジストニア原因ジストニア線条体(特に被殻)に連動する基底核回路・・・また、それらを含めた運動ループの機能的異常によって生じる神経ネットワーク病と考えられているが、その病態生理については未解明な部分が多い。

RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)RSDとは、神経因性疼痛(神経系の障害等)の代表的なもの。この病気は他質的所見に乏しいため、周囲に理解されにくく、また、医師にも誤診されやすい。しかし、RSDは認定されれば第7級、第9級、第12級の後遺障害等級に該当する可能性がある。

反射性交感神経性ジストロフィーの症状:激しく焼けるような痛み。患部の腫れ。軽い接触にでも過敏な反応。皮膚の変化(蒼白や乾燥など)。骨の萎縮。発汗の異常。

全人工股関節置換術(Total Hip Arthroplasty:THA) 変形性股関節症や関節リウマチ、大腿骨頭壊死、骨折などにより変形した関節を、金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工股関節に入れ替えること。

全人工股関節置換術:疾患により短縮した下肢を1-2cm程度長くすることが可能。

腹横筋は、深部(中心部)に位置し脊椎分節を安定させるローカル筋システムに分類される。

腹横筋後方では胸腰筋膜に、前方では腹部筋膜に停止し、その筋膜を介して腰椎骨盤の安定性に寄与。

胸腰筋膜の中層の線維は腰椎横突起に収束し、椎骨の動きは筋膜の長さの変化に関係し、筋・筋膜移行部を外側方向に引く(緊張増加)ことで前額面上の運動をコントロールする。

胸腰筋膜の緊張には腹横筋の収縮が関与する。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー

背側抗重力筋僧帽筋 頭板状筋 半棘筋 頸長筋 脊柱起立筋 大殿筋 ハムストリングス 下腿三頭筋 後脛骨筋

腹側抗重力:胸鎖乳突筋 腹横筋 腸腰筋 大腿四頭筋 前脛骨筋

肩関節水平伸展(水平外転)貢献:広背筋 三角筋後部 大円筋

肩関節伸展 貢献度:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋長頭

立脚中期=ミッドスタンス この時期の片脚立位時に中殿筋が働き、骨盤を水平に保つ。中殿筋が疲労すると、左右方向の動揺が大きくなる。ミッドスタンスは、対側爪先離地~対側下腿下垂位。

腰椎椎弓切除術:昔は椎弓という脊髄神経の後方の骨を全部取っていたが、近年は部分椎弓切除術という椎弓の一部を削る手術が主流。

病院により手術用顕微鏡を用いることで片側の椎弓を削るのみの手術(片側部分椎弓切除術)で神経の圧迫を取り除く手術を中心に行っており、手術後の痛みや骨の変形などを考慮する手術を行っている。

以下椎弓切除術手術の方法。1. 手術は全身麻酔あるいは腰椎麻酔。2. 麻酔導入後、うつ伏せになる。3. 背中に約3~4cmほどの皮膚切開を加える。4. 骨についている筋肉を剥がし、腰椎の背面(椎弓)を露出。5. 椎弓の一部を手術用ドリルで削る。6. 神経の後面にある靱帯(黄色靱帯)を切開し、神経を確認。7. 神経を圧迫している靱帯、骨を摘出。8. 神経への圧迫がとれたのを確認して、皮膚を閉じ手術を終了。

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↑外側側副靭帯に対するテーピング

COPD患者:息が吐き出しにくくなっている。1秒量(FEV1)を努力肺活量(FVC)で割った1秒率(FEV1%)の値が70%未満のとき、COPDと診断される。

COPD肺気腫 慢性気管支炎 びまん性汎細気管支炎の3つの病気をまとめて慢性(Chronic)閉塞性(Obstructive)肺(Pulm onary)疾患(Disease)と呼び、その英語の頭文字がCOPD

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腹横筋の筋収縮の高まりが背中と腰を覆っている胸腰筋膜の張力を高め、腰椎の安定性を高める。

胸水とは、肺を包む2層の胸膜の間に液体が過剰に貯まった状態。正常でも少量の液体があり、胸膜の動きをなめらかにして、呼吸運動を助ける。大量に胸水が貯まると、肺が広がったりしぼんだりしにくくなり、息苦しさなどを起こす。症状をやわらげるため、胸水を抜きとる処置が行われることもある。

体軸内回旋:寝返りを始め、歩行や立ち上がり等、スパイラル(螺旋)な動きに重要な要素。体軸内回旋については、元来生得的なもの。体軸内回旋においては、一般的に胸郭と骨盤帯で分けて考えることが多い。少し掘り下げれば「胸郭」も上下に分けた方が良い。ポイントは前鋸筋(肋骨と肩甲骨を結ぶ)や腹斜筋(下位肋骨と骨盤を結ぶ)。腹斜筋は体幹の回旋筋であるが、付着は下部の肋骨と骨盤を結ぶ。腹斜筋は上部の肋骨に付着はない。従って腹斜筋だけで体軸内回旋を行うのは無理。上部体幹を回旋させる筋といえば前鋸筋。前鋸筋は肩甲骨と肋骨を結ぶ筋。従って体軸内回旋を上手く行う条件としては肩甲骨のコントロールが必要。上肢帯にまで幅を広げてもよい。

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前腕回外上腕二頭筋 回外筋 長母指外転筋 長母指伸筋

長趾屈筋:第2~5趾DIP関節の屈曲。 脛骨後面から起始し、第2~5趾の末節骨で停止する。脛骨神経支配。

アブストラル:癌疼痛薬 舌下錠がある 麻薬

イクスタンジ前立腺癌 薬

AO分類:大腿骨頸部骨折 転子部骨折の両方に使われる。

人工股関節置換術:前方侵入の場合、股関節伸展・内転・外旋が脱臼肢位となる。

大腿骨頭と臼蓋の部分を置換する全人工股関節置換術

臼蓋はそのままで大腿骨頭の方を置換する人工骨頭置換術

レビー小体型認知症の中核症状としてパーキンソニズムがあり、筋強剛が認められることがある。初期段階では中脳の黒質にレボドパ(L-ドパ)が効果がある。L-ドパは動物、植物の体内で生成される化学物質。

ブロードマンの脳地図:第4野は中心前回、一時運動野

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胸半棘筋は、半棘筋のうち、頭半棘筋と頸半棘筋、胸半棘筋の3部に分けられたものの一方。第7~12胸椎横突起を起始とし、斜側上方に向かって走り、第6頸椎~第4胸椎棘突起に付着。頭部および脊柱の伸展、同側側屈、反対側への回旋を行う。

頸部屈筋 貢献:斜角筋群 舌骨下筋群 椎前筋群

頸部伸筋 貢献:板状筋群 半棘筋 脊柱起立筋 後頭下筋群

錐体外路症状錐体外路症状は運動過少と運動過多の2種類に大別される。

錐体外路症状の運動過少とは、筋強剛、無動など。

錐体外路症状の運動過多とは、振戦、舞踏運動、片側バリズム、アテトーゼ、ジストニアなど。不随意運動として扱われる。

背側抗重力筋僧帽筋 頭板状筋 頸長筋 半棘筋 脊柱起立筋 大殿筋 ハムストリングス 下腿三頭筋 後脛骨筋

腹側抗重力筋:胸鎖乳突筋 腹横筋 腸腰筋 大腿四頭筋 前脛骨筋

大脳基底核線条体 淡蒼球 視床下核 黒質

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ワーキングメモリ:短期記憶を用いた情報処理能力。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋 の3つ

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

本態性振戦について、本態性とは原因不明ということを意味する。小脳、視床、脳幹などの脳の特定エリア間の伝達異常によって生じる。遺伝で生じるケースもある。振戦の家族歴がない人が発症することもある。40歳以上の年齢層では、16人に1人くらいの人がかかる。

偽関節とは骨折部の骨癒合プロセスが完全に停止したもの。骨折の重篤な後遺症のひとつ。 骨折部不安定、血行不良、骨癒合の始めに形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患により発生。 偽関節では骨折端の間が結合組織で埋められ、異常可動性を認める。

ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、仙骨および尾骨と呼ばれる。

「ドローイング」とは、お腹を凹ませる動作に腹式呼吸を組み合わせて、「腹横筋」を鍛えるトレーニングメニュー

ミッドスタンス:対側爪先離地から対側下腿下垂位まで。

ターミナルスタンス:対側下腿下垂位から対側イニシャルコンタクトまで。

クエチアピン:脳内の種々の受容体(ドパミンセロトニンなど)に作用し、強い不安感や緊張感、意欲の低下などの症状を改善。通常、統合失調症の治療に用いられる。

ローディングレスポンスでは、床反力が膝関節の後方を通る。そうなると、膝関節へ屈曲方向の力が働く。膝関節が勢いよく屈曲し過ぎないように、大腿四頭筋(中間広筋>外側広筋>内側広筋>大腿直筋)が遠心性収縮する。ローディングレスポンスでは、膝関節に加え 距腿関節と距骨下関節(回内する事で衝撃吸収)の衝撃吸収メカニズムが必要。

距腿関節:距骨(距骨滑車)と脛骨、腓骨(天蓋)との間にできる滑膜性関節。蝶番関節に分類され、主に背屈と底屈の運動を行う。

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局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こる。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。

就職氷河期に該当する世代は一般的に1970年(昭和45年)から1982年(昭和57年)や1984年(昭和59年)までに生まれた1990年代半ばから00年代前半に社会に出たり、2000年前後に大学を卒業した、現在において40歳前後や30代後半から40代後半を迎える世代のことだとされる。

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肩甲下筋:肩関節内旋/水平屈曲に働く。因みに水平屈曲に強く働くのは、三角筋前部 大胸筋 上腕二頭筋

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振戦とは反復性のあるリズミカルな運動であり、身体の全体またはその一部がある平面をめぐって描く不随意な規則的なリズムの運動と定義されている。臨床所見による分類であり原因や機序に関しては問われていない。律動性の不随意運動として振戦とミオクローヌスは区別が難しいこともあるが運動の方向が一定していれば振戦、一定していなければミオクローヌスである。

「筋緊張の状態」による3つの分類

【痙直型】手足が硬直し、突っ張った状態 や、筋肉に力が入りすぎて動か しにくい状態。

【アテトーゼ型】 運動はできるが動きが不随意的 (自分でコントロールができな い)で、止めることができない。

【その他】 強剛型,失調型,混合型,低緊 張型,振戦型,

寝返り動作のパターンは、ある普遍的特性が存在する。それは、「身体をひねること」それを専門用語で「体軸内回旋」と表現。1つの例として、まず肩甲帯(けんこうたい)の回旋運動が起こり、その後、骨盤帯の回旋運動が起こり、寝返りが完成。皆さんも、寝返るときにきっと体軸内回旋を行っている。

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ファンクショナルリーチテスト:カットオフ値として、 1)41〜69歳=33〜40cm、70〜87歳=25〜33cm 2)25cm未満では歩行非自立群が多い。15cm未満で転倒の可能性が増大 ④ 後方歩行 後方歩行の能力は高齢者で著しく低下。高齢転倒者は歩行速度が0.6m/秒以下。

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床に横になった体勢から体をおこして、左にねじったときの筋肉の収縮を見る。まずは腹直筋が収縮して上体を屈曲させる。続いて右の外腹斜筋と左の内腹斜筋が収縮。このとき、パートナーに足を押さえてもらうと、力が集中するのは左足になるはず。これは、右の外腹斜筋が左足の内転筋と同時に作用していることを示す。

右足で片足立ちをしたとき、右側の股関節を安定させるために大殿筋と内転筋が同時に収縮。このとき大殿筋とともに、左側の広背筋が働いてバランスを取る。

腹横筋:側腹筋は外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋に分けられ、それらの腱膜は1つの機能単位を構成して体幹の運動に関与している。特にインナーユニットの一つである腹横筋は体幹の安定性に重要といわれている。

 

腹横筋の収縮を促すために,Abdminal Drawing-in(腹部引き込み運動)やPelvic tilt(骨盤後傾運動)などの運動療法が実施されることが多い。しかし,これら運動療法で収縮を促すことが難しい症例に対して,仰臥位での股関節内転運動を実施すると体幹の安定性が向上した。

 

股関節の内転運動に関する先行研究では,股関節の運動(内転・外転・外旋)が骨盤底筋の収縮を活発にするという報告(小林ら2008) がある。また解剖学的な連結として,大内転筋が坐骨結節や内閉鎖筋を介して骨盤底筋と連結される(Thomas W. Myers 2009)。骨盤底筋と腹横筋はインナーユニットを形成する筋であり,内転筋群の収縮を促通することにより骨盤底筋を介して腹横筋の活動も高まると考えられる。

 

CHS侵襲組織:大腿筋膜張筋(切開)外側広筋(剥離)股関節内転制限/膝関節屈曲制限が生じやすい。

γ-Nail侵襲組織:大腿筋膜張筋(切開)外側広筋(切開)中殿筋/小殿筋(剥離)

フォアフットロッカー膝関節伸展位での足底屈:フォアフットロッカーは、中足指節関節(MP関節)を回転軸として重心を前下方へ移動させる。この機能で、前方への推進力が生まれる。このとき、重要な筋は下腿三頭筋で、遠心性収縮を行い最大筋力の80%働く。加速を生み出すために、下腿三頭筋の収縮により、地面を蹴る!とイメージされている方もいるが、実はそうではなく「膝関節の伸展したまま底屈を保持」することで、重心の前下方へ緩やかに移動し、前方への加速が生まれる。

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脊椎の骨(椎骨)は、椎間板と2つの椎間関節3点で連結している。

椎間板は前方荷重を支える

椎間関節は後方荷重を支える

椎骨は7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎で構成され、隣接する上下の椎骨の左右の連結部すべてに椎間関節がある。椎間関節は緩く靭帯で繋がっていて、脊椎の動きをスムーズにしている。

肩関節屈曲三角筋前部 大胸筋上部 上腕二頭筋 前鋸筋

肩水平屈曲:大胸筋 三角筋前部 上腕二頭筋

肩内転:広背筋 大胸筋下部 大円筋 上腕三頭筋長頭

足趾屈曲 貢献筋:長母趾屈筋 長趾屈筋 短母趾屈筋 短趾屈筋

アンクルロッカー:踵接地から足底接地にかけては膝関節は屈曲位となっているが、前方への推進力を生み出すためには膝関節が伸展していく必要がある。この時の膝関節伸展は、股関節と足関節の協調した働きによって起こる。

Ankle Rocker の初期:下腿三頭筋など底屈筋群の遠心性収縮により脛骨の前方回転にブレーキがかかる。

アンクルロッカーの中期~終わり:同時に股関節では大殿筋や大内転筋により大腿骨が伸展方向に回転。 その結果、回転速度の落ちた脛骨の上に大腿骨が乗り上げるような形で、膝関節が伸展して前方への推進力形成につながる。

肩関節外旋:棘下筋 小円筋 三角筋後部

肩関節内旋:肩甲下筋 大胸筋 広背筋 大円筋

手指伸展:総指伸筋 示指伸筋 小指伸筋

心臓洞機能:洞結節で心筋収縮を命令する刺激を発生している。その結果、心臓の拍動を調節し、血液循環を支配。

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横突棘筋:半棘筋 多裂筋 回旋筋

良い姿勢を保つには・・・:横突棘筋 大殿筋 腹横筋が重要。

骨盤の回旋について:昔は重心移動の低下に貢献しエネルギー消費量を節約していると考えられていた。近年、歩幅増大に寄与していると述べられる。

歩行速度増大=重心上下動増大=骨盤回旋増大=歩幅歩隔増大

重心上下動揺の抑制効果の ほとんどの寄与(約 60%)は踵上昇によるものであ り,下肢軸(股関節と足関節を結ぶ軸)の傾斜(重心 降下)がこれに次いで 20%程度寄与

心臓の洞結節が正常に機能して心臓が60~80回のポンプ活動を規則的に行っている状態を「正常洞調律」

この正常洞調律の範囲を超えて脈が遅くなる(1分間に50回以下)タイプの不整脈「徐脈性不整脈」。

徐脈性不整脈はさらに以下のように分けられる。

規則的で遅い脈となる「洞性徐脈」

一時的に洞結節から電気信号が発生しなくなる「洞停止」

洞結節で正常に電気信号が発生しているのに心房に伝わらない「洞房ブロック」

洞結節からの電気信号が心房までは伝わるが心室まで伝わらない「房室ブロック」

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距骨下関節が回内位=ショパール関節も回内位(中足部の柔軟性アップ

距骨下関節が回外位=ショパール関節も回外位(中足部の剛性アップ

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股関節伸筋の大腿二頭筋。 膝屈筋の半膜様筋半腱様筋

筋紡錘の構造:筋肉の大部分は、α運動ニューロンに支配される骨格筋線維からなる。この骨格筋線維の間に、並列に並ぶようにして紡錘状の筋紡錘が散在。筋紡錘の全長は6~8mmで、ひとつの筋に数十個程度存在。筋紡錘はカプセル状になっており、中はリンパ液で満たされる。カプセルの一端は腱に、他端は錐外筋の筋腹に結合している。

錘外筋線維=ふつうの骨格筋線維

肩関節水平伸展(水平外転)貢献:広背筋 三角筋後部 大円筋

肩関節伸展 貢献度:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋長頭

後索ー内側毛帯路:(意識できる)深部感覚。振動覚や位置覚。筋・関節・皮下組織などの受容器から伝えられる感覚。位置覚では関節の曲がり具合から、位置や動きを察知。

脊髄小脳路:意識できない深部感覚。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋長や筋緊張度合い。小脳障害で機能低下すると、姿勢保持や歩行調節が出来なくなり、酩酊歩行状態になる。

立脚中期=ミッドスタンス この時期の片脚立位時に中殿筋が働き、骨盤を水平に保つ。中殿筋が疲労すると、左右方向の動揺が大きくなる。

歩行中の前後方向重心動揺と脊柱起立筋群は相関がある。https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika/26/5/26_5_679/_pdf/-char/ja

疲労と固有感覚:筋疲労に関する研究は多く,筋疲労により固有感覚の感覚入力の変化は姿勢制御の損失を招く。

固有感覚(運動感覚):体に対する意識(筋、腱内の受容器による筋、腱、間接部の緊張の変化)の知覚。 ヒトが大きく依存する感覚であり、意識されない感覚。 固有感覚とは、体の様々な部位の位置する場所を感じているという"無意識"。

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プロダクトアウト:企業が商品開発や生産を行う上で、作り手の理論や計画を優先させる方法。 買い手(顧客)のニーズよりも、「作り手がいいと思うものを作る」「作ったものを売る」という考え方。

紅梅/白梅:暖かい地域では1月の下旬頃から咲く。沖縄では例年、1月の中旬までには開花。紅梅と白梅で開花の時期が異なるということはない。

オルタナティブの意味: 「二者択一 ・ 代案 ・ 既存のものに取ってかわる新しいもの」という意味。 「二者択一」は、2つのうちの一つを選ぶという意味。 日本語では、 「代案」や「もう一つの新しいスタイル」というような意味で使われることが多い。

ヘパリンは抗凝固薬の一つであり、血栓塞栓症や播種性血管内凝固症候群 (DIC) の治療、人工透析、体外循環での凝固防止などに用いられる。毎回透析の度に使う。血液が回路内で固まるのを防ぐ為。術後など出血傾向がある時にはローヘパリンを使う

浸透圧とは:濃度の異なった2種類の液体を隣り合わせに置くと、お互いに同じ濃度になろうとする。この同じ濃度になろうとする力を浸透圧という。

狭心症は心臓に酸素、栄養を送る冠動脈が狭くなり、一時的に心臓に血液が行き届かなくなる病気で、胸痛や圧迫感などの症状が起こる。冠動脈が狭くなる原因によって、労作性狭心症冠攣縮性狭心症の二つに大別される。冠攣縮性狭心症の特効薬としてカルシウム拮抗薬がある。

掌屈すると握力が低下:外力を加えて無理やり掌屈すると握っている指が開く。

狭心症とは、心筋に供給される酸素が不足するために胸部に痛みや圧迫感が起きる病気。狭心症の人では、胸骨の後ろに不快感や圧迫感がみられる。狭心症は運動時に発生し、安静にしていると回復。狭心症の診断は、症状と心電図検査および画像検査の結果に基づいて下される。多くの場合、冠動脈の動脈硬化によって生じた冠動脈の狭窄が血流を障害することが原因。たいした動脈硬化がないにもかかわらず、冠動脈が痙攣性に収縮を起こして縮んでしまう(攣縮)するタイプもある。

手関節掌屈 貢献度:浅指屈筋 深指屈筋 尺側手根屈筋

γ運動ニューロンの働き:脊髄前根を切断するとIa群線維の発火頻度が著しく減少する。筋紡錘の感度はγ運動ニューロンにより遠心性の調節を受けているためである。γ運動ニューロンの活動により、錘内筋線維が収縮すると筋紡錘の両端のみが収縮するので、感覚神経終末が分布する領域は伸張させられる。その結果、Ia線維の発火頻度が増加する。この機構が存在する理由は、α運動ニューロンの活動により筋肉が収縮した時に筋紡錘は弛緩した状態になり(脱負荷)、発火頻度が減少してしまう(発火の一過性の消失)事を防ぐことにある。言い換えると、筋肉収縮時にも筋紡錘が正しく筋肉長の変化を検出するために、筋紡錘の感度を上げることが必要となり、そのためにγ運動ニューロンが活動し、錘内筋が収縮させる、ということである。

筋紡錘は筋内にあり、筋の伸展度をとらえる受容器で筋が引き伸ばされたことを中枢に伝える。筋紡錘の中には錘内筋線維(核鎖、核袋線維)がある。これらの線維の中央部には収縮要素がなく核が詰まっている。

肩関節外転貢献三角筋(中部線維)棘上筋 前鋸筋 僧帽筋

肩関節内転貢献:広背筋 大胸筋下部 大円筋 上腕三頭筋長頭

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距骨下関節は距骨上面と踵骨下面により構成される関節。主に足部の回内・回外運動に関与し、参考可動域は回内5°、回外20°  回内=背屈+外転+外がえし

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口蓋垂口蓋垂は、口の奥(軟口蓋)の後部にある口蓋帆から垂れた部位。通称喉彦(のどびこ、のどひこ)・上舌(うわじた)・のどちんこ。内部は迷走神経の支配を受ける口蓋垂筋。

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【洞房ブロックの症状】洞房ブロックは、心臓の洞機能が低下することによって、不整脈の症状が出る。この状態が長い間続くと徐脈になるケースが多く、それによって、アダムスストークス発作を起こす可能性もある。ペースメーカーの埋め込み手術が必要になる。

【洞房ブロックの原因】洞房ブロックの原因は、不整脈の一種であるため、心房の結合部や洞結節などの伝達障害などであるといわれる。ほとんどの場合が高齢者、虚血性心疾患患者などに起こり、進行してしまうと長時間の心臓停止をするため失神や突然死を伴う場合がある。脈拍が150以上ある時や脈拍がバラバラで場合によっては速い、ところどころ違和感を感じたら早めに医師に相談。

圧中心点と立ち上がり:立ち上がるためには、圧中心点を足部に乗せる必要がある。最初に膝を曲げ、あるいはお尻を前にずらして、足部を座位姿勢の圧中心点に近づける。その後、おじぎをしながら重心を前方に移動させ、支持基底面上に圧中心点を乗せる。支持基底面内に、圧中心点をとどめた状態でお尻を浮かせる。おじぎをした際に、重心が前方に移動し過ぎて圧中心点が支持基底面からでないようにコントロールする必要がある。お尻を浮かせ、バランスがとれた状態で上体を起こしながら、足の力を利用して重心を上方に移動させる。

変性すべり症は、腰椎が前後にずれてしまう疾患で、中年以降の女性に好発し、第4番目と5番目の腰椎の間によく認める。原因は明らかではないが、多くは加齢とともに腰椎の椎間板や関節・靭帯がゆるみ、すべった腰椎が不安定性をともなって脊柱管が狭窄し神経を圧迫して、腰痛や下肢痛、しびれが生じる。

変性すべり症 経過:病期の進行とともに症状は変化し、初期は椎間板や椎間関節由来の腰痛が主体だが、進行すると脊柱管狭窄症を生じ、間欠跛行(長い距離を歩くと痛み・しびれが強くなり、しゃがみこむと症状が緩和)を認めたり、末期になると安静時にも下肢痛が出現する。

変性すべり症 治療:治療は保存療法が原則。症状が強い場合は、コルセットを装用し日常生活で腰に負担のかかる動作を避け安静にする。消炎鎮痛剤などを内服し、痛みが軽減してきたら腰部のストレッチングや筋力訓練を行う。疼痛が強い場合は、神経ブロック療法などを試みるが、これらの保存療法で改善の得られない症例では除圧術や脊椎固定術などの手術が必要となることがある。治療後の経過は比較的良好。

すべり症の方向は殆どが前方。腰椎の4〜5が前湾カーブを描いているから。ただ、後方すべりもゼロではありません。

歩行時の左右の足の間隔(歩隔)は広いと体が安定する反面、体が左右へ大きくぶれる。歩隔は素足の場合が最も狭く、これは足で地面をしっかりとらえることができるためと考えらえれる。 足袋型シューズも素足感覚で地面をしっかりとらえることができるため、一般的なウォーキングシューズに比べて間隔が狭い。

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筋紡錘:核袋線維(かくたいせんい) と 核鎖線維 からなる

核袋線維(かくたいせんい):筋の伸長速度を検出

核鎖線維(かくさせんい):筋の長さを検出

α、γ運動神経線維:脊髄から骨格筋に至る運動神経線維には、直径の太いアルファ(α)線維と細いガンマ(γ)線維がある(γ運動ニューロンはα運動ニューロンと混在)。

α線は筋線維(錘外筋線維)を支配して実際の筋収縮に関与し、γ線維は筋紡錘の錘内筋線維にシナプスを持ち筋紡錘を支配し、筋紡錘自体の筋線維(錘内筋線維)を調節している。

坐骨神経痛大腿二頭筋:円背の人は、大腿二頭筋で坐骨神経を圧迫してしまうという。股関節屈曲、膝伸展で股関節内旋方向へストレッチすることで大腿二頭筋をストレッチする。

大腿二頭筋:起始部が長頭と短頭に分かれる。長頭は坐骨結節で半腱様筋と総頭をつくってから起こり、短頭は粗線の外側唇の中1/3と外側筋間中隔から起こる。両頭は合して二頭筋となって、腓骨頭に停止。

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長期記憶:陳述記憶(エピソード記憶/意味記憶)、非陳述記憶(手続き記憶等)にわかれる。

意味記憶は知識に相当し、言語とその意味(概念)、知覚対象の意味や対象間の関係、社会的約束など、世の中に関する組織化された記憶。例えば、「ミカン」が意味するもの(大きさ、色、形、味や、果物の一種であるという知識)に関する記憶が相当。意味記憶は、同じような経験の繰り返しにより形成され、その情報をいつ・どこで獲得したかのような付随情報の記憶は消失し、内容のみが記憶されたもの。

フィードバック(負帰還ふきかん)フィードバック制御とは、入力と出力を持つシステムにおいて出力結果を入力側に帰還し、入力と出力を比較することによって所望の出力となるように制御する手法です。

γループ:上位中枢からのインパルスによりγ運動ニューロンが興奮すると,錘内筋線維が収縮する。そのため筋紡錘の中央部が伸展され,ここにある求心性神経線維(Ⅰa)が興奮する。この興奮が後根を経由して,前角のα運動ニューロンを興奮させる。このγ線維→筋紡錘→Ⅰa線維→α運動ニューロンの経路をγループという。γループは筋の緊張を高める働きを持つ。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。この収縮は、筋肉の伸展によって、筋肉の中にある筋紡錘が感受しておこる。とくに伸張反射は、重力に対抗して身体を支える筋(抗重力筋)に著明。つまり、姿勢調節のための筋の長さを一定に保つ負帰還回路の作用としての機能。

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ターミナルスタンス:対象側の踵が床面から離れた瞬間⇒反対側のイニシャルコンタクト。

伸張反射:錘内筋線維内部の固有感覚受容器である筋紡錘が筋の伸展を感知すると、Ia群線維からのインパルスが脊髄に伝えられ、同名筋を支配するα運動ニューロンの興奮が伝わって、筋収縮が起こる。

肢節運動失行(神経支配性失行/皮質性失行):洋服のボタンを掛ける時や手袋を着用する等の単純な動作、歩き出しが拙劣となる症状で、運動拙劣症とも呼ばれる。大脳皮質の中心前回と後回を結ぶ線維の障害が原因とされる。検査は机の上に置いたペンをつかむ、紐を結ぶ等の動作を確認。治療としては、作業療法を中心に巧緻運動訓練。

ブラジキニン:発痛物質。血圧低下作用。炎症に関与。

眼はカメラのレンズのような働きをする水晶体の厚さを調節し、ピントを合わせるこの調節にかかわっているのが「毛様体筋」。水晶体を引っ張ったり緩める。遠くを見るときは、毛様体筋が緩まり、水晶体を薄くしてピントを合わせる。近くを見るときは、毛様体筋が緊張(収縮)して水晶体を膨らませてピントを合わせる。

立位時、両足で囲まれた支持基底面の中に圧中心点がある。したがって、立ち上がるためには、圧中心点を足部に乗せる必要がある。できるだけ楽に行うため、最初に膝を曲げ、あるいはお尻を前にずらして、足部を座位姿勢の圧中心点に近づける。その後、おじぎをしながら重心を前方に移動させ、支持基底面上に圧中心点を乗せる。 支持基底面内に、圧中心点をとどめたままお尻を浮かす。おじぎをした際に、重心が前方に移動し過ぎて圧中心点が支持基底面からでないようにコントロールする。お尻を浮かせ、バランスがとれた状態で上体を起こしながら、重心を上方に移動。

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ハムストリングスは、初期接地前に膝関節の伸展を減速し、荷重応答期に股関節の伸展を補助する。

肢節運動失行とは、神経支配性失行皮質性失行とも言う。手指、顔、体幹、足などが柔軟な動きを取れず、なれていた動作が出来なくなってしまう。不随意運動や意識状態、知能が正常にも関わらず、ある種の運動が出来なくなる事を運動失行という。

Ⅰa線維と伸長反射:伸長された筋の筋紡錘に由来するⅠa群線維の活動がα運動細胞を興奮させ、その筋自身の収縮を起こす反射

洞房結節(洞結節)は、心臓の右心房付近にあるペースメーカーの役目。発見者名からキース・フラック結節とも呼ばれる。70回/分のリズムを作る刺激伝導系の初端であり、生理的な心臓の収縮を指令。その後刺激は房室結節へと伝わる。

自由神経終末とは、感覚の受容器の一つ。痛覚や温冷覚を受容。 皮膚感覚の痛覚、深部感覚の痛覚、内臓感覚の痛覚の全ては自由神経終末が受容。

ヒールロッカー⇒アンクルロッカー:距骨下関節の回内により、衝撃緩和。その時、内返しに働く筋肉(後脛骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋)が遠心性収縮する。

注意障害:全般性注意障害 方向性注意障害

全般性注意障害:持続性 選択性 配分性 転換性

前駆物質:L-DOPAはドパミンの前駆物質。脳でドパミンが必要なときは、L-DOPAが投与される。ドパミンは水溶性が高いので脳に分布し辛い。一方、直接投与してもいいものはアドレナリン。アドレナリンの作用部位は心臓なので、静脈注射で直接投与される。また、アナフィラキシーの場合は筋注。このように、「脳に分布したいのに水溶性が高い物質」の場合は、「脂溶性の高い前駆体」が投与される。脳ではない末梢組織に分布したい場合はその物質が投与される。

運動器(整形外科)疼痛治療のプライマリーケアの現場では、リリカトラムセットの出現により薬物治療が大きく変わった。リリカ、トラムセットは強力な痛み止め。

髄膜:脳および脊髄の保護のための膜の総称。外側から硬膜・クモ膜・軟膜という3層から成る。

カテコールアミンチロシン→L-DOPA→ドーパミンノルアドレナリン→アドレナリンと生合成されます。チロシンアミノ酸で、タンパク質を分解すれば生じる。

ショパール関節は距骨、舟状骨、立方骨、踵骨によって形成。距舟関節は前方凸。踵立方関節は後方凸。可動性と安定性の両立された関節

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筋紡錘の働き:Ia群線維は筋肉長の変化に応じて発火頻度が変化する。具体的には、筋の伸張により発火頻度が増加する。筋紡錘は筋の長さの変化を検知するセンサーである。

Ia群線維の働き:単シナプス脊髄反射である伸張反射などにより、筋肉長を一定に保つ。上位中枢に情報を送り、関節の動きや角度の認知および運動の調節を行う。

洞房結節は、心臓の右心房付近にあるペースメーカーの役目をする部分。

ペースメーカー:心臓に対して電気刺激を与え鼓動を促す医療機器。

Ⅰa線維:筋紡錘の中央部が伸展されると興奮。伸びた大きさと速さを感知。

血液をサラサラにする薬アスピリンなどの抗血小板薬やワルファリンなどの抗凝固薬などをまとめて抗血栓薬という。

新造語とジャーゴン:新造語とジャーゴンは別。新造語→単語レベル。ジャーゴン→短文レベル以上。

新造語:「たまご」を「ららぶぎ」などまったくかすりもしない言葉で出てくれば新造語。

意味性ジャーゴン:「明日から学校へ行く」を「ラジオまで特急ありません」と意味ある単語は出てくるが文脈がないものを意味性ジャルゴン。

新造語ジャーゴン:「ららぶぎ が おいちり なり」など日本語として聞き取れるが新造語が多い場合を新造語ジャルゴン。

未分化ジャーゴン:「くぁwせdrftgyふじこlp」など日本語としても聞き取れない場合を未分化ジャルゴン。

遠視:ピントを合わせる能力の低下。近くにあるものがみえにくい。

老眼:ピントの調節力が落ちる。遠くも近くも急にピントの調節ができなくなる。

腱反射の消失:脊髄髄節の障害、もしくは求心路となるIa線維か、遠心路となるα運動線維の障害があった場合に腱反射は出現しにくくなる。筋自体の障害でも同様。糖尿病など全身性の末梢神経障害であれば、長い神経ほど大きな障害を受けやすいのでアキレス腱など遠位の腱で両側性の低下あるいは消失する。ギラン・バレー症候群では、全身の深部腱反射消失が重要な所見。

深部腱反射感覚器:感覚器に相当するのは骨格筋に含まれる筋紡錘。筋の長さの変化のセンサーであり、その感度はγ(ガンマ)運動線維と呼ばれる神経によってコントロールされている。 求心路として働くのは主にIa線維と呼ばれる神経。

求心路として働くⅠa線維:太く、伝達速度の速い神経。外力からの防御を素早く行うのに適している。 中枢は脊髄。

深部腱反射と、α-γ関連:筋収縮中には上位中枢からの入力によりγ神経細胞の興奮も、錘外筋を支配するα神経細胞と同様に高まり筋紡錘の感度(Ⅰa線維の感度)も増加する。そのため、筋収縮中は筋紡錘からのIa出力も増加し単シナプス性にα神経細胞への興奮性入力が増加する。これをα-γ連関( coactivation)。筋収縮の円滑な維持に役立っている。

深部腱反射と単シナプス反射:深部腱反射はシナプス接続の一回しかない単シナプス反射。

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房室ブロック種類と房室結節:房室結節あるいはヒス束の上部(右脚と左脚に分岐する前)が機能不全となっている状態はこう呼ばれる。その機能不全の程度により、単に房室間の伝導速度が遅れるだけのI度房室ブロック、洞房結節の興奮が心室に伝わらない状態が間欠的に起こるII度房室ブロック、心房と心室が完全に別個に収縮するIII度(完全)房室ブロックに分類される。II度房室ブロックは、Wenckebach型とMobitzII型に分類される。Wenckebach型では、心房の興奮に対する心室の興奮の遅れ(心電図のPQ間隔)が徐々に大きくなっていき、ついには心室の収縮が1拍欠失する。その次の収縮では房室間の伝導時間は元に戻っており、再び心室の興奮の遅れが大きくなっていく。MobitzII型では、突然心室の収縮が欠失する。 MobitzII型の高度のもの、III度房室ブロックはペースメーカー埋め込みの適応である。

房室ブロック:心房から心室への興奮伝導が部分的または完全に途絶する状態(P波ーQ波までの距離が長い)。 最も一般的な原因は,伝導系に生じる特発性の線維化および硬化。 治療が必要な場合は通常,ペーシングが行われる。

真性大動脈:血管の壁は大きく分けると、内膜、中膜、外膜の3層に分けられる。真性大動脈瘤は、この血管の壁の3層構造が保たれたまま瘤状の膨らみができるタイプ。

仮性大動脈瘤:大動脈の壁の一部が内膜、中膜、外膜の3層とも欠け、そこから漏れた血液が周りの組織を圧迫して“こぶ”になっている。壁が欠けているから、血圧が高くなると破裂しやすくなる。

解離性大動脈瘤(大動脈解離):内膜の亀裂ができ、内膜と中膜との間に血液が入り込み、2枚の膜の間が剥がされ、血圧によって、剥がされた部分に血液が入り込み、どんどん解離(裂け目)が広がっていくタイプ。血管が裂けるため、発症時に強い痛みがある。

レンビマカプセル:切除不能肝細胞癌に処方

変形性腰椎症と脊柱管狭窄症:椎間板が傷み、厚みが減り、椎間板に接した椎体が骨硬化し、前後に骨棘ができる。後方にある左右の椎間関節も傷む。変形性腰椎症が高じて、脊柱管が狭くなった状態が、腰部脊柱管狭窄症。椎間板だけが傷んで、そこから痛みがでる場合は腰椎椎間板症。傷んだ椎間板が膨らんだり飛び出したりして神経を圧迫して脚の痛みがでる状態を椎間板ヘルニア

ドーパミン神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体。「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連」といった機能を担う脳内ホルモン。パーキンソン病ドーパミンの不足によって起こる。

ドーパミンとパーキンソン:1960年、パーキンソン病の患者では大脳基底核の中の「線条体」のドーパミンが少ないことを確認。1961年にはドーパミンの前躯体であるL-ドーパを患者に静注し、注射後数分以内に動くことのできなかった患者が立ち上がって歩きだしたことを報告。

発痛物質ブラジキニンセロトニンヒスタミンアセチルコリンなどがあるが、その中で最強とされるのはブラジキニン。炎症メディエーターの中で、ブラジキニンが最も強力にポリモーダル受容器を感作することが、最強の発痛物質といわれる理由。

胸腰筋膜体幹部の安定性に大きく関与する。椎骨の棘突起・横突起といった骨や、腹横筋、内腹斜筋、外腹斜筋、大臀筋、広背筋、僧帽筋下部、脊柱起立筋、多裂筋など多くの筋が付着する。固有受容器も多く存在。胸腰筋膜は姿勢や動作安定性に寄与する。

足関節底屈筋貢献:ヒラメ筋 腓腹筋 長腓骨筋

足関節背屈筋貢献:前脛骨筋 長趾伸筋 長母趾伸筋

足関節外返し貢献:長腓骨筋 短腓骨筋 第三腓骨筋

足関節内返し貢献:後脛骨筋 長母趾屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋

姿勢反射:位置覚に関連する全身の知覚により、反射的に全身の筋が適度に緊張し、体の位置、姿勢、運動における平衡を保つことを姿勢反射。

(個人考察・・・位置覚により、筋緊張が高まったり、低くなり姿勢を制御する。カウンターアクティビティと姿勢反射の関係性は深い)

グーフィス:慢性便秘に用いる。胆汁酸トランスポーター阻害薬という新しい作用の便秘症治療薬。この部類として世界初の薬剤。消化管内で直接作用し、体内への吸収はわずか。このため、安全性が高く、全身性の重い副作用は報告されていない。

虚血:動脈血量の減少による局所の貧血。阻血に同義。乏血あるいは全身性の貧血(一般的に貧血と呼ばれる現象)と区別して局所性貧血と呼ばれることもある。虚血はその原因により、閉塞性虚血、圧迫性虚血、痙攣性虚血、代償性虚血に大別される。虚血が持続すると細胞の変性、萎縮、線維化が生じる。

筋の痛み:筋は過剰負荷や使いすぎによる疲労により筋力低下や弛緩時間の延長、伸展性の低下が起こる。その状態が長期間継続すると、筋緊張亢進を引き起こすと考えられる。過剰負荷や疲労による病態としては「肩こり」「腰痛」などがあり、多くは筋緊張の亢進から虚血、エネルギー産生不足、弛緩不全から緊張亢進の悪循環を引き起こす。これらの原因は姿勢・動作によるものが多い。

セレコックス:消炎/鎮痛作用。関節リウマチ、膝OA、肩関節周囲炎等に使用。

変形性腰椎症:椎間板が加齢によってつぶれてきて、それに伴い腰の痛みが生じる。椎間板は背骨の間にあるクッション状のもので、背骨全体の可動性を担ったり、衝撃を吸収する働きがある。

抗リウマチ薬とは、関節リウマチ(RA)の免疫異常を改善させることにより、RAの炎症を抑え、寛解導入を目的とする薬剤の総称。RAの進行を阻止する可能性があることから疾患修飾性抗リウマチ薬と呼ばれ、また効果発現までに時間を要することから遅効性抗リウマチ薬とも呼ばれる。

RAに使用される薬物:1.抗リウマチ薬、免疫抑制薬、2.非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)、3.副腎皮質ステロイド、4.生物学的製剤がある。

リウマチ治療:現在、発症3か月以内の早期から抗リウマチ薬を使用するようになっている。さらに現在の抗リウマチ薬はメトトレキサート(商品名リウマトレックス、メトレート)を第一選択にすることが一般的になってきました。

レパミヒドは胃薬だが、効能としては保護の役目。胃酸を抑える効能があるタケキャプネキシウムは効いていると感じる。

ステロイド:副腎(両方の腎臓の上端にある)から作られる副腎皮質ホルモンの1つ。 ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症を抑えたり、体の免疫力を抑制したりする作用がある。副作用が多い。

慢性硬膜下血腫:軽微な頭部外傷後およそ2週間から3カ月程経って、頭蓋骨の内側にある硬膜といわれる厚い膜と脳を包むクモ膜の間(硬膜下腔)に血液が貯留する病気。男性高齢者に比較的多くみられる。

1秒率:肺機能を調べる指標の一つ。深く息を吸って一気に吐き出した空気量(努力性肺活量)に対し、最初の1秒間で吐き出した量(1秒量)の割合を示したもの。70%以上が正常。1秒率が低下している場合は閉塞性換気障害(気管支が狭くなっているために起こる呼吸機能障害)が疑われる。

ドーパミン:学習・記憶、注意、実行機能などの認知機能を調節することが示されており、特に作業記憶に対する寄与に関して多くの知見が存在。サルを用いた研究によって作業記憶課題中に前頭前野ドーパミンレベルが上昇。前頭前野のみならず線条体ドーパミン系も作業記憶に関与する。パーキンソン病患者では作業記憶等の認知機能の障害が見られる。

オルタナティブ代替案、二者択一のこと。

クラウドソーシング:不特定多数(crowd)に業務委託(sourcing)する業務形態のこと。

「ナラティブ」「語ること」を意味するが、ストーリーテリングのように出来上がった物語を語るのではなく、より自由に一人ひとりが主体となって語るイメージ。

視床下部:間脳に位置。内分泌や自律機能の調節を行う中枢。ヒトの場合は脳重量のわずか0.3%、4g程度の小さな組織であるが、多くの神経核から構成されており、体温調節やストレス応答、摂食行動や睡眠覚醒などの機能を協調して管理。

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寝返り(小児 背臥位⇒腹臥位):生後4~6か月で可能に。

論理的思考とは、因果関係を整理し順序立てて考えること、あるいはわかりやすく説明する。ロジカルシンキングとも呼ぶ。

レバミピド:胃の炎症を抑え、胃粘膜修復をする

膝クローヌス:仰臥位、膝関節伸展位で、膝蓋骨の上縁を強く下方に押し下げたとき、大腿四頭筋が収縮し膝蓋骨が複数回上下する場合、深部腱反射の著明な亢進があることを示す。両側行う。

リウマチ性多発筋痛症 : リウマチ性多発筋痛症(PMR)は、通常50歳以上の中高年者に発症し、発熱や頸部、肩、腰、大腿など四肢近位部(近位筋)の疼痛を主訴とする原因不明の炎症性疾患。多くは両側性で、手関節、膝関節などに多い。 手指関節が侵されることは稀であり、関節リウマチとの鑑別点。副腎皮質ステロイドが劇的に奏功する疾患で、血管炎(巨細胞性動脈炎を含む)の合併がなければ2年くらいで完治する(ただし日本では再燃率が高い)ため、治療の主体は副腎皮質ステロイドによる薬物療法で、リハビテーションは直接の治療効果がないため積極的には行われていない。

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失行(apraxia):「運動可能であるにもかかわらず合目的な運動ができない状態」と定義した高次機能障害のひとつ。 指示された運動を間違って行うか、渡された物品を誤って用いる患者のうち、その他の障害が除外された場合に失行と診断。

股関節内旋筋の主な動筋:小殿筋前部線維 中殿筋前部線維 大腿筋膜張筋

KAPANDJIらによると:梨状筋は 股関節屈曲60度以下では外旋筋として働く。

股関節屈曲60度以上では内旋筋として働くと報告。

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ホッピング反応:片足立ちで外乱が加わった時に、片足立ちのまま飛び着地する。けんけんする。跳躍反応、跳び直り反射と同義。

内側縦アーチ関連筋:前脛骨筋 後脛骨筋 長腓骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 短母指屈筋 母趾外転筋 足底方形筋

母趾外転筋:母趾の外転を行う。 起始は踵骨隆起の内側突起、屈筋支帯。 停止は母趾基節骨底。

距骨下関節:横足根関節( ショパール関節) は足部柔軟性と固定性に関与し、距骨下関節の回内、回外の肢位に影響を受ける。 距骨下関節が回内すると、距舟関節と踵立方関節の運動軸は平行になり、足部の柔軟性を高める距骨下関節が 回外するとこの2つの運動軸は交差して、関節の動きを制限するために足部の固定性を高める働きがある。

寛骨は腸骨、坐骨、恥骨の三つの骨で構成。

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黄色靭帯にたるみがでると脊髄や馬尾神経を圧迫。椎間関節に加齢性の骨増殖が起こると髄や馬尾神経を圧迫。後縦靭帯が骨化肥厚すると脊髄を圧迫。高齢者に多い脊柱管狭窄症はこれらが原因。

大内転筋と股関節伸展:大内転筋や大殿筋,大腿二頭筋長頭が発揮する伸展トルクは半膜様筋や半腱様筋よりも大きい。大内転筋は,前額面や水平面の股関節肢位に関わらず,中腰姿勢を伴う動作に対して抗重力筋の役割を有すると推察。

外側縦アーチ関連筋肉:長腓骨筋、短腓骨筋、短趾屈筋、短小趾屈筋、小趾外転筋、小趾対立筋

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横アーチ(以下3つのレベル)

中足骨レベル:第1~5中足骨頭

楔状骨レベル:3つの楔状骨 立方骨

後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

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大腿骨頭靭帯動脈:大腿骨頭への動脈血管は大腿骨頭靭帯(円靭帯)の内部にもある。しかし、この血管は機能血管であり、栄養血管としての働きはほとんどない。回旋動脈の1/5程度の栄養しか供給できないと言われている。

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↑ウィンドラス機構

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関節包:結合組織性の滑膜組織関節包と関節の間には滑液が存在し、滑液は骨同士の摩擦を軽減したり、関節を滑らかに動かすのに役立つ。関節包内の空間を関節腔という。関節包は、外側の線維膜と内側の滑膜で構成。線維膜は骨膜の続きで丈夫で神経に富み、関節の安定化と脱臼防止に働く。滑膜は滑液を分泌。

腰方形筋.起始/停止:起始・・・腸骨稜  停止・・・第12肋骨、1~4腰椎肋骨突起

腰方形筋の作用:両側・・・・腰椎の伸展、努力呼気時に12肋骨を固定する。  片側・・・・体幹を同側に側屈させる。

足関節の背屈時:脛腓間の離開が1~2mm程度生じる。腓骨が上方へ1mm以上移動。腓骨が約4.6°外旋。また底屈時に腓骨は内旋するとされている。

不全麻痺 完全麻痺:運動しようとしても、四肢などに十分な力の入らない・四肢の感覚が鈍く感じる状態(不全麻痺)。まったく動かすことができない・感覚がまったく感じられない状態(完全麻痺)。

腰部脊柱管狭窄症あるいは変形性腰椎症は,加齢とともに椎間関節あるいは黄色靭帯が厚くなって神経を圧迫する病気。

椎間関節や黄色靭帯が肥厚する原因は,変形性頸椎症と同じく,椎間板の水分の減少により椎間板腔が不安定になり,それを補強するために発生。

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スカルパ三角:縫工筋(内側縁)長内転筋(外側縁)鼠径靭帯(上前腸骨棘⇒恥骨結合)

スカルパ三角内: 内側から 大腿静脈⇒大腿動脈⇒大腿神経 一番外側にあるのが大腿神経。

モネテクノロジーソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とトヨタ自動車株式会社(以下「トヨタ」)は、MONET Technologies株式会社(モネ・テクノロジーズ、以下「MONET」)

“hip hiking”(ヒップハイカー): 装具を着用した歩行をした時や脳卒中の方が遊脚期に代償動作などで起こる現象。これは足が床に引っかからないように代償で腰方形筋を片側収縮させて遊脚期に骨盤を挙上させて歩行を行う。

weight bearing:体重負荷

免荷(non weight bearing;NWB)、 部分荷重(partial weight bearing;PWB)、全荷重(full weight bearing;FWB)で歩行できるように進めていく。

後索-内側毛帯路:意識できる深部感覚を伝える。振動覚や位置覚。

脊髄小脳路:意識できない深部感覚を伝える。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋の長さや緊張度合いのこと。小脳が障害されてこの機能が損なわれると、姿勢の保持や歩行の調節などができなくなり、酩酊歩行と呼ばれる状態になる。

運動失調:小脳性 脊髄性 前庭迷路性 大脳性 がある

脊髄性運動失調:後索-内側毛帯路 系の不全による深部感覚障害によって生じる。

ニュープロパッチ:脳のドパミン受容体を刺激することにより、パーキンソン病症状(手のふるえ、筋肉のこわばり、動作が遅い、姿勢が保持できない)を改善。

緻密質:骨が密な骨組織だけでできていると、われわれの身体は非常に重くなってしまう。大きな骨では外層だけが緻密質で出来ている。

視交叉上核:は外界の光情報に応答し、全身の体内時計を統合する。

大内転筋が発揮する伸展トルク:スクワットのような左右対称性の抗重力動作では,大内転筋の伸展トルクは大殿筋, 大腿二頭筋長頭と同様に,半膜様筋や半腱様筋よりも大 きい。

血清中のたんぱく質アルブミングロブリンの2種類に分けられる。アルブミンは主に肝臓で作られるたんぱく質。一方、グロブリンは肝臓以外にも骨髄などでも作られる。

アルブミン正常値アルブミンの数値が低い場合は肝臓に何らかの異常が起きているか、アルブミンが腎臓や腸管から漏れ出していることを示す。アルブミンの値はg/dl(グラム・パー・デシリットル)という単位で計測。基準範囲(正常値)は4.0以上とされ、これ以下の数値が出た場合、特に3.5以下の場合は何らかの病気や栄養障害が疑われる。

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↑後頭下筋群

 

頚部側屈に働く主要な筋:胸鎖乳突筋 斜角筋群 脊柱起立筋 板状筋

頚部回旋に働く主要な筋:胸鎖乳突筋 板状筋 脊柱起立筋 回旋筋

頚部伸展に働く主要な筋:板状筋群 半棘筋 脊柱起立筋 後頭下筋群

 

股関節内旋 に強く働く:中殿筋(前部)小殿筋 大内転筋 恥骨筋

皮質脊髄路の障害(すなわち上位運動ニューロンの障害)は錐体路徴候と呼ばれる独特の症候を示す。錐体路障害は脳卒中後遺症などでごく一般的に見られる障害

三角靱帯は足関節内側にある靱帯。内側靱帯とも呼ばれる。 4つの部分に分かれ、前脛距部、脛舟部、脛踵部、後脛距部と呼ばれる。

三角靱帯は外側靱帯(前距腓靱帯、踵腓靱帯、後距腓靱帯)よりも強い。内返し捻挫の割合が多いことの一因。

中殿筋:前部繊維は股関節内旋   後部繊維は股関節外旋

股関節外旋貢献:大殿筋 大腿方形筋 内閉鎖筋 中殿筋(後部繊維)

骨盤前傾に必要な下肢筋:大腰筋 小腰筋 腸骨筋 脊柱起立筋群 短背筋群

頸部屈筋で強力なもの:斜角筋群 舌骨下筋群 椎前筋群

体性感覚:皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚を指す(内臓感覚を除外する場合もある)。

体性感覚:皮膚・筋肉・腱・関節・内臓の壁そのものに含まれる。体性感覚は視床で処理される。深部感覚は小脳でも処理される。

肩甲骨上方回旋筋僧帽筋 前鋸筋

肩甲骨下方回旋筋:大菱形筋 小菱形筋 小胸筋 肩甲挙筋

チェーンストークス呼吸:小さい呼吸から一回換気量が漸増し大きな呼吸となった後,一回換気量が漸減し呼吸停止(10‐20秒程度の無呼吸)がおこり,その後再び同様の周期を繰り返す呼吸。周期性呼吸の代表例。1周期は30秒から2分くらいのことが多い。中枢神経系が障害され,呼吸中枢の感受性が低下した場合や脳の低酸素状態の際に見られる。

頭板状筋:起始はC4からT3棘突起、項靭帯   停止は側頭部の乳様突起、後頭骨の上項線の外側部 。 C1C2の後結節には頚板状筋があるので、乳様突起下で頭板状筋を触る。 乳様突起には胸鎖乳突筋もついているので触り分けは、顎を引きながら胸鎖乳突筋を抑制しながら頸部を伸展同側回旋させて触れる。

固有覚は前後脊髄小脳路を通り、小脳に伝えられる。小脳における運動コントロールに寄与している。脊髄小脳路はⅠa線維が上行。前脊髄小脳路は対側。後脊髄小脳路は同側上行。

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エピソード記憶:陳述記憶の一つで、「個人が経験した出来事に関する記憶」。出来事の内容 (「何」を経験したか)に加えて、出来事を経験したときの付随情報(周囲の環境すなわち時間・空間的文脈、あるいはそのときの自己の身体的・心理的状態など)と共に記憶されている 。

一次体性感覚野:大脳皮質頭頂葉の前部の前頭葉に接する位置に存在。内側は大脳半球内側面に、外側はシルヴィウス裂に達する。一般的には前方からブロードマン脳地図の3a、3b、1、2野の領域から構成されるとされている。

胆汁:1日に約600ml分泌される。胆汁酸と胆汁色素を含み、前者は界面活性剤として食物中の脂肪を乳化して、リパーゼと反応しやすくすることで脂肪の消化吸収に重要な役割を果たすが、消化酵素は含まれない。

「Hopping reaction(跳び直り反応)」: 片脚で立っている状態で、重心点がずれるように側方に動かすと 新しい重心点まで1歩跳ぶ反応。 中枢は大脳皮質レベル。

脊柱管の後方にある黄色靭帯は、老化やホルモンのバランスの崩れが原因でもろくなり、厚みを増す。椎間関節の骨は長い年月、負担がかかることで、変形し、肥厚。椎間板は正常な構造が老化により破綻すると、前後に膨隆。

交叉性伸展反射:脊髄レベル

陽性支持反射:脊髄レベル。新生児の腋下を支えて抱き上げて足底を床につけると 下肢,体幹が伸展し,起立する反応。これに対し新生児を同姿勢で空中に抱き上げると下肢を逆に屈曲する反応を陰性支持反射という。胎児期後期から,生後 3 ~ 8 ヵ月まで。

モーレイテスト :右が患側ならば、右鎖骨のくぼみを左手の人差し指、中指、薬指の3本で押さえ腕に痛みやしびれが誘発されれば陽性。

僧帽筋下部線維:4~12胸椎棘突起⇒肩甲棘三角  作用は下制/内転/上方回旋 

椎間関節 肩鎖関節:平面関節 - 関節面が平面をなすもの

錐体路障害=上位運動ニューロン障害:折りたたみナイフ現象。四肢を動かすと強い抵抗が見られるが、その後抵抗が弱くなる。

脊髄の前角は、脊髄の灰白質のうち、前方の部分。前柱と呼ぶこともある。灰白質とは、中枢神経系の神経組織。

錐体路障害:主に上位の運動ニューロン障害のこと。 運動神経線維(ニューロン)の遠心性経路で延髄の錐体を通る経路のこと。随意運動の指令を伝える。前角細胞までを上位運動ニューロンという。前角細胞以下を下位運動ニューロンという。

運動ニューロンの経路:大脳中心前回 → 内包後脚 → 中脳大脳脚 → 延髄錐体交差 → 脊髄側索または前索 → 脊髄前角細胞 → 末梢神経 → 筋肉

鉛管様強剛:一般的に足関節から症状が現れる事が多く、次いで膝関節、股関節などの四肢の近位部または頚部に出現。別名、鉛管現象。

網様体脊髄路:「錐体外路系」を構成する主要な下行路。橋や延髄の網様体は大脳皮質、大脳辺縁系大脳基底核、小脳からの入力を受け、これらの情報を統合し、網様体脊髄路系を介して脊髄のほぼすべての髄節に情報を伝達する.

網様体脊髄路は、生命維持活動に関与するほか、姿勢や筋緊張の制御に関わっている.

外腹斜筋:5~12肋骨⇒腸骨稜 鼠径靭帯   片側作用:同側側屈 反対側回旋   両側作用:体幹屈曲

鼠径靭帯:恥骨結節と上前腸骨棘を結ぶ帯。

虫様筋は第2〜5指MP関節の屈曲、DIP関節、PIP関節の伸展を行う。

手指の屈曲に関与:浅指屈筋 深指屈筋 虫様筋 の順番

横隔膜は、呼吸に関する筋肉。哺乳類にのみ存在。横隔神経は、主にC4から起こり、C3、C5の頸神経からの補助枝からなる、横隔膜を支配する神経。横隔神経は、運動神経、感覚神経、交感神経の繊維を含む。横隔膜は、この神経のみで運動と感覚を支配される。

板状筋:起止・・・頸椎および胸椎の棘突起   停止・・・側頭骨乳様突起、後頭骨および頸椎に付着する。

板状筋作用・・・片側が作用すると、その方向に首が回転し、両側が作用すると顔が上に向く。  

板状筋支配神経・・・頸神経   

板状筋:緊張型頭痛に関連する筋肉の一つ。

Thと肩甲骨:テーハー 胸椎  第二胸椎~第七胸椎の位置に肩甲骨が位置。肩甲骨上角Th2 肩甲骨下角Th7

肩甲骨内側縁棘突起 距離:7~8cm

腕尺関節は蝶番(ちょうつがい)関節。腕橈関節は球関節。上橈尺関節は車軸関節。

一般に低血糖を起こしやすい薬は、スルホニル尿素薬とインスリン

スルホニル尿素薬:略 SU(エス・ユー)薬は、すい臓からのインスリンの分泌を増やし血糖を下げる飲み薬。

努力肺活量(FVC):息を思いきり吸ったあとに強く吐き出した息の最大量

1秒量(FEV1):最初の1秒間に吐き出せる量

1秒率:1秒量を努力肺活量で割った「1秒率(FEV1%)」が70%未満であると、COPDと診断。

浮腫の原因

心不全(心臓が血液をうまく巡回させられない)

・腎不全(腎臓がうまく水分を尿として排泄できない)

下肢静脈瘤(下肢の静脈に水分が貯まりやすくなる)

深部静脈血栓症(静脈の中に血栓ができる)や子宮筋腫(腹腔内の腫瘍)で、血栓や腫瘍により血管が圧迫されたとき等。

アルブミン(水分90% タンパク質8%)の働きは、主に①水分を保持し、血液を正常に循環させるための浸透圧の維持と、②体内のいろいろな物と結合し、これを目的地に運ぶ運搬作用。血中アルブミン値の低下→血漿膠質浸透圧低下→血漿中の水が組織間へ移る→浮腫。血漿浸透圧は電解質で維持。膠質浸透圧はアルブミンによって維持。

閉塞性肺疾患:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、びまん性汎細気管支炎が含まれる。また最近では慢性気管支炎と肺気腫の2つを合わせて慢性閉塞性肺疾患COPD)という呼び方もされる。慢性閉塞性肺疾患に対する根治的治療法は現時点ではない。主な発生起因は喫煙といわれており、COPD患者の90%は喫煙者。

むくみは血管内の水分が多くなりすぎたとき、もしくは静脈がどこかでせき止められ、静脈血圧が上昇し、血管からしみ出す水分量が増えることで起こる。

矢状面重心が通る位置:耳垂 肩峰 大転子(股関節やや後方) 膝関節やや前方(膝蓋骨後方) 外果前方(2cm位前方) 

前額面重心が通る位置喉頭隆起 椎骨棘突起 臀裂 両膝関節内側の中心 両内果間の中心

喉頭隆起は、俗にのどぼとけとも言い、喉の中間にある甲状軟骨の隆起したところ。

頚髄の神経髄節は8つあり(C1からC8と呼ぶ)、それぞれから1対の脊髄神経が出ている。頸椎は7個。C7は肘を伸ばす事ができる筋肉支配。C8は指を曲げる事ができる筋肉支配。

棘上筋:肩甲骨の棘上窩、肩峰の下を外方へ走り⇒上腕骨大結節の上部へ停止。作用は、肩関節外転。肩甲上神経C5・C6。

棘上筋の肩外転活動三角筋中部線維より先行。棘下筋、肩甲下筋の筋活動は、棘上筋の筋活動を追随するように外転角度の増加に伴い漸増していく。

棘下筋:肩甲骨の棘下窩から起始し、上腕骨大結節の中部に停止。作用 肩関節の外旋・上部は外転・下部は内転。肩甲上神経支配。

小趾外転筋は小趾の外転、屈曲を行う。 起止:踵骨隆起の外側突起 / 第5中足骨粗面  停止:小趾基節骨  外側足底神経支配   重心の側方動揺制御には,小趾外転筋の活動が有効だと考えられている。

末梢神経障害=ニューロパチー  例:糖尿病性ニューロパチー

乳酸濃度:血液ガス測定器で血液ガスと一緒にわかる。

「乳酸は疲労物質」とされていたが、現在では否定されている。疲労した筋肉は乳酸濃度が高くなり、筋肉のパフォーマンス低下がみられるが、乳酸がパフォーマンスの低下をもたらすのではない。最新研究では、高負荷の運動時に、乳酸がエネルギー源として再利用されるとされる。運動中の脳内でも神経細胞のエネルギー源として乳酸が働く。

大動脈解離:上行大動脈が解離しているA型の場合、緊急性が高く、緊急手術が必要。手術の方法は基本的には人工血管置換術。人工血管置換術は上行大動脈置換術と弓部大動脈置換術の2種類。

恥骨筋(Pectineus muscle)は股関節の屈曲や内転を行う。腸恥隆起から恥骨結節までの間の恥骨櫛に沿って起こり(恥骨稜とする文献も)、下方へ斜走し、小転子のすぐ後ろを走り、大腿骨上部の恥骨筋線と粗線の近位部で終わる。支配神経:大腿神経と閉鎖神経支配。

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腹圧形成:横隔膜 骨盤底筋 腹直筋 多裂筋

横隔膜の上には両側の肺および縦隔が乗っている。右側の下には肝臓。左側の下には胃が接着。縦隔は左右の肺に挟まれた腔なので、肺は含みまない。 心臓、胸腺は縦隔内に存在する。

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拘束性換気障害:肺活量が80%未満のものをいう。肺実質、胸郭、胸郭の病変、神経等の問題により肺の拡張が制限された状態を言う。 気道抵抗は減少しない。安静時の呼吸に関与する筋肉は外肋間筋 横隔膜。

腹直筋:(起始) 第5~第7肋軟骨、剣状突起、肋剣靭帯らに付着。 (停止) 恥骨の恥骨稜、恥骨結合 【腹直筋の主な働き】 胸郭全壁を引き下げる。骨盤の前部を引き上げる。体幹を屈曲する。腹腔内圧をあげる。 【腹直筋の神経支配】 肋間神経(T5~T12)

糖尿病は高血糖そのものによる症状を起こすこともあるほか、長期にわたると血中の高濃度のグルコースが糖化反応を起こし、体中の微小血管が徐々に破壊されていき、糖尿病性神経障害・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症などに繋がる。 糖尿病患者の90%は2型である。2型糖尿病の予防や軽減には、健康的な食事、適度な運動、適切な体重管理、禁煙が有効

片脚立位時間が15秒以上では全例が独歩自立していたのに対して,15秒を下回る場合,片脚立位時間の減少にしたがって独歩自立例の割合は減少した。

視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を調節している。

赤血球は血液循環によって体中を回り、肺から得た酸素を取り込み、、二酸化炭素の排出も行う。

多発性神経炎:慢性・進行性・左右対称性にしびれが上行(糖尿病・代 謝疾患・内分泌疾患・栄養障害・中毒等)。悪性腫瘍に伴うものに も注意。

強直性脊椎炎:仙腸関節痛、殿部痛(坐骨神経痛)や胸部痛(肋間神経痛)が起こる。痛む場所は移動することが多く、安静にしているより体を動かした方が軽くなるのが特徴。仙腸関節と大転子部は特に痛みやすい。

大腿骨頚部や骨頭部は回旋動脈という細い動脈で栄養されている。

頚部骨折をおこした時に回旋動脈が損傷を受けると血が流れなくなるので,骨頭の部分が壊死をおこして(骨頭壊死),最悪の場合には骨頭がつぶれてくることがある.これを遅発性骨頭陥没という。この状態になると痛くて歩行できなくなる。

大腿骨頚部骨折は骨癒合しにくいので偽関節となったり,骨頭部が壊死になりつぶれて遅発性骨頭陥没になったりする。

大腿骨転子部は,周囲を血行のよい筋肉組織などに囲まれているので,転子部骨折は骨癒合しやすく偽関節になってしまう危険性は少なく,また,骨頭壊死にもなりにくい。

セロトニンノルアドレナリンドーパミンは、モノアミンと総称されている。うつ病は、モノアミンが減ることで引き起こされるとされている。

リハビリにおける Needs:客観的にみて必要なもの(歩くためには、下肢を前方へ振りだす必要がある。そのために背筋/股関節伸筋を使えるようにする。片脚立位能力を向上し、重心移動を円滑化して下枝の振り出しを円滑化する。安定性限界の拡大。)

Demand:患者の要望。患者の言葉をそのまま書く。

Desire:患者の言葉の裏に潜む願望を書く。

アリセプトの副作用:緩慢な動作、口、舌、手足の不随意運動、筋肉の異常な収縮、手足のふるえ[錐体外路障害]

非定型型抗精神病薬の特徴:副作用として錐体外路症状(パーキンソン症状)が出にくい 。従って、これを抑えるための抗パーキンソン薬の併用を減らせる。抗パ薬は一般に抗コリン薬であり、その副作用として認知機能低下がある。統合失調症陰性症状に対する効果が従来型よりも期待できる。現在、統合失調症の第一選択薬は非定型抗精神病薬

脊髄後索障害:深部感覚障害(振動覚・位置覚障害)後索には、振動覚 位置覚 識別型触覚の伝導路がある。

小脳性運動失調(小脳失調)のある患者は,開眼した状態でも平衡を保つことができる場合と不可能である場合がある。開眼した状態でも平衡を保つことが不可能である場合は、単純にロンベルグ徴候陽性と記載するべきではない。詳細を記載すべきである。

朝鮮戦争(1950-1953)によって、日本経済は1000億円から1500億円といわれる影響を受けた。輸出は戦争の2-3ヶ月前から増加して、繊維品、鉄鋼、機械製品が中心。朝鮮特需といわれる。機械製品では、トラックや通信機器。トップは繊維製品で、土嚢用麻袋が圧倒的に多かった。

抗精神病薬には大きく分けて従来型抗精神病薬と、非定型抗精神病薬といわれる2種類がある。従来型抗精神病薬ドーパミンのみを抑制する作用をもち、第一世代抗精神病薬と呼ばれている。従来型抗精神病薬ドーパミンの働きを強力に抑制するため、中脳辺縁系という部分に作用することで陽性症状の顕著な改善が得られる。一方、ドーパミンの機能が低下している中脳皮質系という部分にも作用することからさらにドーパミンの機能を低下させ、陰性症状を強めたり認知機能の障害を引き起こしたりするなどの副作用が生じる。

膝窩筋:起止 大腿骨外側上顆⇒停止 脛骨後面  作用:膝屈曲 下腿内旋  脛骨神経支配

中心性チアノーゼ:温かい 動脈血酸素飽和度低下

末梢性チアノーゼ:冷たい 循環不全が原因

視床下部は、間脳(視床の前下方で、第三脳室下側壁)に位置し、自律機能の調節を行う総合中枢。視床下部は交感神経・副交感神経機能及び内分泌機能を全体として総合的に調節。視床下部外側野は摂食行動を促進するので摂食中枢。視床下部腹内側野は摂食行動を抑制するので満腹中枢。

カウンターウェイトとは、つり合いを取るための重りである。

胸椎とは:脊柱のうち、頸椎と腰椎との間の12個の椎骨。おのおのに肋骨が左右一対ずつ付着し、胸郭の後壁をなす。

静的立位時の身体は足関節を回転中心とした1セグメントの倒立振子として近似される (Winter et al. 1998)。身体重心は、足関節よりも前方に位置するため、振子には常に重力による前傾トルクが負荷されており、姿勢の保持には足底屈トルク(底屈筋による、後方へのモーメントで前傾トルクを打ち消す)の発揮が要求される。 (Loram and Lakie 2002)。

静止立位中に後方に外力が加わった場合、足関節の背屈が起こる。これを背屈反射、背屈反応、足関節戦略といろいろな呼称がある。足関節背屈は前方へのモーメントをつくりだす。

強直とは関節部の骨および軟骨の変形や癒着が原因でおこる関節可動域制限のこと。骨性強直 :関節面が骨性に癒合して関節可動域が完全に失われたもの。特に脊椎や関節が硬くなる。強直性脊椎炎、関節リウマチで見られる。

三菱財閥は、俗に三井、住友とともに三大財閥であるが、三井、住友が三百年以上の史を持つ旧家なのに対して、三菱は明治期の動乱に政商として、巨万の利益を得てその礎を築いた。三菱財閥の創業者は岩崎弥太郎

what  when  why  who  where  how

戦後の固定相場制の時日本はアメリカに何を輸出していたか。日本→アメリカの最大の輸出品は車(トヨタ、日産)。日本車が安すぎてアメリカの自動車会社が倒産していた。また衣料品も輸出していた。 その当時、ドイツもアメリカへ輸出を行った。ドイツからは機械類、医療品がアメリカへ輸出された。

大動脈は内膜、中膜、外膜の3層に分かれている。なんらかの原因で内側にある内膜に裂け目ができ、中膜の中に血液が入り込んで長軸方向に大動脈が裂けることを大動脈解離という。何の前触れもなく、突然、胸や背中の激痛とともに起こる。また、起こったばかりの時は、血管が裂けているために血管の壁が薄くなり、きわめて破裂しやすい状態。特に上行大動脈に解離が及ぶA型では、1時間に1%ずつ死亡率が上昇すると言われる。つまり、48時間以内におよそ半分の患者さんが亡くなることになる。

Stanfordスタンフォード分類A型(上行大動脈に解離があるもの)、B型(下行大動脈のみに解離があるもの)に分けられる。

我癡とはどのような煩悩?我執(がしつ)の心であり、今現在の自分の枠から外れることを恐れている。人間は五蘊(ごうん)が仮に和合した「現象」にすぎませんが、それを「実在」とし愛執するこころ。愛執するがゆえにそこから離れること。五蘊:人間を成り立たせている五つの要素。色(しき)(=肉体)・受(=感覚)・想(=想像)・行(ぎょう)(=心の作用)・識(=意識)。

ラテラルラインを利用した運動療法:側臥位にて骨盤を固定し、胸郭・肋骨の回旋を促したり、側臥位のまま上の上肢をバンザイして側腹部の伸張。

歩行につなげる場合は、壁に対して横向きとなり(患側が壁側)、患側上肢を挙上して壁につく。それにより、患側立脚期での体幹の抗重力伸展がつくれるので、この肢位でのstep練習などで、中殿筋が働きやすい姿勢をつくる。

ラテラルライン(LL)はアナトミートレインの筋膜ラインの一つ。Lateral Lineと英語では表記。頭部の後外側の筋から頸部前外側を通って、体幹外側、大腿外側、下腿外側の筋までの筋膜の連結。左右両側に存在し、体幹の側方や回旋の動きを制動することが大きな役割。小趾外転筋ー長腓骨筋の協調⇒⇒ラテラルラインでつながり⇒中臀筋、腹斜筋群への働き

頭板状筋、頸板状筋、胸鎖乳突筋⇒外肋間筋、内肋間筋⇒外腹斜筋⇒大殿筋、中殿筋、大腿筋膜張筋 ⇒腸脛靭帯 ⇒腓骨筋

前脛骨筋,小趾外転筋-長腓骨筋が協調して働くことで背屈・外反の運動が出現します. そうすることで,PSwからのクリアランス改善にも役立ちます。

足関節は脛骨と腓骨・距骨・踵骨か ら構成される距腿・距骨下・遠位脛腓関節の複合関節である.

距腿関節:脛骨 腓骨 距骨で構成。螺旋関節。

距骨下関節:距骨 踵骨で構成。顆状関節。

脛腓関節:半関節

深層外旋六筋の中で最も強力なのは大腿方形筋(仙骨神経叢)。内閉鎖筋(仙骨神経叢)も並んで強力。 深層外旋六筋の付着部を上から並べると、梨状筋 上双子筋 内閉鎖筋 下双子筋 外閉鎖筋(閉鎖神経) 大腿方形筋 となる。

深部感覚は ”位置覚"  "運動覚"  "抵抗覚"  "重量覚"  。 深部知覚、深部覚、固有受容性感覚 proprioceptive sense、固有覚ともいわれる。PTの世界では、抵抗覚、重量覚よりも振動覚 複合感覚(二点識別感覚)を検査する。

平衡反応は迷路の刺激によって生じる代償的で自律的な動きであり.その統合中枢は大脳皮質および小脳皮質に存在する(新保2000:209)。

外返し:回内 外転 背屈 の複合運動

内返し:回外 内転 底屈 の複合運動

短母指屈筋:母指MP関節屈曲 正中/尺骨神経支配

前遊脚期:遊脚初期に入る前。足尖離地の前。立脚側へ重心移動している時期。

マカの元気には、亜鉛 アルギニン シトルリンが含有される。アルギニンが酸素と結合し一酸化窒素となる。

一酸化窒素には動脈を拡張させて血流量を増やす効果がある。

ニトログリセリンは血管拡張作用があるので狭心症の薬になる。体内で加水分解されて生じる硝酸が、さらに還元されて一酸化窒素 (NO) になり、それがグアニル酸シクラーゼを活性化し cGMP の産生を増やす結果、細胞内のカルシウム濃度が低下するため血管平滑筋が弛緩し、血管拡張を起こさせることが判明している。

手根管症候群とは横手根靭帯(屈筋支帯)によって正中神経が圧迫されて、てのひらが痺れる疾患。屈筋支帯と手根骨のあいだを通過するのは・・・浅/深指屈筋腱  長母指屈筋腱  橈側手根屈筋腱  正中神経。手根管症候群のリハビリでは、一般的には装具などでの固定がよいとされている。しかし、日常生活ではしびれを気にせず、積極的に使うことが大切。また、手根管内を腱が通るので、その筋肉の柔軟性向上や運動が有効。その他、内服やステロイド注射を併用する場合もある。

広背筋は、第5胸椎(Th5)~第5腰椎(L5)の棘突起仙骨、腸骨稜、第9~12肋骨を起始とし、下部から上外側方、上部から水平に外側方に向かって走り、上腕骨の上部小結節稜に付着する。広背筋は平行筋である。胸背神経支配(C6-C8)。作用:目の前にあるものをつかんで引き寄せる時に使う 肩関節伸展 内転 内旋

山手線・・・田町駅 (JY27) - 高輪(たかなわ)ゲートウェイ駅 (JY26) - 品川駅 (JY25)

小臀筋は、臀筋のうちの1つ。中臀筋と同じく上臀神経による支配を受けており、中臀筋と同じく股関節の外転を行う他、股関節の内旋にもわずかに関わる。腸骨翼の殿筋面から起こり、大転子で終わる。

 

数の暗唱や計算では、両側半球の前頭前野、運動前野、側頭葉のウェルニッケ野後頭葉が活性化されている実験データがある。前頭前皮質前頭皮質前頭前野(複雑な認知行動の計画、人格の発現、適切な社会的行動の調節に関わる)

 

ルノーRenault S.A.)は、フランスのパリに本社を置く自動車製造会社。グループの日産自動車やダチア、ルノーサムスン自動車などを含めると世界最大の自動車会社である。主要株主はフランス政府。

大脳基底核を構成するのは、線条体 淡蒼球 視床下核 黒質

底背屈運動はほとんどが距腿関節で起こり,背屈に伴ってわずかな外反・外旋運動も生じていた.背屈時に足部は外反,底屈時に足部は内反を伴う。

距骨下関節の運動は内・外反,内・外旋であるとされている。距骨下関節は、距骨と踵骨から成る。

距腿関節は脛骨 腓骨 距骨から成る。

足関節を背屈させると,脛骨と腓骨の間は広くなり,逆に底屈させると間隔は狭くなる.

足関節の背屈運動時に外果が上方,外側に移動することは諸家の報告で統一しているが,回旋に関しては内旋する,外旋する,回旋しないとのさまざまな報告がある。

景気のいい国は内需が活発なので貿易収支が赤字になる(輸入する為)。景気の悪い国は内需が不純なので輸出が増え貿易収支が黒字になる。

ショパール関節=横足根関節 ◇「踵立方関節」+「距舟関節」

リスフラン関節(足根中足関節)。内側・中間・外側楔状骨、立方骨と中足骨の間の関節。

2018年11月 東芝は米国テキサス州液化天然ガスLNG)プロジェクト「フリーポート」について、中国の民間ガス大手ENNグループに売却することで合意した。 

増え続ける物流コスト・・・ヤマトが値上げと総量規制を行ったことによりあふれた荷物を受けているのが日本郵便だ。アマゾンの荷物を届けるには、値上げをするしかないとされている。

肺胞が行うガス交換とは・・・血液から二酸化炭素を排出し、酸素を取り込む。

遠くを見るとき:毛様体筋が弛緩する→チン小帯が引っ張られる→水晶体がチン小帯に引っ張られて薄くなるので,遠くにピントが合う.

近くを見るとき:毛様体筋が収縮する→チン小帯がゆるむ→水晶体が,自らの弾力性で膨らみが大きくなり厚くなるので,近くにピントが合う.

足部外側靭帯: 前距腓靭帯(内反で損傷しやすい) 後距腓靭帯 踵腓靭帯

足部三角靭帯: 前脛距靭帯 後脛距靭帯 脛踵靭帯 脛舟靭帯

足関節の外側を支える靭帯のうち、内反捻挫で最も捻挫する靭帯は前距腓靭帯。これは外くるぶしの前部分の関節を支える靭帯。内反捻挫では、この前距腓靭帯部分に損傷が起こるため、外くるぶしの前部分が腫れ、痛みが生じる。損傷がひどい場合は足関節の外側や前部分、全体が大きく腫れてしまう。

腎機能低下によるアシドーシスは、代謝性アシドーシス。低いpHはアシドーシス、高いpHはアルカローシスに関連づけられる。pHの基準範囲(成人)例:7.35~7.45 (動脈血)代謝性アシドーシスとは、pH7.35以下(正常値7.35~7.45)で、HCO3-(正常値22~28mEq/L)が低下した病態と定義されている。進行すると意識障害や血圧低下を認める。

トレードオフ(英: Trade-off)とは、一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のことである。 トレードオフのある状況では具体的な選択肢の長所と短所をすべて考慮したうえで決定を行うことが求められる。

アメリカのベトナム戦争介入目的は、東南アジアの要衝であり、共産化を防ぐため。「南ベトナムが共産化したらインドシナ全体が軒並み共産化してしまう」というドミノ理論。そしてインドシナの北にある中国をけん制する必要もあった。ドミノ理論とは、「ある一国が共産主義化すれば動きはドミノ倒しのように隣接国に及ぶ」という、冷戦時代のアメリカ合衆国における外交政策上の理論。実際に起こった現象についてはドミノ現象と呼ぶ。

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。空間認識能力は、視覚・聴覚など複数の感覚器の協力で成立し、右脳によってコントロールされる。

セミファーラー位・・・15度~30度  上半身を起こした状態 ファーラー位(半坐位)・・・上半身を40度起こした状態  座位・・・上半身を90度起こした状態

捻挫とは関節を「捻り挫く」事をいい、骨と骨を繋ぐ可動部関節周辺部位の損傷、関節包や靭帯及び軟部組織(内臓・骨以外の総称)を損傷した状態を指す。

日本など11カ国が参加する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)が2018年12月30日発効した。世界の経済成長をけん引するアジア太平洋地域に域内人口5億人超の巨大な自由貿易圏が誕生する。加盟国産の農畜産物の関税が撤廃または引き下げられるため、消費者には小売価格の低下を通じて、より安価に食料品が手に入ることになる。

鵞足・・・縫工筋 薄筋 半腱様筋 鵞足炎は、スポ―ツなどにより引き起こされる、膝ひざの慢性的な炎症です。鵞足滑液包炎と呼称される場合もあります。

鵞足炎や鵞足滑液包炎を起こすと、痛みを感じます。鵞足炎では鵞足に小さな損傷が生じることで、鵞足滑液包炎では鵞足の下にある「滑液包」に炎症が起こることで痛みを感じます。

縫工筋起止:上前腸骨棘   薄筋起止:恥骨下枝  半腱様筋起止:坐骨結節

鵞足は脛骨粗面内側に停止する。

薄筋作用:股関節屈曲/内転  膝関節屈曲/内旋

テンタクル活動とテンタクルアクティビティーは同じ意味です。物体が2つあるとして、1つをA,もう1つをBとし両者がつながっているとする。このとき、Aが安定していることを前提に、Bが自由に空間で動けることを、テンタクル活動といいます。たとえば、背臥位で下肢を挙上するなら、体幹が安定していなければならないといった感じ。

朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なりーーー「論語」里仁(りじん)から》朝に人としての大切な道を聞いて悟ることができれば、その晩に死んでも心残りはないという意。

「三叉神経(第Ⅴ脳神経)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経。体性運動性と知覚性の混合神経。三叉神経の知覚性繊維は、3つの主要な枝すべてに含まれる。眼神経、上顎神経、下顎神経の3つ。

間脳は自律神経の中枢である視床下部、種々のホルモンを分泌する脳下垂体。体性感覚などの大半の感覚を司る視床などに区分される。wikiによると、間脳を構成するのは 視床 視床下部 脳下垂体 松果体 乳頭体

松果体は、脳に存在する小さな内分泌器である。脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置し、間脳の一部である2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれている。概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌することで知られる。松果体は、赤灰色でグリーンピース(8 mm)ほどの大きさ。上丘の上、視床髄条の下に位置し、左右の視床に挟まれている。松果体視床後部の一部を構成する。松果体は脳の中央線上に位置しており、頭蓋骨をX線で撮影すると石灰化したものが写ることがある。松果体の石灰化が起こっていた場合、X線撮影で脳の中央にあるべきものが、例えば脳腫瘍などが原因で左右に変位していないかを簡単に判断することが可能。

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椎間板にスポーツによるストレスが加わることにより、椎間板が破れて中から髄核が後方に突出する。多くは第4/5腰椎椎間板の繊維輪が変性したり、一部破れて中の髄核が腰椎後方に突出して第4腰神経(L4)、第5腰神経(L5)、第1仙神経(神経根)(S1)等を圧迫したりします。左右の神経根のうち、片側の神経のみが圧迫されることが多いため、下肢の症状は片側性が多いのです。ヘルニアとは正常の位置(椎間板)から逸脱(髄核が飛び出す)した状態をいい、腰では腰椎椎間板ヘルニアのことを示します。

空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など、物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握、認識する能力のこと。空間認知、空間識、空間知覚の能力をいう。空間認識能力は、視覚・聴覚など複数の感覚器の協力で成立し、右脳によってコントロールされる。

セミファーラー位・・・15度~30度 上半身を起こした状態 ファーラー位(半坐位)・・・上半身を40度起こした状態 座位・・・上半身を90度起こした状態

昔は固定相場制で、1ドル=360円のレートが固定されていた。これが1971年のドルショック(ニクソンショック)をきっかけとして、変動相場制に移行し、それ以来円高が進行、今日のレートになる。ニクソンショック以前のドルは兌換紙幣だったので金と交換できた。それがニクソンショック以降、金と交換できない不換紙幣になった。兌換は一旦何かに置き換えることで等しく(入れ替えが可能に)なること。紙幣において金兌換のように使う以外あまり用例が見られない。金兌換の1円札は1円分の金と置き換えることで1円の価値を持つ。互換は何かに置き換えることなしに、そのまま入れ替えが可能であること。戦後の固定相場制の時日本はアメリカに何を輸出していたか。それは車。今も昔も変わらず、日本→アメリカの最大の輸出品は車。日本車が安すぎてアメリカの自動車会社が倒産していた。また衣料品も輸出していた。その当時、ドイツもアメリカへ輸出を行った。ドイツからは機械類、医療品がアメリカへ輸出された。

クレアチニン(Creatinine:Cr)は、筋肉で作られる老廃物の一つで、そのほとんどが腎臓の糸球体から排泄されます。 そのため、血液中のクレアチニンの増加は、糸球体の濾過機能が低下していることを意味します。 ただし、筋肉が多い人は高めに、筋肉が少ない人は低めになるために、これだけでは正確性に乏しい。

第三腓骨筋は人間の下肢の筋肉で足関節の背屈、外反を行う。起止:腓骨下部前面⇒停止:第5中足骨底背面

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良い睡眠に関わる、メラトニン松果体から分泌)とセロトニン(縫線核で合成)。脳内セロトニンを生成する縫線核群は、大脳皮質、大脳辺縁系視床下部、脳幹、脊髄など広汎な脳領域に投射している。

内臓感覚(visceral sensation) 内臓の感覚。満腹感、空腹感、渇き、尿意、息苦しさ、内臓の痛みなど。

【用語の確認】COPを英語でいうとcenter of pressureと言います。この英語の頭文字をとってCOPと言います。日本語では床反力作用点あるいは圧力中心、圧中心、作用力中心などと呼ばれます。

【COPとは】足が床に接地すると、接触した部分には反力が生じます。下の図は足を接地した時に生じる反力を図で表したものになります。各部分の反力の大きさや方向がまちまちであることがわかります。

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【COPと支持基底面】静止立位時は、重心は支持基底面の上にあります。このことをCOPと一緒に考えてみたいと思います。支持基底面とは、COPを移動できる範囲と考えることができます。静止立位の場合、COPは両足の合成床反力の作用点が両足で作られた支持基底面内にあります。杖などの補助具を使うと、支持基底面が広がり、補助具から返ってくる反力も含めた合成床反力の作用点がCOPということになります。

韓国のサムスン電子サムスングループの中核企業)は、みずほ銀行など日系銀行から融資を受ける場合が多い。理由は韓国の通貨が弱いというより、韓国に大銀行がないから。

亜鉛は成人の体内に約2g含まれます。成人ではそのほとんどは筋肉と骨中に含まれますが、皮膚、肝臓、膵臓前立腺などの多くの臓器に存在し、さまざまな酵素の構成要素。亜鉛は数百におよぶ酵素たんぱく質の構成要素として、さまざまな生体内の反応に関与しています。アミノ酸からのたんぱく質の再合成、DNAの合成にも必要なので、胎児や乳児の発育や生命維持に非常に重要な役割を果たしているほか、骨の成長や肝臓、腎臓、インスリンを作るすい臓、精子を作っている睾丸など、新しい細胞が作られる組織や器官では必須のミネラル。

【A型インフルエンザ】A型インフルエンザウイルスは、他と比べ症状が激しい型。

【C型インフルエンザ】 C型インフルエンザは、いったん免疫を獲得すると、終生その免疫が持続すると考えられている。再びかかったとしてもインフルエンザだとは気づかず、ふつうの風邪と思ってしまうかもしれない。ほとんどの大人が免疫を持っているため感染しにくい 。かかるのは4歳以下の幼児が多い。

棘上筋は肩関節の外転動作時、最初の30度くらいのところまでよく働く。30度からは三角筋が強く働く。棘上筋のトレーニングとして従来からよく行われている"エンプティー缶"と呼ばれるトレーニング方法では、三角筋が働いてしまい棘上筋が鍛えられない。円運動では、最初のスタート時点から30度程度までは運動の方向と重力(負荷)の方向が違うので、軽い負荷だけでは棘上筋にはほとんど負荷がかからない。側臥位になり、肩関節外転(30°まで)を行う事で棘上筋が働く。棘上窩⇒上腕骨大結節 支配神経:肩甲上神経(C5 C6)

腹横筋は、腹部の筋肉のうち腹壁外側部を走る側腹筋の一つ。内腹斜筋の深層に存在し、下位肋骨(7~12肋骨)、鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、水平に外側に向かって走り、腱膜に移行して腹直筋鞘に付着する。いわゆるインナーマッスルの1つ。下位肋骨を下方に引き、腹圧を高める作用がある。

ロンベルグ試験:ロンベルグ試験で被験者に体の揺れが見られること(これをロンベルグ徴候が陽性であるという、後述)は、失調症状が感覚性であること、すなわち位置覚の消失によることを示唆する。ロンベルグ徴候が陽性であるとは、次の2点をどちらも満たすことをいう。  1.被験者は開眼していれば立てる。  2.被験者が閉眼すると倒れる。   次のような場合は陽性とはいえない。  1.閉眼した際に多少ふらつくが倒れない。

じっと直立した姿勢を保っていられるのは、感覚神経路、感覚運動統合中枢、運動神経路がいずれも正常である場合に限る。 この際に必要な感覚入力は 関節の位置覚(固有覚)、これは脊髄後索を伝わる 視覚 である。 重要なことだが、脳は固有覚と視覚のどちらかが正常ならば、平衡を保つために充分な入力が得られる。

正中神経 尺骨神経の二重神経支配筋:短母指屈筋 深指屈筋 虫様筋

白内障は、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってくる病気。白内障の原因で主なものは加齢で、水晶体の成分であるたんぱく質活性酸素によって変化して、白く濁る。白内障の濁りは、薬で取ることはできない。そのため、最終的には白内障手術を受けることになる。

アイスランドは地熱などの再生可能エネルギーから電力を賄う。人口が少ないわりに観光客が多い。産業のほとんどが天然の自然を売りにしていて、投資効率が非常に高い。地熱発電は、地熱によって生成された水蒸気により発電機に連結された蒸気タービンを回すことによって電力を発生させる。アイスランドはプレートの境目なので火山活動が活発。従ってマグマが地表近く存在する。そのマグマが地下水を温め蒸発させ、その水蒸気でタービンを回すことによって電気を起こすことができる。

 表在感覚の種類:触覚 圧覚 温痛覚  

表在感覚は皮膚感覚とも言われる。

アルコールにより、犯される感覚系:感覚系では、特に下肢優位に対称性にみられる表在感覚障害(38.5%)および深部感覚障害(31.1%)が多い。

滑液包とは、通常関節の周囲にある袋で、内側の膜は関節滑膜に似て、中には少量の滑膜を含んでいる。 関節の動きを滑らかにする役割を持つ。度重なる圧迫や過剰な摩擦、打撲やねんざなどの外傷によって外傷性炎症を生じて、大きくなることが多い。リウマチの合併症や細菌感染によっても大きくなる。

テンタクル活動=テンタクルアクティビティー(同意味)物体が2つあるとして、1つをA,もう1つをBとし両者がつながっているとする。このとき、Aが安定していることを前提に、Bが自由に空間で動けることを、テンタクル活動。たとえば、背臥位で下肢を挙上するなら、体幹が安定していなければならないといった感じ。

椎間板にスポーツによるストレスが加わることにより、椎間板が破れて中から髄核が後方に突出する。多くは第4/5腰椎椎間板の繊維輪が変性したり、一部破れて中の髄核が腰椎後方に突出して第4腰神経(L4)、第5腰神経(L5)、第1仙神経(神経根)(S1)等を圧迫。左右の神経根のうち、片側の神経のみが圧迫されることが多いため、下肢の症状は片側性が多い。ヘルニアとは正常の位置(椎間板)から逸脱(髄核が飛び出す)した状態をいい、腰では腰椎椎間板ヘルニアのことを示す。

「三叉神経(第Ⅴ脳神経)」とは、頭部と顔面を支配する、脳神経の中で一番太い神経です。顔の感覚を脳に伝える神経。体性運動性と知覚性の混合神経。三叉神経の知覚性繊維は、3つの主要な枝すべてに含まれる。眼神経、上顎神経、下顎神経の3つ。

ヒトの松果体は、赤灰色でグリーンピース(8 mm)ほどの大きさである。上丘の上、視床髄条の下に位置し、左右の視床に挟まれている。松果体視床後部の一部を構成する。松果体は、脳に存在する小さな内分泌器である。松果腺 (pineal gland) 、上生体 (epiphysis) とも呼ばれる。脳内の中央、2つの大脳半球の間に位置し、間脳の一部である2つの視床体が結合する溝にはさみ込まれている。概日リズムを調節するホルモン、メラトニンを分泌することで知られる。

長趾屈筋 作用:底屈 内反  タオルギャザーで鍛えられる。 脛骨後面⇒2~5趾骨末節骨底

距腿関節は底屈位で遊びが大きく、背屈位で遊びが小さい。

第三腓骨筋は人間の下肢の筋肉で足関節の背屈、外反を行う。起止:腓骨下部前面⇒停止:第5中足骨底背面

転子部骨折では以前はEvans分類が用いられていたが、近年はJenssen分類(ヤンセン)や中野3D-CT分類が用いられている。転子部骨折の不安定型ではマイクロムーブメントが起こりやすく、荷重時痛も強くなりがち。

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酸素欠乏症(Anoxia、通称:酸欠)は、人体が酸素の濃度18%未満である環境におかれた場合に生ずる。一般の空気中の酸素濃度は約21%であり、発症は個人差有。酸素の不足に対して、最も敏感に反応を示すのは、脳の大脳皮質であり、機能低下からはじまり、機能喪失、脳の細胞の破壊につながる。脳の酸素消費量は、全身の約25%に及ぶ。

血中のpHの調節は主に肺と腎臓で行っているのですか?肺はCO₂、腎臓はHCO₃-の調整機能を持っているので、それを用いてpHを調節することが可能となっている。二酸化炭素(英: carbon dioxide)は、化学式が {\displaystyle {\ce {CO2}}} {\displaystyle {\ce {CO2}}} と表される無機化合物である。二酸化炭素濃度が 3~4 % を超えると頭痛・めまい・吐き気などを催し、7 % を超えると炭酸ガスナルコーシスのため数分で意識を失う。この状態が継続すると麻酔作用による呼吸中枢の抑制のため呼吸が停止し死に至る(二酸化炭素中毒)。二酸化炭素が上昇すると、pHは低下する。

結節間溝:大結節と小結節の間にある溝を結節間溝という。

結節間溝を通るのが上腕二頭筋長頭。結節間溝を覆うのが上腕横靭帯。

アキネジア:無動。自発的に運動しようとするときに、始めるまでに時間がかかり、始めても、のろのろとして緩慢にしか動作できない状態。パーキンソン病の主要な4運動徴候の1つであり、その最も重要な症状である。

姿勢反射障害 アキネジア(無動/寡動) 筋強剛(筋固縮) 安静時振戦(resting tremor)

FRT測定は3回実施し、最後の2回の平均値を計算。

毛様体筋とは、内眼筋に含まれる水晶体を調節してピントを合わせる筋肉である。筋自体は毛様体の中にある。動眼神経に支配される。 光を得た水晶体の厚みを変える。近くを見るときは緊張して水晶体が厚く膨らみ、遠くを見るときは緩んで水晶体は薄くなる。

大腿筋膜張筋:上前腸骨棘と大腿筋膜の内面から起始し、大転子の前方を経て腸脛靱帯に移り、この靱帯は大腿の外側を下行し、脛骨外側顆に停止する。運動動作においては主に股関節の屈曲・外転・内旋膝関節の伸展下腿の外旋といった動きに関与する。上臀神経支配(L4  L5  S1)。CHS、γ-nailでは切開する筋肉。

EBM:Evidence-based medicine 科学的根拠に基づく医療のこと.入手可能な範囲で最も信頼できる根拠を把握した上で,個々の患者に特有の臨床状況と患者の価値観を考慮した医療を行うための一連の行動指針。医療行為を医師が受けた教育,研究,臨床経験に依存した裁量権に単純にゆだねるのではなく,医療方針の決定に当たって臨床研究の成果を良心的に思慮深く適用することを求める考え方である.実際には、(1)患者の問題の定式化、(2)効率的で質の高い情報収集、(3)情報の批判的検証評価、(4) 情報の患者への適用、(5) 研究課題の抽出、の手順で行われている。EBMは情報技術の発展を背景とし,インフォームドコンセントの時代に沿った医療手法である.「同義語=エビデンスに基づいた医療」(2005.10.25 掲載) (2009.1.16 改訂)

平衡反応:全身のバランスが崩れようとしたときに直ちに反応し 平衡を維持しようとする機能。 上肢:パラシュート反応、下肢:ホッピング、ステッピング反応、傾斜反応など。 一定の姿勢を保持していて重心が動いた場合に、 重心を保持し転倒しないようにコントロールしようとする自動的反応。 6ヶ月頃から現れ生涯続く。 平衡反応は、脳皮質、基底核、小脳の間の相関作用によってコントロールされるもので、急激な体重心の変化、あるいは体幹に対する四肢の位置変化に対応して、 自動的に身体全体を正しい姿勢に保持しようとする反応である。 まず傾斜反応が出現し傾斜による重心の移動を防ぎ、 体軸の平衡を保持するために体全体に運動が生じる。 この傾斜反応の域を超えて身体が倒れ、その平衡が失われようとするときに 身体を保護するために上肢・下肢に保護伸展反応が出現する(傾斜反応→保護伸展反応)。 ・平衡反応のなかで特に、より協調された歩行の獲得に大きく関与しているのが ホップ反応、ステップ反応、背屈反応である。

アドソンテストは胸郭出口症候群の判別のために用いられる検査方法。胸郭出口症候群の中でも特に斜角筋症候群の判定を行うのに適している。 アドソンテストの検査は

①姿勢良く座った状態で手首の脈拍を確認する。

②あごを挙げ、頭をしびれ等の症状のある側にできるだけ強く向ける。

③痛みのない範囲で上を向き、大きく息を吸い込んでから止める。

の手順で行う。 この時に脈拍が弱まったり停止した場合、手のしびれや冷感が強まった場合には陽性と診断することができます。最初のテストで陽性の反応が出なかったとしても、反対側からの検査で脈が弱まる時には陽性(擬陽性)と判断されることもありますので両側で検査を行った方が無難でしょう。

プッシャー症候群:半側空間無視(USN)を伴う事が多い。左片麻痺であれば、健側を用いて左側へ向かって、健側で押す現象。

プッシャー症候群:ベッドサイドでは患側骨盤をギャッジアップなどで挙上することで押す力と拮抗し安定化を図る。上肢はオーバーテーブルなどで体幹前方で支持させる。チルトテーブルに腰掛け、足底を離し、患側骨盤を挙上させることから始める。 徐々に足底を接地し健側挙上での保持訓練へと進める。(初期:健側へ体重支持、後期:患側へ体重支持) これに加えて、重心移動練習などの動的な課題も有効とされる。

 ラセーグ徴候徴候を調べるときに挙上していない側の坐骨神経領域に疼痛が誘発される場合がある。これを逆ラセーグ徴候といい、これは坐骨神経領域の痛みが誘発された下枝側の腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経への圧迫を示唆する。

 神経系ー中枢神経系ー脳 脊髄

神経系ー末梢神経系ー体性神経系 自律神経系

自律神経系ー交感神経 副交感神経

ライトテスト:胸郭出口症候群の誘発テストの一つ。交通事故のため、むち打ちとなると、首から腕にかけて、痛みやしびれが生じることがあるが、その原因の一つとして、胸郭出口症候群が考えられる。胸郭出口症候群は、腕神経叢や鎖骨下動脈、鎖骨下静脈が圧迫または牽引されることにより症状が引き起こされると考えられている。ライトテストが陽性の場合には、小胸筋のけいれんなどが原因として考えられる。

ライトテストの方法

両肩関節を外転90° 外旋90° 両肘関節90°屈曲位で 橈骨動脈の脈拍をはかる。脈拍が減弱したり消失した場合はライトテスト陽性。

胸郭出口症候群:鎖骨周辺で神経や血管を圧迫する原因がいくつかあり、これらをまとめて胸郭出口症候群と呼ぶ。前斜角筋と中斜角筋という首の筋肉の間で圧迫されると斜角筋症候群。鎖骨と第1肋骨の間で圧迫されると肋鎖症候群。小胸筋を通る時に圧迫されると小胸筋症候群。頸椎にある余分な肋骨で圧迫されると頸肋症候群という。

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前方へ頭部が突出することにより、上部胸郭と下部頚椎は屈曲、上部頚椎と頭蓋頚椎部は伸展。この姿勢は舌骨上筋群の下方・後方への牽引力を作り出し胸骨舌骨筋・肩甲舌骨筋のような舌骨下筋を伸張しまいます。その結果、下顎は後退と下制の方向へ引かれ、下顎に対して緊張を加えます。また、下顎の安静肢位が変わったことにより、下顎骨の顆頭の位置も理論的には後方に偏位。それによって間接円板の繊細な後円板層は圧迫され、炎症やダメージを負いやすくなる。この頭部が前方に行く姿勢によってストレートネックも発生しやすくなる。

胸郭出口症候群:頸肋症候群 肋鎖症候群 斜角筋症候群 小胸筋症候群 第一肋骨症候群

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 クレアチニン(Creatinine:Cr)は、筋肉で作られる老廃物の一つで、そのほとんどが腎臓の糸球体から排泄されます。 そのため、血液中のクレアチニンの増加は、糸球体の濾過機能が低下していることを意味します。 ただし、筋肉が多い人は高めに、筋肉が少ない人は低めになるために、これだけでは正確性に乏しい。

 

前庭神経炎:強い回転性めまいを生じる。吐き気、嘔吐もある。安静にしてもおさまらない。動くと悪化する。前庭、半規管、前庭神経、脳幹、小脳のいずれかが障害されると起こる。

 

懸垂頭位:頭部をベッド端から突出させて頸部伸展位のような状態にする。

 

良性突発性頭位めまい症:エプリー法・・・座位⇒右を向いたまま倒れて懸垂頭位で右向30秒⇒懸垂頭位で左を向く30秒⇒左側臥位30秒⇒起き上がる

 

ヒップストラテジー:前方不安定・・・腹筋群 大腿四頭筋

後方不安定・・・脊柱起立筋群 ハムストリングス

 骨密度検査:デキサDXA法・・・エネルギーの低いX線を使い測定。腰椎、大腿骨の骨密度を測定する。 超音波法・・・骨粗しょう症の検査に用いられる事が多い。

MD法・・・X線を使って、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比べることによって測定します。

足底を全接地して体幹を回旋させるのと、足底を浮かせて体幹を回旋させて比べる。すると、足底を浮かせて体幹回旋させたほうが行いにくい。これは筋緊張が高まっているために動作を妨げているためである。

アルツハイマー病:脳の萎縮は海馬に発生。初期はエピソード記憶(近時記憶障害と見当識障害)がみられる。特に記銘の障害が顕著。中期には、即時記憶障害もみられる。

矢状面重心:耳垂 肩峰 大転子 膝蓋骨後面 外果前方(2~3㎝)

前額面重心:後頭隆起 椎骨棘突起 臀裂 両膝関節内側中心 両内果間中心

多裂筋:起始 第4~7頸椎関節突起 全胸椎横突起 停止 各起始部から2~4上の椎骨棘突起  両側作用 体幹伸展   片側作用 体幹同側側屈

エピソード記憶とは、宣言的記憶の一部であり、イベント(事象)の記憶である。エピソード記憶には、時間や場所、そのときの感情が含まれる(感情は記憶の質に影響する)。自伝的記憶はエピソード記憶の一部である。エピソード記憶意味記憶(事実と概念に関する記憶)と相互に関連している。エピソード記憶は物語にたとえることができる(Tulving, 1972)。長期記憶の中でも、思い出と呼ばれる部分。

2013年最も読まれた本  ケニーマクゴニガル スタンフォードの自分を変える教室  

2014年経営者に最も読まれた本  稲森和夫(京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者。) 生き方  

この2冊が共通して言っている事は実践力。実践力とは「決めた事」と「やっていること」を一致させる力。思い通りの人生になっていない人は、「決めた事を」「やっていない」。決めた事を達成していたら、思い通りの人生になるのが当たり前。

成功=失敗の積み重ね+継続

実践力=決めた事とやっている事を一致させる力

行動力=好奇心+実践力

人間には元に戻ろうとする恒常性が備わっている。目的を達成する為に根拠のない思い込みを言いふらす事により、元に戻る恒常性を発生させないようにする。根拠のない思い込みを言いふらすと、必ずプレゼント(否定)が返ってくる。それに負けない事が勝つということ。違和感をよろこぶこと。

海馬の場所辺縁系という用語は、人間の脳で情動の表出、意欲、そして記憶や自律神経活動に関与している複数の構造物の総称であるため、機能的な分類を表す用語であり、場所を表す用語ではない。海馬が辺縁系に属す構造であることは、Wikipedia日本版にも明記されている。海馬の位置は、脳の深い所にあるので、なかなか表現し難い。「内側側頭葉の深部に位置している」という表現が適当。海馬(英: hippocampus)は、大脳辺縁系の一部である、海馬体の一部。特徴的な層構造を持ち、脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官。

 

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 何をするかイメージして、どう動くか考えると動きが最適化しやすい。モルツ博士の著書『サイコサイバネティクス』によると、脳は「実際の経験」と「頭の中で鮮明に描いた想像上の経験」を区別するのが苦手。想像上の経験でも、実際の経験でも脳は同じ領域を使い情報処理を行う。脳をだまして成功体験を生み、それによってパフォーマンスが向上する。野球で三冠王を三回取った落合博満はイメージトレーニングを取り入れた打者。例えば、ランニングをしている最中に 自分にとっていいなって思う動きが出たら、パッと止まって「どうやったらこの動きができるんだろうか」という様に観察してたという。すべての現象を意識的にとらえて、良い現象をとりいれる練習をイメージトレーニングでしていた。

私の現在が成功というのなら、私の過去はみんな失敗が土台づくりをしていることにある。仕事は全部失敗の連続である。(本田宗一郎)

理解レベル

不理解、誤解

理解(把握)

納得

共感、共鳴

利己的に許すということ・・・「人を許す」というと、「人のことを考え、利他的になる」ということのように思う人もいるかもしれません。「許容し可能にする術」というのは、その逆のこと。情けは人の為ならず - 人に親切にすれば、その相手のためになるだけでなく、やがてはよい報いとなって自分にもどってくる、ということ。

体性感覚の検査:Ⅰ.表在感覚 1.触覚 2.痛覚 3.温度覚

Ⅱ.深部感覚  運動覚   位置覚  振動覚

Ⅲ.複合感覚  2点識別覚

心筋梗塞は、虚血性心疾患の一つ。心臓の筋肉細胞に酸素や栄養を供給している冠動脈に閉塞や狭窄などが起きて血液の流量が下がり、心筋が虚血状態になり壊死してしまった状態。通常は急性に起こる「急性心筋梗塞(AMI)」のことを指す。心臓麻痺・心臓発作(英: heart attack)とも呼ばれる。 心筋が虚血状態に陥っても壊死にまで至らない前段階を狭心症といい、狭心症から急性心筋梗塞までの一連の病態を総称して急性冠症候群(acute coronary syndrome, ACS)という概念が提唱されている。

温覚(暖かいという感覚):自由神経終末、ルフィニ小体

冷覚(冷たいという感覚):自由神経終末

痛覚(痛いという感覚):自由神経終末

体性感覚は、生理学や医学の用語で、皮膚感覚、深部感覚、内臓感覚を指す(内臓感覚を除外する立場もある)。感覚器が外からははっきり見えず、皮膚・筋肉・腱・関節・内臓の壁そのものに含まれる。体性感覚は視床で処理され、対側の大脳半球に送られる他、自律神経系や賦活系にも影響を及ぼす。また、深部感覚は小脳でも処理される。

Perry 2)は,ヒトの歩行において,下肢と骨盤をロコモーター, 体幹,頭部,上肢をパッセンジャーと呼び,歩行における 体幹の主要な機能的役割は,骨盤の上で自らの姿勢を保持 することであると述べている.2) Perry,J.:Gait Analysis,9‐28,New York Slack,(1992).

ロコモーターユニット :下半身や動作を行う上での骨盤、両下肢のこと、歩行で直接的に関係があるもののことを指す。言葉を直訳すると「loco moter=歩行運動(loco=機関車 moter=エンジン)」。

パッセンジャーユニット:上半身や動作を行う上での体幹、両上肢のこと、歩行で間接的に関係があるもののことを指す。 言葉を直訳すると「passenger=荷物」。

ロコモーターユニットと、パッセンジャーユニットの2つが相互に影響しあうことで歩行は成り立っている。 相互のバランスが重要であり、上方にあるパッセンジャーがバランスが取れてないと下方のロコモーターは過剰に働くため、下肢の筋力を過剰に働かせてしまう。 反対に、バランスがとれていればロコモーターは最小限の力で働くので、歩行しながら上肢を使って作業することも可能になる。例を挙げると、歩き始めてままならない子供の歩幅は狭い。体幹の筋力やバランス能力が少ないと下肢の筋力を働かせて歩く。これは高齢者でよく見られる円背姿勢の方でも同じ。渋谷や新宿を歩く若者は歩くのが早く、歩幅も大きい。体幹の機能があり、最低限の力で歩くことができるためできること。 歩幅を大きくするためにはパッセンジャー機能=上半身の機能が大切。参考文献:人間の運動学 - ヒューマン・キネシオロジー 著者宮本 省三,八坂 一彦,平谷 尚大,田渕 充勇,園田 義顕

 末梢神経系⇒自律神経系、体性神経系⇒交感神経副交感神経、皮膚感覚深部感覚内臓感覚⇒触覚痛覚温冷覚(皮膚感覚) 位置覚 運動覚 振動覚 複合感覚 抵抗覚 重量覚(深部感覚)

副甲状腺から分泌されるホルモン:骨や腎臓に作用して、甲状腺から分泌されるカルシトニンというホルモンやビタミンDとともに、血中や体液中のカルシウム濃度を一定に保っている。副甲状腺ホルモンは、血中のカルシウム濃度が低下すると分泌が高まり、骨に含まれているカルシウムを血中に取り出す。また、腎臓に作用してリンの再吸収を抑制し、カルシウムの再吸収を促して尿中への排泄を減らします。

リン:生体エネルギー代謝に欠かせない ATP、細胞膜の主要な構成要素であるリン脂質など、重要な働きを担う化合物中に存在。また、脊椎動物ではリン酸カルシウムが骨格の主要構成要素。このため、あらゆる生物にとっての必須元素であり、地球上におけるリンの存在量が、地球生態系のバイオマスの限界量を決定すると言われている。農業においてはリン酸が、カリウム・窒素などとともに肥料の主要成分である。

 戦後、ブレトンウッズ体制によって、通貨は固定相場制であった。日本の場合1ドル=360円。勤勉な日本人は日本製品アメリカへ大量に輸出した。ドイツも同じ。アメリカでは福祉予算の拡大とジョンソン大統領が始めたベトナム戦争で軍事費が拡大し、ドル紙幣増刷で、アメリカはインフレになり、アメリカ製品は値上がりし、益々、安い日本製品やドイツ製品は売れまくった。日本やドイツの貿易代金のドルがアメリカの銀行にどんどん大量に貯まりました。もし、そのドルを「金に交換してくれ」と言われても、もはや、アメリカはドルと金の交換が出来なくなった。金の流出を阻止する為、1971年8月15日、「金とドルの交換を停止する。」とニクソン大統領が発表。

視床は嗅覚を除く全感覚の中継にあたる。視覚と関係があると考えられていたのでこの名称がついている。

 下垂体前葉から分泌される エンドルフィン エンケファリン は快感と鎮痛をもたらす。成長ホルモン(恒常性維持 骨、筋肉の成長に関わる)も脳下垂体前葉から分泌される。

甲状腺ホルモン (サイロイドホルモン、Thyroid hormone) とは、甲状腺から分泌され、一般に全身の細胞に作用して細胞の代謝率を上昇させる働きをもつ。

間脳の視床下部の弓状核にあるドーパミン作動性ニューロンには、その軸索を正中隆起に投射するものがある。このドーパミン作動性ニューロンから放出されるドーパミンドーパミンはやる気、記憶に関わる。新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる。

パーキンソン病では黒質線条体ドーパミン神経が減少し筋固縮(筋強剛)、振戦(安静時振戦)、無動(アキネジア)などの運動症状が起こる。また抗精神病薬などドーパミン遮断薬の副作用としてパーキンソン症候群が起こることがある。

一酸化炭素:赤血球のヘモグロビン(Hb)と強力に結びついて一酸化炭素ヘモグロビン(CO-Hb)を形成し、血液の酸素運搬機能を妨げる。血液中の一酸化炭素濃度と呼気中の一酸化炭素濃度はよく相関する。呼気中の一酸化炭素濃度(ppm)は、非喫煙者では1桁台ですが、喫煙者では数十ppmになる。

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Perry 2)はヒトの歩行において,下肢と骨盤をロコモーター体幹,頭部,上肢をパッセンジャーと呼んだ。歩行における 体幹の主要な機能的役割は,骨盤の上で自らの姿勢を保持 することであると述べている.2) Perry,J.:Gait Analysis,9‐28,New York Slack,(1992).
 

FRT(ファンクショナルリーチテスト)は、バランス検査として日本理学療法士協会の診療ガイドラインから「推奨グレードA」として指定されており、信頼性・妥当性も高く評価。ファンクショナルリーチテストの測定値の目安としては、20cm未満だと非常にバランスを崩しやすく危険な状態、20〜25cmで転倒リスクあり、測定値の平均値としては25〜30cm、30cm以上リーチできていると転倒リスクが低いという値が目安となります。

⑴虚弱高齢者の場合は、「18.5cm未満」は転倒リスクが高い (参考論文:Thomas et al., Arch Phys Med Rehabil. 2005)

脳卒中片麻痺患者の場合は、「15cm未満」で転倒リスクが高い (参考論文:Acar & Karats, Gait Posture 2010)

パーキンソン病患者の場合は、「31.75cm未満」で転倒リスクが高い (参考論文:Dibble & Lange, J Neurol Phys There 2006)

『即時記憶』即時記憶は情報の記銘後すぐに想起させるもので、想起までに干渉を挟まない。臨床場面では数字系列の復唱などで評価をおこなう。

『近時記憶』近時記憶は即時記憶より保持時間の長い記憶であるが、保持時間の長さについて明確な定義はない(数分~数日)。情報の記銘と想起の間に干渉が介在されるため、保持情報が一旦意識から消えることを特徴とする。臨床場面では前夜の食事内容を尋ねる、単語の遅延再生などで評価する。心理学における分類との違いは、短期記憶と長期記憶が保持時間のみで区分されるのに対し、即時記憶と近時記憶が記銘から想起までの干渉の有無によって規定されるという点である。

『遠隔記憶』遠隔記憶は近時記憶よりもさらに保持時間の長い記憶である(~数十年)。臨床場面では個人の生活史(冠婚葬祭や旅行など)を尋ねることが多い。

ウェアリングオフ現象:パーキンソン病が進行すると、ドーパミン神経が減少して保存しにくくなり、ドパミンを使い切ってしまう状態になりやすくなる。 そのため、パーキンソン病の進行に伴い、L-ドパの効果が短くなり、次の薬を飲む前にパーキンソン症状があらわれてしまう。 このような現象をウェアリング・オフ現象という。

オン・オフ現象:突然薬効が切れる。

ワーキングメモリとは認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構成概念。作業記憶、作動記憶とも呼ばれる。一般には、前頭皮質、頭頂皮質、前帯状皮質、および大脳基底核の一部がワーキングメモリに関与すると考えられている。

関節拘縮:関節の可動域が制限され、屈曲・伸展が困難になる状態。病理学的には、関節包、靭帯、筋肉、筋膜、皮下組織、皮膚などが線維化することを原因とする。長期間の固定により、筋や皮膚などに原因がある場合は短縮。

強直:関節包内の骨・軟骨に原因があって関節機能がない場合は強直とよぶ。

がんの治療法は、「手術療法」「化学(薬物)療法」「放射線療法」の3つで、これらを総称して「がんの3大療法(標準治療)」

がんの部位や種類によってもステージの基準は異なるが、固形がんの場合、ステージ0~1期は病巣の広がりが限定されていて、手術や内視鏡治療などでがんを取りきれることが多い。進行がんは早期がんを超えて広がったがん。ステージ4はリンパ節や離れた臓器への転移(遠隔転移)を基準とするものが多い。

脳は固有覚と視覚のどちらかが正常ならば、平衡を保つために充分な入力が得られる。一方感覚系と運動系の統合は小脳で行われる。また運動神経路は皮質脊髄路錐体路)である。

根性(こんせい)坐骨神経痛・腰椎性坐骨神経痛:坐骨神経の付け根が圧迫されて、痛みがおこるタイプの神経痛。椎間板ヘルニアが原因となっているケースが多い。

梨状筋性坐骨神経痛:梨状筋による神経圧迫によって起こるもの。

症候性坐骨神経痛:神経の圧迫が原因ではないため、まだ原因が詳しく解明されておらず、治療が困難。

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 パーキンソン病:壁に手をつき、体幹伸展運動効果的。腹臥位も良い。歩行訓練の際のラインは30cm間隔が良い。歩き方のコツは歩幅を大きくとる。手の振りを大きくする。

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 CPGはcentral pattern generatorの略語。頸・腰髄膨大部に存在する歩行、呼吸、咀嚼運動などのリズミックなパターン運動を惹起する神経回路網のことで、脳や感覚入力から独立してパターン運動を誘発するジェネレーター。20世紀初頭、除脳ネコの実験から屈筋と伸筋の興奮を交互に引き起こすhalf-centerが脊髄内に存在するという仮説を発表。神経や上位中枢からの入力を遮断した状態でも歩行様運動が誘発されることが明らかに。Grillner1)は、上位ニューロンからの単なる神経ネットワークやhalf-center modelとはやや異なり、脊髄内の複数のburst generatorの相互作用によりリズミックな屈筋・伸筋の筋活動が誘発されるというコンセプトを提唱。その後、リズム運動を誘発する脊髄内のイオン機構や神経ネットワークの解明がすすみ、これらにまつわる神経機構のことがCPGと称されるように。CPGがヒトに存在するか否かはしばらく議論の的でしたが、1998年にDimitrijevicら2)は完全対麻痺患者の腰髄膨大部付近を一定の周波数で硬膜外電気刺激を行い、リズミックな歩行様運動を誘発することに成功。この事実は、ヒトの脊髄内の神経群が脳から独立してリズミックな運動を惹起しうるという証拠を示したことになる。Yangら3)は、ハーネスで支持された乳児がゆっくり動くトレッドミル上で歩行様の下肢の交互運動を行ったと報告。足底や股関節からの感覚入力刺激がCPGを賦活化させたと考えられる。リズミックな運動がリハビリテーションに応用されている。

①脳からの下行性入力がCPGのニューロン1を興奮させ、その興奮は伸筋の運動ニューロンにつ伝わり、伸筋が収縮する。 ②伸筋が収縮すると、筋紡錘や腱、皮膚や圧受容器からのフィードバックがCPG、伸筋の運動ニューロンに入力され、CPGの促通や抑制が行われる。 このように感覚入力がCPGや運動ニューロンにフィードバックされることでリズミカルな歩行様運動は洗練され、より安定性の高い運動になるのである。 

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ラテラルライン(LTL): 静止時は、テントのワイヤーのような役割を持ち、身体の左右のバランスを保つ。 体幹の屈曲や伸展は人間の基本的な動きであり、その際に両側から身体の制御を図っている。動きの中での調整可能なブレーキや、また止まっている時の姿勢の安定をつかさどるライン。

ラテラルラインを構成する筋肉:頭部板状筋 頸部板状筋 胸鎖乳突筋 外肋間筋 内肋間筋 外腹斜筋 大殿筋 中殿筋 大腿筋膜張筋 腸脛靭帯 腓骨筋

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声帯は気管の入り口にある喉頭に位置する。

 外肋間筋は、胸部の筋肉のうち、胸壁肋間隙にある胸壁筋のうちの一つ。肋骨外面を起始とし、肋間隙を後上方から前下方に走りながら、次位の肋骨に停止する。 肋骨を引き上げる作用がある。肋間神経支配。

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何よりそのことを考えている時間が好きである“すばらしい仕事をするには、自分のやっていることを好きにならなくてはいけない。まだそれをみつけていないのなら、探すのをやめてはいけない”(スティージョブズ

知る事は好きに及ばず。好きは楽しむに及ばず。(孔子

エフィカシー(自己効力感)を高める為に・・・  自分を承認する(アファメーション 肯定的断言)   他者を承認する(二人称を褒める、認める、話を聴く)  褒めてもらう

カルシウムの蓄積と痛み:体は骨に必要なカルシウム量を維持するために、 腸からの吸収と尿からの排泄でバランスをとっている。しかし、尿から排泄しきれなかったカルシウムは、 加齢と共に体内(血管内膜や関節内の腱、靭帯)に蓄積する。蓄積してしまっただけでは何も起きないが、些細なことをきっかけに異物反応(体にとって邪魔なものを除去しようとする反応)が発生すると、 自己防衛機能でカルシウムを攻撃し、関節内で炎症による激痛が発生する。自己防衛力は若いほど強いため、炎症が激しい(=激痛)が、 その分、鎮静化しやすい。高齢になると防衛力が弱いため、炎症は激しくが、鎮静化までに時間がかかる。

立脚相に股関節では大殿筋と大内転筋が伸展位を保持し, 中殿筋, 大殿筋上部, 大腿筋膜張筋が左右側方向の支持性を確保する. 膝関節は屈曲位で踵接地して床からの衝撃を吸収し, 体重を支える.

息を吸うとき、すなわち吸気には外肋間筋と横隔膜が同時に収縮し、胸郭を拡げて、胸腔内を陰圧にして肺を膨らませる。息を吐く時は、こ れらの筋肉が収縮を止めて、弛緩する。肺はゴム風船のように自分で収縮する性質を持っています。従って、胸郭を拡げる筋肉が弛緩すると、肺は自らの縮む力で収縮して、息を吐き出します。安静時呼吸では呼気時に働く筋肉はありません。

キリスト:艱難は忍耐を生じ、忍耐は練達を生じ、練達は希望を生ず。あなたの父母を楽しませ、あなたを産んだ母を喜ばせよ。急いで得た富は減る。少しずつたくわえる者はそれを増すことができる。あすのことを誇るな。見てもらおうとして、人の前で善行しないように注意しなさい。自分の口と舌とを守る者は、自分自身を守って苦しみに会わない。

長腓骨筋:起止腓骨頭  停止内側楔状骨、第一中足骨  作用底屈、外反  外果の後方を通過して、内側楔状骨・第一中足骨に停止。 浅腓骨神経支配

識別性触覚:触れている部位や、物体の性状がわかるような精密な触覚。「人差し指でコインを触っている」など。

後索-内側毛帯路:識別性触覚や深部感覚を伝える

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 ブラウン・セカール症候群:障害側にみられるもの・・・随意運動麻痺、深部感覚麻痺、血管運動の障害。 反対側にみられるもの・・・温度覚麻痺、痛覚麻痺。 両側にみられるもの・・・触覚障害

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腹圧 : 横隔膜や骨盤底筋、腹横筋など胴体を囲む筋肉の収縮によって生じる腹腔内の圧力。多裂筋も含む。

 小脳を栄養する動脈:前下小脳動脈 後下小脳動脈 上小脳動脈

椎骨動脈から分岐:前下小脳動脈 後下小脳動脈

脳底動脈から分岐:上小脳動脈

棘上筋:回旋筋腱版のひとつ。肩関節外転(初期外転)に作用する。肩甲上神経支配。肩甲骨棘上窩⇒上腕骨大結節上部 

第三腓骨筋:腓骨下部⇒第五中足骨基底部  深腓骨神経支配  作用は背屈/外反

後脛骨筋:作用は底屈/内反  脛骨神経支配  骨間膜⇒舟状骨、全楔状骨 

ワセリン<プロペト<サンホワイト という順番でより純度の高いワセリン。サンホワイト自身は、香料・着色料・保存料などの添加物が配合されておらず、ほぼ完全に純粋な炭化水素の塊。

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 PNF(ピーエヌエフ、Proprioceptive Neuromuscular Facilitation、固有受容性神経筋促通法)は1940年代にアメリカで誕生した促通手技の一つの方法である。

努力呼吸時:吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が使われる。

呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋といった呼吸補助筋が補助的に用いられる。

脊髄を上行する伝導路の後索路は、脊髄で左右交叉しない。したがって後索路を通る深部感覚、2点識別型触覚の麻痺は障害側に現れる。

脊髄視床路は脊髄で左右交叉するため、これを通る温度覚、痛覚、原始的触覚麻痺は反対側に現れる。

斜角筋:頚部脊柱の横突起から平行に走る細長い筋肉。前斜角筋と中斜角筋、後斜角筋、最小斜角筋の4部に分けられる。 頭部を側方へ傾けるが、呼吸補助筋としても機能する。前/中/後斜角筋は頸神経叢/腕神経叢 支配。最小斜角筋は腕神経叢支配。

安静呼吸:吸気は主に横隔膜の収縮によって行われ、外肋間筋も使用される。

呼気は筋肉を用いず、伸展された肺の受動的反跳(ふくらんだ肺が自然にもとに戻ろうとする力)によって行われる。

努力呼吸時:吸気には胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋が用いられる。

努力呼気には内肋間筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋といった呼吸補助筋が用いられる。

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 血糖値:正常値は空腹時で110mg/dl以下です。 随時に採血した血糖が200mg/dl以上なら糖尿病型とよばれ、別の日にもまた200mg/dl以上なら糖尿病と診断。

 

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 板状筋:緊張型頭痛に関連する筋肉の一つである。緊張型頭痛

緊張型頭痛が発症する原因としては、精神的・身体的ストレスや筋肉の緊張などが複雑に絡み合っていると考えられている。

身体拘束 例外3原則:切迫性 非代替性 一時性

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アズハイム体操3つの原則 朝の生活リズム 運動習慣 社会参加

アズハイムリハビリ4本の矢 個別機能訓練 生活リハビリ 集団体操 体力測定

薄筋は股関節の内転・屈曲・伸展や膝関節の屈曲・内旋を行う。恥骨下枝⇒脛骨粗面内側部。停止部は半腱様筋、縫工筋とともに鵞足を構成している。

顆状関節 - 関節頭は楕円形で関節窩が浅い。運動は靭帯により一方向か二方向に制限される。

球関節 - 関節頭が球状で関節窩が浅く運動は多方向性・・・肩関節。腕橈関節。肩甲上腕関節 等

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膝関節は、膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨から成る関節。機能的には蝶番関節に近く、構造的には顆状関節に分類。関節半月は線維軟骨で構成。脛骨大腿関節、膝蓋大腿関節で構成。

腓腹筋(Gastrocnemius muscle)は足関節(距腿関節 脛骨/腓骨/距骨からなる関節 螺旋関節)の底屈、膝関節の屈曲を行う。該当部位をふくらはぎ(英: calf、カーフ)という。 腓腹筋は内側の筋肉を内側腓腹筋といい、外側の筋肉を外側腓腹筋という。大腿骨内側顆の上方で内側頭をつくり、外側顆の上方では外側頭をつくって起こり、ヒラメ筋の腱と合流して、ともに踵骨隆起で停止する。脛骨神経支配。足関節の底屈は距腿関節(螺旋関節)で行われる。

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肘関節(蝶番関節)は腕橈/腕尺/上橈尺関節から成る。

肋間神経支配の筋肉:腹直筋(T5-T12) 外肋間筋 内肋間筋 外腹斜筋 内腹斜筋 後鋸筋 等

大腿二頭筋(biceps femoris )。 起始部が長頭と短頭に分かれている。長頭は坐骨結節で半腱様筋と総頭をつくってから起こる。短頭は粗線の外側唇の中1/3と外側筋間中隔から起こる。両頭は合して、腓骨頭に停止。支配神経は長頭は脛骨神経(L5~S2)、短頭は総腓骨神経(S1とS2)。

ロンベルグ徴候陽性となる病態はどれか。 解答: 脊髄性運動失調 【解説】 ロンベルグ徴候 開眼した状態で両足をそろえつま先を閉じて立たせ、身体が安定しているかどうかを観察する。次に閉眼させて同じように身体の安定をみるテスト。 閉眼時に身体の動揺が大きく倒れてしまうようなときをロンベルグ徴候陽性。(深部感覚障害) 脊髄の後根・後索をおかす疾患で陽性となる。(脊髄癆など) ※小脳失調ではロンベルグ徴候陰性となる。

ドネペジル は、アルツハイマー認知症レビー小体型認知症進行抑制剤として利用される。エーザイの杉本八郎らにより開発された。機能性胃腸症に使用されるアコチアミド(アコファイド)に機序が似ているため、併用すると効果が強く現れる場合がある。 ドネペジル塩酸塩 は、アリセプトという商品名でエーザイから発売され、かつては海外市場おいてはファイザーとの提携により、同名(Aricept)で販売されている。アリセプトは日本国外市場でも市場占有率8割以上を誇る。

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 スルホニル尿素(SU剤)は「弱った膵臓に 鞭うってむりやりインスリンを出させる」 薬なので今はあまり使われない。現在の主流は速効型インスリン分泌促進薬やインクレチン関連薬。

ふくらはぎの筋肉は収縮・弛緩を繰り返しており、これが下半身に重力である静脈血を心臓に打ち上げる原動力になる。血液は下半身に70%あるため、ふくらはぎの筋肉が弱い人は心臓に強い負担がかかり、心臓が早く老化して心臓病になりやすい。ふくらはぎの筋肉のポンプ機能が正常に動作しているかどうかは、血管超音波検査で確認出来る

バリスム動画・・・minor hemiballismus episode - YouTube

不随意運動のひとつ、バリスム(ballism)について、片側性のもの(ヘミバリスム)は、対側の視床下核が責任病巣とされることが多い。運動は急速かつ粗大で持続的、体幹の近い部分で強く起こる。上下肢全体を投げだす、または振り回すような大きい不随意運動。視床下核脳梗塞脳出血で反対側に起こることが多い。

COPD慢性閉塞性肺疾患は、気管支や肺に障害が起きて、呼吸がしにくくなる肺の「生活習慣病」で、喫煙と深い関わりがある。

平衡反応 傾斜反応:身体の軸を崩すほどに支持面が傾くと、傾きとは逆の方向に身体が立ち直る反応。自動車に乗っていてカーブするときに起こる体幹の捻れと傾きはこの反応。

平衡反応では、まず傾斜反応が出現し傾斜による重心の移動を防ぎ、 体軸の平衡を保持するために体全体に運動が生じる。

上肢:パラシュート反応  下肢:ホッピング反応 ステッピング反応 傾斜反応 等。

大内転筋:恥骨下枝 坐骨結節⇒大腿骨粗線内側唇  

大内転筋作用:股関節内転 伸展 外旋  支配神経:閉鎖神経 脛骨神経

AO分類:大腿骨頸部骨折 転子部骨折の両方に使われる。

人工股関節置換術:前方侵入の場合、股関節伸展・内転・外旋が脱臼肢位となる。

大腿骨頭と臼蓋の部分を置換する全人工股関節置換術。

臼蓋はそのままで大腿骨頭の方を置換する人工骨頭置換術。

内肋間筋は、肋骨を内側を繋いでおり、収縮すると肋骨が引き下げられて(斜め下方向に向くイメージです)胸郭が縮む方向で動く。そうして、空気が外に吐き出される。つまり内肋間筋は息を吐くための呼息筋。外肋間筋と内肋間筋の交互の収縮によって呼吸が行われる。その時の動きが、バケツの取っ手を上げ下げするような動きに似ているため「バケット・ハンドル・ムーブメント」と呼称される。

大腿筋膜張筋:股関節屈曲、外転、内旋  膝関節外旋  上殿神経支配  上前腸骨棘⇒腸脛靭帯を経て脛骨外側顆  

前斜角筋:肋骨を上方に引く作用を持つ。 第三~第六頚堆の横突起⇒第一、第二肋骨。また、前斜角筋と中斜角筋で斜角筋隙をつくっている。

鎖骨下動脈は、①前斜角筋と中斜角筋の間、②鎖骨と第1肋骨の間の肋鎖間隙、③小胸筋の肩甲骨烏口突起停止部の後方を走行。それぞれの部位で絞めつけられたり、圧迫されたりする可能性がある。

アドソンテスト:被検査者が、痛みやしびれが生じている腕の方向に頭を回転させる。 その後、顎をあげて深呼吸を行わせ、検者が、被検査者の橈骨動脈の脈(拍動)をはかる。 脈拍が弱くなったり、消失したりした場合には、陽性(+)。

ライトテスト:座位で両肩関節90度外転、90度外旋、肘90度屈曲位をとらせると、橈骨動脈の脈が弱くなるか触れなくなり、手の血行がなくなり白くなるとライト テスト陽性。

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 環椎(かんつい、Atlas)は椎骨のうち一番頭側にある骨、第一頚椎のこと。第一頸椎には棘突起がない。

軸椎(じくつい、アクシス

第七頸椎(隆椎)棘突起が大きい

痙縮(spasticity):受動運動の最初のみ強い抵抗があるがすぐに抵抗が減じるのを痙縮。折りたたみナイフ現象ともいう。上位ニューロン徴候のひとつである。痙縮が非常に高度になると抵抗が最初だけではなく持続しrigospasticityと呼ばれる状態になる。下肢の大腿内転筋の痙縮が強いと両下肢が交差してしまい、はさみ脚となる。

固縮(rigidity): 受動運動で最初から最後まで持続的な抵抗が認められることである。筋強剛や筋硬直といわれることもある。抵抗が一定のときは鉛管様固縮、屈筋と伸筋の緊張が交互に亢進してがくがくとした抵抗になる場合は歯車様固縮と表現される。

固縮がある場合は受動運動中急に支持を取り去っても元の位置にとどまる傾向がある。パーキンソン症候群の中核症状である。

固縮、安静時振戦、無動(瞬目減少、仮面様顔貌、運動量の減少、動作緩慢)、姿勢反射障害が4大症状であり、このうち2つが認められるとパーキンソン症候群という。

神経学的診断では膝蓋間代、足間代(足クローヌス)を検査することが多い。

特に足クローヌスは錐体路障害がある場合に観察しやすい。

アキレス腱が縮んだ状態(足関節底屈位)から急に足底を上に押し上げる(アキレス腱が伸びた状態にする)と、下腿三頭筋のクローヌスが起こって足部が上がったり下がったりする運動を繰り返す。

足クローヌス出現は、アキレス腱の深部腱反射が亢進していることと同じ意義。錐体路障害があることを示す。

浸透圧とは:血管内に水分を保つ力。血液内の栄養が少なくなると、浸透圧は低下する。

ケイデンス:平気は120歩/分

歩幅:20代平均75㎝前後  70代平均55㎝前後

歩隔:平均5~13㎝

足の長軸の外旋約7°が平均。

背臥位褥瘡好発部位:後頭部 肩甲骨部 肘頭部 仙骨部 踵部

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バビンスキー反射(バビンスキー徴候):患者の足を左手で固定して、爪楊枝の頭部で足底の外側を踵から上にゆっくりと第5趾のつけね付近までこする。第1趾の背屈がみられた場合を陽性とする。必ず両側を検査する。

膝クローヌス :仰臥位、下肢を伸展させ、患者の膝蓋のやや近位側を母指と示指でつまみ、これを下方へ強く押し下げ、そのまま力を加え続けた時、連続して膝蓋が上下に動けば陽性とする。本検査は必須ではない。

足クローヌス:検者の片手を膝の下にいれ、膝関節を屈曲した状態で他方の手を足底において急激に背屈させた時、連続して足が背屈底屈を繰り返せば陽性とする。

リウマチ 骨性強直:骨に虫食いのように見える骨びらんを認める⇒骨びらんが増加し、関節裂隙狭小化⇒関節軟骨が薄くなっていく⇒一部の関節裂隙が消失し、骨と骨がくっついてしまった(骨性強直)ように。

ツロブテロールテープ:皮膚から吸収されて気管支平滑筋のβ2受容体を刺激することで、気管支を拡張。対象疾患:気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞性障害に基づく呼吸困難。

上位運動ニューロン:大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞

パーキンソン病患者:健常者に比べ,有意に重心位置が後方に偏奇している。足圧中心軌跡の動揺振幅が有意に大きい。

閉塞性肺疾患所見:呼気延長、1秒率の低下、喘鳴、残気量の増加、%肺活量には変化がないこと

閉塞性肺疾患種類:気管支喘息、慢性気管支炎、肺気腫、びまん性汎細気管支炎

冠動脈:心筋に酸素や栄養素を供給する

冠動脈は左冠動脈、右冠動脈にわかれる。

全失語:左大脳半球のシルビウス裂周囲の広範に渡る損傷により「聞く」「話す」「読む」「書く」全ての言語機能が重篤に障害される失語。特定の言葉の自動的発話(残語、再帰性発話)がみられることもある。

 左大脳半球の上側頭回後部(ウェルニッケ領野)周辺の損傷に関連深いことから「ウェルニッケ失語」とも呼ばれる。発話は流暢、一般になめらかな発話の割りに内容には乏しく、言葉の聴覚的理解面が著しく障害されるのが特徴。発話では言い間違い(錯語)が多く出現し、意味不明な新造語(ジャーゴン)もみられる。

論文の構成:1何をしたか 何をしたいか  2結果 何をしたか 詳細  3実験結果  4他との違い  実験方法

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 1秒率(FEV1.0%):肺活量測定するとき、最初の1秒間に全体の何%を呼出するかの値。肺の弾力性や気道の閉塞の程度を示す。弾力性がよく、閉塞がないと値は大きい。

肝硬変、アルブミン:肝硬変ではアルブミンが肝臓内で作られにくくなり、低アルブミン血症となる。

アルブミン血症:血管内の水分が血管外に移動してしまう。結果、腹に水が溜まったり(腹水)、 胸に水が溜まったり(胸水)してしまう。

血清アルブミン:血液中のタンパク質の一種。総たんぱくの約6割を占める。栄養・代謝物質の運搬、浸透圧の維持などの 働きを行う。アルブミン値 3.5g/dl以下(基準値 3.8g~5.3g/dl)を栄養不良とみなす。

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ティネル徴候/ファレンテストでわかるのは、手根管症候群(正中神経が圧されているかどうか)の有無。

バソプレッシン:ヒトでは視床下部で合成され、脳下垂体後葉から分泌。血圧上昇効果有。抗利尿効果。

折り畳みナイフ現象:運動の速度で抵抗が変わり、速く動かすと抵抗も大きくなる。侵される筋は屈筋か伸筋かのいずれか。 上下肢を動かして受ける抵抗は一方向のみにとくに大きい。痙直は錐体路障害によって出現するので、他の錐体路障害を伴う。

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手根管を通る筋腱・・・橈側手根屈筋腱  長母指屈筋腱  正中神経  浅指屈筋腱  深指屈筋腱

股関節伸展可動域:参考可動域15°  腹臥位、膝関節伸展位で股関節を伸展させる。

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三叉神経は、12対ある脳神経の一つであり、第V脳神経。三叉とはこの神経が眼神経(V1)、上顎神経(V2)、下顎神経(V3)に分かれることに由来。体性運動性と知覚性の混合神経であり、脳神経の中で最大の神経。

 ファンクショナルリーチテスト:転倒予測基準値は15㎝。15㎝では転倒リスク大。25~30cmで平均。30cm以上で、転倒しにくい。

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↑薄筋の画像

 

動脈血酸素飽和度は100%,静脈血酸素飽和度は70%,毛細血管内血液酸素飽和度はその間の85%で,ヘモグロビン濃度が15 g/dlとすると,毛細血管内血液の還元ヘモグロビン濃度は2.25 g/dlである.

還元ヘモグロビン濃度が5 g/dl以上になるのは,毛細血管血酸素飽和度は67%以下になった時となる.

動脈血酸素飽和度が低下して生じる中枢性チアノーゼの場合:動脈血酸素飽和度が82%より低下した場合に毛細血管血酸素飽和度が67%を下回りチアノーゼが生じる.

座位の時の支持基底面:足底 大腿後面 坐骨

座位姿勢時の重心の位置:第9胸椎の前方

重心(座位時 第9胸椎前方)から下ろした垂線が支持基底面と交わる点、すなわち圧中心点が収まっている。安定して座るためには、支持基底面を広くして(手をついたり、道具を使用して)、支持基底面中心付近に圧中心点がくるように配慮する。

 基本的座位姿勢を矢状面から観察した時、上半身の重心は第9胸椎の前方に位置する。

寝返りには屈曲回旋パターン 伸展回旋パターンがある。頚部 上肢 骨盤 下枝 からの開始するパターンがある。

支持基底面(base of support:BOS)とは,体重や重力により圧を感じることができる身体表面(支持面)とその間にできる底面のことをいう。

浮腫とは体液量増加による間質の腫脹 と定義される。

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 血漿蛋白質による浸透圧(水を血管内に保とうとする力)を膠質浸透圧という。

 右心房:上・下大静脈からの静脈血を受け、三尖弁を経て右心室へ送る。

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8個の頸髄神経髄節の内、第一頸髄神経は頭骨と第一脊椎骨の間から出る。第二頸髄神経は第一脊椎骨の下部からでる。第八頸髄神経は第七脊椎骨の下部から出る。

末梢性チアノーゼ:動脈血の酸素飽和度が正常にも関わらず、末梢循環不全に伴い組織における酸素の過抽出が生じ毛細血管内の還元ヘモグロビンが増加するために生じる。

やる気がない時の思考方法:作業が終わったり、完遂したあとの楽しみを考える。誰が喜んでくれるのか考える。終わったら楽になるということを思い出す(筋トレ等)。

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 筋緊張コントロール:運動野(Brodmannの第4.6領野)   基底核   中脳(網様体)   前庭   脊髄

姿勢反射:位置覚に関連する全身の知覚により、反射的に全身の筋が適度に緊張し、体の位置、姿勢、運動における平衡を保つことを姿勢反射。

立ち上がり層ごとの筋活動:体幹前傾 大腿直筋 縫工筋 前脛骨筋   次 内側/外側広筋   上方へ行く層 ハムストリングス 大殿筋 脊柱起立筋 腓腹筋

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ウェルニッケ失語(感覚性失語,受容性失語):理解力の障害がひどく,なめらかに話すことができても,意味不明な話になりやすい。ウェルニッケ失語における病態失認というのもある。

大腰筋:起止=第12胸椎 1~4腰椎側面  停止=小転子  作用=股屈曲 脊柱屈曲   腰神経叢支配

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 脳下垂体後葉から分泌:バソプレッシン(血圧上昇/抗利尿) オキシトシン(中枢神経での伝達物質)

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平衡反応は大きく2つにわけられる: 重心を支持基底面内に収める反応    新しい支持基底面を作る反応  の2つ。

カウンターウェイト・カウンターアクティビティ、カウンタームーブメントの3つは「重心を支持基底面内に収める反応」に入る。

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体幹左側屈、左肩関節外転もはいっている。

 

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本田圭佑「僕は新しいことに挑戦することが好きなんです。日本は僕にとって快適すぎます。日本にいることで、自分自身が挑戦しなくなってしまうかもしれないのが怖いんです」と、Jリーグに戻らない理由を説明した。

 大手町乗換線:千代田線 丸の内線 都営三田線 半蔵門線 新幹線 東西線

アドソンテスト:胸郭出口症候群の中で、斜角筋症候群の検査方法。腕神経叢と鎖骨下動静脈は、前斜角筋と中斜角筋との間を通っている。

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 腸骨大腿靭帯 付着:下前腸骨棘⇒転子間線

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リウマチは関節が脹れて痛くなるだけでなく、肺、腎臓、眼など全身に広がる自己免疫疾患。

リウマチの病態の主な場所は関節の滑膜という赤い膜であり、リウマチではこの滑膜が正常より余計に増えてしまい骨や関節を侵食していく。

リウマチで滑膜がなぜ増える?顕微鏡で滑膜を見てみると、正常と違う点はマクロファージの増殖そのもの。

股関節外転/外旋位では、骨盤を後方回旋させる方へモーメントが働き後方重心となりがち。

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炎症の5徴:腫脹 疼痛 熱感 発赤 機能障害

 固有覚:は,「固有受容感覚」,「深部感覚」などとも呼ばれる。

固有覚:「身体内部の目」のような働きを している。《前庭感覚》に大きく関係しており,体の様々な部分 の位置や動き,関節の曲がり具合,筋肉への力の入れ具合などを感知する。

身体の平衡は視覚、前庭覚、固有覚(深部感覚の位置覚等)からの情報が. 脳幹を中心とした中枢神経で統合されて保たれる。

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 体幹屈伸: 屈曲45° 伸展30°  基本軸・・・仙骨後面  移動軸・・・第1胸椎棘突起と第5腰椎棘突起を結ぶ線。

フォン・レストルフ効果: 「大多数の中で異なった特徴を持っている一人が記憶に残りやすい心理」 のこと

大腿骨体の背面には粗線が走っている。

表面を3つに分けている。粗線の上部である殿筋粗面には、大殿筋が着く。

粗線の下部には大腿二頭筋が着く。

粗線の遠位端には、内側顆と外側顆の2つの隆起があり、脛骨とともに膝関節を形成する。内側顆と外側顆の間の隙間は顆間窩と呼ばれる。内側顆と外側顆の上部には内側上顆と外側上顆があり、内側上顆の上には内転筋結節がある。

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前斜角筋:起止・・・第3~6頸椎横突起  停止・・・第1肋骨  支配神経・・・頸/腕神経叢   両側作用・・・第1第2肋骨挙上    片側作用・・・頸同側側屈

痛風:関節に激烈な痛みが起こり、発赤や発熱を伴う。尿酸の結晶は比重が高く重力に引かれて足部に沈着しやすいため、痛風発作(痛風性関節炎)は足趾(特に母趾MP関節)に好発する。初発症状は足部であることが多いが、足関節、膝関節から発症することもある。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。また、耳介などに痛風結節と呼ばれる皮下結節を作ることがあり、骨破壊像が見える。

痛風:偽痛風ではピロリン酸カルシウムの結晶により関節炎が誘発。最も多く見られるのは膝関節。痛風に比べて手、足、肩などの大きな関節に多い。片側のこともあれば、両側の関節に発症する。

股関節屈曲 貢献順:大腰筋 腸骨筋 大腿直筋 大腿筋膜張筋

股関節伸展 貢献順:大殿筋 大腿二頭筋 大内転筋 半膜様筋

股関節外転 貢献順:中殿筋 大殿筋(上部) 大腿筋膜張筋 小殿筋

股関節内転 貢献順:大内転筋 大殿筋(下部) 長内転筋 短内転筋

前庭感覚:揺れや重力を感じ取ることのできる感覚。電車をのっているときに重力を感じて身体の傾きを感じて身体を垂直に保つことができる。これは前庭感覚がしっかり働いてくれているおかげ。地球の重力に対しても身体を垂直に保てるのもこの感覚のおかげ。受容器は耳の奥(内耳)にある耳石器と三半規管。

末梢神経⇒体性神経系 自律神経系 

性神経系⇒感覚神経系 運動神経系

自律神経系⇒交感神経 副交感神経

体性感覚⇒皮膚感覚 深部感覚 内臓感覚

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 Ⅰa線維:伸張反射(脊髄反射)の反射弓を構成する神経線維のひとつ。 脊髄反射の最も基本的な神経回路は、Ia線維とα運動ニューロンからなる伸張反射弓である。脊髄後根から入ったIa線維は、脊髄前角のα運動ニューロンに興奮性のシナプス結合をする。

筋繊維の中にある「筋紡錘が 「筋の長さが変わった事を感知する」という 反応を起こす。筋紡錘は筋繊維が急に伸ばされたために その長さが変わった信号をⅠa線維という 神経で刺激を伝える。

筋緊張は網様体脊髄線維により通常は制御され、これは錐体路と併走し、脊髄の伸張反射を抑制する。

脊髄伸張反射に対する上位中枢からの抑制が開放されると、動的γ運動ニューロンの活動性が高まり、その状態の持続により、α運動ニューロンの活動も亢進し、痙性と呼ばれる状態を呈する。

筋が他動的に伸張されるときに抵抗を示し、とりわけ初期に著しく、伸張への力が加え続けられると突然、抵抗が減弱し伸張される。これを「折りたたみナイフ現象」と呼ぶ。

基底核黒質など、いわゆる錘体外路の障害では、γニューロンよりαニューロンの活動性がより優位で、動的γ運動ニューロンの場合とは異なる機序で、静的状態での活動性が高まる。筋の他動的伸張時の抵抗が一様な「鉛管様固縮」間欠的断続的抵抗を示す「歯車様固縮」がある。

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 痙縮(spasticity) 受動運動の最初のみ強い抵抗があるがすぐに抵抗が減じるのを痙縮(折りたたみナイフ現象とも)。上位ニューロン徴候のひとつ。痙縮が非常に高度になると抵抗が最初だけではなく持続し rigospasticity と呼ばれる状態になる。下肢の大腿内転筋の痙縮が強いと両下肢が交差してしまい、はさみ脚となる。

抵抗症(gegenhalten) あたかも検査者の受動運動にさからうかのごとく筋が緊張してしまう現象でパラトニアともいう。意識障害認知症など広汎な脳障害で認められる。

狭心症:心臓の筋肉(心筋)に供給される酸素が不足するために胸部に一時的な痛みや圧迫感が起きる病気。 狭心症の人では、胸骨の後ろの部分に不快感や圧迫感がみられる。 典型的には狭心症は運動時に発生し、安静にしていると回復。狭心症の診断は、症状と心電図検査および画像検査で行う。

心臓は1日に約10万回ポンプとして血液を送り出している。心筋に血液を送っている冠動脈が細くなったり、詰まりかかったりすると、心臓への血液の供給が減る。このように血のめぐりが悪くなることを狭心症という。

肋骨は呼吸時に2つの主要な動きをとる。バケットハンドルムーブメント、ポンプハンドルムーブメントといわれる。

バケットハンドルムーブメントでは肋骨と肋軟骨アーチが挙上する事で、胸郭の横径が増す。下位胸椎において、バケットハンドルムーブメントは大きくなる。

静かな呼吸:胸郭の動きは最小

 著しい痙性:屈伸ともに筋緊張が亢進。痙固縮 固縮痙性等と呼ばれる。Rigospasticity

シューホン型:足関節を背屈位に保持する。軽量で装着が簡単であり、主に下垂足に使用。

オルトップ型:シューホン型装具を短くしたもので、主に軽度の下垂足に使用。

短下肢装具を英語でankle foot orthosis (AFO)

 上位運動ニューロンupper motor neuron:は大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞

反張膝の誘発原因:下腿三頭筋の高緊張による尖足にて下腿後方倒れを引き起こし、反張膝へと移行する高緊張型(尖足性)反張膝。

もう一つは、下肢全体の低緊張にて立脚期の膝折れやスナッピング膝の歩行不安定、その恐怖感を解消するためロッキング歩行を意図的に行い反張膝に移行する低緊張型反張膝。

一般的反張膝の予防・解決法:短下肢装具による背屈位矯正で立脚期の下腿前倒しを行い、膝関節の屈曲モーメントを発生させる手段が多用される。

前脛骨筋:骨間膜⇒内側楔状骨、第一中足骨の足底。 背屈/内反、アーチ維持に働く。

 内側縦アーチ:踵骨 距骨 舟状骨 内側楔状骨 第一中足骨

外側縦アーチ:踵骨 立方骨 第五中足骨

心電図とは:心臓の筋肉に流れる電流を体表面から記録する検査。電流の流れ具合に異常がないかがわかる。1分間に電気が発生する回数である心拍数も測定される。

正常心電図波形は主に、P 波、QRS 波、T 波から成る。

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房室伝導をチェックする場合、まずP波の後にQRS波があるかどうか確認。

P波の後にQRS波がなければ:心房の興奮が心室に伝わっていないということ。

PQ間隔をチェックしましょう。 P波の始まりからQRS波の始まりまでの間隔で、心房興奮の開始から心室興奮の開始までの時間を意味。

浮腫(むくみ)とは、皮膚の下にある皮下組織の部分に余分な水分がたまっている状態のこと。

リンパ管という排水管が何らかの原因で詰まってしまったのがリンパ浮腫。排水管が詰まってしまったためにリンパ管に入れなかった蛋白は、血管外の皮下組織(組織間隙)によどんでしまうことになる。

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片足立ちをすると膝関節にはおよそ体重の3倍ほどの力がかかる。

歩行や階段昇降ではさらに多くの力がかかり、体重の3〜5倍ほどになる。

内反膝が高度のほど、力を受ける面は膝関節内側部のみとなり単位面積あたりの荷重量は増大する。膝OAの悪化を助長する。

外側縦アーチが安定することで ・歩行の蹴り返し時に母趾へ体重をスムーズ移動させることが出来る¹⁾。 ・踵骨棘、足底腱膜炎が生じにくい²⁾1)Thomas C.Michaud 著 加倉井 周一 訳:臨床足装具学 生体工学的アプローチ医歯薬出版2018

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↑大腰筋の話

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体性感覚性神経系 触覚・固有覚(位置覚と振動覚)を伝える後索・内側毛帯路

温痛覚を伝える脊髄視床

WAIS-Ⅲ:言語性IQ(VIQ)、動作性IQ(PIQ)、全検査IQ(FIQ)の3つのIQに加え、「言語理解(VC)」、「知覚統合(PO)」、「作動記憶(WM)」、「処理速度(PS)」の4つの群指数も測定

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長趾屈筋 長母指屈筋等は内果の下を通る。長趾屈筋は2~5趾の末節骨に停止。

距骨下関節(別名:距踵関節)・・・

距骨下関節の回内は踵接地の瞬間に始まる。この時、距骨下関節は“緩みの位置”にある。踵接地時の衝撃吸収を行っている。

また、足趾離地において距骨下関節は“締りの位置”にある。これにより、下肢で生じた力が効率的に地面に伝達される。

距骨下関節は“緩む”ことで踵接地時の衝撃吸収を行い、“締る”ことで足趾離地時の安定性に貢献する。

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スタンスフェーズにおいて、距骨下関節には回内、脛骨には内旋が生じる。従って、距骨下関節が回内することにより、脛骨に生じる内旋の衝撃吸収を行っている。

スィングフェーズでは、脛骨には外旋方向への運動が生じる。この時、距骨下関節は回外することにより、関節にかかる負荷の衝撃吸収を行っている。

また、距骨下関節が回内位の時、同側下肢は短下肢になっていて、踵接地時に衝撃吸収が行われている。この時、反対側に比べ最大1cmの短下肢になっている。さらに、距骨下関節に十分な回内が生じることで、脛骨に大腿骨よりも早い段階で回内が発生し、可動域も大きくなる。これにより、膝関節のロックが解除され、膝には屈曲が生じます(膝屈曲位では同側下肢が短下肢となるため、衝撃吸収が起こる)。

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線条体 (被穀+尾状核):  意思決定を司る部位 。運動機能への関与が最もよく知られる。意思決定(依存や快楽)などその他の神経過程にも関わる。 線条体機能低下により対人恐怖症、社会恐怖症に成るケースが多い。

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食欲/性欲などの人間の欲求や、好きか、嫌いかという感情も大脳辺縁系が司さどる。大脳辺緑系の中にあるアーモンド状の形の扁桃体が、この情動に関して最も重要。

脛腓関節: 足関節を背屈させると,脛骨と腓骨の間は広 くなり,逆に底屈させると間隔は狭くなる.

足関節の背屈運動時に外果が上方,外側に移動することは諸家の報告で統一している。

回旋に 関しては内旋する,外旋する,回旋しないとの さまざまな報告がある.

距腿関節の底背 屈運動に伴う脛腓関節の運動について,当教室 における研究の結果,運動は脛骨に対する腓骨 の動きで表され,内旋および外旋のパターンが ほぼ同率で存在することが明らかとなった.

炎症が起きている関節は天気の影響を受けやすい。代表的なのが膝痛。「変形性膝関節症や、免疫異常で関節に炎症が起きるリウマチを持つ人は、雨が降る前に痛みを訴える人が多い」普段は痛くないのに悪天候でひざが痛む人は、隠れリウマチの可能性もある。関節の天気痛は、気圧の変化に湿度や気温の変化が加わることでも悪化しやすい。

関節リウマチ:関節がこわばる、痛いといった症状は、関節を包む滑膜の炎症が原因。炎症は手足の小さな関節で起こりやすく、長い経過を通してみると左右対称にあらわれる。

上位運動ニューロンは大脳皮質運動野や脳幹に始まり、運動情報を下位運動ニューロンに伝える経路、またはその神経細胞。目標器官である筋を直接刺激する下位運動ニューロンに対する概念。

上位運動ニューロン 四肢随意的運動:皮質脊髄路

上位運動ニューロン 錐体外路系 不随意運動調節:網様体脊髄路

上位運動ニューロン 平衡感覚の情報に伴う不随意的な四肢の姿勢維持。:赤核脊髄路

横突棘筋:インナーマッスルの1つ。横突棘筋のうち、上側の筋群を半棘筋、中間の筋群を多裂筋、下側の筋群を回旋筋とよぶ。腰椎横突起から頚椎棘突起までをつないでいる。

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足のアーチがクッションのような弾力性を有するために、“足底腱膜”と言う強靭な縦走線維束が足裏の踵骨から足趾に向かい扇状に張っている。

 アーチの破綻した足は、クッションやバネの役割が失われているため、疲れ易く、歩きにくいといった症状を伴う。足底に胼胝(たこ)が出来ている人の多くもこのアーチ構造の破綻が原因。

 エデンテスト:被検査者が胸をはる。 その後、被検査者の両腕を後ろ下に引っ張る。 この際、橈骨動脈の脈拍が減弱ないし消失した場合には、陽性。 鎖骨と第一肋骨との間には、腕神経叢と鎖骨下動脈が通る。エデンテストが陽性の場合には、肋鎖症候群が疑われる。

アルブミン血症では膠質浸透圧が低下するため、循環血漿量が維持できずに間質に流出してしまい、全身性浮腫や血管内脱水の原因となる。

横アーチ 中足骨レベル:1~5中足骨頭

横アーチ 楔状骨レベル:3つの楔状骨 立方骨

横アーチ 後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

下位運動ニューロンとはその細胞体と樹状突起が中枢神経系内に存在し、軸索は末梢神経となって伸び、錐外筋線維とシナプスするニューロン

運動ニューロンとは骨格筋を支配する神経細胞。細胞体は主に大脳皮質の運動野と脊髄前角にある。脊髄前角細胞までを上位運動ニューロンといい、脊髄前角細胞以下を下位運動ニューロンという。

介護業界2018年3月決算:ニチイ SOMPO ベネッセ ツクイ ユニマット・リタイアメント

黒質の役割:線条体ドーパミンを送り興奮を抑制。視床へ抑制の出力。

基準値:総たんぱく:6.7~8.3 g/dL  アルブミン:3.8~5.3 g/dL

運動神経とは、体や内臓の筋肉の動きを指令するために信号を伝える神経。頭部では脳神経、体部では脊髄神経として、中枢から離れて末梢に向かうので、遠心性神経とも呼ばれる。

伸張反射とは、脊髄反射の一つで、骨格筋が受動的に引き伸ばされると、その筋が収縮する現象。 この収縮は筋肉の伸展を、その筋肉の中にある筋紡錘が感受しておこる。とくに伸張反射は、重力に対抗して身体を支える筋(抗重力筋)に著明。

腱に存在する受容器をゴルジ腱器官。

スタティックストレッチでは、伸張反射を誘発させずにⅠb抑制により筋を弛緩させるか。

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 ゴルジ腱器官の反射:筋腱に持続的な伸張が加わるとその筋の収縮を抑制する反射。Ib抑制や自原反射とも呼ばれる。筋腱が伸長されると筋腱移行部にある受容器(ゴルジ腱器官)が活動して,求心性の感覚ニューロン(Ⅰb感覚ニューロン),脊髄の抑制性介在ニューロンの順に興奮が伝わる。次に抑制性介在ニューロンが遠心性の運動ニューロン(α運動ニューロン)を抑制し,その筋の活動を妨げる。その一方で拮抗筋には運動ニューロンを興奮させるような反射が起こり,筋活動が促通。

後脛骨筋: 起止・・下腿骨間膜  内果の後方を通り  停止・・舟状骨 3つの楔状骨   作用・・内返し 底屈

補足運動野:自発的な運動の開始、異なる複数の運動を特定の順序に従って実行する、両手の協調動作など)を果たしていることが明らかにされている。

当初補足運動野は6野内側部全体を占めていると考えられていたが、現在では補足運動野は6野内側部後方を占める一方、6野内側部前方部は前補足運動野として区別される。

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体幹屈曲 貢献度:腹直筋 外腹斜筋 内腹斜筋

体幹伸展 貢献度:脊柱起立筋 腰方形筋 半棘筋 多裂筋

脊柱起立筋:内側 棘筋(頭頚部、胸部)  中間 最長筋(頭頚部、胸部)  外側 腸肋筋(頚部、胸腰部)

固有覚の情報:大脳皮質だけでなく小脳へも伝えられ、その経路は3つある。第二腰髄以下の固有覚情報は、感覚受容器(ゴルジ腱器官や筋紡錘)から腹側脊髄小脳路または前脊髄小脳路と呼ばれる経路を通って脊髄に入る。

頭痛: 咬筋がこわばってくると、一緒になって頭と首のほかの筋肉も緊張する。 例えば、「後頭下筋群」(頭の後ろの底部にある筋肉グループ)や、「前斜角筋」と「中斜角筋」(首の筋肉)など。「その力があまりにも大きいと、緊張性頭痛が起きます」(リーヴィー)

腰椎:文献では屈曲40~50°とも言われているが、骨盤を固定して屈曲させると15°前後しか屈曲しない。回旋角度は5°程度である。つまり腰椎は動かないもので、股関節や肩甲帯によって体幹は動いている。股関節や肩甲帯の動きが悪いと腰椎に負担がかかり腰痛の原因になる。

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腸骨大腿靱帯:関節包の前面を補強する強靱な靱帯であり、寛骨臼の上縁から起こり転子間に付着する.靱帯の上部は伸展・内転・外旋で緊張し,下部は伸展・外転・内転・外旋で緊張する.

大腿骨頭靱帯:靭帯の中を閉鎖動脈の寛骨臼枝が通り,小児では大腿骨頭の栄養血管として作用するが,成人では血管は退化し閉鎖する.

関節包は強靱で前方でとくに厚い.

骨頭と臼蓋の関節面の曲率はほぼ一致し,接触面が広く適合性がよい.

寛骨臼の周辺に付く関節唇は,関節窩をさらに深くし骨頭との適合性を高める.

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 股関節には3つの関節包靭帯がある。腸骨大腿靱帯、恥骨大腿靱帯、そして坐骨大腿靱帯。これらは、それぞれの靭帯の名前が示す部分から起こり、全て転子間線に停止を持つ。

大腿骨頚の95%は関節包によって覆われている。関節包に覆われていない部分は、大腿骨頚後部にある。 これら3つの関節包靭帯は、中立位において捻れた状態で走行しているため、股関節伸展位において緊張(伸張)し、屈曲位において弛緩する。したがって股関節は最大伸展位において最も安定している。一方、屈曲に内転を加えたポジションが最も不安定になる(関節の遊びが大きい)。

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外側半月はほぼ環状を呈する。その付着部はたがいに近接しており、半月の幅はだいたい同じである。外側半月は内側半月よりも可動性が大きい。

パーキンソン病では黒質線条体ドーパミン神経が減少し筋固縮、振戦、無動などの運動症状が起こる。また抗精神病薬などドーパミン遮断薬の副作用としてパーキンソン症候群が起こることがある。 中脳皮質系ドーパミン神経は、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われている。新しい知識が長期記憶として貯蔵される際、ドーパミンなどの脳内化学物質が必要になる

脊髄前角は前角細胞 (運動神経細胞)がある。錐体路ニューロンが接続し、骨格筋を支配する。

内側毛帯は識別性触圧覚並びに深部感覚の伝導路である後索-内側毛帯路の二次ニューロンが通過する。

痛覚は外側脊髄視床路により伝えられる。

 

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痛覚と温度覚は、脊髄神経節細胞の末梢突起が形成する自由神経終末で受容され、中枢突起をへて脊髄の後角に入る。ここで二次ニューロンに後退し、二次ニューロンから出た神経線維は交差して反対側の側索にある外側脊髄視床路を上行して視床に至る。視床で三次ニューロンに乗り換え、その神経線維は内包を通り、大脳皮質の中心後回にある体性感覚野に入る。

前脊髄小脳路:交叉性

後脊髄小脳r路:非交叉性

温痛覚:受容器からのAδ 、C、Ⅲ、Ⅳ群神経線維が脊髄後角に入り、そこで次のニューロンシナプスを作る。 2次ニューロンは反対側の側索を上行し視床へ到達する。 視床で更にニューロンを変え、3次ニューロンは内包を通って大脳皮質中心後回へ到達する。・・・外側脊髄視床路を通る。

脊髄視床路:脊髄後根に入った後、脊髄内で交叉して側索もしくは前索を上行し、視床ニューロンを換え、視床から内包を通って大脳皮質感覚野に届く。 温覚・痛覚・触覚の一部(軽い触覚)を伝える。

脊髄延髄路(後索路):脊髄後根に入った後、後索を上行し延髄の薄束核・楔状束核でニューロンを換え、反対側に渡り内側毛帯を通って、視床でまたニューロンを換えた後、内包を通って大脳皮質感覚野に届く。 触覚の一部(粗大な触覚)と深部感覚を伝える。

脊髄小脳路(非意識型深部感覚を伝える): 側索を上行し延髄から下小脳脚を通って小脳虫部の皮質に終わるのが後脊髄小脳路(非交叉性)、上小脳脚を通って小脳虫部に至るのを前脊髄小脳路(交叉性)という。 これらは2個のニューロンからなり、大部分は交叉すること無く同側性に走る。 運動や姿勢維持などの調節に関与し反射経路の一部をなして筋や腱からの深部知覚を導く。

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僧帽筋上部線維作用:頸部伸展 肩甲骨挙上/内転/上方回旋

 

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頭部/頚部の棘筋は頭部の伸展/側屈の作用がある。

頭部/頚部の最長筋は頭部の伸展/側屈/回旋を行う。

頚部の腸肋筋は頭部の伸展/側屈を行う。

腸肋筋(脊柱起立筋のひとつ  外側に位置)=頸部、胸部、腰部がある。

血漿浸透圧電解質によって維持される。

膠質浸透圧アルブミンによって維持される。

中間広筋:主な作用は膝関節の伸展.内側広筋は膝関節を伸展させた時に全可動域を通して活動。 中間広筋の生理学断面積は,大腿四頭筋の約15〜40%を占める。また,大腿四頭筋の最大収縮時には伸展モーメントの40〜50%を担っているといわれている。

横アーチ 中足骨レベル:1~5中足骨頭

横アーチ 楔状骨レベル:内側/中間/外側 楔状骨 立方骨

横アーチ 後足部レベル:舟状骨 立方骨 踵骨

深部感覚受容器:筋(筋紡錘(錘内筋線維と感覚性・運動性神経))、腱(ゴルジ腱器官(筋と腱の接合部と腱の中にある線維束))、関節(関節受容器)にあり、伸縮により刺激され、3a野に投射される。身体の運動や位置の変化についての情報を伝える。筋への振動刺激は、運動錯覚を引き起こすことができる。

赤核脊髄路は,随意運動を行う錐体路の働きを助けて関節の屈曲を起こす屈筋に促進的に作用している。

赤核脊髄路前庭脊髄路および網様体脊髄路 それぞれ,中脳の赤核,橋および延髄の前庭神経核網様体から下行して,前角の運動細胞に直接的または間接的に接続する。これらは筋肉の張力や反射を調節している。

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腰方形筋は、腹部の筋肉のうち、腹腔後壁を形作る後腹筋。

腰椎の腸骨稜および腸腰靱帯を起始とし、上方に向かって走り、第12肋骨に付着する。 腰椎を同側側屈作用。両方作用で腰椎伸展。

 

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 γ-nail 術式:大腿筋膜張筋切開  外側広筋切開  中/小殿筋鈍的剥離

T波とは:心臓が収縮して血液を送り出したあと、ゆったりと緩んでいる時の電気的状態。

1つの前角細胞と軸索に支配される筋線維群をすべてまとめて運動単位(motor unit)と呼び、この運動単位は筋収縮を考える際の最小機能単位となる。

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1つの筋は複数の運動単位により支配されることとなり、たとえば外眼筋ではおよそ2000個、腓腹筋では580個の 運動単位を持つ。 1つの運動単位が支配する筋線維数を神経支配 比と呼び、外眼筋ではおよそ13。腓腹筋ではおよそ1720 と報告されておりスキルを必要とする筋では神経支配比 が小さく運動単位数が多くなる。腓腹筋など大きな力を発揮する筋では、運動単位数が少なくなり、神経支配比が大きい。

前頭葉 関連動脈:前大脳動脈 中大脳動脈

小脳性運動失調に対する運動療法:PNF、弾性包帯緊縛法、そして重錘負荷法が柱。そのうち重錘負荷法は、上肢では企図振戦の改善、下肢では歩行時の振り出し、接地位置の安定化、体幹では動揺の改善などが挙げられる。

小脳の栄養動脈:前下小脳動脈  後下小脳動脈  上小脳動脈

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 人工骨頭置換術切開筋など:大腿筋膜張筋切開 中殿筋大殿筋のあいだを拡大 短外旋筋切開 

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腰方形筋:起止 腸骨稜   停止 12肋骨 1~4腰椎肋骨突起

腰方形筋作用:両側で腰椎伸展 努力呼気時に12肋骨固定

腰方形筋片側作用:体幹同側側屈

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 膝蓋下脂肪体は衝撃緩衝作用と潤滑作用がある。

足関節底屈筋:ヒラメ筋 腓腹筋 長腓骨筋

足関節背屈筋:前脛骨筋 長趾伸筋 長母趾伸筋

足関節外返し:長腓骨筋 短腓骨筋 第三腓骨筋

足関節内返し:後脛骨筋 長母指屈筋 長趾屈筋 前脛骨筋

片脚立位における前後方向の重心動揺制御:母趾外転筋強化の有効性が報告されている

片脚立位における側方方向の動揺:重心の側方動揺制御には,小趾外転筋の活動が有効だと考えられている

日本で一番長い川は、信濃川。長さ367キロメートル、長野県東部から新潟県に入り、新潟平野を貫流新潟市日本海に注ぐ、日本最長の川

脳卒中発症後に二次的に生じる痛み:麻痺した手足の筋肉の痛み、肩手症候群など。まず筋肉の痛みは、関節を 動かそうとすると痛みがでることが特徴。筋肉が過緊張の状 態にある場合に無理に急激に伸ばされことによって生じる。次に肩手症候群だが 、肩の亜脱臼を伴い、麻痺した側の肩や手の強い痛み、手の甲の腫れ・熱感、動かした時だけでなくじっと していても痛みがあることが特徴。

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黄疸とは、体内のビリルビンが過剰になることによって、白目や皮膚が黄色くなった状態のこと。

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僧帽筋上部線維   運動動作においては主に頚部の伸展動作及び肩甲帯を拳上、内転、上方回旋させる作用がある。

Q 白癬について質問。爪に生じる場合は?  A 爪白癬は白くというより黄色っぽくなって分厚くなる。巻き爪は関係ない。

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 胸半棘筋:胸椎伸展 同側側屈 反対側回旋の作用。 速筋55% 遅筋45%

肩関節屈曲に強く働く筋:三角筋前部 大胸筋 上腕二頭筋 前鋸筋

 手指屈曲に強く働く筋:浅指屈筋 深指屈筋 虫様筋

中殿筋:前部線維は股関節内旋  後部線維は股関節外旋 に強く働く

 

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胸鎖関節=球関節

肩甲上腕関節=球関節

錘内筋線維内部の固有感覚受容器である筋紡錘が筋の伸展を感知すると、Ia群線維からのインパルスが脊髄に伝えられ、同名筋を支配するα運動ニューロンの興奮が伝わって、筋収縮が起こる。 伸展した筋自身を収縮させる反射であるので,一種のフィードバック反射ともいえる。 拮抗筋は相反性抑制により、弛緩する。

訓練を行わない方が良い:安静時脈拍120以上

訓練を中止:脈拍140以上

訓練を一時中止、回復をまつ:脈拍が運動前の30%増加、2分間の休憩で10%以下に戻らない場合は中止。もしくは極めて軽い運動にする。

僧帽筋は3つの線維からなり,各々で作用が異なる。中部線維はそれ単独で肩甲骨の安定性に関与していて,上部線維と下部線維は同時に拮抗して働くことで,肩甲骨が安定した状態での上部回旋を可能にする。

肋間神経痛は5~9番目の肋間神経に生じることが多く、通常は左右のうち一側に起こる。

特に病的な異常がない原発性肋間神経痛と、何らかの病気に起因する続発性肋間神経痛に分けられる。

原発性肋間神経痛=姿勢や筋肉

続発性肋間神経痛=病気や外傷、解剖学的な異常によって生じるもの。肺炎や骨折。

肝臓に取り込まれる前のビリルビンが増加する病態で、赤血球の破壊が亢進してビリルビンの産生が過剰となることが主な原因です。

血液中のビリルビンが増加すると眼や皮膚が黄色くなり、黄疸と呼ばれる。黄疸では総ビリルビンだけでなく、間接・直接ビリルビンのいずれが増加しているかも病態解析の重要な指標

痛風ピロリン酸カルシウムという結晶が関節炎を起こす。高齢者の膝関節や足首の関節に多くみられる。レントゲンをとると関節の中に石灰化が見られる。

スカルパ三角内に「大腿動脈」と「大腿骨頭」があることで、臨床的な指標として使用される。

スカルパ三角の中心部で大腿動脈の脈をとることができる。

大腿骨頭骨折や変形性股関節症などの股関節疾患では、スカルパ三角での圧痛が認められる。

先天性股関節脱臼の場合、スカルパ三角を強く圧迫した歳、骨頭が感じられない。(スカルパ三角の空虚)

大腿義足の四辺形ソケットで安定した坐骨支持を得るために、スカルパ三角の適度な圧迫が必要なため、指標として使用されている。

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上腕二頭筋/ローテーターカフは上腕骨頭を肩甲骨関節窩に適合させる働きを担う。

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握力は,簡便であり,一般的に用いられる評価。握力は,30 歳代まで増加し, 40 歳代から低下が加速し始める 。握力は,総合的な筋力の指標とされ,肘屈曲筋 力(r=0.64),膝伸展筋力(r=0.53),体幹伸展筋力(r=0.52),体幹屈曲筋力(r =0.44)との関連が報告されている。また,握力は 25 年後の歩行速度や立ち上がり 能力を予測する指標としても有用である。

 

片脚立位:60 歳を過ぎると開眼片足立ちは急激に減少し,5 秒以内の者は転倒ハイリスク者とさ れている。受傷と関係する重篤な転倒との関連も報告されている 。

 functional reach testは特別な機器を必要とせずに,フィールドでも活用できる バランス検査のひとつである。認知機能低下のない地域在住高齢者における再検査信 頼性が確認されており高齢者では 15.2 cm 以下で転倒の危険が高くなる 。

timed up & go test(TUG)は,高齢者における転倒ハイリスク者の選定に有用な評価 指標であり,13.5 秒がカットオフ値とされている 28)。TUG > 8.5 秒では約 20%の転倒経験者が含まれる。

股関節伸展は脚を後ろに振って体を前に進めるための「キック」であり、膝関節伸展は下腿部を前に振って体を後ろに戻す(止める)ための「キック」である。 そのため、ハムストリングスは体を前に進めるための筋肉であり、大腿四頭筋は前に進んでいた身体を止めるための筋肉である事が解る。

灰白質と白質が渾然となった領域も有り、網様体とよばれる。

網様体:脳幹部に存在。 脳では外側が灰白質、内側が白質。 脊髄では外側が白質、内側が灰白質。 どこかで灰白質と白質は混じり合う。 その部分が脳幹網様体

中心性チアノーゼ=動脈血酸素飽和度低下

末梢性チアノーゼ=動脈血酸素飽和度変化なし

末梢性チアノーゼは動脈硬化症や細血管の狭窄の結果で、酸素飽和度には問題ないのが普通。

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↑寝返り相ごと

 前鋸筋は、肋骨(第1~第9)腱弓を起始とし、肩甲骨と胸郭との間を後上方に走りながら、肩甲骨に停止する。 肩甲骨を前外方に引き、肩甲骨が固定されていると肋骨を引き上げる作用がある。拮抗筋は菱形筋。

触覚・固有感覚の経路(後索・内側毛帯路):一次ニューロンは脊髄に入ると同側の後索を上行。 そして、第六胸髄以下のニューロンは後索の内側寄りにある薄束を通る。それより上のニューロンは後索の外側にある楔状束を通る。 一次ニューロンは延髄に入るとそれぞれ薄束核、楔状束核と呼ばれる神経核シナプスを形成しニューロンを交代する。二次ニューロンは延髄で交叉し、内側毛帯と呼ばれる束になってさらに上行して視床の後外側腹側核に入り、三次ニューロンシナプスを形成。 三次ニューロン視床から大脳の内包後脚を通り、頭頂葉の中心後回(ブロードマンの脳地図の3,1,2野)にある感覚野に至り、触覚や固有感覚を感じる

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ローディングレスポンス(以下LR):イニシャルコンタクト(以下IC)の直後から始まり反対側の足部が地面から離れるまでの場面を言う。LRとは踵が地面についた瞬間から足底の全面が地面に接地するまでの、衝撃を吸収する時期。

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気胸とはなんらかの原因で肺に穴が開いてしまい、そこから肺の外側の胸腔内に空気が漏れ、肺がしぼんだ状態をいう。発症の原因により、外傷性気胸自然気胸の2つに大きく分けられる。

 

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支持面が変化すれば、支持基底面も変化する。安定性限界も前後左右で差異が生じる。

ヒトの静止立位姿勢は,両足底が床面上に作り出す. 支持基底面(BOS: Base of support)内を重心線が通過することによって成立している。

イニシャルコンタクトとは:歩行の最初に踵が地面に接する場面。つまりICとは歩くために振り出した足が地面に「初期接地(イニシャルコンタクト)する瞬間」

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 3つの楔状骨と立方骨:遠位足根骨を構成

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↑ローディングレスポンスでは、床反力が膝関節の後方を通っていく。 そうなると、膝関節は屈曲方向の力が働く。

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 リクライニング車椅子:リクライニングの角度は椅子と同じように90度近くにすることが理想。患者の状態や希望に合わせて45~80度くらいに保つ。膝は90度に曲げ、足はステップにしっかりと乗せる。体が安定しないようであれば、背中や頭の後ろにクッションを入れる。

高次脳機能 注意機能について:持続性注意  選択性注意  分配性注意  転換性注意

肩関節伸展 強力:広背筋 大円筋 三角筋(後部) 上腕三頭筋(長頭)

内腹斜筋:外腹斜筋の深層に存在。鼠径靱帯、腸骨稜、胸腰筋膜を起始とし、第10~12肋骨下縁および腹直筋鞘、白線に付着する。脊柱を曲げると同時に、骨盤を引き上げる作用がある。

脊柱管狭窄症リハビリ:お尻が後方へ突き出す歩行は、体幹前傾し腰椎前弯がつよかっている場合がある。すると、脊柱管がさらに狭まり神経を圧迫してしまう。腹筋を運動したり、ハムストリングスの運動をすることで骨盤後傾させることで、腰椎前弯増強を緩和させる。

脊柱管狭窄症では、疲労やしびれが確認されたら体幹を前傾させて休息すると、症状が緩和する。体幹伸展方向のモーメントは良くないともいえる。

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ローディングレスポンス:股関節20°屈曲位。イニシャルコンタクト(以下IC)の肢位の継続。 ICに引き続き股関節屈曲位を維持するために、大殿筋の収縮が重要。ハムストリングスも引き続き収縮し、仙腸関節を安定させる。 ICでは正中にあった重心が、立脚肢に移動してくるため、股関節内転筋・外転筋の収縮も起こる。

 

ローディングレスポンス 膝:強力な屈曲モーメントを制御するのが大腿四頭筋の遠心性収縮。この制御下での膝関節の15~20°屈曲は結果的に衝撃吸収の要となる。しかし、 ICでは完全伸展位(あるいは5°屈曲)で安定していた膝関節が、屈曲位となることで不安定となる。ここで重要となるのが大殿筋。大殿筋は股関節屈曲モーメントを制御し、結果的に股関節伸展力を生む。これが大腿骨遠位端を脛骨に押し付けて膝関節を安定化させる。

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プラスの感情はそのまま出す。マイナスの感情にどのように対処するのか考える。

マイナスの感情の時、プラスの言葉を出す事で感情をプラスにする事ができる。

神経修飾物質:神経細胞から放出される神経伝達物質のうち、脳全体に拡散的に投射され、持続的な効果を持つものの総称。ドーパミンセロトニンノルアドレナリンアセチルコリンなど。

 

肩関節内旋 肩甲下筋 大胸筋 広背筋 大円筋

膝関節完全進展位では膝は内旋 外旋しない
膝関節屈曲位では靭帯が緩むため外旋20° 内旋10°が可能

ショパール関節 横足根関節 距舟関節が主となって動く
底背屈 内外転 内返し 外返し が可能だが可動域は小さい

技能に関する長期記憶として、手続き記憶がある。
手続き記憶は忘れにくい。

大腿骨頭と、骨幹部は頚体角として120°~130°である。
大腿骨頭を上方から見ると、前方へ向いており、これを前捻角という。角度は10°~30°

肩関節伸展は:肩甲骨内転、下方回旋、前傾をともなう

肩甲骨の挙上:僧帽筋上部 肩甲挙筋 菱形筋

肩甲骨上方回旋:僧帽筋上部下部 前鋸筋

視床手:MP関節屈曲 PIP/DIP伸展 虫様筋のtoneが高いと出現。
パーキンソン症候群やリウマチ患者にみられる。

足の内がえし:後脛骨筋 長趾屈筋 
後脛骨筋は前脛骨筋よりも内がえしに強く関与する

すべての筋肉で強力な順番:大殿筋 大腿四頭筋 下腿三頭筋

下腿三頭筋は膝関節伸展位で最も底屈力が強い

大腿骨頭靭帯:股関節内転の時に緊張する。寛骨臼窩と大腿骨頭をつなぐ。
力学的機能はない。主として、大腿骨頭への血液供給を行う靭帯。

注意機能:持続 選択 配分 転換

 

筋収縮が強くなったように見える運動単位発射頻度 運動単位数増加 各運動単位の活動の同期化

骨盤を前傾させる背筋:脊柱起立筋群 短背筋群
短背筋群:半棘筋 多裂筋 回旋筋 棘間筋 横突間筋

 

関節包:外は線維関節包 内は滑膜
滑膜は滑液の分泌と吸収を担う

 

防御反応:直立で後方へ押されると足関節と足趾が背屈する。さらに上肢の前方挙上が生じる。

成長ホルモンにより骨端成長板の長径成長は促進される

体循環:左心室→大動脈→組織→大静脈→右心房
小循環:右心室→肺動脈→肺→肺静脈→左心房

自律神経は遠心性神
交感神経は胸髄 腰髄から出る
副交感神経は脳 仙髄から出る

肩甲骨下方回旋:小胸筋 菱形筋 肩甲挙筋

凹足腓腹筋 ヒラメ筋の弱化により生じる。

支持基底面の中心に近いところに重心線が落ちれば安定した立位姿勢がとれる。

血漿浸透圧電解質によって維持される
膠質浸透圧アルブミンによって維持される

肺実質とは、酸素を体内に取り込んだり、二酸化炭素炭酸ガス)を体外へ排出するガス交換の場のこと。

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左イニシャルコンタクト時に左へ傾いている。右のミッドスタンスかターミナルスタンスに問題がある可能性。

大腿骨頭靭帯:股関節内転で緊張。寛骨臼窩と大腿骨頭をむすぶ。大腿骨頭への血液供給が主となる。

伸張反射:筋紡錘伸張→Ⅰa線維(動的な筋長変化を検知)→シナプスを介して脊髄前角細胞へおくられる(1個のシナプスを介する単シナプス反射)→脊髄前角細胞内のα運動ニューロンが興奮し、軸索を介して筋線維に伝達されて、筋収縮が生じる。

信濃川(しなのがわ)は、新潟県および長野県を流れる一級河川信濃川水系の本流。新潟市日本海に注ぐ。このうち信濃川と呼ばれているのは新潟県域で、長野県にさかのぼると千曲川(ちくまがわ)と呼称が変わる。

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 ショパール関節:距舟関節がメイン。距骨 舟状骨 踵骨 立方骨で構成。

 肩甲骨の上方回旋:前鋸筋。僧帽筋上部 / 下部線維の共同した活動により出現

 

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小腰筋は人間の胸椎~腰椎の筋肉で脊柱の屈曲の補助を行う。

高齢者の骨粗鬆症性圧迫骨折は通常、自然に骨癒合が得られることがほとんど。しかし、まれに骨がつかないような状態が起こる。この状態を偽関節という。腰痛が続き、中には下肢麻痺や膀胱機能障害が起こる患者も。

偽関節までの治療であれば、長期間、固いコルセット(硬性コルセット)で粘ることによって、偽関節の周囲に化骨ができて痛みが軽減することがある。

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↑前庭機能と、それにより視野にとらえていたものを網膜上に保持する機能。

前庭機能により、頸部 体幹 下肢の筋緊張が調節されて姿勢調整される。

筋膜が緊張して酸欠状態が続く ⇒ 痛覚神経が興奮

後索-内側毛帯路:(意識できる)深部感覚振動覚や位置覚。筋・関節・皮下組織などの受容器から伝えられる感覚で、位置覚では関節の曲がり具合などからその位置や動きを察知する。

識別性触覚:触れている部位や、物体の性状がわかるような精密な触覚。「人差し指でコインを触っている」など。

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緩みの肢位(LPP:loose packed position):関節に生じるストレスが最小となる肢位(関節角度)を指す。 関節包や靭帯が緩み、関節面が最も離開している。

締まりの肢位(CPP:close packed position):関節包や靭帯が緊張している肢位であり、関節面が密着して固定される。 そのため、最も関節が安定している肢位である。

糖質とは炭水化物から食物繊維を引いたもの

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外側/内側大腿回旋動脈は、骨頭と骨頸部を栄養する。

 

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 ジムロジャーズ:人と異なる考え方をすれば、ほかの人には見えないものが見えてくる。それが成功への第一歩だ。もし、周りから自分の考えをバカにされたり、笑われたりしたら、大チャンスだと考えればいい。人と同じことをして成功した人は、いままでいないのだから。

 

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ロンベルク徴候:開眼時にはふらつきがない。閉眼時にはふらつく。

閉眼時には視覚からの情報がなくなる。閉眼時には深部感覚(脊髄性深部感覚でロンベルク徴候陽性)のみでバランスをとるのでふらつく。

前庭迷路性運動失調でもロンベルク徴候陽性となる。

※脊髄性運動失調は、脊髄後索ー内側毛帯路系の障害であらわれる。

赤血球:血液中の血球成分のほとんどを占める。赤血球の増加は、血液中の血球成分の割合である、ヘマトクリットの上昇となって現れる。正常のヘマトクリットは45%前後。これを超えて上昇すると、血球が密にあるために固まりやすい状態になり、血栓症のリスクが高まる。「赤血球の値が高いこと」のデメリットとしては、「血栓症の危険が増す」。真性多血症などで、病的にヘマトクリットが上昇する場合、定期的に血液を抜く瀉血療法の適応であり、ヘマトクリット45%を目標に瀉血を行う。

脊柱圧迫骨折後:保存療法で対応することが多い。「保存療法」ってどうするかといえば、基本的にはギプスやコルセットを巻いて患部をしばらく固定する。骨癒合が完成するまで約3ヶ月コルセットを継続して使用する。

脊柱圧迫骨折後コルセット経過とともに硬性コルセットから軟性コルセットに移行する。

皮質脊髄路:神経繊維の約80%は延髄腹側の錐体で交叉し,錐体側索路として反対側の脊髄側索に移行して脊髄を下る。交叉しなかったものも錐体前索路として脊髄前索内側を下行しながら交叉し,反対側の脊髄前角の運動細胞に連絡する。

黄色靭帯:脊柱は一つ一つの背骨の椎骨が椎間板というクッションが支えになって積み重なる構造。高齢になると椎間板が脆くなって椎骨を支える力が弱くなり、これを補完する為に黄色靭帯が椎骨を支えようと頑張る為にぶ厚くなる。椎間板が脆くなると椎間板が薄くなって椎骨と椎骨の間隔が狭くなり、狭くなった分だけ黄色靭帯がたわんでしまう。このたわみが前述の状態に拍車をかける。

立位前方リーチ動作:前足部への荷重が増す。足趾の働きが重要になる。

筋緊張と痛み:緊張状態というのは収縮してるということ。筋肉が収縮しているということは、ずっと力を入れているということ、酸欠でもあるし、エネルギー不足になっている、つまり、疲労していて痛みが出ている。

アンソニーロビンズ:「自分が怖いと思っているところに、焦点を当ててはいけない。自分が行きたいところに焦点を当てるんだ。」「私たちの人生を決めるのは、何を所有しているかではない。世の中に対してどのように貢献するかで決まるのだ。」「大切なのは、時折するようなことではなく、私たちがいつもしていることなのだ。」

インフルエンザB型:特に多いのが、一度熱が下がった後に再び発熱する(二峰性発熱)B型のインフルエンザに感染すると、主に消化器系に症状が現れる。具体的には腹痛や下痢といった症状が代表的。また、熱はA型インフルエンザよりも低く、長期間続く傾向がある。

カウンターアクティビティについて:これは腕を前に出した時に重心が前方へ移動するのを背面筋群で制御する反応。どちらかというと静的な姿勢の制御となる。

オキシトシン:末梢組織で働くホルモンとしての作用、中枢神経での神経伝達物質としての作用がある。末梢組織では主に平滑筋の収縮に関与し、分娩時に子宮収縮させる。また乳腺の筋線維を収縮させて乳汁分泌を促すなどの働きを持つ。このため臨床では子宮収縮薬や陣痛促進剤をはじめとして、さまざまな医学的場面で使用。

カウンターアクティビティー :やじろべえの様に重りでつり合いをとるカウンター ウェイトを利用した姿勢制御よりも高度で複雑な反応 である。

カウンターアクティビティーは筋活動で運動を制御することから強い筋力が必要であるとされる。

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メラトニン:光(明暗)の情報は視神経を介して視交叉上核に伝えられる。視交叉上核から発せられたリズムの信号は松果体へ伝えられ、松果体ではこの情報に応答してメラトニンが分泌される。

褥瘡予防と体位変換:時間間隔 基本的に2時間を超えない範囲で行います。 ただし褥瘡予防マット(体圧分散寝具)の種類や骨の突き出し具合によって個人差はある。 粘弾性フォームマットレスや上敷二層式エアマットレスなどを使用する場合、体位変換の間隔は4時間を超えない範囲で行ってもよい

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骨盤前傾:脊柱起立筋群(棘筋 最長筋 腸肋筋)大腰筋 小腰筋 腸骨筋 大腿直筋

慢性硬膜下血腫とは、頭部外傷後慢性期(通常1~2ヶ月後)に頭部の頭蓋骨の下にある脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血(血腫)が貯まる病気で、血腫が脳を圧迫して様々な症状がみられる。

慢性硬膜下血腫とは、軽微な頭部外傷などの後、1~2ヶ月かけて、脳を覆っている硬膜と脳との隙間に血が貯まってくる病気。血腫が脳を圧迫した結果、頭痛、物忘れ、認知症症状などの精神症状、失禁、半身に力が入らない、歩行障害、などの症状を呈する。パーキンソン症候群を呈することもある。

前鋸筋は1~9番目の肋骨側面の中⇒肩甲骨の裏側に接合。前鋸筋を鍛えるプッシュアップをセレイタスプッシュアップという。腕立て伏せの姿勢で、肘を伸展させたまま、肩甲骨を内転⇒外転させる。左右の手の位置は近いほうがいい。

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体がどちらを向いているか、どれくらい傾いているか、動いているかどうかといった情報は運動能力のある生物においては重要。このような情報を受け取るのが平衡感覚。一般的に、体に働く加速度を受け取る形で得られ、それを受容する装置は平衡胞といわれる。ヒトの場合、内耳がその役割を持つ。

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黄色靭帯、椎間関節(椎弓同士による関節)により脊髄馬尾神経が圧せられる。

 

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歩幅:成人平均=身長×0.45  身長170cmならば76.5cmとなる。    片麻痺患者の麻痺側背屈制限があると、麻痺側下腿が前傾しない、麻痺側股関節が伸展しない・・・・結果、健側歩幅は減少。

歩行時股関節内外旋筋:股関節内旋筋及び外旋筋は、股関節を回旋させる以外の機能として歩行時に同時収縮による安定性の役割や遠心性収縮による制御としての役割がある。そのため両筋群の筋出力の優位性を把握する。股関節内外旋筋出力の優位性は、一般的に外旋筋出力の方が高いとされている。

ヘマトクリット:血液(ヘマト)中に占める赤血球の体積の割合を示す数値。貧血検査などに利用される。全ての血液100ml中の赤血球容積の割合を%で表現している。成人男性で40-50%(平均45%)、成人女性で35-45%(平均40%)程度が正常値。ヘマトクリット値が低いと貧血。

反張膝:反張膝が最もみられるのが、歩行時のローディングレスポンス(立脚相初期〜中期)。昔の文献では、反張膝の原因として大腿四頭筋の筋力低下と書かれている。立脚相初期〜中期では前脛骨筋・内側ハムストリングス大臀筋が活動。立脚相初期〜中期では股関節が伸展していく時期。股関節が伸展できないと安定化されないため、大腿四頭筋が過剰に働き、股関節と膝関節の安定化を得ようとする。この股関節伸展をするためには、前脛骨筋にてしっかりと脛骨を安定させた状態で、ハムストリングス大臀筋が重要。

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大腿四頭筋 の筋活動 パターンは若年者, 老年者 ともに各筋 の 活動は遊脚後期より始まり立脚初期に筋活動のピークがみられる。このピーク値 の平均をみると若年者は外側 広筋11%, 内側広筋8%, 大腿直筋6%, 中間広筋11% 。老年者では外側広 筋22%, 内側広筋27%, 大腿直筋21%と 若年者と比較して大きい値を示した。

◯ロコモーターユニット◯ 下半身や動作を行う上での骨盤、両下肢のことを指す。言葉を直訳すると「loco moter=歩行運動(loco=機関車 moter=エンジン)」。

パッセンジャーユニット◯ 上半身や動作を行う上での体幹、両上肢のことを指す。言葉を直訳すると「passenger=荷物」。

この2つがうまく相互に影響しあうことで歩行は成り立つ。バランスが重要であり、上方にあるパッセンジャーのバランスが取れてないとロコモーターは過剰に働くため、下肢の筋力を過剰に働かせてしまう。

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☝疾患と浮腫について。ミネラルバランス、アルブミン低下、肝臓疾患等でも浮腫は起こる。

ロッカー機能:①ヒールロッカー,②アンクル ロッカー,③フォアフットロッカーがある。ヒールロッカーは初期接地直後から荷重応答期に起こる 戦略.正常歩行では初期接地からわずか 0.02 秒 の後に身体重量の約 60%が接地脚に加重されるといわ れており 2) ,荷重応答期に行われるヒールロッカーの機能的意義は衝撃吸収の意味合いが強い。

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Ankle Rocker は足底接地から踵離地にかけての、足関節を中心とした回転運動のこと。 踵接地から足底接地にかけては膝関節は屈曲位となっているが、前方への推進力を生み出すためには膝関節が伸展していく必要がある。この時の膝関節伸展は、股関節と足関節の協調した働きによって起こる。 Ankle Rocker の初期に、下腿三頭筋など底屈筋群の遠心性収縮により脛骨の前方回転にブレーキがかかります。同時に股関節では大殿筋や大内転筋により大腿骨が伸展方向に回転。その結果、回転速度の落ちた脛骨の上に大腿骨が乗り上げるような形で、膝関節が伸展して前方への推進力形成につながる。

フットインザドアとは、段階的要請法と呼ばれており、まずは小さな頼みごとを承諾させてから、徐々に大きな頼みごとを承諾させていく手法。 ”フットインザドア”には、「一貫性の原理」が大きく関わる。 「一貫性の原理」とは、人間には一度決心した行動や発言、信念などを貫き通したいと思う心理的な作用。

 

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☝フォアフットロッカー。ロッカーファンクションのひとつ。

戒名(かいみょう):仏教において、戒を守ることを誓った(受戒した)者に与えられる名前。仏門に入った証であり、戒律を守る証。戒名の授与は、上座部仏教大乗仏教の両方で行われており、多くの場合、出家修道者に対して授戒の師僧によって与えられる。

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非対称性緊張性頸反射:大脳の発達に伴い、生後4カ月を過ぎた頃から見られなくなる。

浅指屈筋は第2〜5指PIP関節の屈曲、手関節の掌屈 作用をもつ。 上腕尺骨頭(上腕骨内側上顆),橈骨頭から起こり、第2〜5指中節骨底で停止。

深指屈筋は第2〜5指DIP関節の屈曲、手関節の掌屈を行う。 尺骨前面、前腕骨間膜から起こり、第2〜5指末節骨底で停止する。

膝 伸筋 貢献度:中間広筋 外側広筋 内側広筋 大腿直筋

膝 屈筋 貢献度:半膜様筋 半腱様筋 大腿二頭筋 腓腹筋

脊髄側索障害性疾患錐体路障害

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大内転筋:股関節の内転、内旋、伸展を行う。起始・・恥骨下枝の前面および坐骨(下)枝の前面から坐骨結節までの間。筋腹は2つに分かれ、一部は筋のまま大腿骨粗線の内側唇に停止。他は腱となって大腿骨の内側上顆の内転筋結節で停止。

産業革命:18世紀半ばから19世紀にかけて起こった一連の産業の変革と、それに伴う社会構造の変革のこと。産業革命において特に重要な変革は、綿織物の生産過程における様々な技術革新、製鉄業の成長、そしてなによりも蒸気機関の開発による動力源の刷新が挙げられる。これによって工場制機械工業が成立し、また蒸気機関交通機関への応用によって蒸気船や鉄道が発明されたことにより交通革命が起こったことも重要である

リウマチ性多発筋痛症:欧米の診断基準

1ヶ月以上続く、首、肩、骨盤周囲のうちの2部位の両側性の痛み、こわばり

1時間以上の朝のこわばり(手)

プレドニゾロン20mg以下で劇的な改善

その他のリウマチ疾患が除外できること

50歳以上であること

血沈が40mm以上であること  

これらの全ての症状が揃ったものをPMRとする

プレドニゾロン:合成副腎皮質ホルモン剤ステロイド)で、炎症やアレルギー症状を改善したり、免疫抑制等 働きがある。

エルサレム「新市街」と「旧市街」に分かれている。石造りの街が旧市街で、ユダヤ教キリスト教イスラムの聖地だという。

死海:西にイスラエル、東にヨルダンに接する。日本の海より、透き通っている。普通の海水の約4~6倍の塩分 (20~25%) が含まれる。ほとんどの生物が生息できない。そのため、水がきれい。海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海の湖水は約30%の濃度。濃い塩分濃度のため、湖水の比重が大きくなり、結果、浮力も大きいので、人が死海に入って沈むことは困難。

脊髄小脳路 意識できない深部感覚を伝える。筋紡錘や腱紡錘から伝わる、筋の長さや筋緊張のこと。小脳が障害されてこの機能が損なわれると、姿勢の保持や歩行の調節などができなくなり、酩酊歩行と呼ばれる状態になる。

仙腸関節:以下、仙腸関節を安定化させる機構

①後方を斜めに走る系 広背筋→胸腰筋膜→対側の大殿筋

②前方を斜めに走る系 腹斜筋群→前腹部筋膜→対側の内転筋

③深部を縦に走る系 脊柱起立筋→胸腰筋膜深層部→仙結節靱帯→大腿二頭筋

④外側を走る系中殿筋、小殿筋、対側の内転筋

視床下核大脳基底核を構成する核のひとつ。大脳皮質から興奮性入力を、淡蒼球外節から抑制性入力を受け、淡蒼球外節・内節、黒質網様部に興奮性投射を送る。視床下核が障害を受けるとヘミバリスムを来す。パーキンソン病に対する脳深部刺激療法(DBS)のターゲットとして注目されている。

ミルキングアクション:全身の血液は、心臓のポンプ作用(血圧)によって循環。立った状態では、下半身の血液は重力に逆らいながら心臓へ戻される。心臓だけでは高負担となるため、下半身の筋肉が収縮・弛緩を繰り返し血液が心臓へ送られる。

小学校3年生頃でも非対称性緊張性頸反射(ATNR)が残存し、後方の保護伸展反応が出現していない症例。立ち直り反応や姿勢反射の異常を持つ児は、パーキンソン病の高齢者と同様に、脊椎の軸を中心とした回旋運動、すなわち寝返りなどの動作が苦手である。

幼児で非対称性緊張性頸反射(ATNR)が残存すると、四つ這い位で頭部を回旋する時、頭側の肘関節が屈曲し、顔側の肘関節は伸展する(図12)。

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半側空間無視の原因病巣は、側頭-頭頂接合部付近以外にも、いろいろ原因部がある。急性期の重度の半側空間無視患者は、しばしばベッド上で頭部、眼球を右方へ向ける。正面を向いている場合でも、左側から声をかけても気づかず右側を探す。食事では、左側の皿に手を付けない、茶碗の右半分だけを食べたりする。曲がり角では行先によらず右折しやすい。半側空間無視患者は、左側の見落としについての病識が欠如している。経過とともに、「左側を見落とすので注意しているようにしています」などと述べるようになる場合があるが、「自分ではきちんと見ているつもり」であり、真の病識は乏しい。

ボルタレン:炎症や痛み、発熱の原因とされるプロスタグランジンという生体内の物質ができる量を減らすことにより、炎症や腫れ、筋肉や関節の痛みを軽くし、発熱がある場合は熱を下げる。通常、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、手術後・抜歯後などの鎮痛・消炎や急性上気道炎の鎮痛、解熱に使用。

カロナールはセレコックスに比べると効きは穏やか。しかし、高齢者に投与するときは慎重さを要す。

痛みを抑える強さ=ボルタレン  持続性=セレコックス

 

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ゴルジ腱器官: 筋張力を検知する固有受容器。錘外筋線維と直列に分布。筋と腱の接合部分、あるいは靭帯や関節の中にある。閾値は高い。ゴルジ腱器官の機能は反射抑制。腱の伸長によりα運動ニューロンを抑制。筋に非常に高い張力が発生すると腱が伸長され、ゴルジ腱器官が活動して脊髄に信号をフィードバックし、錘外筋線維を支配するα運動ニューロンの活動を抑制して筋の張力を減少させる。防御機構の1つ。

ゴルジ腱器官と筋線維疲労したときに反射抑制が低下して筋力を維持するために別の運動単位を動員させるような機構も存在。ゴルジ腱器官は別々の筋線維の張力を等しくするという役割も持っている。

筋緊張亢進とブラジキニンについて:虚血による酸素供給低下⇒細胞の嫌気性代謝が生じて細胞内のpHが低下⇒ブラジキニン増加⇒痛みを感じる。狭心症による胸痛や運動後の筋痛の機序の一つ。

大腿脛骨角(FTA:前額面において大腿骨長軸と脛骨長軸とにより形成される角度。正常は175° FTAが減少すれば、外反膝。FTAが増せば、内反膝。

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半月板軟骨組織。膝関節の左右に半円形ずつ1対の三日月状の板が合わせて円環状に位置。「外側半月板」と「内側半月板」。2つの半月板の間を「前十字靱帯」と「後十字靱帯」が分断し、大腿骨と脛骨をつなぐ。半月板の上面は大腿骨の球状の面に沿っており、下面は脛骨の平らな形状に沿っている。

悩み:不安(未来) 後悔(過去) 恐れ(現在)不安は思っても解決しない。後悔は今をよりよく生きなければ解決しない。今を生きる事が解決の糸口。

随意運動とα―γ連関:一般に大脳皮質運動野から下行してきた運動指令はα運動ニューロンとγ運動ニューロンの両方に伝えられる。γ運動ニューロンの興奮は筋紡錘―Ia群線維を経てα運動ニューロンに伝わる。つまり、骨格筋の収縮は2種類の経路―α経路とγ経路―により行われる。実際、Ia群線維の活動は随意運動時に上昇する。これにより、筋肉収縮時に筋紡錘が脱負荷となる状態を避けていると考えられる.

 FRT: (1) 両足が触れない程度に足を広げ立つ。 (2) 壁側の腕を90度上げる。 (3) 手指は伸ばし、中指の位置を記録。 ※文献によっては軽く握って行うと説明。 (4) できるだけ前方に手を伸ばす。 (5) 最大限に手を伸ばした場所で、中指の位置を記録。測定は3回実施し、最後の2回の平均値を計算。

Ⅰa群線維は筋伸張の速度に敏感に反応。

Ⅱ群線維は静的な筋の長さの変化に応答する。

Ⅰa群線維、Ⅱ群線維は脊髄でα運動ニューロン or 介在ニューロンシナプス結合

錘内筋への遠心性線維はγ運動ニューロンが主体となり、伸展受容器としての感度を調節している。
動的γ線維は核袋線維を支配。静的γ線維は静的核袋および核鎖線維を支配。
筋が収縮すると錘内筋も緩んだ状態になるので筋紡錘の 感度 は低下する。そこでその感度を上げ、筋の長さや伸張速度を敏感に感知するためにγ運動ニューロンが錘内筋を収縮させる。

「後方を斜めに走る系(広背筋⇒胸腰筋膜⇒対側大殿筋)」は歩行においても重要。踵接地時の踵→下腿→ハムストリングスと大殿筋→仙結節靱帯→仙骨と対側の仙腸関節→胸腰筋膜→広背筋→僧帽筋下部から上部or上腕三頭筋に分岐→顎関節と頭蓋骨という力の伝達があるので、後方斜めを走る系は重要。

正常な筋膜の働き評価方法。①被検者は腹臥位に。②検者はハムストリングス大臀筋、両側の脊柱起立筋を触知。③被検者は触知されている側の下肢の、股関節を伸展(自動運動)。④股関節伸展側と対側or同側の、どちらの脊柱起立筋の収縮感が強いのかを評価。⑤股関節伸展側と対側の脊柱起立筋の方が、収縮感が強ければ正常。※同側の脊柱起立筋の方が収縮感が強い場合、同側の大殿筋と胸腰筋膜の滑走性低下や、同側の大腿筋膜張筋との滑走性低下の可能性が考えられる。リリースで滑走性改善を図り、再度評価。

環椎は椎骨のうち一番頭側にある骨、第一頚椎。Cervix(頚椎はVertebra cervicalisという)の一番目のため、C1と呼ばれる。第二頚椎である軸椎とともに頭蓋骨と脊椎をつなぐ関節を形成。

他の椎骨と異なり、環椎と軸椎は可動域が非常に大きい

環椎の特徴のひとつは、椎体を持たないこと。環椎の椎体は第二頚椎である軸椎のそれと癒合している。もうひとつの特徴として、棘突起を持たない。環椎はリング状で、前後のアーチ(弓)と外側塊と呼ばれる厚い部分から構成。

腰部の筋疲労では前後方向の重心動揺が増大する。

下腿部の筋疲労では片脚立位の前後方向の重心動揺が増大している

股関節周囲の筋疲労のほうが重心動揺に大きな影響を与えた。股関節外転筋の筋疲労においても同様に姿勢の安定に影響を及ぼす

ひな人形内裏雛(だいりびな)三人官女 五人囃子 随身 仕丁(しちょう)

三賢女清少納言 小野小町 紫式部 メーカーが制定  

肺機能検査:肺に入った酸素が血液中の赤血球に取り込まれる。同時に、体内で生じた二酸化炭素を運んできた血液は、それを肺に吐き出して吐く息とともに外部放出。肺で酸素と炭酸ガスを交換するこの働きを「換気機能」。この機能を調べる検査。

ドローイン(臍引き運動、腹部引き込み運動)について。
体幹運動の基本的なやり方。腰痛や椎体骨折の方などにも行ってもらう。
やり方としては
①仰向けに寝る
②息をゆっくりとはきながら、お腹をゆっくりとへこませる。
③ ②を数回行い、少し休んだ後に繰り返す

効果として
①腹部から背中にかけて包む腹横筋を鍛える
②腹横筋の筋収縮の高まりが、背中と腰を覆っている
 胸腰筋膜の張力を高め腰椎の安定性を高める
③腰痛が起こりにくくなる

行う時のポイント
①呼吸を止めない→止めると腹横筋の収縮が弱まる
②力を入れすぎない→内腹斜筋など他の筋肉が動いてしまう
仰向けになる

息をゆっくりとはきながら、お腹をゆっくりとへこませる。

赤丸のあたりにある骨の突起(上前腸骨棘)より3~5cm程度
内側、下方に指を置く。筋肉の収縮があればそれは内腹斜筋であり、力を入れすぎている

TUG:① 開始肢位は背もたれに軽くもたれかけ、手は大腿部の上に置いた姿勢。その際、両足が床に着くように配慮。② 椅子から立ち上がり、3m先の目印を回って、再び椅子に座るまでの時間を測定。0m地点は椅子の前脚とし、3m地点はコーンの中心。③ 測定者の掛け声に従い、一連の動作を「通常の歩行速度」と「最大の歩行速度」 で 1 回ずつ(計2回)行う。 ④ E-SAS に用いるのは「最大の歩行速度」での値。 ⑤ 測定者は対象者の身体の一部が動き出すときからお尻が接地するまでの時間を 計測。厳密な規定ではなく、立ってから座るまでと理解 ⑥ コーンの回り方は対象者の自由とする。⑦ 2 回の測定後、小さい値(速い時間)の方を採用とし、秒数の小数点以下 1 桁 までを記入。(2 桁目は四捨五入) ⑧ 日常生活において歩行補助具を使用している場合には、使用。 ⑨ 椅子については、オリジナルは肘掛タイプだが、肘掛が無くても構わない。

 

寝返り体幹屈曲パターン:A群では、体幹伸展が寝返り早期にピークを迎えた後、体幹屈曲に切り替わり 徐々に体幹屈曲・右側屈角度が増大し、寝返り後半に体幹右側屈角度がピークを迎える動作パターンである。結果からA群を「体幹屈曲パターン」とする。

 

寝返り体幹伸展パターン:B群では体幹屈曲が寝返り中盤にピークを迎えた後,体幹伸展に切り替わり徐々に体幹伸展角度が増大し,寝返り終盤に体幹伸展角度がピークを迎える動作パターンである。結果から,B群を「体幹伸展パターン』とする。

 

寝返り体幹回旋パターン(骨盤先行)

局所性ジストニア:部分的な筋肉の収縮や固縮、振戦が起こること。痙性斜頸や眼瞼下垂、口・顎ジストニアなど局所的に起こる。患者の中には全身に症状が現れる場合もある。脳波、MRI、CT、SPECT検査では、異常が見られないが筋電図検査などでは、明らかに病変が認められる。最終的に異常をきたす部位が抹消神経系で起こることが多い。大脳基底核や上部脳幹、小脳など中枢神経が集まる部位において何らかの電気信号が阻害や遮断によって起こると考えられているが原因は不明。

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ワーキングメモリ:短期記憶を用いた情報処理能力。

短背筋:棘間筋 横突間筋 後頭下筋 の3つ

脳幹(brain stem)は、広義には中脳、延髄、橋に間脳を含む部位。狭義には中脳と延髄と橋のみ。

本態性振戦について、本態性とは原因不明ということを意味する。小脳、視床、脳幹などの脳の特定エリア間の伝達異常によって生じる。遺伝で生じるケースもある。振戦の家族歴がない人が発症することもある。40歳以上の年齢層では、16人に1人くらいの人がかかる。

本態性振戦は動作時振戦、パーキンソン病の振戦は安静時振戦。何かさせようとすると震える、特に腕を少し持ち上げるなど、特定の肢位をとらせると震えるのが本態性振戦。

静止させると目立つのがパーキンソン病の振戦。動作時には止まる。

アテトーゼ型の脳性麻痺では、振戦と言うよりも、意思に反して変な姿勢、肢位になることが目立つ。

偽関節とは骨折部の骨癒合プロセスが完全に停止したもの。骨折の重篤な後遺症。 骨折部不安定、血行不良、骨癒合の始めに形成される血腫の流出、糖尿病などの疾患により発生。 偽関節では骨折端の間が結合組織で埋められ、異常可動性を認める。

偽関節の可動性:本来は一体となっていて動かないはずの部分が壊れたままで,動いてしまうのが関節みたいに見える。くっついてもすぐ壊れてしまう場合も含む。関節と違って,偽関節付近をまたぐ筋肉があるわけじゃないので屈曲伸展という概念はない。

ヒトの場合上から順に頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎4個の33個存在するが、仙椎および尾椎はそれぞれ癒合しており、仙骨および尾骨と呼ばれる。

スタンダード・プリコーション:標準予防策の10項目。1.手指衛生 2.個人防護具(PPE) 3.手袋、ガウン、マスク、ゴーグル、フェイスシールド 4.患者配置 5.患者ケア器材・器具・機器の取り扱い 6.環境の維持管理 7.リネンの取り扱い 8.労働者の安全(鋭利器材の取扱) 9.呼吸器衛生/咳エチケット 10.安全な注射手技 11.特別な腰椎穿刺手技のための感染制御策

インバウンド:外国人が訪れてくる旅行のこと。 日本へのインバウンドを訪日外国人旅行という。 これに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)または海外旅行という。

インバウンド消費とは、訪日外国人観光客による日本国内での消費活動を指す。

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右股関節伸筋の強化の必要あり。

FIM:歩行補助具の使用無しで50m歩ける場合は7点であるが、歩行時間は健常の3倍かかっているため、修正自立で6。

FIM:最小限の介助で50mの歩行が可能な場合3。

FIM:近位監視で50mの歩行可能な場合、5。

FIM:装具装着で15m以上50m以下の歩行が可能な場合、5。

15m以上50m以下の歩行が可能で声かけが必要な場合、2以下である。